空・海・気象

本日土曜日、晴れて温かくても「今のところ」を忘れずに 本日の海と庭。 

2025年1月18日(土曜日)

2024年は秋なかばまで暑さが長く続いた。その漠然とした反動で冬は平野部も大雪ではないかと皆で怖れた。事実何度か寒波が来てその都度大雪、警報級と予報された。しか当地の雪は多いときで15㎝は積もったかという具合、現在道路や田畑に雪は見られず小雪あるいは無雪に過ぎている。
この話題には「今のところ」を頭に付ける事が必要で、軽々に断定し小雪などと言うと、天からバチが当たることを心配する。つまりこの先あるかもしれないドカ雪のお返しが恐ろしいのだ。
だから軽々に小雪などと言った後でドカ雪にでもなったなら、そのせい(責任)ということにもなりかねないので、晴れ間が続く時でも「今のところ」を忘れないようにし、また出来るだけ控えめに有り難みを口にするのが礼儀という雰囲気が当地にはある。

そんなこの頃本日も晴天だった。季節を問わず沿岸で育った者は海へ足が向く。

午後の柿崎海岸は久し振りだった。長いうねりはあったが青々として気持が良い眺めだった。

 

 

2009年の大河ドラマ「天と地と」のロケ場所。
直江兼続とお船が馬に乗り砂浜を疾走した。
近隣の皆さんは上掲の石段で撮影を見学。
当時よりも砂浜は狭くなっているのでは。

海岸にいた小さな猛禽モズ。
いつも一羽、寂しくないのだろうか。

海の後は新柿線を走りハクガンや白鳥を探しながら美術館へ。不思議なことに途中一羽も見なかった。
美術館に寄り雪が消えかかるカフェの前でゴルフボールを打ちアプローチを練習した。

カフェの前に屋根からの雪が
集中して落ちる。

庭に散らばる枯れ枝を集めた。

南の庭に苔が繁茂している。
冬でも苔は増える。

この場所も今春肥料を撒く予定があり、苔を処理しないと肥料が効かないとを考えて苔を削いだ。もともと砂丘地のためどう見ても地味が痩せている。

一先ず本日はここまで。

家の片付けに来ていた妻と
茶を飲んで庭を切り上げた。

海岸で拾ったシーグラスと貝殻。

貧乏性なのだろう、晴れると何かせずにはいられない。明日も終日晴れの予報、日中は10℃と出ている。

小春日和のハクガン 冬の降水雲?

2025年1月13日(月曜日)

今どき大雪でも良い時期なのに明るく晴れて温かかった成人の日の祝日。

午後再度のハクガン探索に出たが昨日空っぽだった場所に本日は沢山いた。気持よい空の下、すでに十分食べたのかみなくつろいでいる風だった。

くつろぐハクガンの回りに
マガンあるいヒシクイがいる。
マガン、ヒシクイの方が警戒心が強そう。

 

陽を浴びて気持ち良さそう。

コハクチョウは県道脇の狭い所にいた。
マガンやハクガンに遠慮しているのか。

鳥を見た足でジョーシンへ行きPCのキーボードを新調しL版の写真プリント紙を買った。キーボードは、一カ所キーが剥がれてしまいボンドでくっつけていたが再三剥がれてダメになっていた。それにサイズが小さくて私には不向きだったため新たに求めた次第。サイズが大きめで打ちやすくなった。

帰路、行く手遠くに白い雲が幕でも降ろしたように見えていた。昨日見た雲と同じ現象ではないかと考えられる。
部分的に降水(冬なのでミゾレや雪)しているところへ陽が射しているのではと想像された。だがおかしいことに、それらを降らせる上部にあるはずの大きな雲が無いのが解せなかった。

地上まで届いている明るい雲。
そこではミゾレか雪が降っているのだろう。
雲の向こう側では暗く見えているはず。

今度時間があったら雲の所まで行って現象を確かめたい。

1月のブログは本日まで13日連続投稿になってしまいました。明日特別なことが無ければお休み予定にさせてください。

ところで昨日の最後に、本日のお天気は崩れると書きましたが、見事に外れました。予報はそうだったのですが、難しいものですね。

冬期休館して間もなく一ヶ月が経ちます。3月15日の開館までふた月、その前の2月23日(日)には小山作之助生誕160周年行事があり、大潟コミュニティプラザで私の拙い講演予定です。そろそろスライドやレコードなどを準備しなくてはなりませんし、運営とさらに具体的な話もしなければ。

