空・海・気象

一見世界的アスリートには見えない山下選手 昨夜半の雨。

2025年8月5日(火曜日)

昨日ゴルフの山下選手の全英女子オープンにおける優勝を記した。彼女は世界メージャー大会の優勝について「これまで長かった」と語っている。わずか24才の人がその道程を「長かった」と述べたのにはとても驚いた。

驚きの一つは、その若さで「長い」と感じるほど厳しい試練を越えていること。二つめは私自身を振り返って「長かった」と言えるほどの達成感などは皆無であり、その人生の雲泥の差に驚かされた。

一つの目標をを得て全力で取り組み、若くして成功を手にすることは誰にでも出来る事ではない。まず素質と信じがたいほどの鍛錬と反省の繰り返し、そして家族一丸のサポート、最後に謙遜を交えて付け加えられた「運」もあったことだろう。

一見育ちの良い普通のお嬢さん。
とても世界的アスリートには見えない。
少し痩せたようなのも良かったのか。
【Photo by Morgan Harlow/R&A/R&A via Getty Images】

さて昨夜遅くブログを書いているとポツポツ、ザーッと雨音がした。しかし間もなく止んでしまい、どうもそれっきりだったらしい。だが明日、特に明後日はそれなりの降雨が期待できそうだ。最高気温が低めに出ているのも待ち遠しい。

本日も仕事終わりに芝生などに撒水した。暑かったので冷たい地下水はホースから思いっきり飲みたいところだが、飲み水としてはダメだという。浅い地下水はバクテリアなどの混入の問題もあり気を付けたい。

今夕の四ツ屋浜。
昨日辺りから雲の厚みが増してきた。

大潟区の湖沼も水不足 来週には雨が降りそう。

2025年8月3日(日曜日)

去る7月19日に樹下美術館の庭や鵜の池とチョウトンボをここに記した。その時鵜の池の旧舟着き場を載せて“水は満々”と記した。しかるにその数日後来院された農家の方が、“雨不足で朝日池も鵜の池も水が減っている”と仰った。

あれ、数日前に見た時は満々にみえていたが、、、と思った。それで一昨日8月1日午後見に行くと鵜の池の舟着き場の両岸の土手はかなり露出していて、水位低下は明らかだった。

 

7月19日の船着き場。

 

8月2日の眺め。
段状の部分の下まで下がっている。

2019年6月の眺め。
1メートルほど水位は高い。

このおじいさんから船着き場のかっての賑わいなどを聴いた。この方はその冬に倒れ、数年後に看取った。

それ以上に顕著だったのは鵜の池の後で回った朝日池だった。

コンクリートの護岸壁が
1メートル半ほど露わになっている。

池を見ている人にとって雨不足は池の水で明瞭に分かり、溜め池は浅いので深刻。

しかるに平成6年は全国が渇水に見舞われ朝日池も水量がゼロとなった。池は向こう岸まで底が顕れ完全に干上がった。この年の四国讃岐地方の記事をネットでみたが、昔ながらの切羽つまった給水状況が書かれていた。
・線香水:線香一本分の時間だけ順番に水を配る(実際は時計で)。
・やかん水:やかんの水を直接稲株にくべる。
・走り水:ポンプ車で田の表面だけをサーッと濡らす。
水一滴、米一粒を思って行った最後の手段だったようです。

※四国平野部の常態的な干ばつと溜め池について、高校時代の山崎先生(ロングさん)から習いました。用いられるプリントは左から災害や産業の呼び名、その地域、地理および気象の特徴が書かれ分かりやすく、独特の読みやすい字も忘れ難い。

さてようやく雨マークが予報に現れ始めました。

来週5日(火)に雲が出て翌6日(水)、7日(木)と雨マークが出ました。その後10日、11日、12日と傘が続いています。多少外れることがあっても70ー80%の降水確率なので一定量は降ってくれるでしょう、期待しています。

あのポツポツポツ、ザーッという懐かしい音を聞いてみたい。

逃れられない暑さ 高齢者の熱中症。

2025年7月22日(火曜日)

今日も熱い日だった。美術館で庭仕事をしたり本日のように緊急の往診で出るようなことがあると真剣に「暑い」と口に出る。

同じ「暑い」と言う人でも炎天下で仕事をする人や空調の無い室内仕事は最も暑さが嘆かれよう。しかし一日中クーラーの家にいる人でもやはり「暑い」と言うし、クーラーの車を運転する人もしかり、何軒も回るなら「暑い」は相当しんどいことになる。

つまり昨今の天気は誰にとっても何処にいようとそれぞれに暑く、それから逃れられないということになる。

本日の頸城平野の雲。

本日の往診は高齢者の熱中症だった。たとえクーラーの家に居ても、じわじわと暑さの影響を受け続けると水さえ飲めなくなることがある。文字通り逃げ場の無い暑さになった。

土用丑の日の庭 蜘蛛が池 期日前投票 ウナギ。

2025年7月19日(土曜日)

