空・海・気象
地上に暑さ空に秋雲 美味しかった熊本産マンゴー。
時に晴れ間が覗き、雲は多かったが暑かった日。
雨が続くと低温を心配するが一旦晴れれば直ちに暑さ効く。
東京の雨続きも一種異常な感じで伝えられていたが、本日
は晴れて34℃近くまで気温が上昇したらしい。
当地の週末はぐずつくが、以後残暑が待っている模様。
過日熊本から訪ねてくださった方からお礼と言って西瓜とマンゴー
が届けられていた。
マンゴーは動画で切り方を確認し、キューブに盛り上げて食べた。
一日冷やした熊本産マンゴーは文句なしの熟し加減。喉が痛くなる
ほどの甘みと、独特の南国の香りを堪能させてもらった。
先生、本当に美味しかったです、ごちそうさまでした。
ブルック・ベントンの雨の歌。
いっときの晴れ間もあったが時に激しく雷も交えて降った日。
今夏はよく降るので家庭の畑をしている方達は諦め顔で、
仕方がないから秋の仕度をはじめました、と仰る人もいた。
いつか過去にはもっと降り、文字どおり梅雨のまま夏が終わ
ったような年があったやに思う。
9月になれば秋雨前線云々と、また雨が話題になろう。
たとえは悪いが、これは便秘などと同じように天地の「都合」
だからどうしょうも無い。
雨と言えばR&B、「One Rainy Night In Georgia」が浮かぶ。
ブルック・ベントンの「ワン・レイニー・ナイト・イン・ジョージア」
世界中で雨が降っているような夜だ、と歌われる失恋の歌。
1970年に発表された曲だというが、自分がレコードを買って
聴いたのは1980年代初め頃だった。
何かと辛いことがあった時期で、彼の歌を聴くと慰められた。
辛さから必死で脱却を試みる日々で、ふと慰められる歌と出合
う事があるのは、多くの人が経験しているのではないだろうか。
それが明るい調子でなく、暗く悲しい歌であることも。
ブルース調の上掲の歌の最後は、
〝孤独を経験したことがありますか、孤独な男の世界では
何処も雨が降っているように感じるはずです〟と歌われている。
夏と秋が入り交じっている。
前日の予報は雨だったはずだが、明けてみれば晴れて暑かった。
よく当たる予報が珍しく外れた。
ファインダーをはみ出すほどの稲と雲
食べれる時に際限なく食べるのは野性の本能であろう。
この若い雀の腹はもう丸くなっているが、まだ食べている。
胃袋のサイズを大きくしておくことも成長過程の一つ?
夕暮れの電車が晩夏を運んでる
暑さの盛りが涼しく推移している。
最高気温が30度に届かない日が続いている。
8月5日には38,1度にも達した時には猛暑が続くものと覚悟
をしたが、そうはならなかった。
本日夕刻の上越市は大潟区の水田から見た米山。
白い雲が低くかかって如何にも涼しげだった。
しばらくこの様な日が続き、時には雨も降るらしい。
このまま秋になるとは思われず、再び暑いと嘆く日もあ
ろう。
山かげが恋しかった上越市大潟区。
本日は非常に暑く、私の地元上越市大潟区は38,1℃まで
上がり、三条とともに新潟県一位、全国2位の最高気温を記
録した。
全国の上位10地点のうち新潟県が7カ所、石川県が3カ所
を占めていた。
不思議な事に同じ日本海に面しながら石川と新潟県に挟ま
れた隣県の富山県はどの地点も10位の記録を免れている。
背後の北アルプス立山連峰の冷気が陸海ともに影響してい
るのでは、と羨ましさをもって想像してみた。
当地大潟区はフラットで山は遠く、こんな日は焙られっぱなし
なのだろう。
午後三件の在宅回りに出たが、雲湧く遠くの山かげを恋しく
思った。
帯状の雲は飛行機雲が変化したのか ほくほく線夕暮れ電車は童謡の世界。
日照りが続くようになり本日の気温は34℃に達した。
土曜日の昼の空も飛行機雲がよく見られた。
上掲の二つの雲は一続きで、西から東へとく長く連なっている。
太いスジが連続している雲は時間が経った飛行機雲であろうと
考えた。
暑さの中で空を見上げるのは暑苦しいがやはり雲は見てみた
い。
昨日飛行機雲がよく見える時の夕焼けはきれいになると書いたの
で心配だったが、今夕は華やかではなかったものの、優しい夕焼
けになった。
そんな夕刻、近くのほくほく線で夕暮れの電車を撮りに行ったが、
中々上手く写せない。
午後6時55分ころに上り電車が、7時17分ころに下りが来た。
ミニチュアか影絵のように見える電車はあたかも童謡の世界
を走っているようだ。
かってここを轟音とともに去った特急「はくたか」の迫力と較べ
るべくもないが、ローカル線ならではの詩情があり、親しめる。
飛行機雲の夕刻は巨大アート。
飛行機雲が沢山見られる日、そんな空が夕刻まで続くと日没時
が美しくなることがある。
本日はそのような日だった。
夕刻の四ツ屋浜はいっ時うっとりするような空に変わった。
ブルーの濃淡を地模様に桜色の浮き雲があしらわれ、気持ち良い白が
大胆に横切る何とも爽やかなパステル調の空。
刻々と変わる空はこれ以上無い巨大アートそのものだった。
上掲の写真は以下をトリミングしました。
西の方角に車と看板。
