空・海・気象
肌寒かった土曜日 クラブ ツバメ 美術館の桜 路傍の水仙。
今日も肌寒く車外気温は7~8℃を示し、雨が降ったら
ミゾレになるかもしれないと感じた。午後ぽつぽつと来
たがミゾレは免れた。
そんな午後、ゴルフクラブを買いに行った。
ウッドが重くなり、最近のクラブはとても軽いと聞いて
いた。店で振るとなるほど軽い。妻に悪いが二本注文
した。
直江津で低く虹が架かっていた。虹は日没に近いほど高く
架かる。本日午後3時過ぎだったが、思ったより低く、そ
れだけ日が長くなったということになる。
↑水田のツバメ。三月中旬に今年初めてツバメを見て随
分早いなあ、と思った。
新潟市から120キロも走ってこられたお客様。
髙田の花見の予定だったが、お天気が悪く中止して当館
でゆっくりされた、とお聞きしました。
有り難うございました。
聴いてみないと分からない 分校小学校クラス会 発電所の夕暮れ。
今夕小学校3年まで通った分校のクラス会があった。
毎年ノートに書かせて頂いたいるクラス会は旧潟町村
(現上越市大潟区潟町)で昭和23年に分校の1年生
になった者たちの会で、延々と続いている。
本日幹事の報告では現在26名が残っているという。
入学時に50名はいたので、70年経って半分だけ残
ったことになる。
そのまた半分の12人が集まった。
生きながらえたのは、ひとえに運が良かったのと親の
産み方のお陰以外無い。
そしてF君、Mさん、T君、、、ら早世した同級生の顔
が必ず浮かぶ。
今夕、ある方から聞いた話から、あらためて人と家族に
歴史あり、を思わずにはいられなかった。
祖父は神奈川県で特高、それを嫌った父は終戦後、共産
党員になり、こちらの地元で新聞を発行した。
その夫を早く亡くた母は失業対策事業に出るようになった。
ある日、母が道路工事をする現場を見て涙があふれた。
ある夜は窓を開けて星を見ながら泣いた、と。
後に私はそのお母さんを看取っていたが、そのような話
など全く知らなかった。96才まで認知症もなく、しゃ
んと生きられたお母さんだった。
いつも明るい人からこんな話を聞き、ああ分校小学校のク
ラスに歴史ありを思った。
またT君は、俺たちのメシなんて、サツマイモの回りにち
ょびっとご飯つぶがくっついているだけだった、と話した。
細かく切ったサツマイモがおかゆに浮いていたのは自分も
食べた。
今思えば悲しいが、当時はそれで嬉しかったのではと思
う。
いえ、思えば大勢でかゆをすすったのが、なにか幸せな
光景としてよみがりさえする。
だれ一人自己責任だのマキャベリズムだのポピュリズムだ
のと、生意気を言う人もいない、幼少において裸足で駆け
ていただけの者たちが集まる、どこか愛おしいクラス会だ
った。
集まりの前に撮った火力発電所の夕暮れ。
そばで若い女性がシャッターを切っていた。
うまく撮れましたか、私は大した写真になりませんでした。
南風の午後、トクサ刈り 雲の猫。
季節風に代わって南風になった本日、雲は怪しい
形状を見せた。
西方の妙高連峰。滑らかな波を描いたモノトーンの雲。
ビュービュー吹く西寄りの季節風ではこうならないようだ。
今月15日の開館が迫ってきた。庭の雪は大方片づき、本
日午後、気になっていたトクサを刈った。
例年、雪による倒伏に備えて短く刈っていたが、今冬はサ
ボって様子を見ることにした。
それがドカ雪に見舞われバラバラになってしまった。
途中から妻が加わり、一時間少々の格闘でスッキリして
きた。手前と左に刈った草。トクサは庭の大切なアクセン
トなのでひと安心。
作業を終えて見上げた雲はやはり怪しい雰囲気。
中央に猫か子供に見えなくもない模様があった。
以前行ったようにそれらしい部分をなぞって猫を描いてみた。
少々無理もあるが猫風になり、右目がハートに見えるので
イタズラを加えた。
開館を前に南風が可愛い“招き猫”をプレゼントしてくれた、
ということにさせてもらった。
南風さん、雲さん、ありがとう、猫さんまでも。
雪消えと鳥たち。
晴れたり曇ったり、昨日に続いてやや温かった日。
一月半ばのどか雪以来、何度となく鳥たちが餌に不自
