食・飲・茶・器

魚津の雪だるまカマボコ。

2013年1月30日(水曜日)

寒気が緩んでいて雪は降らず足許が楽になった。

 

夕食に魚津産の雪だるまのカマボコ。美味しかったが食べるのに気が引けるほど可愛いい。

 

雪だるまかまぼこ
角瓶のコップが出ていますが、私は氷に炭酸水です。
カマボコはご主人の実家が富山県の方から頂きました。

雪が無い2013年の正月 その食事など。

2013年1月2日(水曜日)

元旦から東京の縁者が髙田に見えているので昨夕の食事をホテルで付き合った。先日“家の食べ物が一番美味しい”と大見得を切った妻も、正月の外食と聞くと嬉しそうにしているので現金だ。

 

驚いたことに、昨夜の髙田はほとんど雪がみられず、海沿いの大潟がずっと多い。

 

相客は心理学の教授。専門分野のほか、旅、酒、料理、音楽、歌舞伎まで実に詳しく、楽しかった。

 

髙田
夕刻6時の髙田。
まもなくこの先に16階建ての建物ができる。髙田はかなり変わる予感がする。

 

ノドグロとハイボールホテルの食事は“のどぐろ”の一夜干しからはじまった。妻と教授は結構飲む。
私はビール少々と、文字鮮やかな山崎のグラスで飲んだハイボール一杯で十分に有り難くなる。

 

 

雑煮
本日2日は朝食なしでお昼に田舎雑煮。 

山里、里山の幸 庭仕事。

2012年12月29日(土曜日)

寒くなって上越市牧区の縁者からジャガイモや里芋、豆などを頂いた。山間の野菜はやや小振りだが実に美味しい。違うでしょう、と妻の言う通り新鮮かつ濃厚な風味は一口食べれば分かる。

サトイモ
旧牧村の里芋。

豆
同じく赤インゲンと思われる豆。

現在ストーブに掛かっている美味しい黒豆は妙高市の方から毎年頂くもの(頂き物ばかりで本当に恐縮しています)。

先月ある患者さんからのお米は驚くべきものだった。何気なくご飯を口に含むと手が止まった。香り滑らかさ弾力、まじまじと見た米は見事な輝きだった。

どこのお米ですか、と次の診察でお尋ねした。実はあまり知らない人からの頂き物なのです、三和村かもしれません、と謎めいたお返事だった。なるほど三和区には「米と酒の謎倉」という食の施設がある、農家が分かればぜひ取ってみたい。

本当に美味しいものは家の食事、とは妻の哲学。自分でも小さな畑を作っている。“どこか美味しいものを食べに行きましょう”と誘われると困るらしい。

今夕の妙高連山
庭仕事の合間に見た今夕の妙高連山。左から妙高山、火打山、焼山。

さて本日午前で今年の診療を終えた。お天気は雲一つ無い晴天。午後3時15分から5時半まで腐葉土と肥料を混ぜた土を作り庭に撒いた。慣れない仕事で一時右腕が挙がらなくなり、夕食で握った箸の小指が戻らなくなった。

ここへ来て一転、暖冬を思わせる気配。冬本番はこれから、果たしてどうなるだろう。

デンマークの器 オラランティのお菓子 冬を工夫して。

2012年12月26日(水曜日)

クリスマス寒波と予報されていたが、幸い本日寒さのわりに雪はさほどでなかった。

 

冬の本番はこれから。しかし春を待つだけでは人生が短くなってしまうような気がする。貴重な人生、それなりに何かと意欲をもって過ごしたいと思う。

 

スタンド本日のR8沿い大潟区潟町にある同級生のGS&メンテ工場。

 

カップとお菓子寒い夜、デンマークの器が二つ。フルーツケーキでお茶を飲んだ。
左がプレゼントされた器。
美味しいフルーツケーキは南高田のオラランティさん。

 

