倉石隆の「お嬢さん展」はほぼモノクロームに。
よく晴れましがた寒い日曜日でした。
開館まで10日足らずとなり、この先も良く晴れ10日間予報は今週いっぱい毎日晴れマークが出ています。開館の15日はどんな空でしょうか、晴れて欲しいと願っています。
さて開館後最初の展示の一つ倉石隆の「お嬢さん展」です。具体的に作品選びを重ねる過程でデッサンと石版画に当館未発表作品がかなりありました。
また倉石隆生前の個展カタログ2点に可愛い表紙がありましたので、それも額装して展示をすることにしました.
その結果カタログ以外全体がモノクローム(単色)となり斬新。発表ずみの油彩が無くともスペースが十分となりましたためあらためてお知らせした次第です。
写真でお示しした作品のほか以下2点のデッサンを追加いたします。
「お嬢さん展」と名づけましたが、幼い人からお姉さんと呼べる人まで、若い女性の雰囲気に加え個性や年令を描き出した倉石隆の筆力をどうかご覧下さい。
頭髪の改善 直らない失念と間違い。
本日の散髪で、目立っていた右後頭部の白髪が良くなりまたねと言われた。一昨年春から初夏のころ、見づらい場所ながらそこだけ髪が真っ白になっているのを知った。薄毛だが黒かったのに真っ白な部分があるとは、当時とても驚いた。
馴染みの理容師さんは染めましょう、と言ってすぐに取りかかってくれた。以来散髪のたびに染め、一年半を過ぎた本日、もう見分けが付かないほど良くなっていると仰った。
実はもう一カ所左額の生え際で脱毛が起こっていたのだが、数ヶ月前からそれも戻っていた。
白髪の出現時コロナワクチン接種やその実施届けの電子化などに忙殺され強いストレス下にあった。挙げ句の果ては心筋梗塞発症の搬送騒ぎだった。頭髪の変化もその反映だではないかと考えた。
この年令で頭髪の異常が改善されるのは何かしら安堵を覚える。本日店のあるじは昔、長年の円形脱毛症が退職によって直った例がいくつかあったと話された。私はそのような人を知ると敬意を覚え、改善や退職を祝いたい気持になる。
さて話は飛んで、白髪、ハクガン、、、。最近白と言えば本欄でよく間違える鳥の名にシロチドリがある。つい最近もコチドリと記載した鳥は実は「シロチドリ」であることを鳥のサイトで知った。
同じ間違いは昨年3月に気がつき、本欄で訂正していたのだが、再度コチドリに戻っていた。
昔からある言葉を決まったように間違えたり思い出せないことが起こる。特定の人名と一部に花の名前がそうだった。
筆頭は「レオナルド・ダビンチ」。
何故か先にミケランジェロが出てしまうともう駄目で、「モナリザの作者」で検索せざるを得ない騒ぎになる。
現に本日も検索してダビンチを確認した。
何十年も前からのことであり、若年性認知症と指摘されそうな話だ。
この事で言えばかって若い親族の進学に際して希望校が望み薄と聞かされた。それではということで週一回英語を教えたことがあった。
そのとき、間違える癖があるものは、過去間違った回数の何倍も呪文のように正解を繰り返せばいい、と勧めた。そのせいかどうなのか、英語が見違えるように良くなり、同時に他の教科も伸びて半年後2ランク上の進学を果たした。
それが自分のこととなると今もってダビンチが苦手、以前に花の名、近時シロチドリがあやしくなった。
以前に、迷ってもダビンチが出てくるよう「ミ、レ」を手がかりとして思い浮かべることにした。「ミ」はミケランジェの「ミ」、「レ」はレオナルド・ダビンチという方法だ。
だが本日「ミ、レ」は直ぐに浮かびミケランジェロも出たが、「レ」は駄目だった。モナリザの絵が頭全体を占め作者の名はどうしても浮かばない。
検索などで一旦分かればしばらく良いのだが、ダビンチに関して何かトラウマでもあるのだろうか。
花や鳥に言及することが多いブログ。机上メモに記すなどして間違わないようにしないと。
