空・海・気象

年末年始と数値 柿崎海岸を歩く。

2017年1月20日(金曜日)

「おめでとうございます」と言って、毎年この時期、
多くの皆様はお顔や肩が丸みを帯びてお辞儀をさ
れる。
一種コロコロとして、恥ずかしげに肩をすぼませ
て仰る様子は例年のことで、一種可愛いく映る。

忘新年会、お正月、来客、休暇に旅行に運動不
足が加わり、この時期肥るのは無理もないこと。

1,5キロくらいの増加から見た目でも分かるように
なる。
数値としては、およそ決まった時刻の血糖値ならば
20~40㎎/dl、HbA1-cで0,2~0,4%程度上が
る人が多い。
それを春まで、少しずつ減らし3,4月には元に戻る
よう影響をお話ししたり、励ましたりさせて頂く。
運動不足もあるが直接的には飲食の影響が大きく、
当然塩分も過剰、寒さと相俟って血圧上昇を来す。
このことも早晩重大リスクを増やすため、意識して
減塩し、マイルドな数字に戻すことが必要になる。

そんな日頃、以下のようなことを繰り返しお話しさせ
て頂いている。

●血管や臓器は過剰な飲食に対して一見静かで無
症状に見えるが、本当は「黙って耐えている」あるい
は「泣いて我慢している」ことが考えられる。
我慢の限界を超えると、身体は急変のリスクを高め
るが、前もっていたわれば素直に喜び良い反応を返
してくる。
今後一層大切な身体ですから、体の気持ちになって、
優しくしてやりましょう。
身体はそれを待っているはずですし、きっと良いこと
が沢山ありますよ、と精一杯お話ししている。

さてこのところの夕食を減らし、本日も午後30分ほ
ど柿崎海岸を歩いた。

陶片
海岸で見つけた陶片に桜の花びら。全体3×4㎝ほど。

ガラス玉
小さなガラス球はラムネのものだろうか

みなと一緒に
これまでのものといっしょに(前列右端が本日のです)。

本日の晴れ間も午後の暖かさも貴重だった。

暮れる冬の柿崎海岸。

2017年1月19日(木曜日)

およそ曇って午後は2℃で寒かったが雪は降らなかった。
夕刻遅く柿崎海岸を歩いた。

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西の空がやや明るみ、明日もそう悪くないかもしれない。

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柿崎川の堤防の上から東を見る。時々寄せる大波が作る白い
輪が美しい。

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柿崎川の河口。

午後休診日、出かけた柿崎海岸は4時から5時近くまで
居たが闇にはならず、日が長くなっている。

誰も居ない冬の夕暮れの海、ドウドウという波音に包まれ
ると浮き世のうさを忘れることが出來る。

間もなく大寒 雪消えの晴天 頂いた蝋梅。

2017年1月18日(水曜日)

予報の通りほぼ終日晴れた水曜日、道路の雪は少なくなり
車の行き交いは楽になってきた。

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本日の上越市は大潟区上小船津浜の通り。
消えたとはいえ、左右に除雪された凸凹の雪が残り、そこ
は歩道に相当する場所であり通学路でもある。
運転には細心の注意を払うが、行き交う車に子どもたちは時
にサーカスのような格好をして避けなければばならず危ない。

運転する人も大変で特に営業の皆様のストレスは大きい事だ
ろう。

私も在宅訪問で連日数カ所を回ったが、少ないとはいえ町な
かの雪の細道は骨が折れる。

さて昨日訪問をしたお宅から蝋梅(ロウバイ)が届いた。

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お宅の蝋梅はとても立派で、頂いた枝はこんなに大きい。
蝋梅は香る、室内で開き始めた庭の水仙も入り、玄関は
良い匂いで一杯。

大寒は20日ということ、始まったと思った冬はいつしか半分が
終わろうとしている。

昨夜風が止み雪が降った 昭和50年代の豪雪の夕べ。

2017年1月14日(土曜日)