随分昔の事、デンマークに留学されていた医師が当方を訪ねて来られた。お出ししたカップをご覧になると、なつかしいなあ、と仰った。その後残念なことにニケあった一つを割ってしまった。

 

その医師の奥様が今年から美術館の庭を手伝ってくださる。器を壊したことをお聞きになったと、ご夫婦からクリスマスの器が届けられた。

 

平和の国の品らしくゆったりして肌は雪よりも白く、デザインはまことに愛らしい。

鍵善良房のお干菓子 森橋丈明さんのお茶碗。

2012年12月18日(火曜日)

幾分恥ずかしくも、「館長のノート」には「頂き物」というカテゴリーが必要かもしれません。

 

新潟市のお茶人から京都みやげ鍵善良房(かぎぜんよしふさ)の干菓子をいただいていた。格調の包装を開けると「おちょま」と名付けられた愛らしくも味濃い和三盆(わさんぼん:日本古来の砂糖、あるいは砂糖菓子)が出てきた。

 

お菓子良房のお干菓子。

 

お茶とお菓子おちょまをお伴に、上越市の陶芸家・森橋丈明さんの白釉茶碗でお茶を頂いた。
明瞭なカイラギが浮き出た立派な筒茶碗だった。
純白は冬の透明感、お茶の緑が遠い春を想わせる。

 

おちょま: おちょぼ口と云うように小さく可愛いの意味があるらしい。祇園では舞妓さんの見習いを「おちょま」と云うとも。
小さな半鐘型のテッペンに赤い点があしらわれている。雑誌BRUTUSの「おみやげグランプリ」干菓子の部でグランプリに輝いている。
カイラギ:焼き物の厚いうわぐすりがかもし出すでこぼこのまだら模様。
筒茶碗:筒型の深めの抹茶茶碗。保温を考えて冬を中心に用いられる。

 

この森橋さんのお茶碗を来年のカフェにお出しする予定です。

今年も甥からシュトーレン。

2012年11月29日(木曜日)

昨日、甥が17ヶもシュトーレンを運んできた。

彼は夫婦でパン職人。その二人が家で焼いたという昨年のシュトーレンは絶品だった。

 

昨年当ノートに掲載したところ食べたいという人が大勢出て、今年はその方たちの分も徹夜で焼いたらしい。。

 

シュトーレン私たちの二つのシュトーレン。昨年は一個を4週間かけて食べた。

 

切って食べてみた昨夜は妻と一切れずつ。次は今週末の予定。

 

パン生地にナッツ類、オレンジピール、レーズンなどを入れて焼き、砂糖を真っ白に掛けてある。材料が吟味され上質な仕上がりだ。日が経つにつれて具が馴染み、パンは色とも全体にしっとりしてくる。

 

いよいよ冬本番を迎える。クリスマスまでを楽しむ食べ物だという、カロリーを考えながらそーと食べよう。

本日の事 ピクルス 空 白鳥。

2012年11月21日(水曜日)

インフルエンザワクチンの接種が最後の山場にさしかかり、いつもの倍くらい忙しい。スタッフが頑張ってくれて助かる。

 

小学校で移行学級の健診があった。目立った肥満が見られず、健康意識が向上しているように感じた。 

 

ピクルス
妻が作ったピクルス。

 

午後の空
健診が終わる頃、雲が分かれてきて。

 

夕刻の空
夕刻の在宅回りは晴れてきた。

 明日は好天らしい。

 

1羽の白鳥
途中の田に白鳥が1羽、動く気配がなく少々心配だった。

 

本日も柿を頂いた。

小さな青空サービス 三回目の鑑賞会 大垣の柿。

2012年11月20日(火曜日)

今年の秋は雨ばかり、あるいは今年の夏は暑い、または寒い、などおよそお天気の感想は悪い場合が多い。今年の春は何て調度良いのでしょう、というような話はめったに聞かない。

 

