晴天の日、6日振りの在宅訪問 学生時代の部活ハワイアン。
本日はよく晴れた。
今月の在宅回りは急用でない人は休もう、と看護師と話していた。
しかるに午前中、家の周囲が除雪されていますので来て下さい、という電話があった。T字の県道の一つが除雪され、車を出せるようになったので是非も無くお寄りした。
お宅の周囲と道路からのアプローチは広くしっかり除雪されている。
92才のお爺さんが、俺がやると言ってスコップを握ったらしい。力が余ってお隣のも片付けたという。
人様にありがとう、と言われるとつい喜んでやってしまうのです、と娘さんの話。
二年ほど前に心不全で病院の世話になった大柄なお爺さん。体重を減らしましょうと取り組み10キロは痩せた。以前は何かとゼーゼーしていたのにお隣の分まで除雪とは本当に驚いた。
でも無理は禁物、当分ひどい寒波はなさそうなのでしばらくは大事にしてもらいたい。
ベッドのおばあさんも毎日歩行を練習され、春の外出が待ち遠しいと仰った。
本日の温かな日射しが皆さんをいっそう明るく活気づけているように感じた。
手前は除雪された道。
突き当たった県道は本日もこの状態だった。
ザクザクとした不安定なデコボコ道は歩行も苦労し、まだ自家用車は無理。
歩いて来院された方が、生まれて初めて杖を使いましたと仰った。
例年以上に歩いたり除雪をしたりの今冬。運動不足で太りがちとなる冬の様子が少し異なっている。
真冬にハワイアン曲「Drifting And Dreaming」。
曲は“漂い夢見る”あるいは“ウトウトしながら夢見る”という意味でしょうか。
実は学生時代、私は部活でハワイアンバンドに所属していました。
懐かしいこの曲は、ウクレレ片手に声を張り上げてK君と歌っていました。担当は上のパートのコーラスで、楽器はウクレレとフル-ト、後年司会もさせられていました。先輩たちはモダンなハワイアンを目指し、熱心にコードを分析しアンサンブルやオブリガートを研究していました。K君のやわらかな良い声も忘れられません。
ついに長年の内緒、学生時代の実態を告白してしまいました。いつかコロナが終わり、生きながらえていたなら何枚かある当時の写真を掲載してみようと思っています。
それにしましても私を部活に誘ってくれ、ギターやベースを弾いたSが昨年亡くなったのは、今にして人生観が変わるほど悲しいことでした。
除雪車が来てお濃茶を飲んだ 本日のヒヨドリとスズメ ひもじい白鳥が県道を歩いたという。
本日午後仕事場から8号線に出る県道が除雪された。
最悪だった11日午前の様子。
雨によって減った昨日13日夕刻。まだ向こうで行き止まりになる。
きれいになった。
但し浜線はまだであり、明日になるのか。
ところであれだけ賑やかだったスズメたちが、本日は7,8羽に減っている。
どこへ行ったのだろう。
彼らは雪溶けで現れた木の芽も食べるようであり、ある程度餌が自由になったのか。あるいは渡りを行っていた一群で、空腹を満たした後再び旅の途に就いたのか。鳥と話できるなら聞いてみたいところ。
本日のヒヨドリ。
スズメが減って淋しそうに見えなくもない。明日スズメは来るだろうか。
道が切れたのを記念して夕食後甘納豆を口にし濃茶を服した。
(卓上で練りました)
本日来られた方が、白鳥が朝日池近くの県道を歩いていたと仰った。轢かないよう車はゆっくり後を走ったらしい。
豪雪によって白鳥や雁たちが飢えに直面しているのは容易に想像できる。道路に出たとて食べ物にはありつけるはずがない。
折角当地へ沢山飛来したというのにとても気の毒だ。
雨と気温上昇で雪が減った スズメとヒヨドリ 幸福とコロナ脱出。
昨日の雨と気温上昇で上越市大潟区の仕事場周囲の雪はほぼ半減した。
車の前も片付いた。
しかし道路除雪が進まず、近くの国道へは出れず、
数十メートル先の主要県道(浜線)も道路とは言えない状況。
午前中10名前後の方を診て同じ数の方達にお薬をお出しした。
午後の高齢者施設出向は無理せず休んだ。施設ナースに電話で相談をし処方をした。気になる方が落ち着いていてほっとした。
