館長の作品。
デイサービスの利用者さん お年寄りと戸外 カフェのメモから。
昨日に続いて本日もデイサービスの利用者さんたちが見えた。介護者さんが一生懸命説明される様子は大変印象的だった。
前回も触れたが閉じこもりがちな高齢者さんにとって外へ連れ出すことほど心身に良い事はない。身も心も軽くなり、大気のもとでは、諦めていた立ち上がりや歩行が突然出来ることさえある。あるいはそれらが無理な方でも少なくても笑顔が浮かぶのである。自然が有する力には本当に驚かされる。
さて拙写真展が始まっている。入場無料の手軽さもあるのか賑わいというほどではないもののそこそこ観て頂いていると思う。私の作品という以上に昨今の写真そのものの人気がそうさせていることもあろう。
カフェのノートに柏崎市の方から以下のメモが残されていた。
「写真展の日に来れてラッキーでした。厳しい日もおだやかな日も「虹」の日も素敵に切り取られています。「春のほくほく線」「雪の日のホテル」私もめぐり逢ってみたいと思いました。
挙げられた写真を以下に掲載してみました。
上掲のメモに書いて頂いた「切り取る」という言葉。シャッターを押す私はおよそ慌てているので「切り取る」という意識を持ったことがありませんでした。それは何度も耳目にしていましたが、いざ自分には無い心境でした。
これからはその事を意識してみたいと思いました。そうすればもう少し覚悟の決まった良い写真が撮れそうな気がしてきました。メモをお書きになった方、大変有り難うございました。
デイサービスの方々 今度は絵画展が迫る。
近隣のデイサービスの利用者さんたちが三回に分けて拙写真展を観にこられることになり本日1回目の方達が来られた。
鳥や電車あるいは海や雲などの情景が多く、高齢の方々にも親しみ易かったのではなかったかと思われる。
なによりもコロナで難しかった外出をされたことを喜ばれたにちがいない。母で経験したことだが、お年寄りにとって戸外へ出ることがほど心身に有益なことは無い。行き帰りに田んぼ道を走ることも喜ばれたことであろう。
利用者さんには十分な介護者さんが付いてこられる(写真は妻の撮影です)。在宅や外来で診ている方も混じり、先生と声を掛けて頂き嬉しかった。
ほかに本日午後近隣の精神障害者施設でコロナワクチンの接種があった。20人ほどの希望者に行ったが、心配をよそにしっかり受けてくださり、安堵した。
写真展が始まると同時に一ヶ月もしないうちに自分の絵画展がはじまる。写真は出品までの仕上げに専門店のお世話になったが、絵画は最後まで自ら手を入れなければならない。それまで毎晩の徹夜ではないだろうが、i一種馬車馬に近い集力が必要になってきた。
初日の拙写真展 頂いたチマキ ビワ。
本日休診日の木曜日。ドタバタと休館日の水曜日に展示替えを行い木曜日が初日の樹下美術館。例によって一日目の本日、騒ぎになることもなく静かに始まった拙写真展。ウィークデイが初日だからそれでいいのでは、と妻の言。確かにである。
本日も心配顔でお見えになったフジフォートの藤野さんは展示をご覧になり、方法について「新しくとても良い」とコメントされた。つまり陶芸作品の展示台それぞれに一作品ずつ写真立て(小さなイーゼル)で展示。額無しのやや小さめのパネル(ワイド四つ)作品で統一。全ての作品に照明が当てられている、ことをユニークと仰った。
上は昨日の館内。写真だからといって必ずしも壁に掛けなくても良いようだ。台上の1点展示は私の写真でさえどこ存在感が増すように見えなくもない。
そしてお忙しいのにいつも来て下さる小林古径美術館の宮崎館長さん。何かとお世話になっている宮崎さんは当館にとっても大切な方。
熱心にご覧になり、望遠ですかと聞かれた「柿崎海岸の波浪」(向かって右)。
過日は青、次ぎに白のホタルブクロ。本日は赤紫。これが一番多いか。
本日頂いたチマキ。この人の作る食べ物はプロ級と妻が言う。ほかに大豆の塩煮、紅ショウガ、紫蘇の醤油漬けなどを頂いた。
具合の悪い方がいて本日も往診した。帰りにぎわお宅で獲れた琵琶を頂戴した。
写真展の展示作業が終わった。
本日6月14日は明日から始まる杉田玄写真展の展示作業を皆で行った。陶芸用の展示台からアクリルの被いなどを取り去り写真立てを並べ、壁に6枚有孔ボードを掛け、題名キャプショを付けて展示した。台、ボードとも23枚ずつ、合計46点の写真が並んだ。
