秋の庭の虫や果物。
9月のことを名月を除いて「はきはきしない月」と書いた。残暑もその一つで、ここのところかなり暑い。例年のことなのか、蒸し暑さは夜まで続き、キリッとした秋の感覚とは遠い。
そんな昨今の庭に蝶が舞い、アゲハ類の幼虫が葉を食べ、キンカンが実をつけ、柿が黄色味を帯びてきた。
以下は仕事場の庭のクロアゲハと幼虫。
腰を器用にくねらせて反対方向へ向かった幼虫。
蚕のようにポニョポニョして触ってみたくなる。
幼虫が取り付いているキンカンに実が付いている。
幼虫が食べるのは今年出芽した柔らかい若葉だけ。
色づいてきた美術館の柿。現在9個がしっかり枝にしがみついている。
夏を越えて今ごろまで実が付くのは初めて。
18年5月17日のブログに、本日柿を植えたとあった。
4年ほどの苗だったので「桃栗3年柿8年」でいうと
今年は初収穫が出来るかもしれない。
甘柿だから獲って直ぐ食べられる。カリカリ甘い柿を美術館のお客様と一緒に食べてみたい。
仲秋の名月の夜。
今夜の月は仲秋の名月。東の空に雲が厚くやや手間取ったが、18時15分過ぎ雲を割るよう顔を出し赤く、まあるい顔を出した。雲から出てくる時はヒナが卵の殻を破る如くメリメリと力強かった。
だが上って間もなく厚い雲に隠れてしまった。
樹下美術館のベンチにススキにオミナエシとキキョウを飾りキャンドルを灯し、お弁当とノンアル、お抹茶を用意して再び月が現れるのを待った。
中々顔を出さない月を待ちきれず、お弁当を食べてお抹茶を飲んだ。
すると45分近く経ち雲が晴れ、煌々たる月が上った。
月が隠れている間、疲れている妻はベンチで私のカバンを枕にぐうぐう。
目を醒ますと月明かりに声を出した。
1956年制作映画「THE EDY DUTIN STORY(愛情物語)」から
「SHINE ON HARVEST MOON」
タイロン・パワーとキム・ノヴァク主演のちょっと切ない物語だった。
美術館のベンチで月見をしたのは4回目。今日のお月様、ありがとうございました。
新潟日報のインタビュー 樹下美術館の拠り所。
本日新潟日報の取材があった。
当館15周年の二つの記念行事「ふるさと上越主体美術協会の人々展」「齋藤三郎ゆかりの人々展」が目的だった。展覧会と同様に美術の現況と樹下美術館、これからの樹下美術館など幅広い話に及んだ。
記者のWさんは美術はじめ地域の動向に詳しく、話題も深掘りでさすがと感心させられた。
二つの展覧会では前者はアーティストの個性と、展示して初めて分かる所属団体の気風あるいは漂う「まとまり」のようなものを述べさせてもらった。後者の展示では齋藤三郎の個人的魅力と他に類を見ない戦後疎開文化があらためて話題になった。
途中、メインコレクションの一つであり、主体美術協会に所属した倉石隆の作品と人となりに話が移った。作品に滲む作家の人生、垣間見られる人間とはの問いを考えてみることは、一般論としても意味があり、この度の取材の意義を感じた。
後段には樹下美術館の今後が訊ねられた。これは「収蔵品」「環境」「建築物」への個人的な愛情と責任をどう維持継承するかの問題であり、「もう一人の私のような人間」を必要とする面倒なテーマにほかならない。具体的な解決策があるわけで無く、模索に当たり一日でも長く精魂込めて維持するだけ、とお伝えした。
実際どのような紙面になるのだろう。
ささやかな規模ゆえ樹下美術館は一種「狭さ」から免れない。一端門戸を開き、多くに任せたら、直ちに漂流し荒れ果てる予感を開館の日から危惧し今日に到った。ただ一点、ゆっくりだが樹下美術館はお客様を増やし続けている。そのことが明日への希望に繋がるのではと漠然と期待している次第です。
デビット・ナディアンのバイオリン
フランツ・ドルドラ「Souvenir(スーベニール:思い出)
当地は熱風が吹き今年最高気温37,2度に。