暇になった午後、二階から鳥たちに沢山餌を撒いた。
スズメはさらに数が増えた。案の定一羽のヒヨドリVSスズメの群が展開された。
ヒヨドリにしてみれば、この餌は全て自分の物だと本気で思っていることだろう。
様子を見てスズメを追い払うが、スズメたちは上手にやって来て食べる。
両者素早いため写真に撮るのは難しいがたまに上手く行くことがある。
ゲームをしているような両者。豪雪中、ナッツ類まで混じる餌は夢の世界のものではなかろうか。
さて鳥はこのくらいにして、いくら何でも道路が開いてくれないと困る。
このような生活をしていると、緊急事態宣言などは他国の出来事のように感じる。
それにしてもなぜ大勢の、長時間の、飲食が駄目なのか、根本から分かりやすく説明しなければ大して効果は期待できない。
あるいは当地であっても、自らのことであっても、いつ如何なることが起きるかも予測はできない。
昨年無雪、今年超豪雪。
宣言の急所が説明出来ないかぎりコロナも天気と同じ、ということになりかねない。
ヘンリー・マンシーニによる「酒とバラの日々」
良き過去を振り返ることは分かりやすい幸福の一つ。
私は酒が弱くほとんど飲めないけれど、いっときでもよいからバラの日々(酒ではないが幸福)に触れたいと願っている。
ところで緊急事態宣言などの以前、人はどれだけ幸福だったかでコロナへの身構えが違ってくるのではと、ふと思う。
曲がりなりにも幸福を感じていた人とそうでない人では脱出の真剣さに相違がありはしないか、ということである。
「不幸を減らす」、「出来れば幸福に」。
人生も政治もそれしかない。
コロナの先にあるはずの幸福を説明するのは大事な宿題だ。
餌台に来たスズメ だれかに似ているヒヨドリ 道路除雪が止まっている。
豪雪で飢餓が心配される鳥のために、昨日二階の手すりに小さな餌台を設えた。
さっそく夕刻にヒヨドリが来てパンくずをついばんだ。そして本日思った通りスズメがやってきた。
縄張り意識が異常に強いヒヨドリ。
たいてい餌場ではこの鳥VSほかの鳥の構図になる。
風貌がだれかに似ている。トランプ氏だと分かって可笑しかった。
スズメはどんどん増えて夕方は30羽ほどになった。
シジュウカラが一羽顔を見せたのも嬉しい。
丸3日降り続いた大雪で周辺の道は車が通行不能のまま本日火曜日を迎えた。
10数人の方が受診され、20人ほどの方は本人に代わって健常なご家族や知人が処方箋をもらいに来られた。受診した方の中には、車が来る国道まで送ってもらいそこから徒歩、受信後降りたところでまた落ち合うなど工夫をされていた。
会社でも、交通事情で部分的に休みにしたところが多かったようだ。
かなり主要な生活道路で交通が回復していない。
明日はどうなるか分からないが、普段なら朝から耳にするはずの除雪車の音が、本日全く聞こえてこない。
数年来の小雪などから、除雪事業者数あるいは内容が減ってしまったのだろうか。あるいは多方面の除雪で手が回らないのか。
明日は施設出向の日で、場所は4キロ少々先にある。方法を考えなければ、、、。
豪雪でロックダウン 鳥たち 花火の下絵 昔の豪雪 除雪機と明日のこと。
振り返ってもこれだけの雪を思い出せない。
子どものころは沢山降った、という話をするが、背が小さかったので多少の雪も大雪に感じたのだろう。
本日日中は除雪車はおろか車一台見ることはなかった。車が通れるように除雪が出来なかったのである。
車庫前の県道がこれ。
消雪パイプも効かず300メートル先の国道8号線に出れない。
道路にパタパタと音がして鳥が弱々しく舞い降りた。餌を求めているのである。
名はなんという鳥だろう、あまりにひもじくて姿が変わってしまったのか。
昨日付けた餌台に来たのは、案の定ヒヨドリだった。
明日はスズメが来るかもしれない。
トイレの窓に雪が押し寄せ、美人がが浮かび上がった。
それらしく見えるでしょうか。
飾りですが潟町の自宅廊下のランプ。
学生時代の豪雪で使用したことがあり、猛烈にすすが出た。
本日5枚目の下絵を描きました。