当地も梅雨が空けたと報じられる本日土曜日は今年の丑の日。北陸三県とともに当地の気温も35℃近くあり暑かった。一般に梅雨開け十日という言葉ものがあり向こう10日ほど晴天が続くらしい。晴天とあるが酷暑であろうし農家さんの水田や畑、不肖私には庭が心配。

そんな日の写真を以下に並べました。

熱心に庭の写真を撮っておられたお客さま。
とても姿勢の良い方でした。

この花を撮られたのでしょうか。
黄金オニユリですね。

庭の入り口の赤のカノコユリ。
急に咲いてきました。

雑草「スズメのカタビラ」を克服して
芝生がきれいになりました。

旧知の方とお会いした後大潟区は長崎地区から入って鵜の池に行きました。県立大潟水と森公園の対岸を走ることが出来ます。砂利道の片側は田圃ですのでお訪ねの際は砂埃を立てぬようそーと走って下さい。

鵜の池の水の引き込み口。
一帯の渇水が心配されますが、まだ満々でした。

ツバメが沢山飛んでいました。

 

お目当てのチョウトンボ。

夕方期日前投票に行きました。大勢の来場者さんに出会いました。戦中生まれの私は生きてきた通りの信条に従い心広く、理想や平和を尊びそうな人を思って投票してきました。

投票所で合った妻が今夜はウナギにしましょうか、とこちらが思っていたことを言いましたので、以下の夕食になりました。

宮崎県の国産だそうです。
ちょっぴりのご飯が見えません。

冷えた漬け物。

 

冷や奴。

暑かった本日、外来でお天気の話など。

2025年7月14日(月曜日)

作日のゑしんの里も暑かったが本日の暑さはそれどころではなかった。
朝からムッとする暑さは大変なもの。太平洋岸を進む台風5号の影響らしく、逃げ場のない暑さのなか外来に来られる方たちから以下のようなお話をお聞きし、お話もしました。

・日記によればもう10日以上雨がありません。
・大きな台風が近づいているようです。明日か明後日に降るらしいですね。
・家からたった5分なのに倒れそうでした。
・私)あなたはレースをあしらった服が好きなようですね。
女性)アハハ、そうなんです。昔のや何年も前のを繰り返し着ています。
※特に女性の皆さんは好みの色や模様などがはっきりしている方が多いようですね(紫色、グレー、ピンク、原色、派手好みなど長く見ていると分かってきます)。
・水分補給をしすぎて下痢しました。
私)本当ですか?
・糖尿病の男性)食後にカリントウを5個食べる癖がついてしまいしました。
私)今日から3個にしましょう。1週間したら2個にしていきましょう。
・私)この暑さは畑に致命傷ではないでしょうか。
畑好きの男性)はいはい仕方ないです。畑はお天気次第、仕方ありません。水分が必要な夏野菜、ナスはまだしもキュウリはもうダメです。
私)貴方は畑の哲学をお持ちですね。
畑好きの男性)いえいえ好きなだけです。

ところで地元上越市大潟の本日の最高気温が37,7℃で本日の日本最高気温だったようです。上越市髙田は37,6℃ということでした。暑かった訳です。これも太平洋岸の台風によるフェーン現象のようでした。
ぐったりしがちな庭が心配ですが、今夜半から朝方に小雨が降ると予報されています。気温も下がって欲しいところです。

近くの海岸、午後遅くの空。

本日ご来館の方々、猛烈な暑さのなか有り難うございました。
妻とスタッフは昨日の茶会の道具片付けで忙しくしていました。本当にお疲れ様でした。

言い訳出来ないお茶の点前 懐かしい風 となりのトトロ。 

2025年7月9日(水曜日)

本日休館日の水曜日。午後いっとき美術館で来たる日曜日の薄茶点前の稽古をした。この度は御園棚(みそのだな)を使ってする立礼。あらためて茶室に座る点前と違うように感じる。

30年も経つだろうか、渡辺宗好先生の許に通っていた時に行われた催事ではなん無く出来たのに、今日あちこちでつまづく。仕方が無い、遠ざかりや年のせいもあろう。

だがいかなる訳があっても人前での点前は心だけでは通用しない。有り難い試練と考えて残りの日を稽古に励みたいと思う。


「風の通り道」(となりのトトロから)
 STUDIO GHIBLI INC.
Compose: Joe Hisaishi Arranger: Maho Fukami

7月の庭のひと隅。

本日午後気温は32度前後あったが北風が吹いていた。そのためムッとする暑さではなくどこか子ども時代の夏に似ていると感じられ懐かしかった。

本日の蝶とカエルと雲そしてピアノ。

2025年6月29日(日曜日)

昨日は頑張って「お乳盲腸」を書きましたので、本日は簡単に夕刻の庭の蝶とアオガエルそして四ツ屋浜の雲の写真だけにしました。

長くじっとしていキアゲハ。
その後猛烈に羽ばたくと勢いよく舞い上がりました。

 

オカトラノオの上のアオガエル。

 

