空・海・気象

強風の海岸に黄色い風船。

2017年11月11日(土曜日)

晴天は昨日一日だけ、本日は強風となり、現在夜間も吹き続け
ている。
時々陽が射した午後、上下浜に荒海とホテルを撮りに行ってみ
た。

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海鳴り流れる雲そしてホテルは日本海の冬の詩情。

 

そして帰り道、、、

 

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風船か、ロープに絡み強風でバタバタしている。

 

車を降りてみる、、、

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ネコ?クマさん?

 

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うん?こっちを向いた、可愛いなあ。

 

近寄って手を伸ばした時、突然飛び、私の顔にバシッと当たりま
した。

振り向くと竹ヤブを越え、旧国道も飛び越え、遠くへと飛んで行
ってしまいました。黄色だったのがよけい印象的でした。

今夜は風と寒さがさらに強まる様子、風船はどこにいるのでしょう。
そしてどんな子が放したのでしょうか。
娘が3才のころ、祭の風船を放してしましい、その後何年もその
事を言っていました。

そういえば中学校時代に「赤い風船」という映画を観ました。


ぼんやりした断片だけ残っていますが、1956年作という
YouTubeの動画映像がきれいなのにはびっくりしました。

ピンク系のシーグラスの旅とは サブリーユの食事とピアノ。

2017年11月3日(金曜日)

本日は、文化の日にふさわしく爽やかに晴れた(かって非常
に冷たい雨が降ったこともあったが、、、)。

お天気に誘われて(いつものように、、、)柿崎海岸を歩いた。
何度も歩いている海岸で初めてピンク系のシーグラスに出合
った。

 

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初めて見たピンク色のものが、わずか1メートル先にもうひとつあ
った。

海中のガラス片の角が取れ、丸みを帯びるのにどのくらい時間が
掛かかるものなのか、正直分からない。
二つのグラスの器なりが同じものだったなら、どこか遠い所から出
て互いに広大な海底をさまよい(もしかしたらつかず離れずくっつい
て)、今日砂浜に打ち上げられ、偶々私が双方を拾い上げた、、、。
これは一種奇跡ではなかろうか、と空想した。

(ことのついでですが、似たような緑色のものがすぐ近くにあったり、
角が取れた石炭があるカ所に沢山打ち上げられていたり、同じ場
所に同型の砂利が連なっていたりする事がよくあります)

そんな日の夕食を大潟区はサブリーユで、山形県からのご一家と
一緒した。

 

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楽しく美味しく健康的な品が続いた。
皆様はとても優しくて良い方達であり、お礼を申し上げたい。

 

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レストランでご一家の大学生がショパンとドビュッシーを弾いて下
さった。
下宿のためもう二年も弾いていないと仰ったが、流麗で詩情込め
られたった演奏は心に響き、窓外の月光にまで思いを馳せた。
同席した小学生の歓喜の顔も忘れられない。

 

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これからも出来るだけ体に気を付けて生きなければと思った。

嵐のあとに鳥の巣 上品な夕暮れ 柿の木に十三夜の月。

2017年11月1日(水曜日)

秋らしい群雲が空を飾りかろうじて晴天を保った日。
庭に鳥の巣が落ちていて、夕暮れは上品で、十三
夜の月は柿の木の中にあった。

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初冬の落葉した木によく鳥の巣が見つかる。
本日はスタッフが落ち葉掃きの際に芝生で見つけた。
内径が7~8㎝の小さな巣であり、どんな鳥のものかい
つも分からない。
なにより私たちに知られずに、毎年鳥たちが営巣してい
る事が不思議だ。

 

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いつもの四ツ屋浜の夕暮れ。

 

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十三夜の月は豆名月、栗名月などと言われるようだが、
今夕診療所では柿の木の中で煌々としていた。

天候不順だった10月が終わる。

2017年10月31日(火曜日)

爽やかな秋晴れのイメージがある10月だが、思い出して
もそのような感じが浮かばない。

夕刻のニュースで、新潟県の10月1日から30日までの日
照時間は各地とも大変少なく、一方雨は多かったと報じて
いた。
資料によると上越市髙田の日照時間は平年の64%であり、
降雨量は177%、妙高では2、8倍も降っていた。
気温はまあまあだったというが一種異常気象と思われ、北
海道を除いて概ね全国的な傾向のようだった。
作物にとって大切な10月の悪天の影響が心配される。