上掲の写真を見ながら以下「鵜の浜温泉の花火」です。
鉛筆による下絵(A4)です。まだ色々工夫しなければなりません。
幾つか花火のパターンを変えて数枚の本画を描ければと祈って?います。
さて明日から仕事。
除雪機のお蔭で仕事場周囲に4台分の駐車スペースが空いた。しかし道路が現状のままなら、受診は歩きでしょう。その前にスタッフは来れるだろうか。あるいは車の往診も出来そうにない。
そもそも降り始めの9日は二件の診療をしただけだった。本日遠くで救急車の音がしてどきっとした。
ところで昭和の豪雪で数日間タクシーを頼んで往診をしたことがあった。ある日ザクザクしたデコボコ道で大いに揺られた挙げ句動けなくなった。運転手さんがスコップを持って降り、私がハンドルを握って脱出を計るなど浮き世離れした出来事があった。
あるいは運転代行が始まって間もなくのこと、凍った夜間の利用で会社の車が滑って進めなくなった。会社の二人が押して私がその車のハンドルを握った。
驚いたことに運転席のクラッチ手前の床に大きな穴が開いていて、下が見えたのである。
車検はどうやって通してのだろう。過ぎてしまえばのどかな時代だったと言える。
当時の冬期はRF車がせいぜいで、面倒なチェーンはよく切れた。往診も多く、道中しばしば通行中の人から押して貰った。間もなく出現したスパイクタイヤは驚くほど高性能だったが、すぐに禁止となり、現在のスタッドレス4駆の時代になった。
夜間追加です。
静かな空からコウコウと白鳥たちの声が繰り返し聞こえます。
豪雪で田が深い雪に覆われ食餌ができなくなり、夜空をさまよっているのでしょう。
信越国境を越えた群馬県や栃木県の田なら、雪がなく食餌ができるかもしれません。
鳥たちにも厳しい冬になっています。
除雪の日々 豪雪の鳥たち セレブはパーティーや演説ではなくさらに寄付を続けて コロナがあぶり出す時代の劣化。
昨日よりさらに降った本日、上越市ホームページの小さくて見にくい報告によれば、本日大潟区の積雪は155センチと載っている。但し24時間降雪は105センチとあり、猛烈な降りは浜雪というのだろう。
午前にカーポートの除雪をした。
二階からみた様子。驚きの昨日をさらに越えた。
矢印のところに車のお尻が見える。
雪は圧倒的な量になった。明日屋根の雪下ろしをしてもらえるようだ。
いずれにしても広く下をきれいにする必要がある。
その車の前の様子。矢印の所に県道がある。
手前は雪をかぶったフロント。
除雪一時間余、前を広げて県道に繋げた。
雪掻きは体を使うが、やった分だけ目に見えて結果が現れる。
しかし切りが無いので、やり過ぎないようにしなければならない。
申し分けない、妻の車は後回し。
その県道はこのような有様。
幸い消雪パイプがついているため、一台は通れる。
だがめったに車は来ない。
知り合いがその道に入って来た。頼まれごとをされる人で、後から後から忙しいという。除雪されていない生活道路もあるらしい。
先生も気を付けてと、凸凹道を走って行った。
雪掻きの時、コウコウと言って六羽の白鳥が東方へ飛んで行った、表情が見えるほど低空だった。空腹で高く飛べないのだろうと思った。
また暮れる頃、久し振りにスズメの鳴き声を聞いた。どこで何を食べているのやら、、、。
二階の手すりにパンくずを置いてみた。
時節柄鳥どころではないのだが。
さて雪のため地域は完璧な自粛生活になっている。その折の新潟市の成人式にはどれだけ参加があったのだろう。
これは感染があったか無かったかではなく、いまどき何をしたかの問題にほかならない。
一方ウイルスは快適に過ごしていることだろう。
何もしなくとも若者達が感染・増殖を引き受け、あちこちへ自由にばらまいてくれる。
そうかと思えば、高齢者の感染死亡は寿命だと、某漫画家の評論家が人を集めて演説している。
そのくらいの覚悟はできているので、他人が声を大にして言うことではない。
空腹のうえ撃たれて血の泡を吹きながら亡くなった大戦の若い兵士の願いに反して、時代はどうしようもなく劣化している。
