頸城野点景

私の場合ゴルフは心臓に良いらしい ゴルフ場の存在意義。

2021年10月14日(木曜日)

次第に晴れ間が貴重になってくる。
よく晴れた本日午後、K氏と米山水源CCで半ラウンドのゴルフをしてきた。実は入院中、ゴルフはできますかと主治医に尋ねると、大いにやって下さい、と言われていた。
リハビリと心身リフレッシュに有意義ということで、とても有り難かった。

実は去る日曜日、松が峰CCで5組のコンペがあり、94で回り準優勝をした。50-44は近年にない良いスコア。慎重に回ったのが良かったのか、と思いつつ少々驚いた。

 

午後1時半からはじめて二時間少々、まもなく上がる頃の辺りのコース。

 

コロナ禍はフレッシュエアのスポーツであるゴルフを盛んにした。普段をみても多くの老若が参加しているのが良く分かる。

ゴルフ場は広大な野山を開発して作られる。バブル期に「乱」開発されたが今やそれも無い。むやみな自然破壊は心痛むが、ゴルフ場はたゆまぬ手入れによって全体として荒れぬよう慎重な管理が図られている。

人家が近い周辺では荒れ果てて近づけない自然は少なくない。それに比べ大いなる大気のもと、美しい緑に親しみ体を動かすゴルフ場の存在は意義がある。

昔よりプレイ代はずっと安くなり、一部の人の場所ではなくなった。また肥料や除草剤は改良され、有害事象を残さぬよう分解されるなど改善された。

折角の良い場所、今後さらに多くの人がゴルフを楽しむようになって、と思っている。

昨夕土砂降り後の土底浜の夕暮れ。

2021年10月3日(日曜日)

昨日のこと、日中の晴天が一転し、午後4時半ころから猛烈な降雨があった。
美術館から自宅までの短い距離を、傘を持たずに走ったという妻はずぶ濡れになったらしい。

潟町の仕事場に居た私は突然の大雨に驚き窓外を見た。土砂降りにも拘わらず暮れる空気が黄色味を帯びている。こんな時の雨は短時間で上がり、その後いっとき夕焼けが見られることがある。

土底浜へ行ってみた。

以下その時の写真です。

 

雨が上がって到着した17:05の眺め。

一帯は土底浜古屋敷海岸公園に続くうねりがある草地。

 

 

 

 

45分間の土底浜。
雨上がりの海岸。風景は絵画的で、上手ければドラマティックな絵に出来そうだった。

秋、近隣の花巡り。

2021年10月2日(土曜日)

日中爽やかに晴れた土曜日。
数日前から近隣のコスモスを見たいと考えていたので午後車を走らせた。吉川区長峰、大潟区岩野、そして頸城区内の下吉野や花ケ﨑などを巡り、ほかの生き生きとした花も見ることが出来て楽しかった。

 

鉢やプランターを上手に使って美しく咲かせている。
心から花が好きなお宅に違いない。

 

 

シュウメイギク。

 頸城区内の道標。一心は心の花。
ここからのラブレターやお願い状なら心打たれるのでは。

 

 

八重咲きシュウメイギク。

 

上掲のお宅の前にもコスモス。

 

ソバ畑に出た。

 

道沿いにベゴニアの植え込み。色どり、ボリュームとも見事。

 

 

 

あるお宅のフジバカマ。

 

 

持ち主の方が、もう盛りを過ぎまして、と仰った。

 

お宅の色とコスモスのコントラストが印象的だった。

 

 

 

本日の大潟区長崎新田と米山。
日が良ければ雲は空の花。

多様な美しさとファンタジー。
花の魅力とともに育てている方達の優しさが心に響いた。

午後の板倉行き。

2021年9月11日(土曜日)

土曜日、曇りがちの午後板倉区へ出向いた。
以前見残した庚申塔に出会えるかと思って行った。途中に母が健在だった頃、よくお世話になったいたくら桜園のある曽根田から関田方面へ向かった。

 

さくら園に近づくと見える田中の社。当時とても気に入ってよく撮った。
15年近く経ってそのままは嬉しい。
さくら園の近くお宅の庭に咲く秋明菊を飽かず眺めたのが懐かしい。

 

山道に入って出合ったオヤマボクチ。
この花を見ると得をしたような気がする。
※後日追加:鮮やかな花の色、葉の形状などからオヤマボクチでは無さそうです。アザミの種類でしょうか。

 

下関田に二基の庚申塔。重量感のある文字塔だった。
写真は文字が判然としませんが、近づくと分かります。
農山村を走って出合う庚申塔には
時空を一気に越えて100年、200年前の人々と出会ったような旅情を感じる。

 

近くの六地蔵。赤い帽子と黄色の前掛けが可愛い。
地元の皆様の心が温かい。

 

ある角にあった萩。

 

やや進んで背の高い庚申塔。
強く深掘りされた文字、頭の輪。
2019年1月2日のブログに掲載した同区の庚申塔によく似ている。

 

近くのお宅の前に並んだ六地蔵と手前に如意輪観音。

モデルがいたのかと思わせる自然な表情。
みな大切にされてることがよく分かる。

 

