明け暮れ 我が家 お出かけ
赤とんぼの午前。
午前を中心に晴れていたが、夕刻から雨模様となり、気温が少し下がってきた。
午前の晴れ間に珍しく赤とんぼが多く飛来し、秋の深まりを感じた。オスが赤くなっているのも嬉しい。
昔話で申し分けないが、子供時代の毎秋の夕刻、空一面に赤とんぼが飛翔する日が何日かあった。
あるいは随分前のこと、トンボが大発生した日に、高速道路で新潟まで行った。気になってパーキングエリアでフェンダーを見ると、やはり大量のトンボが隙間に詰まっていた。このところ赤とんぼの大きな群をあまり見なくなったが、また見てみたい。
ところで秋になって田などに出払っていたスズメがつがいとして戻り、軒下の巣を守る様子が見られる。ムクドリの小さな群も家の回りで巣を巡って争っているようだ。もう来年の準備か、、、早い。
帽子と落ち葉 数と印象。
このところ色々と植えた樹下美術館の庭。今夕外出から帰って寄ると桜の落葉が目立ち始めていた。きれいなので拾ってきた。
それを最近通販で買った帽子に添えて写真を撮った。これに「帽子と落ち葉」などのタイトルを仮定してみた。すると何枚も乗せたものより、減らして三枚などにしたほうが良い感じになった。
多いことが迫力や美であるかと思えば、少ない方良い場合もあろう。
昔、吉本ばななさんのインタビュー記事で、小説を書くことは削る作業でもある。思いついて気に入ったフレーズなどは、むしろない方が良いことが多い、というような話を読んだことがある。
「日頃草子」はもちろんジャンル、レベルとも違うが、彼女の言に照らせばいつも反省しきり。
私の車。
今夕、直前まで雲は良かったのに、どういうわけか、さほど芳しい夕空にならなかった。
せっかくだから海辺で車の記念撮影をした。
愛車(のつもり)2000ccトヨタ・プログレは平成17年12月に購入。「小さな3ナンバー」の概念を体現する当車は、在宅回りや往診で細かい所へ入って行き、4駆なので冬も強い。
10万キロを越えた現在でも大変静かに走り、代行の運転手さんによく褒められる。
車にさほど執着が無かったので、それまで日本車の5ナンバーばかりだった。ただ一度乗った外車は卒業後、1960年代後半に買ったフォルクスワーゲンだった。
当然中古のポンコツで、何度も故障した。ある時、大通りで「クラッチのバネが切れる」という目に遭った。
信号待ちからの発車でクラッチを踏むとスコンと言ったきり全く動かなくなった。どうしょうもない故障だ。ドアを開けて、ハンドルを操りながらソロリソロリと押した。JAFに初めて入ったのは多分その時。
バタバタ、バタバタと走る空冷車。緊張のデートでよみうりランドへ行った時など、なにより無事な帰還を祝った。
プログレは既に廃盤となっているが、15万キロ以上は何とか乗っていたい。
萩咲く日 大きな古い家。
雲も目立たず空澄み渡った一日。仕事場の萩が無心に風に揺れていた。
上掲の家は築95年ほど経っている。設計図無しで建てた頭領を生前父は尊敬していた。
家は前後を切り落とし、往時よりも小さくなった。
この家の建設費ほか祖父母の借金は膨大で、その返済のため、父は満州の病院(旧満鉄病院)へと渡った。ついでに私もそこで生まれました(申し分けありません、この下りは何度か書きました)。
拍手で終えた母の一回忌。
昨年の暑い盛り、8月10日に亡くなった母。一回忌の法要は少しは涼しかろうと本日9月16日に行った。
しかし日を遅らせてみたが日中は33度を超える暑さだった。西念寺ご住職のお心こもった読経とお取り仕切りのお陰で、納骨までも無事に終えた。
墓所で石蓋を開けて納骨穴を覗くと、底に僅かな父の遺骨が残っていた。
亡くなって28年、暗がりにうっすら白い骨。まさか母を待っていたとは思わないが、一瞬どきっとした。
