食・飲・茶・器

お天気とお客様 織部茶碗を選んだ生徒さん デッキの坊やと若いご夫婦。

2014年10月20日(月曜日)

お天気が良い日にとても暇だったり、雨降りが忙しかったり美術館やカフェのお客様は一様ではありません。
本日は雨降りでしたが、昼のカフェは12人のお客様が次々とホットサンドウイッチの注文をされ、忙しかったそうです。

そんな日に小学生の男子生徒さんがおばあちゃんと一緒に来られ、お抹茶を飲んだと妻から聞きました。
抹茶を飲みたいというので連れてきてもらったそうです。

カフェでは10個の茶碗からお好きなものを選んで頂くようにしていますが、生徒さんが選んだのは以下の茶碗でした。

織部茶碗潔いへら削りと緑が静かな塚本治彦作「織部茶碗」

当茶碗は現代作家の作品ですが、カフェで最も人気の器の一つです。
室町時代の大茶人古田織部はかつて無い斬新な織部様式の器を作り、今もって高い人気を博しています。

無言のうちに人を魅了する器。
それを選んだ生徒さんを頼もしくまた嬉しく思いました。

さて本日は生徒さんでしたが、昨日晴天のデッキには小さな坊やとお母さんを写そうとされる若いご主人の姿がありました。
ご夫婦に座って頂きお借りしたカメラで三人を撮らせていただきました。

90才のご常連から坊やまで、日和を越えて感謝しています。

陶齋の器でお寿司を食べる秋の会、2回目が無事終わりました。

2014年10月19日(日曜日)

昨日に続いて穏やかな日和、陶齋の器でお寿司を食べる秋の会2回目が無事終わりました。

3組8人さんの満席で、男性がお二人でした。
自己紹介後、秋の味覚に舌鼓をうち話はずんだ充実の食事会。
茶席も和やかで、拙い小生の点前は少々まごつきましたがなんとか無事でした。

1色づき始めたニシキギ。

2廊下の飾り。上に絵、下に手紙の屏風、前に蝋抜きの皿、いずれも陶齋作。

3待合室に架けた倉石隆の胴版画「茶会」。

4昭和24年、陶齋の初窯で焼かれた染め付け皿に手まり寿司が盛られていく。

5和気藹々の時間が流れる。
お寿司が2皿のほか、和え物、黒バイの旨煮、子持ち鮎の山椒煮、澄まし汁、小ぶりなウニ・イクラ丼、果物が出ました。

ご参加の皆様、厨房の都寿司さん、感謝しています、誠に有り難うございました。

庭の花はホトトギス、ノコンギク、リュウノウギク、リンドウが盛りになりました。

先輩ご夫婦と食事。

2014年10月13日(月曜日)

昨夜高校の先輩ご夫婦と某所で食事をした後、お宅へ伺った。

奥様のお父さんが私の高祖父・杉田玄作の江戸時代の上京日記と小山作之助が曾祖父杉田貞蔵にあてた新年の挨拶状を読んでくださり、それが昨晩届いた。

古い書き物お好きなお父様は91才でお元気。
本や書状が届くとすぐ読み始めるほど読書がお好きということで、本当に貴重な方だ。
お礼に小田嶽夫の「高陽草子」をお届けして頂くよう携行した。

マスカットベリーAお宅で頂いた風趣の葡萄、日本のワイン葡萄の父 川上善兵衛の労作、マスカットベリーA。

ヨーグルトとイチジクのコンポートイチジクとヨーグルトのコンポート。

二つのウイスキー朝の連ドラにちなんだ美味しいウイスキーを頂いた。
17竹鶴、21響、、、さして飲めない私も夢中になった。

食後の口に馴染む食べ物と麗しい二種のウイスキーは美味しかった。
読んで頂いた古い書き付けは後に掲載したいと思います。

SPコンサートSPレコードコンサートのお申し込みは現在42人様になりました。
あと20席ほどは大丈夫だと思いますのでどうぞお申し込み下さい。

 

 

陶齋の器でお寿司を食べる秋の会その1 良い食器を作る人は。

2014年10月5日(日曜日)

やや寒い雨の昼、陶齋の器でお寿司を食べる秋の会が、予定通り3組7名様が参加され終了しました。

お寿司を始め碗物、和え物、吸い物、デザートなど季節感満点のお料理でした。
大変和やかな会になりました。
お客様、調理場の都寿司さん、そして陶齋の器のお陰と有り難く思っています。

膳陶齋作品として秋草の徳利、鉄絵の皿、染め付けの小碗が出ています。
子持ち鮎の甘露煮、栗巾着、ばい貝の旨煮、柿窯盛り、はんぺんと青ネギのお吸い物などがまず運ばれました。

