食・飲・茶・器
お年玉はがきの賞品が来て。
昨日に続いて食べ物です。
去る1月19日にお書きしましたように私たちにお年玉はがきの2等賞が3枚当選していました。
賞品はカタログから選ぶようになっていて、先日その「ふるさと小包」が次々に届きました。
向こうにエキストラバージンオリーブオイル、右・稲庭うどん、手前・横須賀海軍カレー。
本日夕食にいただいたカレー。
肉や野菜などの具がしっかり入り飽きの来ないオーソドックスな味でした。
1万本に3本の確率でしたが、頂戴したおよそ400枚の葉書から1本が当たり、
2本は年末の義母の逝去によって使われなかった葉書およそ400枚から当選したのです。
珍しいことが起こり、看取らせてもらった義母との縁の強さを感じました。
くじといえばその昔、高等学校を卒業した春休み、高田の商店街の福引きで大きな醤油樽が当たりました。
大勢の前でジャランジャランと威勢良く鐘を鳴らされ、顔が赤くなりました。
場所が今はなき「いづも屋デパート」の前。
すぐそばのバス停から樽を抱えてバスに乗り、家もバス停の近くだったので助かりました。
病気ばかりであまり良いことが無かった高校時代でしたが、帰ると母がとても喜びました。
フキノトウとニシンそば。
厳しい寒波から一週間。再び美術館南の土手が現れてフキノトウが顔を出した。
雪が降ったり消えたり今年のフキノトウは忙しい。
夕食はこの冬三回目となる美術館産フキノトウの天ぷらとニシンそば。
ニシンは3~4月が旬だという。
かって3月になると北海道沿岸ににしんの大群がきて、「春告魚」と呼ばれたらしい。
本日のニシンは半なまのみがきニシンを二日間米のとぎ汁で戻して使ったと聞いた。
カレンダーの冬はいつしか終わろうとしている。
作之助のごはん キャレルに掲載された小山作之助 下戸で甘党。
来る北陸新幹線駅の発車メロディー決定から、連日小山作之助のことを書いている。
そんな日の本日午前、堀川正紀さんが一冊の雑誌を届けて下さった。
堀川さんは2013年に作之助の伝記「小山作之助物語」を編纂されている。
このたび作之助の記事が載ったのは新潟日報社事業部刊行の月刊情報誌「キャレル」。
第67回「歴史上のごはんシリーズ」で4ページにわたり取り上げられていた。
作之助は大変な甘党。汁粉などはたっぷりと砂糖が必要だった。
薄味には「砂糖屋の前を駆けて通り過ぎたような味」と評したという。
多忙な作之助は食事代わりに羊羹をほおばりながら人力車で移動した逸話もある。
(美味しそうな写真は「キャレル」2015年1月20日号から)
ところで徹底した甘党ぶりは、血糖値が気になる。
氏の死因である心筋梗塞は最も怖い糖尿病の合併症の一つであり、問題はなかったのだろうか。
この病気の概念が異なっていた昔なら仕方がないが、
多忙のため人力車での移動が多かったな、らやはり運動不足は否めない。
ところで作之助は下戸だった。
しかしひどい甘党だった作之助の健康にはむしろ下戸は助けになっていたと考えられる。
こうなれば、下戸でも大成する見本の一人として、格は違うが下戸に近い自分の参考にしてみよう。
仕事始めは晴れた 高田のリストランテサトウ 満月。
昨日の仕事始め、余裕をもって投薬していたかかりつけの方は少なかったが、
インフルエンザないしその疑いの方達で外来はかなり混んだ。
そんな夕刻、高田の「リストランテサトウ」さんで食事をした。
入店して分かったことに、オーナーは筆者の近所のご出身だった。
まだ小さなお子さんだったころ、よく診た。
料理は自在で丁寧、お酒はみな口に合い美味しい食事だった
店の後相客のご自宅にお邪魔したが、気がついたら日をまたいで6時間もご一緒していた。
それで昨日のブログはお休みとなってしまった。
昨日は久し振りの晴天で温かく、陽光は眩しかった。
雪の詩情。高田は樋場のリストランテ サトウ。
十重二十重の駅伝見物 近くの「とくっと」で夕食。
年末は妻の母の逝去や急患の用件で慌ただしかった。
新年になったて三日目、ようやく少し落ち着いてきた。
昼間の箱根駅伝の様子を時折見たがいつも通り現地は晴れ上がっている。
沿道の応援も驚くほど多い。
青山学院大学が大幅な時間短縮で優勝した。
上位常連校と言われ、おすましの都会的なイメージだった大学の幅広さを知らされる。
私の学生時代、試しにと言って同大学の学食でカレーを食べたことがあり、広くてびっくりした。
復路の都内。十重二十重の応援で、はたして中に居る人は見えるのであろうか。
中にはスマホ片手にテレビカメラに向かって手を振る人もいる。
選手が見えなくとも、手中の映像と次々変わる現場の雰囲気で特別な臨場感があるのかもしれない。
夕食は亡き母へのご弔問客や片付けで忙しかった妻と近くの「とくっと」へ行った。
