空・海・気象

春を迎えた大池いこいの森公園。

2022年4月5日(火曜日)

何日も寒い日が続いた後今日は温暖に晴れた。新緑前の大池いこいの森を1時間ほど歩いた。

車を置いて「であい大橋」を渡る。

橋を渡る手前の野桜。
青い湖水に可憐。

橋を渡るとギフチョウが迎えてくれた。
初めて撮ったギフチョウ、長生きのお陰。
鮮やかな「春の女神」に心奪われた。

随所のユキツバキ。

あちらこちらのタチツボスミレ。

ジョウビタキが声を出さずにパッ、パツと移動している。
近くに影のようにメスがいた。

湖水に映える野の桜。

湖水とスミレ。

「であい大橋」へ戻ってくる。

 

大橋から東の眺め。
花と見まごう枯れ木がじっと新緑を待っている。

 

美術館に戻ってアイスクリームを食べた。

 

本日美術館のコブシが開花していた。

今日のクリスマスローズ。
葉が展開してゴージャスになっている。

今年の展示が良いのか皆さまに観ていただけているようで嬉しい。

陶芸:齋藤三郎の「湯呑と盃」
絵画:倉石隆の「新旧コレクション」

 

春の歩み。

2022年3月9日(水曜日)

3月の足の速いこと、もう9日になりました。
二月が降ったり止んだりの繰り返し。そのため足踏みをしているように感じられました。このところの暖かさもあって今月の足は速く、どんどん進むようです。

以下は本日の庭と海です。

毎春、今ごろはここに雪が残ります。

ちなみに昨年は以下のようでした。

 

 昨年3月4日の残雪。
毎年同じ場所に同じように残ります。

本日の日射し。
この先色々と庭の予定があります。

 

本日鵜の浜温泉に近い駐車場の夕暮れです。
左の山陰に沈んでいた陽が海の上へと出て来ました。

先にはまだ寒い日や雨の日があり、雪さえ降るかもしれません。変わりやすい空に花や鳥を混ぜながら温かく賑やか春へとなるのでしょう。

春陽の海と花 沈みがちな気持を樹下美術館で癒やして。

2022年3月4日(金曜日)

三月になって最初の日本晴れとなった本日。柿崎海岸を歩いた。

風が収まった海は濃く青く時にエメラルドグリーンに染まっていた。

 

これは昨日吉川区の溜め池で見たミコアイサ。
白黒が雄、左端の茶の頭は雌。
カモの一種ですが雄はサングラス風の目とヘアスタイルが生意気。

上掲2枚は本日午後、樹下美術館のクリスマスローズです。

昼の美術館で春陽のなか雪囲いが外され片づけられていました。来週は気温が上がり晴れ間が続くようですから、15日の開館はかなりクリスマスローズの開花が見込めそうです。

このたびだけは遠くで行われている戦争がぐっと身近に感じられます。
コロナと戦争、、、。
沈みがちな気持を樹下美術館で少しでも癒やして頂ければ、と願っています。

いっとき吹雪いた日 小杉未醒(後の放菴)の短冊。

2022年2月22日(火曜日)

本日も寒波で寒く、海岸部の大潟区の仕事場も一時吹雪になった。しかし今冬の当地は降るには降るが短時間で、不思議なことに今年は特に積もらない。

スタッフの駐車場から潟町駅の方面。

 お一人の人にワクチンをしに行った岩野集落。

 

小杉未醒(後の放菴)「白椿」の短冊。

樹下美術館は2007年開館後しばらく「齋藤三郎ゆかりの人々」の小さなコーナーを設け、交流した文化人たちの作品や書物を展示していた。一年ほど続けたところで齋藤三郎だけに絞ろうと考えて止めた経緯がある。
しかしその為の作品や本を集めていたのが、今年の15周年特別展「齋藤三郎ゆかりの人々」で出番が回ってきた。

主に小品だがあらてめてみると、集めて良かったと振り返られる。
上掲の小杉放菴の作品は精魂込められた椿が雪中に香り求心力があり、短冊とは思われないほど素晴らしい。
開館したら是非観ていただきたい作品の一つです。
同氏の作品はほかに2点展示致します。
※小杉放庵は晩年を赤倉で過ごしました。

ところで月初め2月2日に今日は2が五つも重なる日だったと書いた。すると今朝これみてと妻が新聞を出した。そこに「今日2022年2月22日は2が六つ重なる。こんな日は1222年の2月22日以来800年ぶり」だと書いてあった。新潟日報「日報抄」の記事だった。