陶齋の器は「威張らない」「人を和ます」「品良く鼻につかない」ことなどが決定的です。
言い換えれば「草花の魅力と同じ」と言っても過言ではないでしょう。
あるいはご自身が「花のような人」だったのかもしれません。
多くのファンや文化人たちに広く愛されたのもうなずけます。

寿司都寿司さんの腕が一段と上がったようです。
何度も出ましたが、陶齋の染め付け扇皿に。

手前座本日炭が入る前の手前座。右下の水指(みずさし)はやや晩年の「色絵秋草文水指」
食事のあと場所を移してお抹茶を頂きました。

 

ご異論はあろうかと思いますが、
樹下美術館を始めてから私は以下のことを心でつぶやくようになりました。
「良い食器を作る人は良い陶芸家」

人の時間、鉱物の時間 秋の直球。

2014年10月3日(金曜日)

昨日に続いて曇りの一日、但し気温は下がった。

年と共に寒さに敏感となり、春秋はどんな服装がいいのかよく迷う。
現在長袖シャツと薄めの毛糸のチョッキを着ていて、本日看護士の半袖を吃驚の目で見た。

その昔30才後半の頃、あら先生そんな格好で寒くないですか、と往診先で言われたのを覚えている。
10月だったと思うが、自分は半袖白衣を当たり前のように着ていた。

そうおっしゃったのは亡きUさんご夫婦で、当時70代半ばだった。
いつしか(ある種手品のように)今私はUさんたちと同じになった。

 

_MG_3456本日東頸城地域がふるさとの方から秋の直球を頂きました。

さて生き物の時間と変化はめまぐるしい。
それで言えば、普段の鉱物には時間などあるのかと思うほど変化を見つけ難い。
しかし一旦災害になれば、地殻は大胆に変動し砂礫や岩石を生じまた移動する。

ほんとうに色々ありますね、とある方が仰った。
災害列島に住み色々あるなか、無事を祈る間もなく一日が終わる。

_MG_3472明後日に迫った「陶齋の器でお寿司を食べる秋の会」に向けて集めた紅葉した柿の葉。
調理の都屋さんから柿の紅葉がありますか、と言われ、自宅のとよそ様のものから色味のよいものを選びました。
当日のお料理に添えられるはずです。

秋の会は予告より回数を減らして申し分けありませんでした。
明後日、台風が来そうですが一生懸命おもてなしするつもりです。

夏のデッキで食事 美術館で仲直り。

2014年8月14日(木曜日)

昨日から17日まで取ったお盆休みの二日目。

お盆中、主婦であるスタッフは忙しい。そこで四日続けて妻の出番となった。
そんな訳で本日の朝昼兼用の食事を美術館のデッキで食べた。

ホットサンドとミルク風が気持ち良かったデッキ。

ホットサンドホットサンドのパンは8枚切りが二枚、本日はミルクをつけました。
具にタマネギ、キャベツ、チーズと少々のベーコンを入れマーガリンを薄く塗って焼いています。
付け合わせは好評のピクルスと果物。価格はホットサンドイッチとポットコーヒーで950円です。
今回の熱量はミルクを加えましたので650Kca前後だと思いました。

本日のノートはヘッダーを入れて同じような写真が三枚も並んでしまいました。
以下のチョーカーも入加えて夏のコマーシャルという所でしょうか。

チョーカー最近新調したシーグラスのチョーカー。

本日、次のように仰って濃いブルーのシーグラスチョーカーを買われたカップルがいらっしゃったと聞きました。
「車の中でけんかをしてきたが、ここへ来たらすぐ仲直りできた。記念にこれを買って帰ろう」
優しい雰囲気のご主人だったそうです。

樹下美術館を訪ねる方たちの帰りのお顔がとても良い、といつも思います。

ビストロ「サブリーユ」。

2014年8月2日(土曜日)

今夕、東京から高田に来ている義理の兄と三人で夕食。
客人は食通だが遠路を協力してもらい、大潟区はカジュアルフレンチのサブリーユで一緒した。

サブリーユTEL:025-534-3684
上越市大潟区下小船津浜1165-4(国道8号線沿い)
ランチ 11:00-14:00L.O.
ディナー 18:00-20:30L.O.