ある方のブログを見て行ったのだが、このあたりは雪がほとんどない。
診療の年始休みは明日まで、どうか晴れますように。
甥夫婦のパン屋「HARENOHI」を訪ねた。
今日は天皇誕生日の祝日。
日中は降らず雲と青空がめまぐるしく交替した。
甥夫婦が近くの「ナルスおおがた店」にパン屋を出店してふた月が経った。
花を出させてもらい初日に訪ねたが、ごった返して写真も撮れなかった。
もう二ヶ月、本日午前カメラをもって訪ねた。
店の位置が良く、さまざまなパンから睦まじい二人の暖かな心が伝わる。
居た間、お客様が出入りされ無事な様子に安心した。
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単純(簡単)で嬉しいもの。
何かと気ぜわしい今頃ふと嬉しい出会いがある。
先日高田で買ってきたという麩せんべはクリスマスの意匠。
余りの軽さと可愛さに3枚食べた。
また一昨日の食事会で焼き柿が出たが、その前にあぶった百合根が出た。
なんの造作もなく山椒味噌がちょっぴり付いていただけだった。
明日は晴れの予報が出ていて単純に嬉しい。
不意をくらった雪の一撃 岩の原葡萄園着任の睦まじいお二人。
昨夜からの雪は冬将軍の今期最初の厳しい一撃でした。
スタッフのお陰で何とか確保した片側の駐車場、5人の勇敢なお客様も見えました。。
さて昨夕は友人夫婦を交え、岩の原葡萄園の棚橋さんご夫婦と大潟区土底浜「都寿司」で食事をしました。
悪天候の夜、ご夫婦は西国からの新着ながらしっかりした長靴の出で立ちで、雪国の人になりきって見えました。
岩の原ワイン醸造を指導された坂口謹一郎博士が先の大戦の戦渦を避けるべく東大の研究室を資料ごと現・高田農業高等学校に移されたこと、当地で続けられる膨大な気象・地質データの収集分析、生きている農芸魂、暖かな上越の人々のことなど話尽きませんでした。
目の前で逞しく成熟する深雪花・赤(左)、金色の豊かなレッド・ミルレンニュームのグラス、右・そのボトル。
写真にありませんが、最初から堂々としていたヘリテージ2011も文句なしでした。
スパークリングワインは泡が細かいほど良く、グラスを耳に近づけてその音を聞く楽しみを教わりました。
後半食べ物は次第に優しくなり、デザートは意外にも「焼き柿」。
満を持してレッド・ミルレンニューム13が空けられ、天上へ導かれる心地になりました。
荒天の中、ご夫婦の自然な睦まじさは印象的でした。
果敢に上越に来られたお二人を心から応援しています。
山に栄養、人に滋養 上越市牧区から。
昼過ぎ、上越市牧区にお住まいの妻の縁者から山の幸を沢山頂きました。
お米、野菜、山菜、穀物、おもちが運ばれ、豊かで清らかな山の産物を見て心身がすーとしました。
運んで頂いたお年寄りご夫婦は腰がぴんとされ、お顔からほこほこした人柄が伝わるのです。
何度か牧区の奥へ行ったことがありますが、まず平らな所はありません。
「坂や土手は平気ですが、平らな所の方がどうもおっかないです」
体がもう山の風土と一体化しているのですね、おどろきます。
山の力がこもった干しぜんまい、小豆、黒豆。
正月の膳が浮かんできました。
本当に有り難く思い、また恐縮しています。
秋晴れの日曜日、陶齋の器でお寿司を食べる秋の会が無事終わりました。
晴れが続く本日10月最後の日曜日。
月日は早い、としばしばと愚痴を言いたくなります。
しかしそれが言えるのは何という贅沢、何という幸せ、と思うことにしました。
本日、今月最後の「陶齋の器でお寿司を食べる秋の会」が正午から始まり午後2時半に無事に終了しました。
お客様は新潟市の「和道楽 和悠」のIさんが市内の方のほか五泉市、村松町の皆様をお連れして見えました。
Iさんはかって弥彦の「ロマンの泉美術館」に関係されたお元気な方なのです。
以下は若干の本日の様子です。
陶齋の「秋収冬藏」の鉢に子持ち鮎の山椒煮。
このほかにお寿司、南瓜のスープ、ウニとイクラのミニ丼、イチジクのワイン煮などが出ました。
、
食後の茶室。
妻が苦労した灰も炭の具合もよく、良い湯加減となりました。
温かな陽が射す午後、茶室の窓を開け放ち清々しいお茶を服しました。
多くの美術館の器はケースに収まり、「見るだけ」の相互関係です。
しかし樹下美術館は昨年から陶齋の花瓶に花を活け、湯呑はカフェのお番茶に用い、食事会で鉢や皿を実用することにしました。
このことで美術館がいっそう生きているのを実感しますし、小さな施設ならではの楽しさであろうと思っています。
作者の陶齋も天国で喜んでいるのではないでしょうか。
鬼に笑われるかもしれませんが、来年もまた食事会を予定をしていますので何卒宜しくお願い致します。
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