過日9月のことを「はきはきしない月」と呼んだところ、本日今年最高の37,3℃の暑さとなり驚いた。怒ったというのもあるが、日本海を北上した台風の影響で、強い風にも見舞われた。但し明日はぐっと下がるらしい。一日中吹いた風は来たる満月に向けて空を吹き払ってくれたなら大したもの。
稲刈りをする方達は長く続いた雨に、もう少し気温が上がればとか、田が緩んでいてコンバインがつらいと仰っていた。朝からの熱風は稲や田のためには良かったのでは。
ウエス・モンゴメリーのギター「Windy」。強風のことらしい。
今はこんなジャケットでは売れない。
このレコードも長く聴いた。
ずい分日が短くなった。
やっと良い天気になりましたね。
日曜日の本日も絵を描いた。風景画は乾かすことにして長く休んでいた椿を描いた。水彩のように薄く薄く塗り重ねているので大した失敗も無く描き進めた。もう少し進んだらここに出してみたい。
午後やや遅くカフェに行った。紅茶とケーキを頼んだ。持って来たスタッフが
「やっと良い天気になりましたね」と言った。
短い言葉だったが非の打ち所の無い一言だった。
光の庭を見ながらお茶とお菓子が美味しかった。
遅い夏休みをする庭でムクゲとサルビアの残花と、奥の方にはオミナエシが咲いていた。
芝生でゴルフボールを打っていると空がきれいになっていたので海へ行った。
帰りの道で釣りを終えた私より少し若い方に出会い、歩きながら話をした。
車が沢山ありましたが、何が釣れたのですか、と訊ねた。
私はダメだったが、早く来た人はイカを沢山釣ったようですと仰った。
長野県の人だったので、信州は山と雲が良くていいですねと言うと、いーえ、海がある新潟県の方がよっぽどいいですよ、と仰る。
無い物ねだりですね、とほとんど二人同時に言ってお別れした。
はきはきしない月といえども。
8月の酷暑をい癒やすようにこそりともせず庭は雨に打たれている。そもそも9月はどこか気の毒な月で、残暑を引きずっては蒸し暑いと言われ、朝晩寒いと文句を付けられる。
それでも畑をする皆さまは「蒔きものをしてます」と言って夏の棚を片付け、石灰と肥料をくべて鍬を打ち、ダイコンや白菜の種を蒔く。
雨は、遠くでもじもじしている台風の影響を受け、一日一回は忘れずに降るので、畑には良いが雑草も元気になるので恨めしい。
どこか気の毒な9月といえども、満月の時だけは「仲秋の名月」の冠をかぶり期待は大きい。はきはきしない台風が去り、空の具合が良くなって来たる10日には煌々たる月が上りますように。
風景を描き始めたものの 老人ゆえ危ない橋を渡らせられる。
幾つかの予想があったように月末に来てコロナが減少に転じ始めた印象がある。
色々現況に問題を残しているが、やってくる予定にも備えなければならない。その予定の第一は拙「館長にひごろ展」だ。
2月3月のころはまだ半年も先と、たかをくくっていたいたものが一ヶ月先まで迫っている。写真はこれまでの中から選び、写真屋さんにお願いすれば良いが問題は絵画だ。
描きためた水彩植物画だけで展示点数は足りるが、この誌上で予告的に書かせてもらったことの中に、新たな油彩があった。そもそも絵を描くのは仕度を含め気持が集中できる出来ないが、取りかかれるか否かの分かれ道になる。間の悪いことにコロナだ心臓だと騒ぐなかで中々キャンバスい向かう気持になれなかった。
それでも一種約束を自ら科したことは事実なので、遅ればせながら先週末から絵筆を執ってみた次第。
以下取り組んだ3点で、いずれも縦27×横43㎝の小さなサイズです。
現在左上の2本の榎木と格闘中。
いずれも土手に白い野菊の群生を描き、遠くに二人の人物を入れる予定。
木を描ければ一通りの風景画になる、と思っているほど木は難しく大切。だが上掲2枚の木の大きさと描き方は文字通り手探り。手探りのほかにもっと「勉強」が必要だと痛感している。最悪の場合木を省略することも頭をよぎった。
金原の郵便車の絵。
描き進んでから吹雪のように雪を降らせて冬の絵にする予定。