もう一つ、セレブ達はおおっぴらなパーティーや演説ばかりではなく、さらに寄付を続けてもらいたい。
豪雪が加わったせいで沢山文句を言いました。
恐ろしいばかりの雪になってきた。
いま深夜零時を回ったところです。
あまりの静かさに、もしやと思い外を見ますと、恐ろしいばかりの雪です。これだけ一気に降るこ雪は見たことがありません。
明けたなら一体どんな状況になっているのでしょう。
果たして車が出させるのか?道路は?本当に恐ろしいばかりで、朝が心配です。
以下は午前9時ころの仕事場の様子です。
仕事場二階から見た様子。
カーポート。
一帯でも楽に1メートルは越えたようで、午後も降り続いています。
午前中にあるお宅の老人がベッドから落下されたという電話があった。骨折の有無を診に午後から出かけたが、怖い道中だった。
下の写真の先を右折し田んぼに出てまた右折する。
往診した道中を撮ってみた。わだちも見えず、どこが道だか分からない。
すれ違いで下手すると脇の深い雪に嵌まり抜け出せなくなる。
幸い骨折は無く安心したが、こんな日の救急車はさらに大変だろう。
帰り道、この先は行けない、といって中型のトラックがバックしてきた。私が今来た道である。なぜと思ったが坂が駄目だったらしい。バックをして道を空け行き違えたものの、今度は私が坂で横滑りをして肝を冷やした。トラックは二人が乗っていた。確かにこんな日の車には二人は必要だと思った。
夕方出かけようとした妻は、怖いと言ってすぐに戻って来た。
雪のせいか年のせいか、雪の町髙田出身の人が怖がっている。
昭和後半期に2度だったか豪雪があった。この度は時期が早いのではないだろうか。予報によれば明日いっぱい耐えれば、以後一先ず落ち着くようだ。ぜひともそうあってほしい。
大雪の在宅まわり 入所者さんの反応 コロナの感染報告。
昨日の大風のあと雪が降り始め、本日は積もった。気温が0度を下回り、昨年とは一転大違いの冬になっている。
比較的雪が少ない沿岸部の当地でも60センチはある。そんな午後グループホームと一軒のお宅を回った。
このような日の道幅は狭く、対向車とのすれ違いに苦慮する。しかも路面、脇の雪、空の三者がいずれも白一色にかすみ、視界は悪く運転は神経を使う。
岩野のお宅前。
車庫の前が広く除雪されていたので駐車が楽だった。
この度のドカ雪は何年振りだろう。
大雪になると建物や木立などが雪をかぶり、丸く盛り上がってくる。車や人影も減ってなぜか風景に昭和の面影が漂う。
都会では緊急事態宣言が出されたが、こちらでは宣言がなくとも雪によって更に人出が減る。
そんななか、新潟市で10日に成人式が予定されている。先日、その着付けに当地からまとまって応援に行かなければならない、と言って美容師さんが顔を曇らせていた。
ドカ雪の中100キロの道のり、式典参加には一定の配慮がされているというが、豪雪とコロナ、、、まったく乱暴な話である。
さて施設のホールで7、8人の方がテーブルを囲み、皆さんとても静かだった。スタッフが一緒のテーブルでノートを付けながら見守りをしている。
あまりの静けさに、
“皆さんは静かで、とても賢く見えますね”と思わず口にした。
すると、パチパチパチと、スタッフが手を叩き、
“良かったですね、みんな賢そうだって先生が言いましたよ”と声を出した。
多くの人に反応が無かった中で、お二人が笑顔を見せて手を叩いた。
いつも無言の方の笑顔に少々驚き、嬉しく思った。
また来ます、と手を振ると数人の方が手を振った。
通路の向こうにも何人かいらして、テレビから「愛して愛して愛しちゃったのよ」という昭和の歌が流れていた。
一昨日、上越地域は12月10日以来報告が途切れていると記載したところ、本日一人感染報告があった。
病院職員ということ、自分もいっそう気を付けたい。
大雪に列島のコロナ。私達は歴史的な冬を生きているらしい。
寒波+爆弾風低気圧 秋ばらの下絵 病院数だけの問題ではない。
午前中は嵐の前の静けさで、陽が射していた。