昨日、静かな夜間は思わぬ雪降りがあると書いた
途端、夜は静かになり降った。

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午前中の診療所前の県道、辺りは30㎝ほど積も
った。
今のところまだ少ないが、記録的な寒波ということ
で明日にかけてさらに降るという。

当地で忘れられない豪雪が昭和50年代後半にあっ
た。
交通はぎりぎりに追い込まれ、夜間通行止めにして
除排雪が行われた。
作業車輌の不足から、宮城ナンバーなど他県の車
も混じり、それらの多くは素人目にも一般的な土木
工事用の車だった。

沢山の車が集まり、夜通しピーピーと音を鳴らし、ピ
カピカ灯をつけて作業が行われた(2,3日続いたか
も知れない)。

そんな時の夕刻、閉院直前に5年生だったか女の
子がおじいさんに連れられて来院した。
高熱でぐったりしていて、診療を終えると大雪の駐車
場で抱えられるように車に乗せられた。
当時の診療所は窓から駐車場が見え、二人を見送っ
た。

女の子は大きくなるととてもきれいになった。
成人後何度か来院されたが、おじいさんはもういな
い。
豪雪と聞くと混乱した日の夕刻を思い出す。

急変する天気。

2017年1月10日(火曜日)

昼過ぎまで良く晴れて気温も上がっていた。
せっかくの晴れ間、昼遅くシーグラスでもあればと思い、
柿崎海岸に向かった。

1
途中で寄った上下浜で雲と風が出てきた。


2
柿崎海岸に着くと車のドアが開けられないほどの強風。
時折陽が射すなか風上に向かって歩いてみたが、パチ
パチと砂塵が吹きつけ顔が痛い。余りの事に引き返した。

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↑砂嵐に耐えているのは白いひよこ?

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カモメでした、強風を避けてうずくまっていました。
正面から見るととても可愛い顔をしています。
風に向かっじっとしていますが、時々煽られて飛び立
ちます。

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帰りに寄った柿崎漁港も大荒れ。
上下浜からわずか一時間で天候は最悪になった。

これまで温暖だった今年の冬だが、北海道の東にあ
る低気圧が台風並みに発達していて、強い冬型の気
圧配置になっている。
これから週末にかけて大荒れが予想されている。

吹き付ける雨のなか5軒の在宅を廻った。
本日運動が足りていなかったので、車からお宅まで
看護師と走った。

冬の空、洋梨。

2016年12月28日(水曜日)

“良いお年を”、患者さん達と交わす時、これまでよ
り重みを感じるようになった。

日本海の積雲
↑本日午後日本海の大きな積雲は餅のようだ。

161228米山の降水雲
在宅回りの帰路の米山は降水雲にけぶっている。
局地的にみぞれか雪が降っているのだろうか。
日中4,5℃の気温はいつ雪になってもよい寒さ、しかし
降らないまま冬の一ヶ月が過ぎようとしている。

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↑上越市大潟区はナショナルカントリーのルレクチェ(左)。
右、山形県産ラフランス。お相撲さんのようだが、この先暖
まった部屋で食べる洋梨など果物は冬の楽しみの一つ。

さらに高温で強風の日 糸魚川市の大火。

2016年12月22日(木曜日)

暖かかった昨日、それよりも本日は気温が上昇
し高田で21℃、午後外出の車が示した車外温
度も21℃だった。
これでも冬だろうか、と考えてしまうほど一種異
様な暖かさだった。

連日の高温のせいで庭のクリスマスローズの
蕾が膨らみ一部が咲き始めた。

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↑可愛い赤い蕾、このまま冬を越して欲しい所だが、、、。

1
↑間もなく閉館の庭で咲いているニゲル。
昨冬雪中で一株のクリスマスローズが咲き、傷
まないかと気をもみながら見守った。
今年はこの株が咲きはじめている。
花の名からして、今頃に開花するのは、本来変
わったことではないが、当庭の多くのクリスマス
ローズは毎年ほぼ2月から咲き始める。