ほか風景は数点の構想があり、上手く描ければ観ていただけるのではないかと考えている。
だが残り期間は短い。色々やってみてダメなら今年は写真と植物画だけにして油彩はまた先ということも考える必要があるかもしれない。
たとえ自分が満足してもまずい絵はあろう。まして不満足なら恥さらしのほか皆さまを不快するだけのはず。
まことに悩ましいがまず自分が少しでも楽しめる秋になれば。
だが果たして秋を楽しむことが出来るだろうか。
コロナの相談は車まで行くが、雨の日はカーポートでお会いする。
過日の往診。
在宅といい、コロナといい、老人ゆえ危ない橋を渡らせられている気がしないでもない。
秋田県羽後町の西馬音内盆踊り。
三日前民謡「秋田荷方節」とそのことで民謡松坂のことをにわかながら書いてみた。
折々掲載される拙ブログの音楽ジャンルは色々で、方向が全く一定してない。その延長で本日は、,御存知の方も多いと思われる西馬音内(にしもない)盆踊りを出させてもらった。
踊り手は、黒い奇抜なかぶりものの一群ほかもみな格好良い。特にパッチワーク風の美しい着物で編み笠を被った人々が目を引く。
男女とも踊り、わけても女踊りの優雅なこと。手、指、動きと静止、それぞれに気品と威厳があり、軸が決まった身のこなしに加え、視線(実際は見えないが)の美しさまでも感じられる。
当踊りは歴史が古く、さまざま勝手に歌われ踊られていたものを大正時代にある篤志家を中心に伝統に即し、整え直して鑑賞価値を高める努力を経て今日の成功があるという。
おそらくだが、遠くからも人を集める芸能や伝統行事は勝手や無礼講などあってはならないのだろう。全て厳格なルールのもとで努力を重ね多くを魅了する水準に達するにちがいない。
長いだけの民謡行列、まねごと、過ぎる奇抜さ、趣味の披露程度なら今日どこでも見られ、遠くからも人を集めるのはなかなか難しい。
25分近くある長い動画です。
幾つかの動画のなかで別格の踊りをする人。
どの瞬間、どの角度からみても隙がないのでは。
この人だけ観るために遠くから人が集まりそうだ。

二階の囃子方。緑と踊りと雪の町羽後町のホームページから
盆踊りだから行事は死者への弔いや供養が込められている。だが歌は卑猥でおおらかな歌詞が多いので供養や踊りの上品さどの乖離が奇異だ。しかしこのことにも何らかの意味があるのだろう。
一般に祭と子どもとの関係は色々だが羽後の踊りは、昼間に子どもの部、夜は大人としっかり区別されているらしい。
地図をみると羽後町は秋田県の湯沢に近く、至極交通不便な所に思われる。もう少し若ければカメラをもって何とか美しい踊り子を撮影したいところ{ようやく「撮影」と書きました)だ。
※10年ほど前に観に行く計画を検討したましたが、交通、宿泊とも難しくて断念した。
鳥海山はじめ見たいところ行きたいところは山ほどある。その一つでも叶えられればなあと願っています。
偶然カーラジオから聞こえた秋田荷方節と松坂というもの。
先日のこと車のラジオから激しい三味線の音色が聞こえて歌が始まった。民謡「秋田荷方節(あきたにかたぶし)」と紹介された。
もとは新潟県の民謡「越後松坂」あるいは「新潟節」が秋田県に伝わり秋田荷方節になったと説明された。
荷方節を耳にしたのは全く偶然。一方「松坂」は今年5 月、加茂市へ行ったとき加茂山公園で松岡譲が揮毫した「加茂松坂」の歌碑を見ていた。甚句や音頭などは耳にするが勉強不足で松坂は知らなかった。調べてみると「祝い歌」「座敷歌」に分類される民謡だった。
そもそもは伊勢参りで松坂地方から持ち帰られ新潟県に定着した民謡の形とも言われている。県内に前述の加茂松坂、新津松坂、魚沼松坂、小国松坂、瞽女歌の祭文松坂ほかがあり、全国各地にも伝承され、驚いたことに近隣には「頸城松坂」もあるということだった。
頸城松坂は優れた民謡らしいので機会があれば聴いてみたい。