コチドリ→シロチドリはあらためて訂正のうえお詫びさせてください。
皆さまにもダビンチのようなことがありますか。
時間の早さとは 多い高齢者死亡 昔のものの美しさ。
クリスマス寒波の一撃から大雪を心配して始まった冬。開けてみれば少なくとも平野部や海岸部は小雪だった。
沿岸の私の所では除雪車出動や自家駐車場の除雪もわずかで済んだ。
但し医療では(超)高齢者の死亡が例年よりも多いと実感される冬だった。
疑うにコロナ検査をくぐり抜けた症例や呼吸器症状が軽微な例でも血管や免疫が影響され、一般的な老衰症状から思わぬ全身症状へと進展、悪化したのもあるでは、と思案させられた。ある病院医師も似たような状況を話し、やはりコロナでしょうかねと述べられた。
そうこうしている間に3月1日になった。
時の早さは加齢とともに本当に加速するのかと思い、若い人たちに聞いてみると一様に速いと言う。光陰矢の如しと若向きにも言われるのだから、一般論ではと考えられる。
個人的にも以前より時は加速しいている印象を受けない。美術館の16年間や医業の47年などはしっかり長く感じ、あっという間だった気がしない。但し医師会長をしていた20年前からの4年間や大学病院医局の8年間など区切られたものは瞬間的な早さとして感覚される。
進行中の時間はゆっくりで終了したものは速いのか。それで言うと年月を早く感じないためには、趣味でも仕事でも今なお続けているものがあるのは良いことだ思われる。
ところで先日の新潟行きの帰路は長かった。もう柿崎に着いてもよいのに、まだ柏崎のずっと手前だった。年取ると時間が速い論とは逆ではないか。だが答えは簡単で、疲れが早く来ただけだったに違いない。
それではと考えた。疲れを感じても良い、同じような事を続けられるならば、悲観的なほど時は速くない、と。
広げると、出来るだけ健康を維持さえすれば人生はそれなりに長いのでは。
砂丘館に何気なくあったタイプライター。
少々残念だが、美しさでいうと大抵の品物は昔のもののほうが美しいと思う。
新潟市で二つの展覧会と中華の半日紀行。
新潟市の新潟絵屋で館長さんである大倉宏氏の作品展が行われている。大倉さんは2018年にかってご自分の所で開いた塩﨑貞夫さんの展覧会を樹下美術館でも行うことを勧めて下さった方。
芸大出の氏は優れた美術感覚と均衡が取れた心の持ち主。2000年から「良い美術」への親しみを願い、有志と共にNPO法人新潟絵屋を立ち上げ、市内の砂丘館、見附市の美術関連施設の指定管理者となり、今日までたゆみない活動を続けられている。
均衡が取れた人と書いたが、渚を思わせる穏やかな印象とともに、私などは及ばぬ忍耐の持ち主ではと畏敬の念を覚える。
本日は大倉館長さん自ら制作された作品展へ出かけた。
以下久し振りの新潟市の様子をまじえて半日紀行のご報告です。
絵屋入り口。愛らしい祝花と「開廊中」の丸看板の「絵屋」エントランス。
透明水彩の小さな作品は繊細かつ単純で心癒やされる。館長そのものの魅力。
町屋利用のこじんまりしたスペースで、入場無料のため散歩がてらふらりと入って来られる人がいる。心ざしは高く入館のハードルはとても低い画廊。
絵屋を後に砂丘館へ。
ボランティアさんがあしらうのか、いつも随所にお花が丹精されている。
催事は近年まだ若くして故人となられたジャン・フランソワ・ゲリーの写真展。多くが銀塩写真による流木がモチーフだった。解説文に「生き生きと死んでいる」という表現がある。
私が行く一帯の海岸もよく大きな流木が上がっている。オブジェとして見映えのあるものは生きものを連想させる。
だが時として長い旅の途中で休息をしているのではと思わせるものや、何かを訴えるために上がってきたのか、というものまである。
上掲2点はY字路。ご覧の方も多いと思われるが新潟市は見応えのあるY字路が多いと思う。砂丘館近くの建物はともに坂の動きとあいまって並々ならぬ存在感。