雪は降らなかった 撒いたエサに雀とヒヨドリおよびシロハラが来た コロナの推移。

2022年2月18日(金曜日)

一昨日のブログで、沿岸の大潟区の小雪と近づく寒波の事などを書いた。
確かに同夜はいっとき降りしきっていたけれど、大して降らず5~10センチ程度の積雪で済んだ。しかしながらよそで予報を見ている人は、連日並ぶ雪のマークを見て、既に何メートルも積もっていると思うらしい。

それは仕方が無いとして、昨日庭の雪面にバンクズやお菓子の残り、それに古米などを混ぜて播いた。辛い冬期を過ごす野鳥を慰労するためだった。

大抵30分くらいで雀やヒヨドリがやってくる。

集まる雀。
本日この場所の積雪は定規で測ったところ10せンチだった。

自分の縄張りだと思っているヒヨドリが近くで監視している。
この鳥はエサに寄ってくる雀を追い払い自らも食べる。
雀は直ぐまた来るので時には一緒に食べる。

この日は賓客?シロハラが来た。

ヒヨドリより一回りは小さい。

それが猛烈な争いになった。

 大きければ力があるが小さければ小回りが利く。
途中でもう一羽ヒヨドリが現れ互いは争った。

同じ枝で一緒に休憩。
シロハラとはこうは行かない。離れてにらみ合っていた。

 

肝心のコロナはかなり身近になっている。学童、園児がメインターゲットなので先生や親御さんは神経を使っておられることだろう。高齢者の感染率と死亡者が増加しているのも怖い。

一見感染者は多いが、それでも当県の人口10万対感染率は全国平均よりもまだかなり低い。しかし三回目のワクチン接種率は全国ワースト3と本日報じらた。もっと進んでいると思っていたので意外だった。

この先6波の推移が気になる。報告漏れを含めた全体の罹患実数はかなり髙いことが想定される。その方たちに生成される抗体とこの先のワクチンにより、一定の社会的免疫が成立するか否かは重要なポイントにちがいない。
一般の抗体保有率を正しく追跡し、数週間先あたりで何か目途が立てばよいが。

人生の長短で「分からない」も答えの一つ 認知症の人とのコミュニケーション 沿岸の雪。

2022年2月16日(水曜日)

かつて母親に「今まで生きてきて長かった?短かった?」と訊いたことがあった。90才近くの時は「短かった」と答え、90才半ばすぎたら「長かった」と答えが変わった。
変わり方は自然に思われたが、重ねて訊いたならその時々で答えはバラバラだったかもしれない。
ただ誰かの箴言の通り、生活目標の有無で長短の感じ方が変わる、のはある程度頷ける。

本日90才を越えているAさんに訊いてみた。認知症が始まっている方で一時騒ぎが大きかったが、倅さんがこまやかに相手をするようになって以来、かなり穏やかになられた。
Aさんいわく、
「私にやそんがんこと分かりやせんです。毎日ぼーとしていやんすけ」
長短のほか確かに“分からない”は真っ当な答の一つにちがいない。
特に感心したのは、“毎日ぼーとしているだけですから”と理由を付け加えられたことだった。良い答だなと思った。
同行された倅さんに、良い答です、さすがお母さんですね、と話すと、背が高い男性の目がほころんでいた。

ところで認知症の人に何か質問をしても質問自体理解されない事が多い。
それでも、どこで生まれた?田植えをしました?きょうは寒い?いま雨は降っていますか?何が食べたい?赤飯はどうですうか?富士山を見ました?汽車に乗ったことは?親は怖かった?etcが通じる場合少なからずある。
これらから少しずつコミュニケーションを拡げてみるのも、良い関係のきっかけになる可能性がある。

多くで基本本人の毎日は寂しい。そのうえ無視、否定が重なるならば、自分だけの荒唐無稽な世界へと行くしかない。問いへの返事は何でも構わない、反応しあうこと自体が大切だと思われる。
またコミュニケーションによって、その人の「素の人間」としての楽しい発見があるかもしれない。

 

本日午後の雪降り。寒波が来るらしい。

東京の友人が電話で雪のことをしきりに心配した。予報で毎日雪のマークが出ている、という。
予報を見るかぎりそう考えるのは当然だ。だがこと沿岸の当地は現在殆ど積雪は無く、説明しても中々分かってもらえない。
一応平坦で海が近いので気温が高いことや風が強いためと話してみるが、通じているだろうか。

冬の終盤に沿岸が降ることがある。明日は降るかも知れない。

二月の晴れの日 樹下美術館の雪 鳥たち 信州の方から。

2022年2月9日(水曜日)

