空・海・気象

盛夏の光と色 年を取ったら気に入った本を繰り返し読みたい。

2015年7月25日(土曜日)

高田で最高気温が34℃、カラッとした暑さだった。
夕刻までの2時間、カフェで本を読んだり芝に散水をした。

日射しに盛夏の強さがある。
暑いなどと不平を言わず、年と共に貴重になるそれぞれの季節を精一杯味わいたい。

 1およそ45年前に読んだ「アカシアの大連」を出して再読している。
窓際のカウンターで読んでいると、置いたグラスの影が写った。

この本には「朝の悲しみ」と「アカシアの大連」の二作が収載されている。
先日通して読み、本日「朝の悲しみ」の二回目が終わった。
「アカシアの大連」:清岡卓行著 講談社昭和45年3月20日発行

年を取ったら気に入った本を繰り返して読むのがいいと気付いた。
この本もその一冊にしたい。

2庭の散水で出来た小さな虹。

 

3夕食を終えると空が赤い。
急いで行った四ツ屋浜は素晴らしかった。

カフェに居るとき、ラックに本を返す二人の若者の話し声が聞こえた。
「フェルメールは色がきれいだ」
「うん確かにきれいだけど」
というような感じで、なるほどなるほど、と思った。

全国一暑い日。

2015年7月13日(月曜日)

本日は朝から強い熱気に包まれた。
上越市高田は全国最高気温となり38,6度、診療所の大潟区は38,3度で三位という暑さだった。
最高気温ベスト10のほとんどが北陸、東北の日本海側で観測されていた。

そんな日、スタッフに刈られた芝生と草地は清々しく見え、
館内で展示されている陶齋の器のキキョウ、オカトラノオ、アジサイ、イネ科の夏草が涼しかった。

日没後の四ツ屋浜は高空の雲が次々に赤く染まり、暑い一日を美しく幕引きした。

 

1さっぱりと刈られた芝生。

2隣接地の草も刈られて松苗の足もとも涼しそう。

3館内の花に秋の風情。

 

4美しく暮れた四ツ屋浜。

明日も33~34度の予報が出ている。
本日熱心に展示を観て頂いた方々、カフェでくつろがれた皆様、誠に有り難うございました。

金星と木星の大接近 太陽のこちら側と向こう側のすれ違い。

2015年7月11日(土曜日)

去る6月29日ブログで7月1日の金星・木星の大接近に向けて近づきつつあった星の写真を載せました。

最も明るい惑星金星と最も大きな惑星土星が寄り添う様子は、日没後の西空ではっきり見えるはずでした。
楽しみにしていましたが、7月1日はおろかそれ以後も、雨や曇り日のため見ることができませんでした。

それが一昨日、美しい夕焼けのあと、すれ違ったあとの金星と木星がきれいにみえました。

6月29日大接近前の6月29日、左上方の木星と右下の金星が近づき合う。

6月29日トリミング上の写真のトリミング。左上木星、右下金星。

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7月9日去る7月11日すれちがった後の金星と木星がよく見えた。

 7月9日トリミング上掲のトリミング。左上金星、右下木星。

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7月11日さて本日、拡大しないと分かりませんが、かなり離れたように見えました。

7月11日トリミング上掲のトリミング。両者はさらに去っています。
小さな木星が見えますでしょうか。

 日によって星の大きさ、明るさがかなり異なっていますが、気象条件、撮影条件の違いでしょうか。
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この度の接近で感じたことは惑星の位置関係と距離そしてそれぞれの大きさでした。

宇宙は大空間ですが夜空、星空はどうしても平板に見えます。
その中で太陽系惑星の並びは太陽→水/金/地/火/木/土/天/海/(冥)です。
接近して見えた両惑星ですが、金星は地球と太陽との間にあり、
木星は太陽の向う側、ずっとずっと遠くにあるものが、たまたま重なって見えていたことになります。

軌道上、目の前の金星から→水星→太陽→水星→金星→地球→火星→木星の順で、
実は木星は非常に遠いところにいたのですね。

それなのに良く見えるのは、金星の11倍もの大きな星だからということのようです。
この度のことは何かと感心させられました。

(急いで書きました、間違いがありましたら誠に申し分けありません、後日訂正いたします)