とうとう光ケ原まで来た。

 

秋風のそば畑。

光ケ原高原は何十年ぶり。以前の道はもっと怖かったよう気がする。
紅葉の季節に再訪してみたい。

夕雲と鵜の浜の人魚像 他人事ではなくなった感染。

2021年9月4日(土曜日)

日中時間によって何度も土砂降りに見舞われた土曜日。

その雨が空の掃除をしたらしく、美しい夕焼けが見られた。

 

日没していたが、鵜の浜温泉の人魚像が夕雲に映えていた。

 

地方でも勢いを増している新型コロナ感染。このところ当地も様変わりし、他人事とは言えなくなっている。疾病管理の在宅化の課題や比重を増した家庭内感染と低年齢化はとても気になる。

一方ニュースなどから若年層のワクチン接種への熱意が感じられる。それにしても抽選の形を取り入れた東京は何とかならないのだろうか。それも高倍率とは、希望者の熱意に水を差すようで本当に気の毒だ。

最初から接種日時の指定を基本とした上越方式は非常に賢明だったが、接種と感染拡大が競争化しているようで危うさを否めない。

鵜の池のアイガモ 「Early Autumn(初秋)」 田の雀。

2021年8月19日(木曜日)

少々の蒸し暑さが戻った本日、午後の休養を有り難いと思った。

今夏はチョウトンボを見ていないと思い鵜の池へ行った。

 

 

もうチョウトンボの時期は終わったらしく姿がなかった。
静かな湖面をすいすい渡るアイガモが涼しそうだった。

 

夕刻の四ツ屋浜で美しい入り陽が見られた。

池も海も初秋の趣きが漂っている。今後果たして30何度というような残暑はあるのだろうか。

以下は今ごろがピッタリの「Early Autumn」です。

 


多彩な活躍をしたスタン・ケントン楽団と自らのピアノによる「Early Autumn」。

 


戦前からの大御所ジョー・スタッフォードの「Early Autumn」。

今夏前半の熱暑、後半の低温は稲には良かったと聞きました。

その香ばしい田んぼに群がる雀。
農家の方には悪いのですが、雀には生涯で最も幸福なひとときではないでしょうか。

病んでこれから 夕暮れの鳥追いと電車 私のオリンピック。

2021年8月9日(月曜日)

本日月曜日は休日だった。
ダンベル運動や歩行を行っているが、一定以上の動作を続けると幾分息が上がるので休みはとても有り難い。また盆休みが近いため、身体を慣らせられるならばと期待している。盆明けには待ちに待った看護師が復帰することも心強い。

出来るなら仕事を続けたいと願っている。
このことで、毎週水曜日午後を休診にしようと考えている。これまでも木曜日午後が休診だったので、週半ばの午後二日を続けて休診にさせて貰えるなら、一週間の流れが穏やかになることが期待される。
皆様にはご迷惑をお掛けすることはとても心苦しい。ただ処置や観察が必要な在宅患者さんがいる場合、出来れば午前中に伺って用件を満たしたい。

もう引退して好きな事をやったら、と勧めてくれる人もいる。
これまで小さな美術館と庭を営みブログを書き、週一短時間老人施設に出る。そもそも診療時間の実動はフルの日で一日5時間程度、精々25人前後を診ているだけなので、さほど負担を感じず、ある意味楽しんでやってきた。

ただこのたびはコロナ、特に昨年末年始からのPCRとワクチンの受け入れと実施がストレスだった。申請と委託の.電子手続きで心労し、実施に進む過程で一時手詰まりを感じ、いざ実施(特にワクチン)すると申し込みが殺到、オーバーワークに移行した。自院のほかに施設と集団接種は問診医としても参加していた。
悪いことにストレスも慣れる。
後半ではオーバーワークにある種充実感を覚えるに至り、これが悪かった。ついに身体が強制的な停止命令を下して私を倒したと考えている。

回復すればそれで済む話ではない。第一が年令、さらに疾病が残したダメージで原状回復はもう期待できない。一定の生活縮小をはかり、くれぐれも妻には健康でいてもらいたいと願っている。

さて以下は今夕の鳥追い凧とほくほく線上り電車です。

 

 

入院中、YouTubeで「銀河鉄道の夜」の朗読を聴きました。
ここでも「家路」の曲が出てくるのです。

台風が低気圧に変わり前線が通過した模様で、いっとき猛烈な風が吹きました。

昨日は五輪のことを少し書きました。申し分けありませんが、叫び格闘し息を切らす選手を私の心臓が歓迎しませんでした。それで入院中、競技はほとんど見ませんでした。

ただボクシングの入江聖奈選手の誠に潔く朗らかなインタビューと、密が無く静かに進行するゴルフ(女子ゴルフ)を時々見ていました。

炎天下の大潟水と森公園 ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)、カラスザンショウほか、そしてカナトコ雲。

2021年7月20日(火曜日)