一方荷方節は秋田県内で「仙北荷方節」など幾つもあるほか東北、北海道、北陸、関東中部地方各地に多く残されているという。民謡が県や地域を跨いで拡がり創作され伝承される。荷方節に松坂、、、少し調べただけだったが、歌や音曲に対する昔人の意欲を垣間見るような気がした。
それにしても新潟節が荷方節になるとは。
素晴らしい秋田荷方節 歌:小野花子 三味線:高橋希脩
歌は「にいがたー」で始まる朗々とした節にテンポの早い三味線の伴奏が休み無く付く。華やかな伴奏は津軽三味線でも取り上げられる難曲の一つらしい。
ちなみに前半の歌詞は
“新潟 寺町の 花売り婆さま 花も売らずに 油売る”と歌われる。
ところで三味線の演奏は何人で行っても同じ旋律をきっちり揃えて弾く。5人、20人でもひたすら同じ旋律。音量は増えるが表情や合奏としての膨らみは生まれない。
なぜ三味線のアンサンブルが無いのだろう。検索してみたが一つもヒットせず少々不気味なくらいだった。パートに別れ、和声に添って複数で合奏するなら三味線独特の素晴らしい和音が生まれそうなものだが、試みはタブーなのだろうか。
(私が知らないだけでどこかで演奏されているのかもしれない)。
個人、家族、在宅、各種施設、、、あちこちコロナの状況はひどい。まみれてると言いたいほどだ。
昨日も今日もそれに悩まされた。明日はどうなるのだろうか。
少なくともピークまでは全数を 報告を簡素化し保健所のさらなるテコ入れを 世界をウイルスが握っている?
朝からの風が一日中吹いた日。午後休診だったが妻が持つ携帯にはコロナ受診の問い合わせがいくつかあった。
今夏“社会活動の維持”を目指して国は活動と移動の制限を緩和した。しかし夏休みとお盆を機にすぐさま予想を超える(多分)感染拡大へと転じ、結果個人や企業の事業休止と部分的縮小が随所に見られ、皮肉にも“社会活動の制限”が現実化している。
状況は業種全般を覆っていると考えられるなか、特に対人に深く関係する医療とサービス業は直撃され、製造業までも深刻ではないだろうか。
凄まじい流行の前に全数把握は無理、あらためてという議論が始まっている。しかし感染報告の内容と方法の簡素化によって医療機関を助け、保健所は臨時雇い入れなど強力なテコ入れを図り、せめてピークが見えるまで全数報告を続けてはと思う。
コロナ禍は疾病の疫学、臨床はおろか政治経済にとっても初体験の厳しい試練。できるだけ正確な記録は感染克服とコロナ後に向けて施策の基礎となる重要な拠り所になるはずである。国県にはもう少し粘って実態に添ってもらいたい。
ウイルスに完全にペースを握られたまま死亡数がじわじわ増加している。以前も書いたが、本当は戦争などしている場合ではないのだろう。万一深刻な感染が当事国の疲弊を加速させ戦争の休止あるいは終止を促すことまであるならば、その時コロナを一体どう理解すればよいのだろう。
真っ青だった田んぼが一挙に色づき始め香ばしい香りが漂っていた。
夏が終わろうとしている。
本日午後雨が降ったあと涼しくなった。慌ただしく始まった「ふるさと上越主体美術協会の人々展」と延長を決めた「齋藤三郎ゆかりの人々展」は文字通り皆さまのお陰でよく観て頂き感謝に堪えない。
絵画会場は小さいのだが“壁面が丸いのでまとまりが感じられる“、いう感想を耳にしほっとした。なんでもそれなりに頑張ってみればいいんだ、と思った。
ゆく夏と過ぎた昔を惜しんで以下2曲を貼りました。
ビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」
ビーチ・ボーイズは年と共によけい好きになった。
「マドラスチェックの恋人」
松田聖子を強力に支えた
作詞:松本隆. 作曲:呉田 軽穂((ユーミン)、最強コンビの曲の一つ。
もうそこまで来ている秋。二度目の冠動脈拡張術と拙絵画と写真の展覧会「館長のひごろ展」が待っている。いろいろあったため絵画制作が遅れてしまい本日キャンバスを引っ張り出して風景画の下塗りをした。小さな絵だが油彩の風景画は初めてなので全く自信が無い。