年と共にもっぱら近くが良くなり、最近は何かと同店に行くようになった。
店は良心的で美味しく、今夕も3時間半はゆっくり話をしながら過ごした。

こじんまりした店内で以下順不同ですがピンぼけも交え沢山写真を撮りました。
写真に相客のメニューも入れました。

店先のスクリーン 店先のスクリーン白ワインとサラダ白ワインと前菜(イナダのカルパッチョ)前菜1前菜2(ベーコン、南瓜のマッシュとパテ)ワインワインワイン煮義理兄のメイン・牛頬肉のワイン煮デザートデザート店の一隅店内の一隅コーヒー美味しいコーヒー 店先のメニューボード店先のメニューボードジャズの掲示今月末、店内に於けるジャズの告知スープオクラとジャガイモの冷スープ
イシモチのポアレ私のメイン・イシモチのポワレサーロインステーキ妻のメイン・さーろいんすてーき玄米玄米ライス店内の一隅 (1)店内の一隅・ピアノ代行代行

昨日、夏場の血糖値上昇の要因について色々書かせて頂きました。その舌の根も乾かないうちに今夜は「客」と「外食」の2つファクターが入ったことになります。
それで日中は果物とコーヒーしか摂らずに調整を試み、明日はあっさり三食(二食かもしれません)でコントロールするつもりです。

それにしても赤、白を美味しく飲み、良心的な内容で食べ、コーヒー、デザートで一人4000円台は、
会食にお勧めではないかと思いました。

今月はいつしかあと二回ここで食事の予定となってしまいました。
そのうちの一回は、11月予定の「SP盤を聴く会」をサポートしてくれる友人と打ち合わせを兼ねて食べる予定です。

その間きちんとあっさり食にして、かつ一定のエクササイズは励行しなくてはなりません。
夏だからでしょうか、私が読ませて頂いているブログは食事や運動のカテゴリが多く、興味深く拝見しています。

リモコンヘリ 愛知県からご夫婦。

2014年7月30日(水曜日)

水曜日午後はいつもの特養ホームの出務。
本日皆さんはホールで2軍に分かれ、木のボールをスティックで叩いてホールに入れるくゲームをされていた。
スティックを握ると普段座ったままの方が突然車椅子から立ち上がるのを見て目を見張らされた。

暑くなりはじめましたが、その影響もなく受け持ちの皆様は落ち着いていました。

アイスティー帰りに樹下美術館でアイスティーを飲みました。

ラジコンヘリ消毒 南に隣接する水田でリモコンヘリによる消毒作業がされていた。
とても安定した飛行。

斑入り桔梗本日の斑入り桔梗。
昨日の花はしおれて新しい蕾が開いていた。こまかな斑点だった。

美術館には、愛知県から所用で上越に来られた若いご夫婦がお見えでした。
食べログで見たということ。館内の後、デッキでゆっくりされたと聞きました。

愛知県はお茶を飲むところが沢山ありますが、上越は少ないですね、と仰いました。
この話は他県の方からよくお聞きします。
食べ物屋さんは多いと思うのですが、休まず仕事に精出す土地がらということでしょうか。

闘志溢れる関根学園 牧区のトウモロコシと枝豆。

2014年7月26日(土曜日)

午後1時から始まる夏の高校野球新潟県大会準決勝は新潟明訓-関根学園だった。
この試合でノーシードの私たち地元上越市の関根学園が第2シードの明訓を5-2で破った。

明訓の選手は強豪校に相応しく皆堂々としていてユニフォームもスマートだ。
一方、関根学園の選手達は身長はまちまち、ユニフォームも幾分昔風。

しかし試合は闘志溢れる関根学園が粘って清々しく勝った。
上越の高校が明訓を破るなんて本当に立派だと思った。

勝ち越し点勝ち越し点が入る。

夕食夕食のソーメン。
牧村の縁者から頂いた美味しい枝豆とトウモロコシも食べた。

さて明日は決勝戦。相手は横綱・日本文理。
横綱が慌てふためくようないい試合を祈りたい。

昨夜の雷 宝塚のお土産。

2014年7月9日(水曜日)

「現在23時を回り雨は上がっている。ずっと続いていた遠雷が少しずつ近づいて来た」
昨日のノートの最後にこう書いた。

実はそ後近づいて来た雷はピカピカ、ピカピカと盛んに光り激しい雷鳴を響かせると、ザーッと降り出した。
本日の患者さん達は
「寝ようとしたら凄い雷でびっくりした」
「雷で目が覚め、その後眠れなかった」と、口々に仰った。

柿崎区や頸城区など遠い方達まで、一様に言われるので広範囲の雷だったのだろう。

雷鳴の空雷光で光る深夜の雲。稲妻は写りませんでした。

宝塚のお土産宝塚歌劇を観に行った方からお菓子やメモ帳などのお土産を頂きました。
こういう華やかな物に触れると何か元気が出るような気がします、有り難うございました。

明日台風8号はいよいよ本土に接近するのでしょう。少しでも弱まることを祈りながら、雲に注目したいと思います。

一昨日のお年寄りは元気になりました。90才を越える超高齢のお年寄りの夏は毎年緊張を強いられます。

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