午後は一転、ゴーゴーヒューヒューと、恐ろしい音を立てて風が吹いた。一方雪はさして降らず、そちらは明日遅くからのようだ。
風の音を聞きながら幾つか書類と手紙を書き、バラの下絵を描いてみた。同じ花でも過日のよりも簡易になってしまった。
④「秋ばら」。
花はチューリップのようですがばらです。
秋ばらはどこか弱々しい。その分本画では心込めて描ければと思いました。
東京における新規感染が2447人と報告された。相手も本気であることが窺える。
ところで、
感染数に比して病床が逼迫していることで、数だけ多い病院と質のミスマッチが指摘されている。だが総合として平時の医療は何とか充足し、一定のこまやかさにも応えている。これは長年法によって実態/効果がぎゅうぎゅうに絞られ続けた結果生じたものである。唐突に非常時態勢と言われて即舵を切れるほど現実は軽いものではない。
今日の非常時下であれば重く大きな舵を切れるのは政治しかない。だが建物、機材は急ごしらえで可能だがマンパワーは間に合わないし、ポストコロナも考えなければならない。一方で意識ある機関は、深刻な事態に応じるべく自己研修などで黙々と備えに勤しんでいるはずである。
この件について引き合いに出される欧米であっても、現実は決して数・質およびマッチングが成立しているわけではなさそうだ。病床までたどり着けず、累々と廊下やエントランスに置かれたままの重症者を見ればそれが想像される。逼迫は国それぞれの文化や事情に応じて生じているのである。
十分に詳しくはないが、新型コロナウイルスの重症対応のテクニックは救急医療のそれ+新興感染症対応の複合に準じ、かけ声一つでできるほど容易ではない。
現在卒後の医師研修に基本三か月の救急医療が組まれている。だが新興感染症が重複するこのたびの件は新たなカテゴリと考えられ、戦力には一定の現場期間を要しよう。
現場の責任感は強い。病院や医療者の実状に対して大したアイディアも無くただ加圧するだけでは、当事者のいっそうの疲労→広汎で悲惨な院内感染拡大を招来しかねず、ぜひとも慎重をお願いしたい。
ドカ雪あとの鳥たち なければ無いで緊張。
当地の水田は正月寒波がもたらした雪によってすっかり覆われている。
普段なら田で稲の根を食する白鳥や雁はどのように雪を凌いで食餌をしているのだろうか。
久し振りに陽が射した午後、施設回診のあと付近の田を走ってみた。
すぐ近くの田にいた白鳥の小さな群。うずくまるなどして休んでいる。
休む一方、体温で雪を溶かし、下の餌をあさるのか、と想像した。
何カ所か見て廻ったが、僅かの鳥しか見当たらない。水が滲みて雪の少ない田もあったが、姿が見えなかった。
新柿線を下ると、柿崎インターのすぐ近くに大きな群がいた。
雪が少なく容易に食餌が出来る場所だった。
鳥たちはこの先の降雪まで見越して、楽な所から順次手を付けるとしたなら、それは賢いことだと思った。
コハクチョウとマガンが混じった群。
すぐ近くを高速道路が走っている。
3,4年前の冬に、遅くまで雪が降ったことがあった。
積もった雪の中で食餌に苦労している雁や白鳥を見たが、一見痩せて気の毒だった。
本日は好天でもすぐ先には再び強い寒波が待っている。
自然の厳しさ対野性の智恵。これから鳥たちはどう対応するだろう。
心配をよそにますますコロナが勢いづいている。
新潟県も増加しているが、上越地域は12月10日以来報告が途切れている。なければ無いで緊張せざるを得ない。
明日から仕事、本日除雪 ウイルス対ワクチンが始まろうとしている。
12月30日から本日まで1週間の冬休みを取らせて頂いた。
普段の1週間はすぐに過ぎるが、このたびは同じ1週間でもひと月も休んだごとく長く感じた。初詣はおろかどこへも出かけなかったが、お陰様で心身は休まり、諦めかけていた絵に手を付けることも出来た。
3日、4日と続いたドカ雪は昨日からの雨で20センチほどに減った。本日朝、除雪機を動かす方に来て頂き、仕事に備え駐車場を除雪して頂いた。
雨で少なくなった雪をさらに除雪しました。