由しているのではないか、と書かせて頂いた。
それで雪の少ない道路や人家に鳥が近づく様子なども
載せてみた。
雪解けがすすんだ本日午後、特養の回診の帰り道に美
術館に近い田んぼを走り、鳥の影を探した。
早速目に入ったサギは高速道路下のフェンスで餌を探し
ている風だった。何があるのだろう、人の気配が近いこん
な場所にいるとは。
その田の一角、道路のすぐそばで餌をあさるコハクチョウ。
顔と長い首を泥だらけにして、食餌している。手前の鳥な
どはひどく痩せて見えた。
白鳥と一緒にマガモも食餌していた。人に敏感なこの鳥
が道路のそばにいるのも驚きだった。稲の株根などを食
べているのか。
短時間、車での鳥探しだったが、やはり普段と違うよう
に感じた。
サギが高速道路の土手下の道に、マガモが県道脇に、比
較的人と距離が近い白鳥にしても、車から数メートルの所
まで来ていた。
明日から3月、北への移動が次第に近づき、のんびりして
いると渡り鳥にとって苦手な暖気が来てしまう。
豪雪のため空腹だったであろう鳥たちは、食べるために人
など恐れていられない。
明日からひどい低気圧が近づき次第に嵐になるという。
気温は10度を越えるらしく、風雨が吹き付ければ雪はさら
に消えるだろう。
上下浜の野外造形は風が仕上げた?
このところ雪は止んでいて、樹下美術館の頸城区で最
大113㎝、仕事場の大潟区で100㎝だったのがそれぞ
れ58㎝と34㎝に減った。(各区総合事務所の計測)
本日たまたま上下浜で見た捨てられた雪が、面白い形
状になっていた。
横である南側から見ると、、、
きれいなツートン。
当初はごつごつ凸凹していたであろう塊が解けて、次
第に滑らかな形状になったと思われる。
ツートンの色分けは季節風の西風が砂を飛ばし、西側
部分だけに砂を付けた結果であろう。
それにしても、きれいに色分けされていて驚いた。
雪解けで全体が小さくなり、砂が密集したため色が濃く
なっていることもツートンを引き立てているかもしれな
い。
このおしゃれなアートは人が仕度をし、季節風が仕上げ
たという事で良いのではないだろうか。
この先また荒れ模様となるらしいが、風雨が主なら雪消
えが加速しよう。
免状拝受の茶会 春の夕の海。
本日、長年の稽古によって茶道裏千家の准教授免
状を戴いた方達が師を招いてお礼の茶会をされた。
不肖私も参席させて頂いた。
お炭の後に食事、お茶は続き薄茶の流れで進められ
た。
床は「春入千林所々鶯」の一行書から椿とトサミズキの
蕾へと変った。
雑木が混じる庭の雪は50㎝ほどに縮まったのか、陽光
色を増し、雪解けの雨だれがずっと聞こえていた。
暖かな窯の湯気、桃、鶯、さわらび、春風、おひな様な
ど春の趣向に包まれて上気するのを覚えた。
温かな先生の眼差しと、お弟子さんの一生懸命さが一番
のご馳走だった。
本日お茶と厨房に精魂こめられたお二人様、お目出度う
ございました。そして本当にお疲れ様でした。個々隅々
楽しませて頂き、有り難うございました。
お茶を終えて今日も海へ行った。おぼろ風な夕陽が波と
遊ぶのを飽かず眺めた。
春の海 私なりのロコモティブ対応。
午後は9度ほどになり、暖かく感じられた昨日、い
つものように柿崎海岸を歩いた。
なぜ柿崎かと言えば、広い砂浜が残っているのと、
砂浜歩きは脚、私の場合右股関節のために良いから
と思っている。
もともと歩行の際、右足を出す時に痛みを感じていた
が、砂浜で敢えて右を大きく振り出して歩いた後には
楽になることが分かった。
関節や筋の痛みは休めるか、使うか(ストレッチやト
レーニング)の判断は原因によって別れる。
私のは加令現象で、休めると固まり、朝方の歩き始
めに痛みを伴うものだった。
それで砂浜では特に右股関節を支える筋と腱を伸ば
すよう意識して歩くようにした。
今の所1800~3000歩(風の有無で変わる)く
らいが、ちょうど合っていると感じている。
いずれにしても、少なくとも数年前には何の問題も無
かったことだった。
波には強弱があり、時折大きな波がやってきて、潮だまり
に海水を補給する。西の方角は日射しによって銀色に輝き、