壁際の台を中央に出して壁面との間に通路を作りました。上掲2枚は壁のボードに照明が当たる前の場内です。
有孔ボードはA4サイズの組写真としました。タイトルは「タゲリとコハクチョウ(4点)」「孤独なコブハクチョウ(4点」「柿崎海岸の夕暮れ(4点)」「海に残す(3点)」「朝日池のオオハクチョウ(4点)」「大潟区に飛来したトキ(4点)」です。
作意も演出も無い近隣中心のスナップです。被写体の動きや旅情、自然の力や美しさに惹かれて撮りました。
ブログ開設の頃から始めた写真。発表など考えたこともありませんでしたが、近年何人かのお勧めで初めての試みとなりました。大変恥ずかしいのですが、自然への憧憬や何かしらの和みを感じて頂ければ嬉しい限りです。
ところでポスターなどですでにトキの写真をご覧になった方から、あんな近くでどうやって撮ったのですか、と聞かれました。
トキ撮影のいきさつを述べますと、2018年2月3日午後、区内のある田んぼを走行中、うす赤い大きな鳥が車の前を飛んで横切り近くの雪の田に降りました。
まさかトキ?車を止め半信半疑でコンパクトデジカメを向けながら近づきました。逃げる様子も無く探餌をしている鳥は確かにトキでした。人工孵化後、放鳥された個体のうち本土に渡ったメスだと、後に分かりました。
放鳥当初いつか佐渡の自然の中でトキを撮りたいと念願していましたが、10年経って本人の方から目の前に現れたのには、本当にびっくりしました。
写真展向けのチラシとポスター原稿を作った。
6月15日(木)から始まる拙写真展が本当に(現実のものとして)近づいた。フジフォートさんと話を重ねながら準備をしていたが、過日“告知のチラシなどはどうしますか”と聞かれ、未だだったと慌てふためいた。当館ではこのような事は昔からみな自分でやらなければならない。
本日、展示予定の写真を使ってチラシを作った。初めて挑戦する写真展、一応ポスター原稿もこしらえた。
恥ずかしいため、いずれもグレーを地に簡単、地味なものになった。80才を越えた者が行う作業は今更ながらの一太郎頼みで、一応PDFにした。
心身能力から言って気の利いたものなどは出来ない。稚拙ゆえ人目を惹くかもしれない、と淡く期待しつつ胃痛をこらえ何時間も掛けてやっと終えた。
明日印刷屋さんに材料を渡し、仕様を相談する予定。現に来館される皆さまにはホームプリンターで刷ったものを差し上げるつもりです。
上掲の図は大きくしてご覧ください。
●杉田玄写真展 期間6月15日(木)から7月11日(火)
会場:樹下美術館陶芸ホール 時間:10時~17時 入場無料 毎週水曜日はお休みです。
お暇の折にご覧頂ければ有り難い限りです。
すっきりしたpcの裏側 何とかなるか「秋の畑」。
PC机の裏側は何十の配線といくつものルーター類が絡むように込みいったままだったのを本日(株)信越情報から担当のお二人見え、新たな専用デスクを中心にきれいにまとめて頂いた。
見違えるほどすっきりし、
何かあれば作業が楽になりそう。
夜は「秋の畑」の絵に取り組んだ。
全体を秋の色調にし、自転車を止めた。この先手前の畑に手を入れ、真ん中で威張っているセイタカアワダチソウを左へ移動させ。場合により左の柿の木をもっと奥に移すか、あるいは消す事もあろう。油絵は乾かして上塗りすれば、そのような事が出来るため何とか絵らしくなりそうな感じ。
老後の多忙 拙写真展作品のご紹介
数日前、6月15日からの拙写真展に向けた写真選びを終え、仕上げに向けジフォートさんにお渡しした。一ヶ月の展示を終えると今度は絵画展になる。風景4点はまだ途上であり、サムホールサイズや小さな5面体の25枚ほどの椿はバックが残っている。話し変わり、このところ庭の茂りが凄まじく、陽向(ひなた)を確保するため庭師さんと枝の処理について相談し来週から着手予定で、低い所は自分でやるつもり。あるいは当館のパンフレットが少なくなり、手直しも必要で印刷屋さんと相談のうえ、本日文の直しと写真選びを始めたところ。
本業に軸足を置きながらこれらをこなしすにはいくら時間があっても足りない。何とかブログも書きたいのだが思うようには行かず、三日も空けると倒れたかと心配されるため、前回に続き本日また拙写真展出品写真から一部ご紹介し、ブログとさせて頂きました。
宜しければ当日会場で大きな写真をご覧頂ければ有り難い限りです。
以下拙夕食です。
お客様から戴いた蕗の前日の下ごしらえ。