この看板は護岸工事の標示のようだが、何のためなのなのだろ。
景観を損ねているが、お役所の仕事のようなのでどう仕様もない。
最近では神のお告げが書かれている事にして、諦めている。
自然はチケット代も取らず随所に興味深い作品を見せてくれる。
小さな虫から草木、山、空、人、、、刻々変わる様も貴重だ。
四ツ屋浜の夕陽 半分のつもりの桃がもう半分も キジバトも稲穂を食べていた。
何日ぶりかで30度を超えた日、夕空が鮮やかだった。
夕食後しばらくして冷やしておいた桃を食べた。
熟していたので、ぐるりと種に当たるまで深く切り、ひねると
半分に分かれた。
半分のつもりが一個みな食べてしまった。
明日の昼食は減量しよう。
所で昼下がり、樹下美術館はデッキで田んぼを見ていると
キジバトのつがいが来た。
まさかと思ったが垂れ下がっている稲穂を食べた。
ミルク状の実をしごいて飲むように食べている感じ。
手前の稲穂は食べられた後なのか白く空っぽに見える。
スズメやカワラヒワに加えキジバトまで稲穂を食べている。
ちなみに一羽のスズメが田んぼで一日食べる米は5グラ
ムだという。
20羽で10日食べれば1キロ、100羽なら5キロだ。
スズメは減少の一途らしいが、その昔網を張ったり、光るテ
ープをしつらえたり、カカシまで用意して防いだ。
稲につく虫を食べるので益鳥という話も聞くがやはり食害の
影響の方が大きいにちがいない。
数が減ったので何とか大目に見てもらっているのが現状な
のか。
それにしてもハトまで来るとは、今頃の穂はどれだけ美味し
いのだろう。
雨降りの午後 陶齋の雨瀟瀟。
昼を境に曇天が雨になり、時には非常に激しく降った。
叩きつけるような降りの時に二軒の在宅訪問と一件の急用があ
り、車から軒へと何度か走った。
こんな日だったが美術館は12人のお客様にお見えていただいた
という。
話変わって当館に齋藤三郎が揮毫した色紙が2枚あり、その1枚は
雨の情景で「行人帰去雨瀟瀟」と書かれている。
〝こうじんききょして、あめしょうしょうたり〟と読むのか。
行人は「ぎょうにん」と読めば宗教上の行者で「こうじん」と読む
と旅人、通行人になる。
この場合、後者ではないかと解釈した。
(「ぎょうにん」なら近郷の住職木村秋雨という話もあろう)。
教養と趣味の人だった齋藤三郎(陶齋)は、器に漢語(千字文
など)を良く書いている。
上掲の6文字も中国の古い詩文から取られているのでは、と
考え「雨瀟瀟」や「行人帰去」などを色々調べたが、色紙の一
節は見当たらなかった。
私の範囲で文は一文は陶齋の自作と考えられた。
瀟瀟と降る雨は激しい雨あるいは淋しい雨とある。
行人が旅人、もしかしたら客人だったとも思われる。
訪ね来た人が去った後雨が静かに降り始めた、、、。
その人と前夜遅くまで親しく酒を酌み交わしていたのか。
旅人と雨の詩的な状況に帰去という関係が入りいっそう寂寥迫
る印象を受ける。
絵といい文字といい、とても良い色紙だ。
ちなみに末尾の日時の記載は「昭和四十ここ年 孟秋」とある。
〝こ こ〟のような文字は二が二つ、つまり四と読むらしく、昭
和44年ということになる。
次に孟秋の孟は時節の始まりのことなので初秋、旧歴なら7月
上旬で現在の八月の初めの頃になろう。
さびしさは涼しさでもある。
暑い盛りの雨の一枚はエアコンとは次元を異にする涼味になっ
ている。
今エアコンの下の自分は人に聞いたりネットを調べて書いている
が、雨ひとつ取っても陶齋たちの世代が身につけていた教養の
高さには畏れ入るばかりだ。
ところで雨瀟瀟を調べるとすぐに永井荷風の短編「雨瀟瀟」に当
たった。
興味を覚えたので岩波文庫「雨瀟瀟・雪解 他七篇をネットで求
めた。
雲ふたつ 幸あれJ・M君。
雲が盛んに形を変え、昼近くの往診で31度はあった。
そんな日の昼、東方に見える米山で奇妙な雲をみた。
上越市大潟区は朝日池の向こうに米山、その右上方にほぼ垂直に
伸びている不自然な感じの細い雲が目を引いた。
拡大して写真。気象はそう不安定でもなく竜巻ではなさそうだ。
上下二つの大きな雲の間にかかった飛行機雲かもしれないと考えた。
午後の美術館上空に現れた高積雲(ひつじ雲)は秋の空を思わせる。
このような雲はすぐに層雲などとなって消えてしまうらしい。
なるほど20分後には、鮮やかに見えていた羊たちはすっかり消えて
いた。
さて22年前17才のニュージーランドの高校生が柿崎のA氏宅へ交換
学生としてステイし、1年間吉川高校へ通った。
剣道も学びよく頑張り、私どもの所へも数ヶ月ステイした。
頸北や日本の家庭が気に入り、その後日本を中心に祖国と往き来し
ながら環境や防災の分野で研究、活躍した。
このたび久し振りに訪ねて来て、祖国で本格的な仕事をするため挨拶
と言って寄ってくれ、お寿司屋さんで食事した。
自然の申し子のような真面目さの中にユーモアを解する好青年。
J・M君の前途に大いなる成功と幸を祈らずにはいられなかった。
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