お陰様で医院周囲三カ所の駐車場は夕方には路面が現れ、すっかりきれいになった。しかし週末には二度目の寒波が来て風雪が見舞う予報が出ている。
幸い助っ人と機械に力がありますので大丈夫だと思われます。
列島はコロナが感染拡大し、汚染レベルが懸念されます。配慮を越える市中感染拡大とパニック出現の危惧です。
あそこが悪い、ここは何をしている、メディアが煽る、などと手当たり次第医療や行政あるいはメディアに文句を付けるのは、それ自身パニックの始まりのように見えます。
緊急事態宣言の有無に拘わらず、さらに出回らないこと、ハイテンションで交わらないことのほか、一般的な配慮を各自黙々と励行するほかありません。
あとは来月後半などから、と言われるワクチン接種が鍵です。
具体的な方法については、間もなく知らせがあることでしょう。
先行した国々の成果が気になりますが、多くの人が接種を受け、流行にブレーキがかかることが強く願われます。
接種が行き渡っても真の克服を得るには、当分配慮生活を続けなければ意味がありません。
ウイルス対ワクチンの最終勝負が始まろうとしているのです。
ワクチンは副反応が無視できるレベルで質が良いことが前提です。全体の開始タイミングが間に合っていること、接種遂行にもたもたしないことが、成果の分かれ道でしょう。配慮生活を続けながら是非とも勝利したいところです。
長い正月休み 母校の奮闘 コロナは真の安全保障 絵を描いてみた 来年に個展?
終日雨降りだった正月4日。このままなら昨日積もった雪は半分以下、おそらく20センチほどまで減るのではと、予想している。
雨降りで外出ままならぬ本日は終日家にいた。
皆様に我が儘を言ってとても心苦しいが、明日5日まで正月休みにさせて頂いている。今の所二件の電話相談がありお一人にお薬をお出ししただけで推移している。
夜のニュースで母校の大学病院が、新型コロナウイルスナの対応で忙殺される様子が放映された。心づくしのおせちが配膳される場面があり、見ていて涙がこぼれそうになった。田舎で正月休みなどと言っている自分が恥ずかしくなった。
命がけで不眠不休の現場を維持する人がいる一方、不要不急の歓楽に勤しむ人もいる。
とりわけ前者の現実はまさに戦時下の前線に値する。
二年目に入ろうとする世界は、異次元の第三次大戦を戦っているのではないのだろうか。
国には真の安全保障と捉え、ピンとこないメッセージなどは止め、全てにわたり先回りをして真剣に手厚く、手厚く対応してもらいたい。
さて本日7年ぶりに絵を描いた。絵といっても下絵のレベルだった。
①大潟区土底浜の屋敷跡公園で野菊が沢山咲いている場所。
道に人物を二人描き、土手の左部分を高かくするなど、構図を直すつもり。
③春の水田。
家と木立の部分をもっと左に寄せ、道の遠近法を工夫しなければならない。
水平線の高さが画面の丁度半分位置なのも気になる。
(上か下か難しいところだが上にするのが正解か)
恥ずかしながら2002年以来これまで新潟市で二度、髙田で二度、拙植物画の個展をした。いずれも勧められた上だったが、三回は会場費を払い、売れた作品にマージンが掛けられた。
「せっかく自分の美術館があるのだから、そこでやれば」とずっとスタッフや知人に言われた。
ひたすら試行錯誤を繰り返すだけの絵。本日たまたま下絵を描いてみたところ、まだ描けるのかと思った。風景は初めてであり、苦労はするだろうが何とか楽しめそうでもあった。
本日の分を含め、今年中に10数点のモチーフを決め、全て油彩で描いてみようと思った。
来年80才になる。
なんとも哀れなことであるが、記念にささやかな自らの美術館で拙絵と写真の展覧会が出来るならば、と望みを託すことにした。
手持ちの50点ほどの花に、本日描いたような物を足して実現出来れば幸運だと思う。
長い正月休みのお蔭で生まれた希望に有り難みを禁じ得ない。
何もかも綱渡りであるので、また健康に気を付けなければならなくなった。
恥ずかしながら晦日三が日の食事 新型コロナウイルスはインフルエンザとは違う。
予報は侮れない。