暑い午後、大潟水と森公園のオオウバユリはどうなったか、花は?と思い同所を訪ねてみた。

炎天の昼下がり西の駐車場に一台の車も無く、潟の里の1時間少々でも誰とも会わなかった。

人っ子一人居ない、誰とも会わない。
昔からこのような場所が嫌いではなく、むしろ好きである。小学時代の炎天下の畑で、「とこい、とこい、女だど」などと言いながら汗をかきかき一人オニヤンマ釣りをしていた自分が、昨日のように蘇る。

 

潟の里の一角。

 

ここで長い刀のような変わった植物を見た。
背丈1メートルはあろう。
ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)というらしい。

 

先端に優しい黄色の花が一輪咲いていた。
今後沢山あるつぼみが次々に開いていくのだろうか、楽しみだ。

 

盛んに往来する大きなモンキアゲハ。
地上に影が写るので来たのが分かる。
中々止まってくれない。
一定の距離にレンズ焦点を固定し、適当にカメラを向けてシャッターを切ると
何とか一枚写っていた。

 

よく読んでみると「カラスザンショウ」と書かれている。

 

多数のいぼいぼが気になり、寄って撮ってみた。
ぼこぼこした頂点に鋭いトゲがついている。
幼木や若木なら見たことがあるが、このような成木は初めて。
クサギやアカメガシワなどとともに、荒れた伐採地で真っ先に生えてくる。

この木の葉をアゲハの仲間が非常に好むという。卵を産み付けた後、孵化した幼虫が盛んに葉を食べるらしい。園内に何本もあると思われるが、忙しく往き来していたモンキアゲハのお目当てはこの木だったかもしれない。
また蝶が好きなクサギやヒヨドリ花もあちこちにあるため、この公園は彼らに好かれそうだ。

 

沢山あるヒヨドリ花。

 

日陰は涼しい。

 

お目当てのオオウバユリの開花はまだ。
いつ咲くのだろう。

 

道すがらのマムシグサ(テンナンショウの仲間)の実。
秋に向かって緑、赤と変わる。

 

かって自分が描いた菱ケ岳山麓の「ヒロハテンナンショウの実」

 

最後は何といっても本日の雲。
強力に発達上昇する積乱雲は対流圏界面に達すると、それ以上上昇出来ず扇状に横に広がり、カナトコ雲の形を呈し霧消していく。
下から次々にもくもくと湧き出し、上昇し、広がり崩れる積乱雲。本日の関田山脈は随所でこのような生成が行われたと思われる。

 

二つの積乱雲がカナトコ雲となりぶつかっている。

 

芝生広場のカナトコ雲。

これまで夏の大潟水と森公園はトンボや白蓮を見ていた。今夏、本日のビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)などという冗談のような名の植物や過日のオオウバユリ、さらに蝶など、夏に見るべき対象が色々あることが分かり、先の楽しみになった。

喉が渇いたので園内の自販機で飲み物を買った。

日本海の夕焼けと波音でささやかな食事会。

2021年7月15日(木曜日)

今年3月、誠に小規模な当院に一人若い事務スタッフが加わった。未経験だったが、ベテランの適切な世話でぐんぐん伸びてくれた。
今夕は彼女の歓迎とスタッフの慰労で上下浜はマリンホテルハマナスで食事をした。

 

 

甘鯛の松かさ揚げ。
美味しい肉、魚介、巻き寿司などでお腹いっぱい。
十分なスタンスとノンアルコールで和やかに過ごした。

 

穏やかな日本海の波音が聞こえる芝生に移って、果物と珈琲を頂いた。
いっとき西の空やや低く、鮮やかな三日月が出ていた。
時々香る蚊取り線香の匂いが清々しい。
間もなくこの場所はビアガーデンになるという。ここなら安全だろう。

5月半ばから始まったワクチン接種だが、新人の彼女がいなかったら出来なかったかも知れない。

上下浜のマリンホテルハマナスの夕暮れ 折角の接種。

2021年6月21日(月曜日)

今夕、一時夕焼けがみられたので、上下浜へ行きホテルを撮ってみた。

 

良い時間はとても短い。

 

ロケーションに恵まれているホテル。

 

チガヤの白い穂が優しく揺れている。

 

さて本日接種は18人で、うち二人は在宅の人だった。かかりつけに限定して予定した376人の2回接種がようやくく終わろうとしている。
自分で打っているため一人一人とても神経を使う。
また副反応については多様さに驚きを禁じ得ない。それでも何とか克服されているようであり、今後も無事に推移することを心より願っている。

一方、一昨日の土曜午後は2回目の集団接種の問診に出向いた。前回4時間半の缶詰めだったが、今回は予定通り4時間で終了した。前回、湯も茶も無い4時間半は少々きつかった、と担当に言ったところ、本日はペットボトルを一本買ってきてくれた。他の出務者はどうしているのだろう、またの機会には自分で水を持参しよう。

新潟県のコロナ報告が一両日ゼロになり、全国的にも数字が減少している。
頼みの接種は進み始めたが、相手には執拗に機を窺う一種ターミネーター的な側面が見え隠れする。
心晴れるその日まで、まだ油断は出来ない。
最前線の病院が何とか一息つければ良いのだが。

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