新潟市なら海も見たい。
冷たい強風が吹きつけ、すぐ車に戻った。新潟市と砂(砂丘)は切っても切れない縁。
新潟市は美味しいものが沢山あるに違い無い。本日出かけたのも数日来急にホテルの中華が食べたくなったからでもあった。
ANAクラウンプラザホテルの中華「天壇」で夕食した。
65才以上というメニュ-があった。品数はかなり多いが量が少なく安価に設定されているのでまことに有り難い。
久し振りの外食で妻はビール、私はノンアル。
綺麗な場所で上掲ほか数品いれて税込み一人6500円少々。外は寒かったが、良い展覧会を観て念願叶った中華にありつけた半日だった。
“良いものを観たり聴いた後の食事はひとしお美味しい”
館長の絵画と写真展から その2絵画展 カラスとコチドリ 人間の歴史とは。
一昨日2月21日の館長の写真展に続いて本日は「館長の絵画展」のお知らせです。
かって絵は透明水彩で花や実を描いていました。油で描き始めたのは2014年の上越市遊心堂さんの作品展のころからでした。
水彩は上手く行けば完成時の気分は大変良かったのですが、塗り重ねなどの過程で神経をすり減らしました。そこである時期から油絵に変わったという訳でした。
●7月13日(木)~8月15日(科)「館長の絵画と写真展」より「館長の絵画展」。
自分の絵が樹下美術館でどのように見えるのか、かなり心配です。観て頂ける作品になるよう制作途上の作品などを出来れば楽しみながら仕上げて行きたいと考えています。
本日午後少々庭仕事をし、妻は部屋の片付けだった。
庭仕事のあと柿崎海岸へ行った。その途中でカラスのケンカを見た。高速道路のフェンスとコンクリート壁に挟まれた狭い所で噛みつきあいを続け、仲間たちも駆けつけていた。
狭い場所で飛び立つこともできずひたすら絡みあう。その後どうなったのでしょうか。
海でシーグラスを探したが見当たりません。近時多くの人が探すのでなかなか難しくなっている。
海の折り返しにコチドリを見た。
人間の足跡に隠れるようにして私が去るのを待っている。もしかしたら私の足跡かもしれない。
カラスやムクドリは仲間同士、時に執拗に諍う。コチドリなどにはそのイメージが全く湧かない。
ロシアが主導しウクライナで行われている残酷な戦争がある。諍う鳥でも殺すことは無いそうだが、人間は優れた道徳や哲学をかなぐり捨てて殺しに徹することを繰り返した。世界の存在の頂点を自負しつつ残忍このうえ無い。
悲しいことだが人間の歴史とは互いの殺戮の歴史であり、殺すゆえ人間と言われかねない。だがいつまで惨めな立場に留まるのだろうか。 存在頂点の大いなる価値が殺しなら、その上に絶対的頂点として殺さない価値世界があっても良いのではないか。
殺しを止めるために際限ない欲求と憎悪を伴うプライドを捨て、欺瞞や盗みの衝動を抑え善悪の二面性を緩和させる。
考えてみると、晩年になるに従いこれらが自然と身近なものになってくる気がするのである。
世界や社会の平和のために「心の老化」が取りざたされても良いかも知れない。
「館長の絵画と写真展」のお知らせ その1写真 孫たち。
連日お伝えしている2023年度樹下美術館の企画展。
本日は「館長の絵画と写真展」です。
ところでいざ作品を選ぶ段になりあれもこれもとなってしまい、迷ったすえ写真と絵画を別け、全館で約一ヶ月ずつ行うことに致しました。
※かって両者一緒で約二ヶ月の開催とお伝えしました。訂正してお詫び致します。
●本日はそのうち写真の部6月15日(木)~7月11日(火)のおしらせです。
それまで縁が無かった写真を始めたのは美術館が開館しブログ(最初はお知らせ)を始めた2008年ころからです。主に生活の一コマ、その後雲や鳥および乗り物などへ目が向きすっかり虜になった写真。素人丸出しですが、構図を何とか意識して撮っている次第です。
