空・海・気象

強風の日 チューリップの深植え 「ディア・ハート」。

2017年4月18日(火曜日)

日中強風に見舞われた日、昼の水田の東方に大きな白い雲。
滑らかで弧を描いた均一な形状は大きなレンズ雲であろう。
風の日の雲は変化があって興味深い。

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チューリップが風に煽られて揺れる。

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こちらの花はあまり揺れないのは背が低いからか。
背が低いのはチューリップらしくないが、何人かのお客様から可
愛いですね、という感想が聞かれた。
球根を深く植えると背が低くなるとも聞いたが、可愛くしかも風に
強いのであれば深植えも悪くないと思う。

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美術館周囲の山桜が和やかに咲き始めた。

昨日に続いて懐かしい青春時代の歌声「ディア・ハート」

1960年代ヘンリー・マンシーニによって作曲された映画の主題歌。
青春時代の歌が思い出されるのは春のせいかもしれない。

明日また荒天が予報されている。
咲き始めた山桜は耐えることが出来るだろうか。

午後突然のように襲った「春嵐」。

2017年4月3日(月曜日)

本日午前はまあまあだったお天気が午後から崩れた。
昼休み時間にぽつりとお見えになった方とお話して、用事で来館された
方にお会いした。

午後の在宅訪問の時間が過ぎていて急いで出た。
その道中急に空が暗くなり小船津浜のほくほく線跨線橋で眼前にひど
い雲が見えた。

嵐になる、、、時間が無かったが急いでカメラを手にした。

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西北方面。暖気と寒気か、白黒二色の雲が激しくせめぎ合っている。
写真の右下に紫色の部分があり、後でトリミングして拡大した。

 

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雷(落雷?)が写っていた。落雷は普段撮ろうとしても中々撮れない。

 

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同じ場所から北東方向、黒い雲が広がっていく。J瞬く間に視界の180度
以上にわたって暗雲に覆われる。

雲はあっという間に頭上に達し、夜のように暗くなり、煽るように風が吹いた。
午後3時半を回った時刻だったが、国道8号線の車はほぼ全てライトを点け
ていた。

 

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在宅回りの途中でアラレが降ってきた。
車中後ろの看護師が春の嵐ですね、と言ったが正にその通りだった。
雷が鳴る中、止めた車から飛び出しては走り、三件の在宅を回った。
お寄りしたお宅の方が、天気予報通り凄いですね、竜巻があるかもと
言っていましたよ、と仰った。
私は全く予報を聞いていなかったので急変にとても驚いた。

 

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仕事場へ戻る前に海へ寄った。奇妙な雲の西方遠くに青空が広がり明
るくなってきた。

夕刻のローカルニュースはいずれもこの嵐を取り上げた。
特に開花寸前と言われ、花見客が出始めた高田公園の状況をリポート
する局もあった。高田もかなりアラレに降られたようだった。

春は様々な嵐が襲う。
昨年4月、同業のゴルフコンペがあり、晴れていたが余りの強風で中止に
なった。
嵐は南風の熱風の時もある。これは始まったばかりの菜園や新緑の木の
芽に最悪で、苗や芽が枯れたりする。
嵐の後海難事故が報道されることもあって油断できない。

本日風やアラレなどは正味30分程度だったかもしれない。
一旦晴れたが、夜間ふたたび雨になり雷の音が聞こえている。
しかし明日から数日は晴れて暖かくなるらしい。

東京も今夜悪天候となり落雷があったようだ。

雪が降り寒かった日 シェリーのクイーンアン。

2017年3月7日(火曜日)

昨日昼は暖かくスタッフと庭掃除をしたばかり。
それが本日朝から雪模様でとても寒く、在宅回り
はびしゃびしゃと雪を跳ねながら伺った。

_MG_2093
朝方潟町の庭に降る雪。

今年の開館まで一週間を残すばかりになりました。
この数年、毎春カフェでお出しする食器を追加して
きましたが、長く使用していたミントンのシノワズリが
傷んできたため替えることにしました。
今年は樹下美術館も満十周年、使ってみたいと思っ
ていたシェリー社のクイーンアンタイプのトリオをお
出しすることになりました。

_MG_2024
↑1930~40年はアールデコ調の形が魅力のクイーン
アンタイプのトリオ(カップ&ソーサーとケーキ皿)。
雪のように白く薄手のカップはあたかもお茶を包む形状
をしています。

皆様から長く愛されますように。

寒波は終わったようだ 先輩のお通夜。

2017年2月12日(日曜日)

鳥取県や兵庫県など山陰の豪雪も垰を越えたに違いない。
それにしても多い所で例年の10倍も降ったというから、現
地の混乱はひとしおだったことだろう。

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本日入り陽時の四ツ屋浜。
来週は暖かい日も混じるようだが、まだ春の気配は見当たら
ない。