青空本日は季節風の強い雨交じりのお天気。時々小さな青空のサービス。

 

皆様と
三回目となった作品鑑賞会。私自身の勉強にもなり楽しかった。

 

柿また柿を頂いた。このたびは岐阜県の柿農家へグループで行かれた方からの見応えある富有だった。一ケを妻と半分こ、芸術品と言っても過言ではない味応えだった。

ロイヤルドルトンのカップでトーストの夕食 窓に写る「秋」の少女を見ながら。

2012年11月11日(日曜日)

今夕、時折雨が交じる庭で低い木々の冬支度をした。アジサイ類、ヒメウツギ、ニシキギ、チョウジザクラなどに支柱を立てて縛る。

 

トサミズキほかにまだ沢山あるが雨が強くなったのでお終いにした。

 

妻は所用で出かけ夕食は美術館のカフェでトーストを食べた。夕食にトーストとは非常に変わっているが、たまには良いと思った。

 

トーストセット

レギュラー珈琲は気に入ったいるロイヤルドルトンのデミタスカップに入れてみた。パンの加減がよく、弟から届く「いばり子豚」のハムも美味しい。
セットは二杯分の珈琲付きで800円でした。

 

ガラス窓の「秋」
ふと見ると、窓ガラスに背後の絵画ホールにある「秋」の少女が写っている。
狭い階段通路を通して写るこの絵が見えるのは左から4番目の席で、しかも夕刻にくっきりする。

 

絵は庭の木立の中に浮かぶ趣、一人の夕食を少女を見ながら楽しんだ。

吉川区町田の焔魔堂 尾神は拝み?

2012年10月8日(月曜日)

快晴の一日は体育の日。
午後、上越市吉川区の尾神岳へパラグライダーを見に行くため町田集落を通った。そこで焔魔堂(えんまどう)の看板が目に入った。何度も通った所であり話は聞いていた。何故か本日、気になって初めて寄った。

 

西願寺の方がお堂を開けて下さった。堂内中央の閻魔大王は力士の風貌で、幾分優しさを含んでいたが、右隣の葬頭河婆(しょうづかのおにばば)が恐かった。婆の前には「浄玻璃(じょうはり)」という死者の生前を写す鏡がある。
鏡の支え棒には「業の量り」という天秤が付いていて、片方に裸にされた人間が、もう片方に石がつり下げられて悪事の重さを計っている。婆の調べは万全なうえ、何よりもその顔は諦めるほか無いほど恐ろしいのである。

 

大王の左側に菩薩と書記がいる。弁護の役をするとパンフレットに書かれていた菩薩は、大変に姿が良かった。各像の作風は室町時代初期のものと、あった。
とにかく明日からまた心して生きよう、来て良かった。私は子どものころから弱虫なのである。

 

町田
吉川区町田の集落。

菩薩と書記
菩薩と書記(中央)。

 

野仏
尾神の棚田の畦にある石仏。

西願寺
西願寺、右にお堂。

 

大王と鬼婆
閻魔大王とおにばば(右)。

 

池
秋空を写した尾神岳の池。

尾神岳は山頂までの予定だったが、二カ所の神社を初めて訪ね、見慣れた野仏や番所の祠を見て回った。妻と約束していた食事の時間が迫ったので、途中の用水池を撮って帰った。

 

予約していた門前のレストランは初めて。ブイヤベースのコースを選んだ。味、見た目とも吟味されて楽しめた。庭の手入れや館内のしつらえ、スタッフの対応も良く、樹下美術館も日々新鮮でなければと、勉強になった。

 レストラン

 

ディスプレイ

 

本日寄った他の社など別の機会に記載してみたいと思う。尾神岳は大神岳とも伝えられるようだが、拝み岳でもあろうと感じた。

 

樹下美術館は地元上越市のほか新潟市、長野市、三条市からもお客様が見えられたという。
本当に有り難うございました。

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