少し先ですが、お暇をみてご笑覧頂ければ嬉しく思います。
次はその2絵画の部をお知らせする予定です。
さて再び寒くなり一帯は白くなりました。
午後、今春大学のデザイン科を卒業する孫が友人たちと訪ねてきました。
コロナのあおりをまともに受けた世代です。
お互いはリモートで十分に知り合っていたが実際に対面する際、本人を目の当たりにしてとても奇妙な感覚を覚えたということでした。
卒業研究が終了し就職も決まり、志を同じくしているせいかよく気があう。箸が転ぶたびにアハハアハハと笑いその後はムサシへ行って爬虫類を見るということでした。
洋食器展のお知らせ。
過日は気持ち良い2月の晴れ間を早春と褒めたら、一両日空は荒れて雪模様。本気を出したのか、やはり空は手強い。
開館に向けてホームページとブログ向けにお知らせ資料を作っています。
本日は、
●陶芸ホール4月20日(木曜日)~6月13日(火曜日)「洋食器展」のお知らせです。
上掲の器で大小を判別出来ませんが、クラウンデヴォン、ミントンなど、ロイヤルウースター、そしてリモージュはデミタスカップでやや小型の器です。
開館が近づきました、開館時展示のお知らせです。
3月15日開館まで暦は一月を切ってきました。
昨年12月16日以来の冬期休館で皆さまには申し分けなく思っています。過去に3ヶ月後の開館まではあっという間に過ぎると書いたことがありました。
休暇中少々のんびりもしたが、これまでを振り返ると2月半ばを過ぎれば何かとバタバタしながら当日を迎えるに違いありません。
休館中は次期の展示テーマ決定と構想、展示作品と写真の確認、未額装作品の額装、ホームページ&ブログ告知Jバナーとファイル制作、来館者向け作品説明書制作、展示向キャプション制作、そして最後に展示作業です。
一方本業もあるため、冬期休館はむしろ開館中よりも忙しいのが実状です(冬鳥の写真も撮らなければなりませんし、、、)
過日お知らせバナーをお出ししましたが、本日は以下それに付けるお知らせファイルを作りましたので掲載いたします。
●3月15日(水)~4月19日(火)の陶芸ホールは藤三郎の「壺展」です。
陶芸ホールはその後の企画展で使用しますので、「壺展」は4月19日で終了の予定です。
陶芸ホールはその後他の企画展で使用しますので、「壺展」は4月19日で終了致します。
●3月15日(水)~6月13日(火)の絵画ホールは倉石隆「お嬢さん展」です。
「お嬢さん展」は6月13日をもって一休みし、8月17日~12月15日まで再度開催致します。
冬鳥に恵まれて。
本日また急に寒さが戻り冷や冷やとして少しばかり雪が降った。
このところ昼休みともなるとハクガンやミコアイサが見たくなり田に向かって車を走らせる。回るのは小一時間くらいなものだが、時には目新しい鳥や生態に出会えることがあり楽しみである。
本日ミコアイサは見なかったがちょっぴり積もった雪にハクガンの白さが余計映えて見えた。最後には多くのオナガガモと出会って幸運だった。
過日ハクガンは白鳥よりも白いと書いたが、こうしてみるとそのことが分かる。
奥にモノトーンの鳥が集まっていた。遠い暗がりに向けて適当にピントを合わせてみた。
オナガガモだった。
頭部が褐色なのはメスらしい。
このように沢山群れているのを初めて見た。オスの尾がぴゆんと上がり黒白の体色がとてもシック。
時間があるとカメラを手に鳥を見に行くのはある種習慣化した。本日は小雪が舞い寒かったがハクガンとオナガガモに出会った。
比較的雪が少ない朝日池と周辺の田んぼは大型の冬の水鳥に恵まれている。彼らを撮るのは盗撮のようなもので、食餌や休憩の邪魔にならぬよう気を付けているが、済まない気がしないでも無い。
それでも元気で多様な姿を目にし、写真の美しさに魅了されることは他に代えがたい幸せだ。この地で生活する幸運に感謝したい。
ハクガンの羽ばたき ミコアイサはとっぽい?