 

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四ツ屋浜のカモメ。

さて今夕ある先輩のお通夜があった(享年90才)。
長野県ご出身で読書と俳句を好まれ、常に穏やかな先生
だった。たまに書店に寄ると必ず先生の姿があった。

沈黙は金と言われるが、書店にすっと立たれるご様子は印
象深く、今は尊い仏のイメージで浮かぶ。

荒天の空と海 難しい気象用語 辛かった昔の映画。

2017年2月11日(土曜日)

ニュースで見る西日本の山地や日本海沿岸の降雪はモサ
モサとして激しく、まさに豪雪地帯の様相を呈していた。

雪国の人間が他所の豪雪に驚いたり心配するのは珍しい
ことだが、このたびなぜ西日本が酷いのかよく理解ができな
い。

お天気の記事に「トランスバース型降雪バンド」という名の気
象現象で解説されていたが難しい。
また本日、「ポーラーロウ」と呼ばれる寒気一色(前線を伴わ
ない)で、渦を巻く局部的な強い低気圧が秋田沖に出現して
いるという記事を見た。
サイズは小さいが冬の台風というべき低気圧という事だった。
それが当地に与える影響などは分からないが、今後何度か
耳目にするうち漠然と理解できるようになるかもしれない。

 

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今夕刻の四ツ屋浜の空と海。雲はどんどん接近してきて一
斉にアラレが降り始めた。

ところでその昔「空と海の間に」という映画(1955年、フランス)
があった。
大荒れのノルウェーの海域で漁船に起こった食中毒を世界各
地のアマチュア無線局がつなぎ、漂流する船に治療血清を空
輸するという話だった。

繋がらない無線、困難な血清の用意と輸送。そんな事情の中、
嵐の海で次々に倒れていく乗組員。

中学時代、アマチュア無線に夢中だった友達に誘われて観た
が、彼は興奮していたものの、自分は船上で苦しむ船員のたち
の悲惨なシーンの連続に辛い気持ちだった。今ならどんな風に
観るだろう.。

西日本の寒波 芸術のジャンルと時間要素。

2017年2月10日(金曜日)

間もなくバレンタインデー、私を哀れんで義理(義務)チョコ
を下さる方がまだいらっしゃって喜んでいる次第です。

さて寒波が日本の西南をいたぶり、所によって一日の降雪
が7,80センチもあり、明日も同じように降るという。
内陸とはいえ広島県などの話であり、鹿児島でも積もったと
報じられていた。
鹿児島で雪にはしゃぐ学童たちがとても楽しそうだった。
そういえば5年前、九州を訪ねた折、ふと入った佐世保の外
人バーで「ここで雪が降ろうもんなら朝からみなハイテンショ
ン、一日大騒ぎになる」と聞いた。
この度は佐世保も降ったのだろうか。

それに引き替え、本日の当地は良く陽が射した。問題の寒波
は明日からだという。

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昼に近隣の水田を走ったが、日射しに強さが感じられ雲白く、
良く澄んだ青空が見られた。

明日一転して荒天になるとは信じられないが、予報通り変
わるに違いない。

変わると言えば、音楽では時として穏やかな音調が一瞬の
間の後、突然ティンパニーの連打と共に大音量の荒々しさに
変わるのを不自然とも思わず聴き留める。
日頃、不当とも思われる突然の不運や災害を経験している
ので、音楽の大暗転でも違和を感じず付いて行けるのだろう。
(また名曲はその変化に違和を感じさせないよう巧みに作ら
れているともいえる)

これらの突然性は文学にもあるが、絵画では難しい。
表現に時間軸が入りにくいので画面を分割するか、重複など
を交えて描かせざるを得ない。ダリはそれらに挑戦していたし、
現代の表現芸術には時間を意識させる作品も少なくないが、
突然の暗転などは危険を伴いかねない。

一方絵画は途方も無い静止時間が可能だ。
音楽でも突然の中断の試みはあり、それによって音の断面を
表出させたり、無音に意味を持たせる試みもある。だが中止を
別にしてそうそう長い静止は出来ない。

何十年何百年も場面を静止させたまま、込めた思いを訴えたり、
愛されることが出来るのはやはり絵画ならではだろう。
だがそれだけの意味や価値を作品に持たせるのは容易でない
ことは想像に難くなく、画家の苦労や悩みも分かる。

それでも芸術のジャンルごとに表現と価値の違いを考えなが
ら観たり聴いたりするのは楽しいことだ。
互いの本質的な相違は明瞭だが、創造性のほか私たちの日
常や経験と応答し合える点で共通しているのも確かであろう。

(ちょっとチンブンカンブンなことを書いたかもしれません)

なんとかしのげる悪天候 白鳥のヘッダーに。

2017年2月6日(月曜日)