雪が少なかった当地沿岸も、静かに夜が明けると豪雪が出現していた。70センチ前後の積雪に見舞われた。二年振りで仕事場の雪掻きをしたが、やるだけ片付くため、つい「雪かきの馬鹿力」風に陥り、やり過ぎを少々後悔した。
除雪の写真を撮り忘れましたので、本日は恥ずかしながら大晦日~正月の食事を並べてみました。例年なら料理屋のおせちでしたが、今年は単品を買い付けし、あとは妻の手作りでした。
琵琶湖産の鮎の佃煮はネット、伊達巻き、錦玉子は近隣の店です。
琵琶湖の鮎は姿が大変美しく、しかも美味しかったです。
さて昨年の今ごろは、柏崎市の天神様巡りでした。寒さは風情のうえ、雪もコロナも無くウキウキしながら回ったのを思い出します。三忠呉服店さんで頂いた鯛飯やご馳走と器の味わいは思い出深く、原惣右衞門さんの銅器、吉田隆介さんの焼き物はいずれも上品で、その後喜んで使わせて頂いています。
上越地方はしばらくコロナの報告がありませんので、どうかこのまま、と祈るような気持ちで過ごさなければなりません。
本日雪かきでかなり無理をしましたので、心肺の余力が気になりました。年を考えればやはりコロナは恐ろしいです。
新型コロナウイルスはインフルエンザ並みという人がいますが、
タミフルのような有効な抗ウイルス薬もないまま死亡例は急加速し始めました。医療態勢と経験はまだ浅くワクチンは不確定。私達はいまだに丸腰のままなのが本当の姿でしょう。根尽きて、インフルエンザと同じ、もっと自由にという人にはコロナ以上の恐ろしさと悲しさを覚えるのです。
今こそ医療の前線に耳を傾け、少なくともあと三か月は慎重姿勢が必要ではないでしょうか。
万一大過なく過ぎたなら、その時はじめて喜べば良いのです。
新雪を踏んで海そして県立大潟水と森公園へ。
正月二日、いよいよ当地も降った。
昨日元旦は家に籠もりっきりだったので、反省して本日は外出した。
先ず海へ。
私は海育ちのせいか冬であろうが海へ行く。何をするわけでもないがとにかく行く。海はその日ごとに表情があり、行けばそれなりに面白いのである。
冬の海カラスを親しく覚えたり
親しく(ちかしく)
県立大潟水と森公園は朝日池のすぐ近く。
落葉樹に積もった雪がきれいだ。
この建物の裏手の林へと入る。
園路はまだ除雪されていないため、前の人達の踏み跡を歩く。
この方としばし立ち話をした。私よりもよほど沢山通ってこられている。
餌をあさりに道路に雀たちが出ている。空腹なのだろう、さほど車を恐れない。
できるだけ体を動かし、野菜を沢山食べて健康な年にしたいと願っている次第です。
さして変わり映えもしませんが、今年もどうか樹下のひととき(樹下美術館館長のノート)を宜しくお願い致します。
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- 柏崎、上越、晩秋の野道 斎京まさ子さんの本。
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- 木村茶道美術館の寒月茶席に伺った 素晴らしい本阿弥光甫のお茶碗。
- ゴルフ場でトマトジュースの汚れを口を使って落としてみた。
- 晩秋、驚くほど当たる天気予報のゴルフ 朝日池のコハクチョウ。
- かって認知症だった人、晩年の「ありがとう」は「すき」と書かれた。
- 妙高市はいもり池の近く「ギャラリー峨々」を訪ねた。樹下美術館も紅葉。
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- 明日からジョケラさんの展示会 高宮あけみ展のご来館有り難うございました。
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- 講演会「良寛さんに学ぶ」が無事終了した。
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- 先週末の種々。
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