雨降りの本日午後ある田でハクガンの群を見た。7,80羽くらいか、いくぶん道路に寄っていたため私のカメラでも大きめに撮れた。
若鳥が多く混じり、時折羽ばたきをするものがいて溌剌とした眺めだった。
羽ばたきは順位など無く若鳥も行うようであり、特別なことでは無いように見受けられる。何のために行うのか分からないが「あくび」や「眠気ざまし」」かと思うことがあった。
何しろこの翼で数千キロを飛ぶのである。広げられたのを見るとさすが、という気がして恐れ入る。
ある溜め池にいたミコアイサ。目の縁が黒くパンダを思わせるカモ。髪型や体部の黒スジなども相俟ってお洒落で、昔の言葉で言うとどこか「とっぽい」感じである。
「とっぽい」は長く聞かなくなったと思って調べるといまや死語らしい。自分の小中学生の頃、当時の高校生たちは盛んに「あいつはとっぽい」という話をした。
悪い、不良っぽいなどとあまりり良い意味は無かったが、聞いていると何か憧れめいた気持がした。
クリスマスローズが咲いて現れた。
2月は寒く、自分の誕生月でもある。何かと印象に残るせいか、普通の月より日数が少ないにも拘わらず同じ月生まれの人は案外多いと勝手に感じている。
以前にもコメントしたが二月になると明るくしっかりした晴天の日が訪れる。これまた以前触れたと思うが、何かとぐずぐずモヤモヤする3月を考えれば2月を早春としても構わない気がするほどだ。
さて樹下美術館の庭の雪消えは早く、本日休日は芝生でゴルフボールをコツコツ打った。見ればいつの間にかクリスマスローズが咲いている。
このくらいの出芽だと3月15日の開館ころにちょうどよく咲くはず。早くも咲いた上段の花はどうなるだろう。
去る2月6日の庭。つい1週間前とは思われない雪。雨と気温上昇作の作用は甚大。
2月は早春と書いたが、2月豪雪という年もあったようなのでそうなった節はお許し頂きたい。
年令と共に気がせくようなり、何かと早めに事を進めたがる。そのせいか時に余裕のようなものが生まれる気がしないでもない。
本日、壊れてしまったキーボードを買い換えた。大きめで、以前使っていたものに近いので操作がしやすい。
再びハクガンが見られるようになった。
先週末から数日間晴れ間に恵まれた。頑張った晴れ間は疲れが出たのか本日は雨に変わった。当地の融雪は進み、平地の地面が見え始めた。
一時の降雪でねぐらと餌場を失っていた雁や白鳥が姿を現し、再びハクガンも目にするようになった。
2月5日夕刻のハクガン。
満腹のところへ一羽がやっ
てきました。
同日出ていた月。
明6日は満月、
スノームーンの名があるようです。
ちなみにハクガンは「スノーギース」。文字どうり白雁なのですね。スノームーン、中々の趣きです。ちなみにハクガンは真っ白で、白鳥よりも白いように感じられます。
どういうわけか鳥は撮っても撮っても満足ということにはならない。写真しかり造形はみな同じのようです。
もう少し書きたいところですが、過日筆洗油をこぼしてしまいキーボードの調子がおかしくなりました。以来次第に症状がひどく本日はこれで終わることに致します。
2023展示紹介、バナーでその2。
温かく晴天だった月曜日。
2月に大雪になる年があり油断は出来ない。だが次第に日が長くなり、時に晴れて気温が上昇する日が訪れるようになる。
本日はまさにそんな日で、美術館のスタッフが集まって作品の収蔵整理を行った。
久し振りに集まったスタッフが仕事に勤しむ様子はとても嬉しく頼もしい。今年も宜しくお願いし、良い年にしたいと思った。
さて前回は今年前半三つの催事をバナーを掲載してお知らせしました。本日はその後の展示についてお知らせ致します。
●8月17日~10月17日 陶芸ホール「篠崎正喜展」
鮮やかに緻密に描くファンタジーの人。篠崎正喜さんを知ったのは花の精密画に苦労し始めていた頃です。技法を調べているうち氏のホームページを知り即ファンとなり、メールを交換しながら作品を集めはじめました。
樹下美術館カフェの大作「午睡」は、設立前から希望をお伝えして描いて頂きました。当初洋食器と一緒の展示を考えましたが、篠崎作品のみをご覧頂くことにしました。いつ観ても「うっとりする絵」にご期待下さい。
●10月19日~11月21日 陶芸ホール
九谷の陶芸家・正木春蔵さんを知ったのは、お茶を始めた昭和の終わり頃、ある陶芸家名鑑にあった抹茶茶碗を観て気に入り、ブルータスや婦人雑誌の紹介記事から港区飯倉の「サボア・ヴィーブル」で作品を購入したのが始まりでした。
鈴木秀昭さんと黒岩卓実さんはいずれも雑誌で知り、全国で開催される展示会のDMが届くと店に連絡などして集めるようになりました。
鈴木さんは色絵金銀彩で器を埋め尽くし、曼荼羅の世界観で紋様を描く驚くべき技と心の持ち主。黒岩さんは手びねりと、速筆の赤絵でざっくりした風合で用向きの陶器に徹底されています。
三人とも色を自在に操り柔軟なフォルムと着想が素晴らしく、どこか浮き世離れして、かつ優れた作品の割りにリーズナブルなところが立派。嬉しいことでした。
