空・海・気象

電線と夕焼け 汽船を見送る草。

2014年6月3日(火曜日)

昨日よりも色濃い夕空だった本日6月3日。
テレビは暑いと言ったが、夕刻は涼しくなり車が示した外気温は30度に届かなかった。

畑の人達は口々に雨が欲しいと仰っている。
庭のためにも降ってほしいところ。

076懐かしい電線と夕焼け。

088夕暮れの佐渡汽船を見送る夏草はまだ小ぶりで乙女のようだ。

本日地元の記者さんたちとお会いして 一昨日のマジックアワー。

2014年5月13日(火曜日)

本日午後、昼休みの時間を利用して遊心堂さんの会場で地元の記者さんたちとお会いしました。
上越タイムスのT氏、上越よみうりのMさん、JHKのNさんでした。
場内を見ながらお話をし、またテーブルにも座りました。

私が花を描く訳、描き方の要点、要する時間、これまでの作品展のことなど色々聞かれました。
懐かしいT氏、熱心なMさん、マイクを向けられたNさん、熱く好意的な取材を有り難うございました。
新潟日報さんは初日の取材ということ、どうか宜しくお願い致します。

昨日展示作業を終了した作品達は、明後日の初日を私以上に緊張して静かに待つ風でした。

何かと忙しかった一昨日の日曜日、以下は妻と外食した日没後の直江津地域のマジックアワーです。

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011日没後の空は、わずかな時間澄んだ青みを帯びた。
こんな空初めて、とは妻の感想でした。

上下浜に花を置いた。

2014年5月7日(水曜日)

返す返すも痛ましい上下浜の海難。
昨夕花を作ってもらい現場を訪ねた。

いつも車を止めるまさにその場所。
ここで夕陽を見ながら妻と車中でお弁当も食べた。

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その場所で5人もの命が失われ、目の前に献花が並んでいる、、、。
花に混じってお菓子やジュースが沢山置いてあった。
しゃがんで手を合わせたがやはり涙が落ちる。

ここが好きな人は少なくない。
良い季節ばかりでなく真冬でもだれかが車を止めている。
みな心いためていることだろう。

夕暮れはうすべに色の雲をまとった半月が昇っていた。
尊い魂を慰める風だった。

痛ましい上下浜の海難事故 上越にも救助ヘリを 金属バスケットですくい上げては。

2014年5月5日(月曜日)

昨日、大好きな近隣の上下浜の海で痛ましい事故が起った。

午後美術館で庭仕事をした帰り道、すぐ先の空にヘリコプターが飛んでいた。
一機だけではなく、旋回もするので何か事故?高速道路かもしれないと思って家に入った。

すると夕刻の全国ニュースのトップが、こともあろうに上下浜で子ども3人大人2人が亡くなる事故を伝えた。
丘にホテルが建つ美しい景観の海で、余りに痛ましい出来事だった。

一昨日は一日中いやな感じで風が吹いた。
おそらく昨日の海は余波でかなりのうねりが生じていたにちがいない。
子どもは渚が好きだ。
次々と寄せる波は動物のようでもあり、近寄っては逃げる遊びの相手になる。

海辺で育った自分もよく遊んだ。
昨日の子供達も楽しかったことだろう。

それが突然巨大なうねりに襲われたのだ。
寄せ波が子どもを倒し、引き波で一気に沖へとさらったと考えられる。

一帯の砂はざくざくしたツブ状で、足が深く入り容易に流動する。
強い波の中、沖に向かって立つと、寄せ波は足のかかとをえぐり、引き波はつま先を掘る。
突然大きなうねりが来た場合、寄せ波で逃げてもバランスを崩しやすい。
足を取られたうえ坂を下る強い引き波が、次のうねりへと子ども達を飲み込んだのだろう。
横にうねる海岸の引き波は凹みの部分に左右から波が合流して川のような強い流れになる。

波はおよそ一定の大きさで打ち寄せるが、急に大きなうねりが来る時がある。
今回大波の原因は何だったのだろう。
この時期突風が考えられないこともないが、すぐには大波にならない。
私が知る一つの原因は、沖合を通過する比較的大きな船の引き波だ。
これは何度か高いうねりとして繰り返し岸に到達する。

異常に高いうねりは色が濃くボリュームがあり、見ていれば近づくのが分かる。
周囲が気づいて叫んだが、子ども達に聞こえなかったのか。
あまつさえ助けに向かった2人の大人までも飲み込まれた。
一定の波の日は大人も子どももライフジャケットしかないのか。

救助では救助(消防防災)へりがが間に合えば、隊員がロープで下りてかかえ上げるのが一般的だろう。
しかし波が大きいなど不安定な状況では手間取るのも想像できる。
衰弱している遭難者が手を伸ばしたり抱きつくのも容易でないかもしれない。

万一そのようなことであれば非常に残念なことだ。
今後の海難では、丈夫な金属バスケットですくい上げる方法を考慮できないだろうか。

さらに海岸線が300キロメートルもある新潟県のドクターヘリの基地が当地域から100キロ離れた新潟市だけ、
というのも散漫に思われる。
上越地域に一機分設置できればどれほど意義あることだろう。

 

テトラも無く、道路から近いこの場所は季節ごとに長野や群馬の方達の車が多かった。
亡くなられた人達はここを愛していたにちがいない。
自分も大好きな場所だったので、余りに痛ましく涙を禁じ得ない。