蕗と油揚の焚き物
妻の友人から戴いたクレソンはサラダに。
拙写真展が近づいて。
6月15日から始まる拙写真展がひたひたと近づいている。昨日、展示向けのプリントやパネル制作でお世話になるフジフォートの藤野氏と二度目の相談をした。
場内23のボックスに一枚ずつワイド四つ切りの写真を、壁には90×80センチの多孔パネル6枚を用い、それぞれにA4サイズ3~4枚を組み写真の形で展示することになった。合計46~47点になる予定。
前回に続いて以下4点を掲載しました。
波や鳥、電車に気象あるいは人。どこか一所懸命で心打つ何かに目を向けたつもりの写真。鑑賞価値があるのかよく分かりませんが、お暇の節にご笑覧頂けましたら有り難く思います。
それにしても夕暮れの写真が多いこと。
連休中の一日。
後半の連休はお天気に恵まれている。昨日午前から午後のひと時は絵を描いた。
この度はさらに向を変えて畑の絵に取り組んだ。
秋の畑の練習作。実った柿、赤い自転車、畑仕事の人、などを描きたいところ。散漫な絵になっているので、本画は中央部を中心にして、冗漫な背景を直し、畑の野菜をちゃんと描いてみたい。秋の絵なのに全体が青々としているのも気になる。
その後花火の絵を手がけた。この先花火や手前の人物を描くつもり。
午後は大潟水と森公園講演を歩いた。
歴史ゾーンの入り口。ここの入り方がとても良い。
蕾のアザミはこの先が楽しみ。
こもれびの一灯、キンラン。
古墳の島へ渡る手前のアヤメ。植栽されたものだが地味が合うようで元気よく咲いている。
島に渡るとすぐの巨大なプラタナス。その昔地主さんが植えたもの。
良い匂いがすると思ったら沢山のフキ。
ミズキの花がてっぺんまで。
公園の後美術館に戻る。
ベンチに三人の小さなお子さんと親御さんがゆっくりされていた。
風景画が楽しくなったきたのが収穫だった。
菊を描いた日曜日 ながら音楽。
本日日曜日、描き始めた菊の絵を出して手を加えた。昨日のゴルフの疲れが取れない午前、学生時代に流行った懐かしい「テキーラ」を聴き目を醒ましながら始めた。
夕刻の「菊」。
色々手を加えなければならない。
皆さんならどこを直したいですか。
ある時期から私の音楽は何かしながら聴く「ながら音楽」が殆どで、今なら絵を描くときがその時間になります。音楽には本当に申しわけし分けないのですが、じっくり聴くだけの時間というのはまず無いのです。
「テキーラ」
昔ラジオから流れていたのは多分これ。
夜はブログを書きながら「Misty」
歌手のニキ・パロットがベースで、
ピアニストとドラマーをまじえて演奏。
そんな訳で大抵は圧倒的ではなく、楽しいか懐かしいか、あるいは癒やされるかの音楽を聴いている次第です。
- 花頭窓、二十三夜塔、庚申塔、社寺
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 時間を掛けて押す注射 ほぼ一年振りに替えた机上メモ。
- 昨日から一泊の上京。
- 大潟区公民館活動の方々の樹下美術館来訪、小山作之助係累の話をさせて頂いた。
- 本阿弥光甫のお茶碗で飲みたくて木村茶道美術館を再訪。
- 柏崎、上越、晩秋の野道 斎京まさ子さんの本。
- 木村茶道美術館の貴重、庭園の紅葉ライトアップと駐車料金。
- 木村茶道美術館の寒月茶席に伺った 素晴らしい本阿弥光甫のお茶碗。
- ゴルフ場でトマトジュースの汚れを口を使って落としてみた。
- 晩秋、驚くほど当たる天気予報のゴルフ 朝日池のコハクチョウ。
- かって認知症だった人、晩年の「ありがとう」は「すき」と書かれた。
- 妙高市はいもり池の近く「ギャラリー峨々」を訪ねた。樹下美術館も紅葉。
- 再び良寛椿の苗。
- 1本の木にキンカンとカラタチの実が。
- 秋晴れの日のゴルフ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その3。
- 本日ジョケラさん初日。
- 明日からジョケラさんの展示会 高宮あけみ展のご来館有り難うございました。
- 別れ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その2。
- 講演会「良寛さんに学ぶ」が無事終了した。
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