●2回にわたってお知らせしました各催事(展示)の入館料は「館長の絵と写真展」は無料。
そのほかは300円になります(申し分けありません、100円値上げしました)。
●カフェのみのご利用は入館無料です。
2023展示紹介、バナーでその1。
冬期休館中の樹下美術館は、3月15日の開館まで残り38日となりました。
一時大雪を思わせましたが今融雪が進んでいるところです。この先のお天気には、どうかほどほどにして、という気持です。
さて今年の展示は開館から齋藤三郎の「壺展」、倉石隆の「お嬢さん展」で始まります。
その後6月13日まで陶芸ホールは樹下美術館が収集した「洋食器展」です。
本日は作成した告知用のバナーが出来ましたので前半三つの展示をご案内させて頂きました。
●3月15日~4月19日の陶芸ホール。
齋藤三郎の「壺展」
白磁、染附、色絵、鉄絵、赤絵。大小様々な齋藤三郎の力作をご覧下さい。壺だけの展示は初めてで、20数点を展示致します。洋食器展の関係で4月19日までの開催ですが、年頭にあたりどうか齋藤三郎の四季をお楽しみください。
●3月15日~6月13日の絵画ホール。
若い女性が描かれた油彩から版画およびデッサンの展示です。少々おどろおどろしい絵が多い倉石隆ですが、幼年や少年も上手く、若い女性も熱心に描きました。初めてのデッサンのほかこれまで展示された油彩も含まれます。
●4月20日~6月13日陶芸ホール
1800年代のアンティークから1930年前後のアールデコ、1950年前後のミッドセンチュリー、そして比較的新しい洋食器の展示です。
当館カフェで一部を使用していますが、長く愛用され、今なお明るい器たちをどうかご覧下さい。
●6月15日からの後半には拙「館長の絵画と写真展」を、次ぎにカフェの大きな絵でおなじみの画家「篠崎正喜展」を、その後はこれまでおよそ30~40年収集した正木春蔵、黒岩卓実、鈴木秀昭三氏の作品を展示する「色絵陶芸三人展」を開催致します。
次回はバナーでその2として後半三つの展示をご案内する予定です。
先ずはブログで。
来週になりましたならそれぞれの紹介ファイルを付けてホームページでお知らせ致します。
多様な展示ですが楽しバリエーションにご期待ださい。
イケメンのタカの食餌 捕食された鳥は何?
昨日は穏やかな晴天だった。老人施設を回った後久し振りに陽が射す近隣の田に向かった。シメやキジバトはまあまあだったが珍しいくらい近距離で、しかも食餌するタカを初めて見た。
以下鳥の姿は車中から窓を開けて撮りました。
捕らえられた鳥の黄色い足が見える。
猛禽類の気位を発している。
獲物の毛をむしりながら時々こちらを見る。たまたまかもしれないが、食べながらどう猛な視線に変わったように感じられた。
。
飛び立った跡。
むしられた羽毛などが散らばっている。
捕食された鳥を見るため車を降りた途端、獲物を掴んで飛び去った。黄色い足や黒っぽい体から捕らえられたのはムクドリではないかと思った。
時々タカを目にするが私には区別が難しい。このタカは本やサイトからノスリではと想像しているが、目がくりっとしていてチョウゲンボウかもしれない。一度詳しい人に訊いてみたい。
今日は誕生日だった。
少しずつボケているのを感じる。この先はより未知の世界を生きるのであろう。緊張感を楽しみながら暮せればと思う。
- 花頭窓、二十三夜塔、庚申塔、社寺
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 木村茶道美術館の寒月茶席に伺った 素晴らしい本阿弥光甫のお茶碗。
- ゴルフ場でトマトジュースの汚れを口を使って落としてみた。
- 晩秋、驚くほど当たる天気予報のゴルフ 朝日池のコハクチョウ。
- かって認知症だった人、晩年の「ありがとう」は「すき」と書かれた。
- 妙高市はいもり池の近く「ギャラリー峨々」を訪ねた。樹下美術館も紅葉。
- 再び良寛椿の苗。
- 1本の木にキンカンとカラタチの実が。
- 秋晴れの日のゴルフ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その3。
- 本日ジョケラさん初日。
- 明日からジョケラさんの展示会 高宮あけみ展のご来館有り難うございました。
- 別れ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その2。
- 講演会「良寛さんに学ぶ」が無事終了した。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その1。
- 来たる11月7日からラッセル・ジョケラさんの展示会 晩秋の花 近隣のコハクチョウ
- 先週末の種々。
- 高田高等学校創立150周年の秋 いたくら桜園 近隣の秋。
- 「ラッセル・ジョケラ木工展」 可愛いお子さんとおじいちゃん。
- 本日今年最後の同業ゴルフ。
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