加えて本日暖かかった上、非常に強い南寄りの
風が吹いた。

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強風の空。

さて夕刻の美術館で庭に出ると、田んぼの向こう
に見える高速道路をサイレンを鳴らした消防車が
盛んに走って行く。

家に帰って点けたテレビで糸魚川の大火災を知
って驚いた。

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↑本日の西頸城地方の山々。
この時間、峰の向こうで惨事が起きていたこと
になる。
同市は最大24,2メートル、一種台風並みに吹
き、高温とともに災いとなった。

本当にお気の毒であり、復興が早からんことを心
からお祈りしたい。

冬の水田から見た降水雲。

2016年12月16日(金曜日)

仕事場エリアの上越市大潟区で初雪となっている。
例年よりも遅めであろう。

午後在宅巡回の頃、車の車外温度はずっと1℃を
示していたが、雪にはならなかった。

 

IMG_8980 - コピー
北の方角に黒い「降水雲」が西から東へ移動している。
局所で雨、あられ、雪のどれかが激しく降っていると思
われる。
黒い雲状の部分は周囲よりも気温が下がっているため、
水滴や氷滴を降らしているようだ。

昨日は寝不足のまま上京したため本日はゆっくり午睡
した。

冬の空の色、服の色。

2016年12月11日(日曜日)

本日二度外出したが車の車外気温表示が5℃あるいは
6℃を示していた。
古い車だが、この温度表示は案外当たっていて信用し
ている。

本日ずっと風雨に見舞われ、三日前の好天は嘘のよう
で、空は何層もの重い雲に覆われていた。

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↑午後3時半ころの米山と尾神岳上空の雲。
山は全く見えなくなったり現れたりとても忙しいようだ。

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↑午後4時近い海の西方角、こんな空も悪くはない。

灰色の空と海、まさに冬の日本海のイメージカラ
ーだ。
不思議なもので私は服装で、灰色(グレー)はそん
なに嫌いではなく、明るいグレーや暗いグレーを喜
んで着ている。
原色的な色はセーターなどでも気後れするという
か、もっと着れば良いのにどうも馴染めない。

ところで予報によれば明日は高気圧が日本を覆い、
寒いが好天に変わるらしい(但し一日だけ?)。
19,20日は最高気温が16~17℃の予報で驚いた
が,、果たしてどうなるだろう。

まもなく今年の閉館 暖かめな師走。

2016年12月8日(木曜日)

先日と本日の早朝ドカーンと大音響が轟きカミナリが
鳴った。
今頃のカミナリは雪下ろしのカミナリで、初雪など多く
は雪を降らす。
しかし雷は轟いたもののまだ当地の平野部に雪は無い。

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本日昼の眺め、一度白くなった尾神岳の雪が消えている。

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↑あるご夫婦が外のデッキで食事をされた。
風もなく暖かでおよそ一時間も楽しまれたとお聞きした。
オールドノリタケとミッドウインターのザンベジのカップを
お選び頂いていた。

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↑知人がお持ち下さったクリスマスのアレンジメント。
とても心温まります、有り難うございました。

IMG_8783
↑午後お休みの木曜日、ついつい柿崎海岸を歩くことになる。
しばしばこの場所で千鳥と出会う。
日本画のような千鳥、10羽ほど小走りに動いては止まる。
これまで何度も書かせていただいたが、千鳥は母と重なる
この中の一羽が母の化身かもしれないと考えたら楽しくなった。

IMG_8788 - コピー (2)
↑波間に飛び立った千鳥、どれが母だろう。

 

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間もなく今年の展示も終わる。
いつもと反対に奥から入り口方向を写しました。

一年間同じ展示で頑張りましたが、大勢の方にご覧頂き
まことに有り難うございました。
常設の作家をどのように展示するか、毎年多少悩みます
が、齋藤三郎、倉石隆両氏を少しでも知り、かつ親しんで
頂くために工夫することは張り合いでもあります。

今年の開館は12月25日(日曜日)まで、残り少なくなりま
した。
お忙しい時候ですが、ふとしたお暇にどうぞお寄り下さい。

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