多くの日は荒天で幸い雪は無くとも風が吹いたり寒かったり気象環
境は悪い。

そんな日頃、皆さんと接しトランプ大統領や東京や沖縄のニュースに
触れ、お茶を飲んだり今年の事業予定を進めるなどしていると、今の
悪天候は環境音楽か芝居の一幕のようであり、幸い過酷というほどで
はなく過ぎている。

IMG_1447

 

170205好天の四ツ屋
本日夕刻の四ツ屋浜。遠くの車に荒波のしぶきがかかり、厚い雲から
ほんのちょっぴり、15秒くらい陽が覗いた。

事情があってごめんね、と弱々しく言っているようであり、それでも太陽
ですかと言ってしまいそうで、何か憐れだった。

※枯れ草に雪が降るブログ表紙(ヘッダー)を気に入ったいましたが、白
鳥がきれいに撮れていましたので替えました。しばらく少女趣味をお許し
ください。

鳥は少なかったが、良く山が見え雲がおしゃれをしていた朝、そして子供。

2017年2月5日(日曜日)

先週の日曜日は上越市大潟区は朝日池で雁のねぐら立ちを見物
した。
妙高市の孫たちといっしょの約束だったが、熱を出したので私たち
だけで壮大な飛び立ちを見た。

無事風邪も治り、本日は6時半集合でリベンジ。
だが連日の温暖で鳥たちは北上しているのか、大きなねぐら立ち
は見られなかった。

代わりに幼い白鳥が傍へ寄ってきたり、頭上を飛ぶ白鳥をみてから
急遽朝の柿崎海岸へ足を延ばした。

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7:30頃、朝日輝く妙高連山は彫刻を施したように鮮やか。

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時折愛嬌を振りまいてくれたオオハクチョウの子。


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飛びたった白鳥。

コンビニで朝食を買って皆で車中食。
柿崎で下の孫と歩いたが誰も居ない朝の海で、親たちが見えなくな
るほど遠くまで歩くのは珍しいらしく、
「こんなに遠くへ来ちゃった」と言って不安と挑戦をないまぜにして頑
張って歩いた。
美しいシーグラスがいくつも見つかったので、よかったね、という事
で楽しい朝だった。

今朝の大気は清澄で山並は美しく、雲の低い部分は波状の揺らめ
きが連続する変わった形をしていた。

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雲を見るのは冬の楽しみの一つ。


子供達というのは可愛い。場面はどこか、もしかしたらスペインの
のロマ(ジプシー)の村かもしれない。演奏者はオランダのジプシー
出身、S・ローゼンバーグのグループ。
曲はスペイン近年の歴史的ギタリスト故パコ・デ・ルシアによるRIO
ANCHO(広い河)。
地続きのヨーロッパは多様な民族人種が行き交い多様な文化を生
みだし、親しみ楽しむ。それも平和ならばこそであり、その価値は
計り知れない。

ところで大人と子供が音楽を通して楽しみ踊る日常など、日本では
通常考えられない。
動画がスペインであれば、大人と子供、そして家族が常に交わる生
活はスペインで暮らした弟もその良さを話していた。
子供たちは甘えるために大人と居るのではなく、早く大人になりたく
てそうするらしい。

鵜の浜温泉近く 夕陽の森公園駐車場の光芒。

2017年2月3日(金曜日)

このところ降雪が無く積雪もわずかで、小雪だった昨年並み
かそれ以下かもしれないという水準で過ぎている。

あまり楽なので、後からどさっと山ほどおつりが来なければい
いがと心配をさせるのも冬の天気の正直な一面。

170213夕森公園
鵜の浜温泉の近く、夕陽の森公園駐車場から西方面。
左右に漏れる光芒も強く、明日は晴れの予報となっている。

連日の柿崎海岸 雲と千鳥。

2017年1月21日(土曜日)

同様午後は連日の柿崎海岸へ。
本日は気温のわりに寒く感じられ、道すがら探す陶片やシーグ
ラスも少なく、早めに帰った。

だが海は何らかの楽しみを用意している。本日は雲とチドリだった。
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向こうに煙霧が吹き上がっているような雲が見えた。
風も強くなく不思議だったが、もしか白いのは暖かく湿って雲で、
そこへ右方の米山から冷たい大気が降りてきて、白い雲を押しや
っているのかと思われた。
だが見ていると白雲は右(東)へ移動するので逆に冷気に乗り上
げるながら押しているのかもしれない。よく分からないが、局所的
に温暖前線に似た現象なのか、いずれにしても良く分からない。

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いつもと違う場所の千鳥、きょうはよく写った。

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改修されてきれいになった海岸への道路。
すぐ先、海岸の直近に駐車所場がある。

本日は風邪気味を感じたのですぐに帰った。

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