スケッチの雰囲気や構図はそれなりにいいかなと思っているので最後まで頑張ってみたい。
「ふるさと上越 主体美術協会の人々展」のご紹介 その3 積乱雲から土砂降り。
本日「ふるさと上越 主体美術協会の人々展」のご紹介が三回目。これで全員のご紹介になります。
このようにして作品について書いたり作家さんの内面を覗くことは難しい仕事だなあと感じました。
わずか9点ですが、個性的な作品ですので、遠くで眺め近くへ寄って構図、形や線、素材、色づかい、描き方、さらに作家さんの息づかいや人柄、作品の意味などを自由に想像してみるのも楽しいのではないでしょうか。
午後しばらく晴れて大きな積乱雲が出ていたが、5時半頃から土砂降りになった。
二時間もしないうちに土砂降りになった。
「ふるさと上越 主体美術協会の人々展」のご紹介 その2。
本日は11日に引き続き展示中の「ふるさと上越 主体美術協会の人々展」から、簡単ですがさらに3点、三人のご紹介です。
作品の解釈、感想は観る人それぞれにゆだねられますが、ご紹介が何かの手がかりになるなら有り難いです。
暑さ厳しくコロナ激しい夏です。
そんななか遠方からお訪ね下さる方もいらして感謝しています。過日は小杉放菴記念日光美術館 の学芸員の方が来館されました。齋藤三郎ゆかりの人々展をご覧頂き、心ばかりの小杉放庵コーナーをお褒めいただきました。本当に有り難うございました。是非貴館をお訪ねさせてください。
「ふるさと上越 主体美術協会の人々展」のご紹介その1。
昨夜は来館者さん向け配付資料、新たな案内葉書などをこしらえプリントしているうちに日をまたいでしまい、午前3時に寝た。
そして目が覚めると12時近く。あれれ、妻は起こしてくれないし、今日は患者さんが来ないので昼まで寝かされたのかな、と時間感覚がはっきりしない。
ああ休日なんだ、と分かったものの配付資料を届けなければ、来館者さんは手ぶらで観なければならない、、。慌てて美術館に出る。
ちょうど主体美術のお仲間が大勢いたしていたので手渡し。若干お話をさせていただいた。筑波先生が引率された皆さまは熱心で、聞こえるお話も面白い。前後に20名ほどの来館者さんが見え、「ふる里上越 主体美術協会の人々展」は樹下美術館にしては良い初日だった。
今後毎回3名の作家さんと作品をご紹介して行きたいと思います。
本日は以下の三点と作者の概要です。配布資料からの勝手な私見をどうかお許しください。
昼まで寝たお陰で体が楽になった。
9月20日までの展示です。どうかお暇をみてお楽しみ下さい。
チームワークを発揮? 良い展覧会の予感。
昨日午後は11日から始まる「ふるさと上越 主体美術協会の人々展」の展示作業を行った。出品者9名、各一点ずつの展覧会といえども初の複数作家の絵画展。過程はこれまでとは異なる神経の使い方が必要で、少々疲労はしたが最後に充実感を覚えた。
新たなチラシ。
倉石隆の作品を「秋」に変更したのでチラシも改めた。
物故者を交えた作品は上越在住主体美術の筑波進先生と涌井和子ご夫婦のお陰で、私が到着したときはほぼ位置決めが終了。近隣の施設回診を終えて戻ると全てが壁に架かっていた。
大小、色調、志向などがバラバラに異なる個性的な9点は専門家の手に掛かり実に自然で生き生きと見え始めた。
ささやかな展示だが、さすが主体美術協会。9点はあたかも良い野球チームのラインナップのようであり、楽しい展覧会になる予感がした。
作品ごとの拙く短い紹介文を作った。
9月8日まで延長した好評の「齋藤三郎ゆかりの人々展」
どうか両展ともご一緒にお楽しみください。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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