昨日、今日の鳥と空。

2025年1月12日(日曜日)

もう年だというのに今年になってブログを毎日更新していることになりました。これまで三日、四日と空けることがあったのにどうしたことか自分でも分かりません。肝心な内容の良し悪しは皆さまにお任せするほか無いことも情け無く思います。

年末年始の旅行を長々と書いたことがアクセルになったのでしょうか。年を取って記事がいたずらに長くなる傾向があり気を付けなければと思っています。

さて本日は11日、12日の土日に見た鳥と空です。
実は昨日午後、何となく気配のようなものを感じて目星を付けていた場所でついに今期の初ハクガンに出会いました。やはりこの寒波でとうとうやって来たのです。
この日まだ朝日池には遠方からのウオッチャーの姿がありませんでしたので、飛来早々に見たのかもしれません。

仲良くほかの雁と混じっている。

小さなグループが時々やって来る。

ハクガンを花に例えれば“黒い斑入りの白い花“ということになります。このような花は想像出来ますが実際あるならとても珍重な事でしょう。それが雁にみられるのですから、この鳥が如何に珍しがられ、皆が首を長くして待っているかが分かります。

昨日は数十羽でしが。今後次々にやって来て壮大な群を見られればと期待しています(出来れば300~500羽も)。

以下は昨日の頸城区の空です。

水田から北の方角。
雲が幕のように下りていました。

そして本日日曜日の空は晴れ、風も無く穏やかなお天気になりました。
午前中は溜まっていた書類を書き午後からまた田へ行きました。水鳥の観察に関して言えば私は水上でプカプカしているのを見るよりも田んぼで食餌をしたりまどろんだり、移動や飛ぶのを見て撮る方が好きです。

昨日と同じ場所にハクガンの姿はありませんでしたが以下の鳥を見ました。

コハクチョウ。

 

タカ

タカは何種もいますがお互いよく似ていてるので名は詳しく分かりません。しかしこの時期、鳥たちの場所にしばしば現れます。野鳥の捕食者ですが、本日は二羽のカラスに追われて逃げまわっているのを見ました。本気を出せばカラスくらいやっつけるのですが、遊んでいたのでしょうか。

モズ

小さい捕食者モズ。私はこの鳥の姿が好きです。昨年秋から鳴き声だけは聴いていましたが初めて撮りました。宮本武蔵の絵「百舌(もず)」のように静かでした。

 タゲリ。
またお目に掛かれて幸運です。

 ハクセキレイ。

飛翔するハクガン。
隊列が整っていない。

場所を変えるとハクガンは他の雁の群とともに新柿線の吉川区の空を旋回していました。地上に下りることなく飛ぶだけで、ついに遠くへと去って行きました。タカに突っ込まれたのでしょうか、100羽近くの群でした。現在一帯に何羽くらい来ているのでしょう。

晴れて寒い日は空気が澄んで遠くの山が良く見える。

本日は佐渡島がきれいに見えました。望遠で撮るとよりはっきり見えます。右の端、雪に覆われ一段と高いのはどんでん山でしょうか。

今日は晴れて良かった。明日の空は早くも崩れるようです。
本日の朝日池には新潟ほか遠方の三重や大阪など他府県を交えたウオッチャーさんの車が見られました。

本日もな長くなりました。

脅しの如く大雪と言われながら 夜は「ハウルの動く城」をちゃんと観た。

2025年1月10日(金曜日)

降るぞ降るぞ、平地も降るぞとテレビの予報が言い続けた。東京の用事へ行った妻は何日も前から列車はどうなる、ほくほく線ににようか北陸新幹線にしようか迷い続けた。結局予定していたほくほく線が運休と聞き、新幹線に変更し遠い上越妙高駅へ向かった。