 

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今夕、地元大潟区潟町の通り。

 

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四ツ屋浜の積雲。

本日10月の最終日、午後からようやく青空が覗き、積雲
がぽかりぽかりと浮いた。
明日から持ち直すらしいが本当にそうなってもらいたい。

大潟漁港の波浪 ギンナンと栗のご飯。、

2017年10月30日(月曜日)

そう大型でもなさそうだった台風22号だが、去った後も
本日強風に見舞われた。
温帯低気圧に変わり、強い冬型の気圧配置がもたらし
た風らしいのだが、夜になっても吹き続け、「木枯らし」
などでなく終日大嵐の様相だった。
近隣の大潟区渋柿浜の大潟漁港は激しい波浪に見舞
われていた。

膨大なエネルギーを内包している波浪は発電に利用さ
れ得る力を有しているように見える。
かって大潟区四ツ屋浜では帝国石油が用いた桟橋に京
都大学が波浪研究所を設けてデータをとったことがあっ
た。
発電の実用は難しいという結論ではなかったかと思うが、
本日の波などはもったいなく写る光景だった。

 

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夕食は、恥ずかしながら頂き物の栗とギンナンのご
飯で、栗は焼いてあった。
向こうは渋皮煮で、作るのはかなり大変そうだ。

お天気と魚と作物、今までは良くなかったが。

2017年10月27日(金曜日)

昨日に続いて晴れた金曜日、釣りが好きな患者さんが
お二人続いた。
ともに長く熱心に海へ出た方だが、今年はさっぱりだっ
たらしい。
いずれも水温が高いため、魚が居付かないと仰り、そう
いえば今夏ほかの人達も不調を嘆いていた。
お米も駄目という方ばかりで、本日訪ねた農家は例年
が100点なら今年は95点と仰った。

家庭菜園のお年寄り達も上手く行かない、という話ばか
り聞いた。
今週末は台風でぐずつくが、その後しばらくお天気に恵
まれそうだ。
秋冬の魚や野菜が少しでも良くなればと思う。

 

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本日午後美術館の近くは頸城区の畑。
左奥に赤い自転車、いつかこんな風な絵を描いてみたい。

 

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夕刻の高積雲は大潟区鵜の浜温泉の近くで。

恵みの雲に明かり。

2017年10月14日(土曜日)

本日お天気は雨を漏らさず我慢を続け、夕刻になると
動きのある雲を現して暮れていった。

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ほくほく線沿いの農道から西の空。

 

午後5時過ぎてから20分ほどの間に、ほくほく線の高架線に上りと
下り二本の電車が行き交った。

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犀潟からくびき駅へ向かう上り電車。

 

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時刻は午後30分ころ、童話のような明かりを灯して下る電車。

雲や明かりが無ければ天地はどんなに殺風景だろう。

ターコイズブルーのノブドウ、ひなあられのようなミソソバ、小雲と夕空。

2017年10月13日(金曜日)

数日蒸し暑い日が続き、昨日は9月上旬並みとテレビが
報じていた。
それが本日一転して肌寒く,薄いカーディガンを着た。

雲は多かったが午後から青空が覗くようになった。
昼休みの美術館への道で先日記載したターコイズブルー
のノブドウが沢山ついた房があった。

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高速道路脇の小道で。

 

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美術館裏の農道一面に咲くミゾソバはヒナアラレかコンペイ
トウのように可愛い。

 

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暮れる四ツ屋浜で焼山方面に小雲(こぐも)?と呼びたいような
小さな雲が湧き、夕暮れを喜ぶ風だった。

 

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小雲たちの拍手を受けて爽やかに夕陽が沈んで行った。

エンジンが故障して駄目かもと思っていた車がしゃんと直っ
て帰ってきた。
気に入っているブログレを乗り続けられるのはとても嬉しい。

十五夜饅頭とお茶 直江津の彩雲 六本木の電線。

2017年10月5日(木曜日)

昨日は十五夜で月見饅頭でお茶を飲んだ。
愛らしい饅頭は土底浜の都寿司さんからの頂き物で、東京千
住は喜田家のお製だった。

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茶碗は鈴木秀昭さんの金銀彩綺羅星茶碗
ところで大切な茶碗を私の不注意で大きく割ってしまい、金継ぎ
の修理をしてもらっている。
鈴木さん、お茶碗、本当に本当に申し分けありません。