二月に晴れれば大気は透明で光は強く、下手な三月の雨天よりも「春」が感じられる。
今日はそんな日だった。
テレビによれば、今年になって既に1時間も日が長くなっているということ、納得させられる。

以下本日の近隣と美術館です。

近隣。向こうは高速道路{北陸自動車道)。

 

陽光の美術館。雪は20センチほど。
矢印の所、カフェの前に屋根の雪が集中して落ちます。

 

矢印の部分の拡大、板で覆いをしています。

逆光の雀。

 

本日は施設でワクチンがあった。自院の個別も行われているので忙しい。一段落する暇も無く若年層へと進む。

本日は在宅の無い日なのでヒマをみて樹下美術館の周囲を走った。日中ほぼ晴天が続き気持のよい空だった。花粉症の方はすでに辛い最中になっていて、本日私も目がかゆい。

以下は過日の鳥です。

二番穂をついばむのアトリと雀。穂に実は付いているのだろうか。

間もなくノスリがやって来て群は飛び去った。
タカは見栄えが良い。私にしては珍しくちゃんと撮れた。

本日長野県の方から、現在ハクガンはいますか、と電話があった。
ハクガンを検索されてブログをご覧になったと仰った。是非ハクガンを撮ってみたいということ。詳しく回っているわけではないが私自身、1週間ほど姿を見ていない。
県立大潟水と森公園の事務所が詳しそうなのでお尋ねしてみて、とお返事した。安曇野方面の方のようだった。あこがれの地からの問い合わせは嬉しかったが、お役に立てただろうか。

大寒を前に。

2022年1月18日(火曜日)

時に太平洋岸の方が当地の雪を心配して下さることがある。
確かに予報は降る降ると言っているが、美術館の頸城区や仕事場の大潟区はさほどでもない。今のところ例年より少く、昨年のドカ雪に比べれば10分の一もない。

但しぐしゃぐしゃの雪道の運転はソロソロと行い、在宅回りの駐車にはとても気を使う。
本日は細い道路沿いのお宅でギリギリに駐車したように思ったが、訪問を終えると一台の車が待っていた。手を挙げて何度も謝り、切り返しを繰り返して発進した。

 

先日と同じ場所の本日の様子。

以下は去る土曜午後の鳥たちです。寒風の中身を寄せ合いながら元気にしていました。

 

 

これはヤマナラシの木。木肌のヒシ型模様が特徴的です。
風が吹くとポプラのような葉がシャラシャラと鳴ります。
村はずれで、葉を鳴らす季節が来るのをじっと待っていました。

間もなく大寒、雪の本番はこれからでしょう。少なめにして、と祈る毎日です。

寒波の割りに降らない 去る日の夕刻 今日の歳より明日の雪。

2022年1月13日(木曜日)

何度目かの寒波だが現在の当地の夕刻は以下のような具合だった。

夕刻の仕事場周辺。
手前のまだらな雪はカーポートのナニワイバラの雪。
現在もこの程度で済んでいるので助かる。

 遅くなりましたが、以下は去る10日夕刻の朝日池と美しい雲が見られた妙高山系の空です。

 

本日午後から休み。
外は悪天候とコロナなのでずっと籠もり、絵と本で時間を潰しました、海辺のカフカ上巻が間もなく終わるところまできましたが、こんなに面白いとは思いませんでしたので先が楽しみです。

越の冬今日の歳より明日の雪((>_<))

正月二日の日中は望外の晴天 雑煮は田舎風?

2022年1月2日(日曜日)

午前から午後しばらくの間、きれいな晴れ間があった。

 

 

 朝昼兼用の食事。

冬から春までの穏やかな日は海を見に行く習い性。晴天とは言うものの波高く釣り人も僅かだった。ビーチコーミングをしている家族がいてシンパシーを感じた。

 

柿崎の帰路吉川区西野島付近でアトリの大きな群を見た。猛禽が一羽付いていて、田で餌をついばむ群は突然飛び立つなどとてもいそがしそうにしていた。アトリは明日掲載しようと思います。

 

夕食の雑煮。
ゴボウと鶏肉の味が効いている。
東京のお宅の雑煮を食べた事があるが、とてもあっさりしていた。
色々入れるのは田舎風かも知れないが美味しいと思う。

 

お抹茶を飲んだ。水ようかんは知人の作。
冬の水ようかんは当地の風習でしょうか。
美味しかったです、ご馳走様でした。

絵を描いたり海辺のカフカを読んだり、それなりに楽しい正月。あと三日も休みがあるとは、贅沢なことだと思う。

夕方から荒れてきた。

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