警報級とも言われ繰り返し予報された寒波は結局さほどのものではなく、当地で10センチ前後、山間でも数十㎝の積雪だったのではないか。警戒を促すのは良いが、この度は大雪、大雪、大雪とまるで脅しの如く言われ、逆に多方面のキャンセルなど混乱を招いたことはなかったのだろうか。

今夕の上越市大潟区四ツ屋浜の通り。

夜9時から「ハウルの動く城」の放映があるというので観た。ジブリは「千と千尋の神隠し」くらいで、以後観たこと無かった。普段時間が無いからと言い訳して殆ど映画を観ない。しかし今夜くらい観ようと夜9時からテレビの前に座った。CMも入れて11:30まで、思ったより長い放映だった。


倍賞千恵子さんのエンディングの歌。

見聞するだけだったこのアニメは人の行為と世界を魔法と魔界という舞台に置き換えながら戦争に焦点を当てた意味深長な映画だった。自動車などから時代は第一次世界大戦のころか、まだ世界が植民地と覇権に血眼になっていたころと考えられる。
そんな世界で良心の若き魔法使いハウルが超絶、過酷な魔法をもってボロボロになるほど死力を尽くしても戦争というものを終わらせるのは困難だ。しかしそれは不可能ではないと訴えていた。当然のことだがそのための鍵は「愛」と「暴力を嫌う不屈の哲学」ではないかと映った。

さらに“愛は若者から哲学は老人から”の振り分けも暗示されていたように受け取った。
今まだ戦争は絶えず、勇ましい人が多いこの世で平和を訴え続けるのは本当に根気のいる仕事だが決して徒労などではない。必死にそれに挑戦する貴重なアイコン、スタジオ・ジブリには長く頑張ってもらいたいと念願した。

ソフィーの声が倍賞千恵子さんだったのをエンドロールで知った。彼女の声は本当にいいですね、普段の歌も好きですが。

私は哲学というものを上手く説明出来ませんが、感情的にならず勤勉で、世界を広げ自らを省み、心静かに他者をも慮る態度のようなものではないか、と今のところ考えています。

本日1月4日、最近の雪模様、コハクチョウなど。

2025年1月4日(土曜日)

新年になって続けていた京都、滋賀の旅日記。本日はお休みさせて頂きこの数日の雪などを掲載させて頂きました。
1月1日夕刻、関西から帰った上越妙高駅の駐車場に心配した雪は無く、そのまますっと帰ることが出来幸運でした。

3日になって午後からいっとき静かに降り始め、一度止みましたが夜から再び降り今朝まで20㎝ほど積雪しました。

 

3日午後の美術館横の草地です。
いっときシンシンと降りました。
ブログのヘッダー(表紙)は
この時の美術館です。

 同じ日近隣の水田にいた
コハクチョウの若鳥です。
同じ動作をすると可愛いですね。

 4日、いつもの妻が作った夕食。

明日5日日曜日で長い正月休みが終わります。明日からふたたび旅の残り12月30日の大津、坂本、31日湖北、近江八幡、1月1日比叡山延暦寺を掲載していきたいと考えています。思えば贅沢な旅をしたと、あらためて振り返っています。

今のところ気温は下がり、廊下では吐く息が白くなりますが風や雪は止み静かな夜です。

寒波の日の上下浜 コハクチョウの若鳥に観られる表情のようなもの。

2024年12月22日(日曜日)

強い寒波と報じられている本日、冷たい風が吹いたものの雪は降らなかった。

上下浜の海は荒れ、遠くの雲の下に冷たくて重い気流が入り込み雲は歪んでいた。そこでは雨やミゾレが降っていたのではなかろうか。

上下浜からは白鳥たちが来ている場所が近い。昨日コハクチョウの若鳥を書いた。黒みを帯びていることや墨絵のように幽玄な風合いを記した。本日その若鳥を中心に撮るため田に向かった。

以下は数は多くないが特に若いコハクチョウに注目しました。

くちばしがしっかり黒と黄色になっている成長(親鳥、あるいは年長の兄姉)たち。一方若鳥はその色合いがはっきりしません。それよりも彼らには「微笑」や「賢さ」、「可愛さ」を思わせる一種表情があるように見えます。