亡くなられた方々とご家族のことを思うと言葉も無い。
心から哀悼の意を表します。

釣ある日の上下浜。

倉石隆氏の新たな絵の掲載は次回に致します。

寒かったが良い日曜日だった。

2014年4月6日(日曜日)

3~4℃の寒風の日中、午前はみぞれも混じりました。妻が美術館の当番で昼食は例によってカフェのホットサンドを食べてコーヒー。
手前味噌になりますが何度食べてもこの昼食は美味しいのです。

間もなく熱心に展示をご覧になっていた親子さんがカフェに下りてこられた。
お客様ケーキやカップに可愛いの連発でしたが、一番可愛かったのは皆様。節ブログを見たと仰った。
後からお聞きすると館内の2ヶ所のノートにコメントも残されたということ。有り難うございました、またいらしてください。

そして日中の多くの時間を絵に費やした。テーブル

 

椿と辛夷ようやく椿と辛夷の極小油彩(10×10×3,5㎝の3Dキャンバス)が仕上がってきた。
描いている間にイラスト風になりました。
5月の作品展に向けて、これが合計50数ヶの予定なので大変です。

さよなら夕陽さよなら夕陽、四ツ屋浜に寄った。

釜

夕食は犀潟の大雅飯店で美味しい五目ソバと餃子を食べて、その後13日(日曜日)の「いのちの電話チャリティー茶会」のためにお点前の稽古をした。
有沢製作所の4畳半台目という小間の炉点前は少し複雑。後日また練習をしなければならない。

夕刻やや寒さ和らぎ7℃まで上がりました。
悪天候の日に10数人のお客様、樹下美術館では嬉しいのです。
明日は晴れという予報ですね。

久し振りの飛行機雲。

2014年3月28日(金曜日)

夕刻の空にくっきり二本の飛行機雲。この雲は冬に少ないのか、あるいは冬空をあまり見上げないためか、久し振りな気がした。

一昨年の3月お彼岸ころ、新潟空港から何十年ぶりという飛行機に乗って九州へ行った。
前年8月に母が亡くなり、その遺影をリュックに入れ、実家の佐賀県を中心に3泊4日の旅だった。

懐かしくも遠い母の生地、九州の春は五感に沁みた。
そしてジェット機の興奮も忘れがたい。

飛行機雲以来、特に夕暮れ時の飛行機雲を見ると旅情がよぎり旅をしたくなる。

明日は暖かな晴れが報じられている。

三月「寒さの倍返し」 北陸園芸。

2014年3月8日(土曜日)

このところ寒さが続き、本日、仕事場の上越市大潟区は一時吹雪となった。

雪が少なかった当地は三月に入り、かえって雪交じりの寒い日が続いている。
「寒さ倍返し」とスタッフに言うと、古いという表情で笑われた。

悪天候の午前、当院の駐車場に車両が入って電線工事があった。

工事車両 工事の人二階の窓越しに写真を撮った。大正時代のゆがんだガラスでより厳冬の感じになった。

北陸園芸午後から高田は北陸園芸さんに寄った。ひんやりした空気の中で花が生き生きとしている。

その後ホームセンター・ムサシで展示品説明のキャプションを入れるケースを買った。
先日訪ねた県立近代美術館の展示でヒントを得て試してみることにした。

早春の四ツ屋の浜の水溜まり。

2014年3月3日(月曜日)

本日夕刻の四ツ屋浜の日の入り時、低いながらあかねが射していた。
明日の日中は晴れの予報が出ているが、どうやら一日限りらしい。

四ツ屋浜の道海へ降りて行く四ツ屋浜の道。
雨上がりの後、向こうに必ず水たまり。

 

005その水たまりに小さな青空が写っている。

早春の四ツ屋の浜の水たまり ちひさき空載せ風に震える

本日pm2,5への注意喚起  とろろの夕陽。

2014年2月26日(水曜日)

本日昼のニュースで新潟県がpm2,5に対する注意喚起情報を出したと報じていた。
午後の施設行きと在宅回りで確かに遠くがかすんでいる。

よく知らなかったが、pm2・5が大気1立方メートル(㎥)当たりの1日平均濃度が70マイクログラム(㎍)を超える可能性がある場合、注意喚起を行うという。
この予測は午前5時~7時の平均濃度85㎍/㎥越えをこのたびの目安にしたようだ。

140226かすむ夕陽昨日はおぼろの夕陽と書きました。
本日は大気が濁っているせいか、とろろと言った風でした。

 

さて本日、新潟市亀田で該当時間の平均が101を越えて上昇。それで県内に注意喚起が行われました。
実際の注意は昨年3月に定められた制度発足以来はじめてということ。
本日その情報が出されたのは10都道府県だということです。
通常九州など西日本に高いpm2,5が、気象の関係で新潟県でも高濃度となった模様です。

ちなみに北京では500㎍を越えているということで、ケタ違いですね。
呼吸器系など病に直結する数値ではないでしょうか。

これを書いている深夜、両眼がちくちく感じられ涙がにじみます。
寝不足か、あるいはさらに濃度が上昇しているのでしょうか。

春待つ入り陽。

2014年2月25日(火曜日)

幾分気温が上がってきている。時おり射す陽が次第に高くなり、入り陽も西の端から離れてきた。

雪国に居るとまだ降るかと心配しつつも、やはり春は近いと感じる。

四ツ屋の初春の夕陽本日、四ツ屋浜の夕陽。

拙歌)  弥生待つ四ツ屋の浜に入りし陽は月より先に朧なりけり

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