ハート型かもという雲 賑やかにしていただいた日曜日。

2015年7月5日(日曜日)

長雨にはならないが梅雨空が続いている。

7月1日の金星・木星大接近も見られず、その後の接近振りも目にする事が出来ない。
新潟気象台の予報で7月7日午後に晴れマークが出ているものの、当分曇り空が続くらしい。
中旬まで両巨星の際だった接近がみられるというが、
どこかで晴れてもらって6月29日以来の神秘的な夕空をもう一度眺めてみたい。

神秘的というほどではありませんが、7月1日の大潟区四ツ屋浜でハート型かも、という雲を見ました。
形が変わるまでの数分間、心なごむひとときでした。

ハート型の雲ハート型に見えますでしょうか。
写真に写ってはいませんが雲の右下(西方)に中部電力の火力発電所があります。
そこの巨大な煙突から出る煙〔蒸気)がしばしば上昇して低い雲になるのです。
愛らしいこの雲も発電所の作品かもしれません。

本日日曜日、それぞれ常連さんたちが揃い、柏崎のお二人、3人のお子さんが混じった9名の皆様、熱心な介護をされる方達ほか皆様が樹下美術館でくつろいで頂きました。。
柏崎の方には毎日拙ブログを見てますと仰って頂き、嬉し恥ずかしい思いでした。

皆様有り難うございました。

本日午後も強風でまたしても雲。

2015年7月1日(水曜日)

本日小雨交じりの曇天だったが、午後3時過ぎ在宅を回る頃から急に強い風が吹き晴れ間が覗いた。

列島に添って九州から東日本まで長い梅雨前線があり、幾つもの低気圧を伴っている。
そんな晴れ間に様々な雲が現れた。

1

2強風なのにカーテン状に広がっていられるのは何故だろう。
すじ状になるのは分かるが、綿状を保つて移動する下層の雲も不思議。

 

3

4上掲の二枚は18:50ころの四ツ屋浜

高い雲は比較的じっとしているが、最も低い雲は忙しそうに通り過ぎ、中ぐらいの高さの雲はダイナミックに形を変える。
雲は不思議の国の住人。

本日も雲の掲載でした。
今夕の金星-木星の大接近は、見ることが出来なかったようです。
明日は見みられるのでしょうか。

本日も雲 白く斑状に抜けた雲 新しいパラソル。

2015年6月30日(火曜日)

連日の雲の記載では、毎日空ばかり見ていると呆れられそうです。
確かに外出の際は先ず空を見て、雲があれば先々でも見ています。

気持ちの良い雲や変わった雲を見たいために何かと空を見るようになってしまいました。
SSP(日本自然科学写真協会)の入会審査に必要な5葉の写真も雲でした。

ところで開館当時に購入したパラソルが壊れ、本日昼休みにホームセンターで購入しました。
その折り、湿気の多い曇り空に特有な少々奇妙な空でしたが、直江津で見た雲は不思議なものでした。

斑状に空いた雲一面の曇り空に白く円形に抜けたようなまだら模様が見られました。
青空を背景に白い群雲でしたら高積雲でしょう。
しかし白い斑点は雲ではなく、下層の雲の丸く抜けた穴?から上層の曇り空が見えているという状態でした。

高積雲見慣れた高積雲(2012年10月、樹下美術館で撮影)。

新しいパラソル新しくなったパラソル。

本日の雲は見慣れた人なら、どのようなものかお分かりだと思いますが、私には珍しい光景でした。
雲の写真はお金の掛からないコレクションみたいなものかなと思います。
但し空ばかり見ていて交通事故に遭ったり、溝に落ちないようにしなくてはなりません。

色々な動きに囲まれている。

2015年6月29日(月曜日)