若鳥の表情らしきものはくちばしが長いこと、僅かに上がる口角がはっきり見られること、眼のふちに細く淡い白線があることなどが顔に表情に似た印象を与えていると思われました。

以下の写真にもそのことが伺われます。

年長者の素っ気ない顔。
鳥類の野性どおりに無表情。

若鳥の「微笑」や「賢さ」「可愛さ」を伺わせる顔は固定され、「感情」を反映しているとは考えられず、成長過程において親たちの愛情に訴える幼さの名残と考えました。
一方成鳥の黒一色で無表情な眼などは外部に対して表情を隠しつつ観察し、自己防衛に備えるよう進化したのではないかと思われます。

保育園?

ある一隅に5羽の若鳥が集まり、周囲を成鳥が囲むようにしている集団がありました。若鳥といえどもまだ幼さを残している一群のために年長の家族が見守りをしているのかもしれません。

若鳥の羽ばたき。
親たちに劣らず立派に見えました。

寒空の下、車から撮影するのは楽しい時間でした。ただ一つ、若鳥のくちばしの先が黒みと赤みの二通りがあり、その違いが分かりません。雌雄の違いでしょうか、宿題です。
追加です、若鳥の口箸の色の違いは、同じ個体が成長するに従い赤味~黒へ変化し、その上部で黄色が固定するまでの課程が現れているように感じられますが、如何でしょうか。あくまでも印象です。

本日妻は2枚の障子を張り替えをしました。その昔母存命の折、床屋から帰った私に「頭の張り替えをしたね」と言っていました。

本日ちゃんとした初雪?

2024年12月18日(水曜日)

本日近隣は雪に降られ、今冬初めてどこもかしこも白くなった。積雪は10㎝前後で冬将軍の挨拶と理解される。これから先が大事なのだが、将軍は何も詳しく答えない。頼りの予報は一旦ひと休みを告げているけれど、その通りにお願いしたい。

以下は本日の写真。白一色となり風もなくきれいだった。

 

上掲2枚はいつもの近隣の道。

 

樹下美術館の庭。

 

美術館裏手の水田。

 

潟町の仕事場の金柑。

本日は忘年会をした。ラ・ペントラッチャでスタッフはじめお世話になった皆さまと集まった。


みなあまり飲まなくなり、かと言ってしんみりでもなく、ほどよく飲食を楽しみ、今年の働きを慰労しあった。

本日雨の中のあと片付けお疲れ様でした 心打たれた投句。

2024年12月16日(月曜日)

昨日今年度を終了し、本日は4人のスタッフが出て後片付けだった。私は年寄り風を吹かせて家に居たが、帰った妻は出入りの多い仕事だったので雨に降られて大変だったと言った。

今年は展示、カフェとも忙しい一年だった。黙々と働いたスタッフたちは本当にお疲れ様でした。来館者さんから丁寧な対応と評価を頂いていましたが、皆さんが維持した熱意には敬意を覚え深く感謝しています。

珍しく晴れ間が見えた昨日午後の
近くの道。
またこんな日がこないかなあ。

このところ1週間のほとんどが冷たい雨に見舞われる。昨日の晴れ間はまったく珍しいことで、およそザーザーシトシトとよく降る。さらに気温が下がれば雨はそのまま雪に変わるので空恐ろしくもある。

我が小院にも連日インフルエンザ、コロナの方が見える。本日後片付けをされたスタッフの皆さんは、くれぐれも気を付けて一先ず身体を休めて下さい。今年のお仕事本当にご苦労様でした。

今夕妻が新聞を持って来てこれ見てと言った。
それは読者投稿の文芸欄で、かってブログを書いておられた方の俳句が掲載されていた。

紅葉散るこの世を熟知したように

移ろう自然への深い眼差しと心境に心打たれた。

昨日、強風の日の雲 天然の美(美しき天然)という曲。

2024年12月13日(金曜日)