 

 

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今夕直江津の用事で見た彩雲。
これまで見た中で最も大きな彩雲だったかもしれない。
場所がら電線が入ってしまう。

ところで漠然ながら、電線は大都会では見られないものと
思っていた。
それが去る9月の上京の折り、六本木ヒルズの近くで地方と
く同じ電柱、電線を目にしてかなり驚いた。
見慣れた電線にはふるさと感が漂い、驚くと同時にどこか安心
もおぼえた。

 

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六本木界隈の電線があった通り。

さて明日が満月だそうで、今夕の月は既に真円に見えた。

 

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今夕、尾神岳の右方に昇った月は童謡を思わせる眺めだった。
写真素人の自分には、風情良くちゃんと月を撮るのはとても難し
い。

海上に発生して迫ってきた竜巻。

2017年10月1日(日曜日)

さて昨日のノートの後段で書きましたように本日は昨日
の竜巻の事を書かせて頂きます。

昨日日中から夕刻までは概ね晴れて、午後から柿崎海
岸を歩いた。
風は強かったが、一種滑稽なカモメの様子などを見て帰
った。

柿崎海岸を離れる時に以下のような写真を撮った。

1423
何気ない雲だったが、正面の形状が気になった。

明度を下げコントラストを上げると、雲はやはりただならぬ顔
つきをしていた。

 

1423-2
「悪天小僧」とでも言いたいような雲ではありませんか。

美術館に帰って二時間ほどすると周囲に雲が広がり、雨が
ぱらついてきた。
時折陽が射すなど荒れ模様となり、虹が出そうな予感。
虹またはダイナミックな雲とマリンホテルハマナスの写真が撮
れるのかもしれないと思い、上下浜に向かった。

1632
16:32の上下浜、西の方角に悪天の予兆、降雨雲が見える。

 

 

1648
16:48の同所、 上掲の雲の北よりの雲が暗く重く広がって
くる。スーパーセルならもっとスケールが大きいのだろう。

 

1700
17:00、雲の中にトゲのような突起が現れた。

 

1700拡大
上掲の突起の拡大。このあとすぐに消えてしまった。

 

1723
17:23の上下浜、ひとしきり雨が降り小さな虹も出た後の帰路。

帰路、潟町方面に向かっていると、先ほど厚い雲が消えずに残っ
ている。
気になって鵜の浜の先、上越市は大潟区の夕陽の森公園駐車場
に車を停めた。

 

1729
17:29の夕陽の森公園駐車場の雲。

 

1737
17:37の駐車場、再び小さな突起が現れた。

 

1741-3
17:41の同所、突起が伸び先端が海面に接触している。
竜巻であろう。
吸い上げられている灰色の水柱?がこちらに向かってくる。

 

1742
17:42の同所、望遠で拡大、水面にしぶきが上がっている。
竜巻に中空構造の部分があるのが分かる。

 

 

1742-2
17:42、上の部分は頭上に迫った。

 

1742-3
17:43、さらに接近して来た。海水面のしぶきが肉眼でも
見える。

 

1743-2
17:43、望遠レンズ見た陸地に接近した水煙。
150㍍ほど離れているように感じた。

 

1744
17:44、海面を離れ陸地に接触すると急に水柱が途切れた。
撚った糸がほどける感じだった。

 

1744-2
17:44、上方に残っている水柱。

 

1744-3
17:44、痕跡のようになって消えた。

私が居た駐車場は十数メートルほどの高さがある崖の
上で、すぐ下は海だった。
飛ばされたらどうしよう、という気持ちと怖い物見たさでフ
ァインダーを覗いた。
雨は激しく降ったが、幸いさほど強風を感じる事なく現象
は収まった。
雲の突起が水面に繋がったのはあっという間、そして消
えるまではおよそ4分間という出来事だったが、長く感じた。

子供時代の海で沖に竜巻が見え、皆で走って帰った記
憶がある。
海は広いうえ障害物が無く、竜巻が発生しやすく、見つ
けやすいのではないだろうか。
しかし沖の漁船やプレジャーボートなどの小型の舶が遭
難した話をあまり聞かないのは何故だろう。

それにしても、かなりひやっとしました。

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