とてもきれいだった。
さて老人の円滑な動作にはアキレス腱の柔軟さも重要で
あり、室内で十分だが、ストレッチは大切だ。
続ければ初めのころよりも痛み無く伸ばせるようになる。
中腰や前屈も制限されてくるので、屈伸や軽めのスクワ
ットは効果がある(軽いダンベルも役立つ)。
自分の各動作は、20回が過不足ないように感じている。
屋内の歩行はなるべく平均台を歩くように中心を決めて行
い、後ろ向き、斜め向きなどは階段昇降とともに役立つ。
やってみて少しでも痛みを感じる動作は、止めるのではな
く、体がストレッチの必要箇所を教えていると考え、そこ
の強化に取り組むと良いのではないだろうか。
但しいずれも疾患ではない老化を主因と仮定した対応なの
で一概に勧められるものではない。またそれぞれ年令によ
っても工夫が必要だと思われます。
私の場合、目的は少しでも仕事を続けたいのと、庭いじり
やゴルフができれば、ということで行っています。
こうなると自分の年令が問題になりますが、本意ではあり
ませんが、2月1日に76才になりました。
火力発電所の蒸気。
良く晴れた日、気温は4度までだったようだが雪解け
が進んだ。
昨朝ふんわりと積もったが、それも大方解けている。
本日午後、火力発電所から上っていた蒸気の迫力。
特段に寒かった訳でもなく、どんなことがあるとこの
ように大きな白煙になるのだろう。
まだエネルギーを沢山内包しているように見え、温
室などに利用できればいいのだが。
田んぼはまだ厚い雪の下。雁や白鳥たちを見ないが、
餌付けが行われている瓢湖へでも行ったのだろうか。
誰が何と言おうと春はそう遠くない。
晴れ間の無い日だったが雪も降らなかった。
この一両日で雪は急に減り一時の半分近くにまでなった。
各戸では家まわりの雪を掻いて辺りをきれいにし始めた。
まだ降るかも知れないが、それぞれの暦と勘で一種春を
迎える仕度をしているように見える。
私も老腰(ろうよう、造語です)にむち打って、除雪機
がうず高く積んだ診療所駐車場の片隅の雪を崩してみた。
一定の感じが出たので、無理は禁物、後日の楽しみとし
た。
午後休診の本日の歩行のためいつもの柿崎海岸へ。
波打ち際に前後が無い不思議?な足跡。
渚を帰る時に見た私の行きの足跡。15分ほどの間に波が
上手に前後を消していました。
本日の海岸には私の足跡だけしかありませんでした。
帰りの時計が4時50になろうとしていた。
冬至から間もなく二ヶ月になる。
明るい。
空と海に覗いた色と私の時計から春はそう遠くはない。
いえ、誰が何と言おうと、お天気にどんな都合があろうと、
冬は終わろうとしている、と考えながら帰った。
暖かかった日 空腹の鳥たち フードロス。
気温が10度を少し越えた本日、雪消えが進んでいた。
午後の海は柿崎を40分ほど歩いた。
海を離れ、新-柿線の周囲で鳥を探した。
海は穏やかだったが、時折強い波が来てはこの様に砂浜
に上がってくる。
水田の鳥マガンが舗装した農道に集まっているとは、と
ても驚いた。近くに農場の作業所があり、そこの人が鳥
の空腹を見かねて飼料などを撒いたものか。
電柱はタカたちに人気がある。可愛い目のこの鳥はチョウ
ゲンボウでしょうか、私にはノスリなどと区別が付きませ
ん。この距離なら飛び立ってもいいのに、じっとしていま
した。
水田も野も林も深い雪に被われてしまい、鳥たちは餌を
探せず困っている。
空腹の彼らが地面が露われている道路や家の周囲に向か
おうとするのは仕方がないことだ。
おしなべて動作や反応が鈍く感じられたり、細く見えたり
するのも食べていないからであろう。
一方で、売れ残った恵方巻きを前に、もうこんなことは止
めよう、と言った業者の呟きは色々な意味で聴くに値する。
諸事情により、ピント外れが多くて申し分けありません。
キジは直近でしたので、かなりピントが合いました。全てコ
ンパクトデジカメ(いつものパワーショット)でした。
あのトキはどこに居るのでしょうか。
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