昨日雪は無かったが風強く、今どきらしい空だった。

樹下美術館から北方を見る。
強風のため雲の先端が毛羽立っている。

海へ行ってみた。

上下浜の海。
護岸工事が終わって整っている。

向こうにマリンホテル。
よく掲載している石のモニュメント。

不思議なことに荒れた海を見ると「美しき天然」が頭に浮かんで流れる。


美しき天然。

上に挙げた動画は「ピアノで奏でる日本の叙情歌4 リンゴの歌」CDで関春絵さんという方が弾いている。CDは20年ほど前に求めたものでよく聴いた。「美しき天然」を初めて聴いたのが何時なのか全く分からないほど様々に耳にしてきた。しかしもの悲しげで長く好きではなかった。

ちなみに以下は四番まである歌詞の一番です。

空にさえずる 鳥の声
峯(ミネ)より落つる 滝の音
大波小波 とうとうと
響き絶やせぬ 海の音
聞けや人々 面白き
この天然の 音楽を
調べ自在に 弾きたもう
神の御手(オンテ)の 尊しや

それがこのCDを聴き歳月を重ねるうちに好きになった。理由は簡単で編曲が良い(勿論演奏も良く)のと歌詞を良いと思うようになったからだ。詩は四番まで季節ごとの美しさを一貫して尊い神の手による織物と歌っている。
歌が出来たのは軍事に邁進した時代、明治35年(1902年)とあった。そんな社会のなか専ら自然の美を称える曲は庶民に受け入れられサーカスやちんどん屋の鳴り物にまでなって生活に浸透したのではないだろうか。

だがもの悲しいメロディーの解釈は難しい。基本ヨナ抜きの伝統旋律のせいもあるが、私達は古来詫び寂び、ものの哀れ、空や無、無常などはかなさへの理解や感覚に親しんできた。
美しき天然に歌われる鳥の声、滝や波の音などはあまりに悠久で美しく、このような場合あらためて我が身の無常に気づかされ、一種悲しみがよぎるのは分からなくもない。
またあまりに美しく尊いものに触れた瞬間に涙が出ることもある。不思議なことだがこんな時、感動とともに心の何処かが悲しむのだろうか。
いずれにしても私達は微妙で曰く言い難い。

「美しき天然」は日本人作曲のワルツの歌では大変初期のものらしい。だが小学校で習った“空も港も、、、”の「港」はそれより5,6年早く、こちらが一番古く、明るい長調なのが対照的です。

とりとめ無く述べましたが申し分けありません、上手くまとまりません。

本日12月13日、今年の樹下美術館は残り二日となり、今年最後と仰る方たちが来られました。
皆さま本当にありがとうございます。

明日は待ちに待ったメガネが出来てくる日です。

毎日の雨。

2024年12月11日(水曜日)

このところ毎日のように冷たい雨が降る。時に上がるがおよそしっかり降る。気温が下がればそのまま雪になるだから、連日の雨にはぞっとさせられる。

雪国の山脈を越えた関東甲信あるいは群馬のカラッとした冬は、晴れ過ぎて風情が無いと過日の本欄に書いた。しかし現実になってみればドカ雪を連想させる連日の雨にはやはり気持が滅入る。

本日は気晴らしに私の人生唯一の海外旅行先、タヒチの夕陽の音楽を掲載しました。時は1970年代なかば、タヒチ7日間(実際は現地5泊)の団体旅行でした。
途中給油のソロモン島、眩しいFAA空港、博物館になっていたゴーギャンの家、知り合ったご夫婦との黒砂海岸ピクニック、パペーテのバザー、カタマランクルーズ、家々のブーゲンビリアの花、曲がった貸しクラブで回ったゴルフ場の澄んだ小川、珊瑚礁の遠くに見える白波、モーレア島の朝焼け、息を飲むボラボラ島の夕焼けetc。
大昔のことなのに年のせいで色々おぼえていて今更びっくりする。

わけても夕食のたびに眺めた鮮やかな夕焼けは忘れ難い。今冬の雪を案じながら、以前からYouTubeにあった以下の動画を貼りました。加山雄三主演の映画音楽のようですが、タヒチ周辺の雰囲気を伝えていると思います。


タヒチの夕陽。パペーテから
飛行機で50分ほどのボラボラ島。

本日もまた妻の夕食料理です。

海老ピラフ

2025年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

▲ このページのTOPへ