四ツ屋浜の夕雲。飛行機雲が二筋。
穏やかな音楽のようでした。

梅雨の中休みなのか過ごしやすかった土曜日。過日のテレビ放映の影響でしょうか、若い方たちや新潟方面からのお客様が見えられました。そろそろかなと思っていた同級生U君夫妻も顔を見せてくれました。


「人生のメリーゴーランド」

皆さま、有り難うございました。本日は6月らしい良い空でした。

5月、月末の空と時 独居老人の緊急入院。

2025年5月31日(土曜日)

昨日5月30日は金曜日。晴れたり曇ったりの空、気温も丁度よく清々しく過ぎた。

昨日の空、妙高連山の火打山。
まだ残雪が多そう。

田植えが終わったばかりの田は
清々しい。

そして今日31日土曜日。午前の曇り空は午後から小雨、時にしっかり降った。

「夏は来ぬ」の卯の花が
高速道路の側道を
随所で彩っている。

路の南側に卯の花、北側
はノイバラが沢山咲いている。
しっかりと咲き分かれる理由は何だろう。

午後ムサシへ行き歯磨きチューブ、メガネ拭き、園芸部でアスチルベ5株を買った。安価で丈夫そうなアスチルベが揃っていたのは有り難かった。

帰路、田圃を見ながら帰った。
雨降りのため耕耘機は一休み。

カフェから雨降りの庭。
間もなく花を刈る予定。

これまで何度か失敗しているラベンダー。今年は比較的乾燥し陽当たりも良いカフェの窓際を試みた。まだまだ分からないが丸二ヶ月、一先ず無事に花期を終えた。どうか秋までしっかり力を蓄え来年再び花を咲かせてくれることを祈っている。

さて昨日外来終了間際に高齢の一人暮らしの方が緊急症で来院された。当然入院が必要だが付き添いが問題だった。親族は遠方で未だ連絡がつかないという。非常に貴いことだが、現場に居たご近所の方が、親族が到着するまで付き添うと申され、後光が射しているように有り難かった。必要な2種の薬剤を服用すると90才の老人は彼女の車に乗った。

このように時間外あるいは休日の緊急入院の際、付き添いが喫緊の問題になる。だれも間に合わない場合相談出来る公的な福祉機関はどこなのだろう。昔は派出婦という存在があった。いま地域包括支援センターなどで可能か、尋ねてみたい。

今夕刻の美術館閉館後、アスチルベを新しく植えたり、植え替えたりした。ラベンダーの後、手間要らずで彩り豊かなアスチルベを追加している最中。
これから咲き揃いますのでどうかご覧下さい。

路傍の花たちの競争、今年目に付くマンテマ 6月は良い季節。

2025年5月27日(火曜日)

5月は下旬となり間もなく暦の夏6月を迎えます。
振り返れば今月は朝晩肌寒い日が多く、一旦仕舞ったストーブをまた戻しました。確かに夏日はありましたが、いつもならもっと暑い日が多いのではないでしょうか。

本日夕刻の外来のこと、「まるで四月と五月が入れ替わったようだ」と話す人がいました。温暖化が一般的になった一方で肌寒い春というのは貴重かもしれまぜん。

さて以下近隣の農道の一部の光景です。随所に季節の花の彩りが見られました。

 

手前の赤い花はマンテマ、
向こうの白い花はシロツメクサです。

毎年路傍の草花は思った以上の競争をしているようです。今年はマンテマが頑張っている感じがしています。過去ブログで以下の様に扱われていました。
2009年
2014年
2021年
いずれも5月下旬今ごろでした。何となくあるいはたまたま目にしたというブログ記事ですので、その年一帯で特にマンテマが盛大だったとは断定出来ません。しかし路傍の花たちの何種類かは、必死でこの良い季節に良い場所を取り合って競争しているように見えるのですが、如何でしょうか。花はブタバナ、シロツメクサ、マンテマ、ハマダイコン、数種のイネ科植物などです。

さて昔から一年で一番良い季節が6月だと思ってきました(特に梅雨までが)。
風穏やか、雲良く、草木に力があり、安定の気温、、、。
19年前、樹下美術館はそんな季節を意識して6月10日に開館しました。

今週末までは好天が続き気温も上がるとテレビが報じていました。

明日はBSNテレビ「なじラテ」の取材を受ける予定です。メインはカフェのようですが時間を作って是非とも顔を出したいと考えています。

強風の日。

2025年4月15日(火曜日)

午後、ドカンと雷がなるとザーと降り始めた。在宅回りの頃に雨は止んだが強風が吹き付けた。雁子浜の在宅訪問が早く終わったのですぐ先の上下浜へ車を回した。

海は予想以に反してきれいなエメラルド色。
強風のため三角波が立っていた。

反対側の空。
あまり見ない雲の相。

全国気象データをみると髙田の最大瞬間風速は19メートル代。沿岸の当地では平均でもそれくらいあったのでは。車の乗り降りの際ドアの開閉に苦労した。
強風のため本日も終業後の肥料撒きは中止。明日は概ね晴れるようだが風は残るらしい。

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