連日雲や鳥を記載して、生徒の自然観察日記の趣です。

一昨日、強風下の夕雲はまるで巨大なマナティーのようでした。
ようやく風が収まった本日、飛行機雲が沢山見られました。

仕事が終わった夕刻、柿崎海岸を歩きました。
大気や星はダイナミックに動いているようですし、足下のシーグラスも旅をしたようでした。

毎日ちまちまちょこちょことしている自分ですが、
ダイナミックに動いているものに囲まれいる時間には、一種旅情が感じられます。

柿崎でジグザグの飛行機雲。
風がジグザグに吹いたのでしょうか。

 

113 すっかり日が暮れ、西空に接近中の金星と木星が現れていた。

113 - コピー写真で囲った部分のトリミング。
右金星、左木星が接近しつつあります。
7月1日は並ぶように大接近し、中旬くらいまで寄り添うようです。

シーグラスと貝殻歩いて見つけた青いシーグラス。
数日前の強い風波で打ち上げられたのでしょう。
小さなものだが、長旅をしたように見える。

強風の日の雲 水田のしぶき。

2015年6月27日(土曜日)

午後から強まった西風が夜間まで続いた。
新潟県では最大瞬間25メートル前後は吹いた模様。

そんな午後水田に雲を見に行ったが、一時立っていることも出来ないほどだった。
風は心配であるが雲は見応えがあった。

 

135樹下美術館の裏手の田へ出て東方面、米山に強風を反映した様々な雲。
15:30ころ。

 

1頸城区の水田に行くと、一部の田からしぶきが上がった。
17:30頃。

 

2夕刻、東の空に強風特有のクリーム様で長い雲が赤く染まっていた。
風上側を頭部として、その右上方に月が見える。18:50ころ(大潟区潟端で)。

 

3同じ雲の胴の部分。

 

4同じく風下側の尾の部分。

 

5頭の部分がやや膨らんだ。

 

6間もなくクリーム状の塊が崩れてばらけてくる。

 

7胴の部分もばらける。

 

8頭の部分が薄く一様な感じに。

 

9尻尾も薄くなる。

 

10日が暮れ、下方に新たなロール状の雲が伸びている。
食事時間を過ぎてしまい、ここで帰宅した。19:30ころ。

午後から大変な荒れ模様となったが、雲は様々で見飽きることはなかった。
夕刻の雲はかって強風の日に見た雲と類似した印象を受けた。

本日熱心に展示をご覧下さった方々、カフェご利用の方々、大潟区の大正琴の皆様、有り難うございました。

 

昨日の雲は娘さんか観音様の形だった。

2015年6月5日(金曜日)

樹下美術館近辺の田んぼに出ると、広く視界が開ける場所がある。

昨日日中、かなり強く風が吹いたが、変化に富んだ雲が見られた。
ご近所のお庭を見に出かける前に水田に行ってみたところ、
そこで拝みたくなるような雲に出会った。

観音雲水田から海の方角の雲は人物が仰向けになっているように見える。

起こした漢音雲撮影してモニターを縦にしてみると、娘さんか観音様が祈っているような形になっていた。
影の付き方もよく、拝みたくなるような姿でした。

間もなく夏 お詫びとお知らせです。

2015年5月25日(月曜日)

かなり気温は上がったが蒸すこともなく朝夕は涼しかった。

五月も最終の週に入り、以前なら月日は早すぎると不平を言っていたと思われる。
しかし何故か最近早く感じられても、あまり不平を言う気が起きなくなった。

不平を言っても仕方が無いというのもありますが、近頃は、
飛行機に乗って自分と地上の一日を見ているような感じがしないでもないのです。

西の方角今夕の四ツ屋浜。

東の方角入り陽と反対方向の空です。
雲の形はいつも様々で意外でもあり、楽しみです。

 

 
「Byond The Sea」。シャンソンの「La Mer(ラ・メール:=:海)」の英語版です。
シャンソンは海の詩情を歌っていますが、
当英語版は、海の彼方で自分を待っている人がいる、という憧れを歌っています。

〈さてお詫びがあります〉
6月は「陶齋の器でお寿司を食べる初夏の会」を第一週と第四週の土・日に予定し、お知らせして参りました。
しかしこのたび主催者の事情によりまして、日を変え(6月21日、22日)の二日開催に変更させて頂きました。

以上謹んでお詫びしてお知らせ申し上げます。

 

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