新しい母の骨は、カラカラと音を立ててかすかとなった父を覆った。
西念寺境内の墓で。納骨後の読経を終えたご住職。
一式終えると拍手が起こった。
墓で拍手とは、私どもは少々変わっているかもしれない。
すぐ隣は作曲家小山作之助の墓。作之助の母は当家の人。
遠方の小山の人々に代わって当方で墓守をさせてもらっている。
※写真はいずれも妻の携帯です。
最後に直江津のイカヤさんで和やかに美味しいおとぎの食事をした。おとぎも拍手で終った。
秋の初めの庭仕事。
夏の茂りにやつれが見える樹下美術館隣接の庭。雨が降ればまだ草も生える。
庭仕事は早起きしてすればいいのに、それが苦手なので大抵は閉館5時になったら始める。
本日は妻とともに草を取り、花木の枝葉を払い整えてみた。一時間半少々、夕刻とは言え風もなく蒸し暑くて大汗をかいた。
南三陸町の山中で、弟は豚やニワトリの放し飼いをしている。
彼のかく汗は私の何百何千倍だろう、などと思いながら終えた。
今年の庭仕事はもう一回同じようなことをやり、彼岸を過ぎたらいくつかの花や木を植えたり移したり、芝のはびこりを止め、全体に肥料を入れて終了。最後に待ち構える猛烈な落ち葉は、スタッフが頑張って掃いてくれるので助かる。
今年から私よりも妻のほうが熱心に手入れをする。朝は仕事場の庭もするので妻は少し腰が曲がってきた。
髙田の夕焼け 勇気づけられたひと時。
大型の台風が大陸へ向かい北上して去った。台風は6つもの低気圧を引き連れて移動したが、新潟県に雨をもたらさなかった。
朝方いっとき涼しさを感じたものの日中は暑かった。
そんな夕刻、高校の先輩のお世話で山中康廣・阿美子ご夫妻と斎藤尚明氏、そして私たち夫婦の6人で食事をした。
学び、錬磨し、寄与された皆さんのお話は、いずれも新鮮だった。観点に雑音がなく、無理の無い遠近法に則った思索は自然だった。
知らされ、従うだけの立場から、自立した生活者の感覚が重んじられる時代が明けるのか。示唆に富み、楽しくも勇気づけらるひと時だった。
暑さ止まず 花、雲、カラス、ジョロウグモ、稲、コスモス。
●「朝、少しばかりの花に水を遣り、夕方は庭で雲を見ながらカラスの帰りを眺めてます」
暑さの話で一人暮らしのおばあさんが笑いながら言った。
●窓辺に小さなジョロウグモが巣を張っている。彼女らの秋が始まっていた。
●「水は何とかなりましたが、暑さで米が割れないか」と農家の方が稲を心配していた。せめて夜の気温だけでもももう少し下がって欲しいと。
向こう一週間の予報も暑く、最高気温が35度の日もあるようだ。コスモスは互いに細い葉をからませ、風に揺れながら咲いている。しなやかさは生きるための独自の戦略に見える。
父が遺したダークダックスのレコード、そして「道」
クラシック音楽、中でもベートーベンとシューベルトを好んだ父。1950年代後半からLPになるとケンプ、そして何よりカラヤンに夢中だった。カラヤンはしばしばテレビ放映された。父が画面を撮影した苦悩と祈りの表情の何枚ものカラヤンが、忘れられたように残っている。
それらの合間によく聴かれたのはジルベール・ベコーのシャンソンやロシア民謡だった。ロシア民謡は大学の後輩ということでもっぱらダークダックス。大晦日の紅白歌合戦で彼らが「ともしび」を歌うと愛おしむように眼を細めていた。
ダークダックスのロシア民謡25㎝LP。
ぞうさん、げたさん、まんがさん、ぱくさん、みなとても若々しい。
上記のレコードには一時代を風靡した「ともしび」、「カチューシャ」、「トロイカ」等々が入っているが、私は「道」をよく聴いた。
今日は終戦記念日。「道」は大戦の記念歌のようであり、独ソ戦における過酷な戦場と兵士を悼む詩となっている。ダークダックスの「道」がyou tubeになかったので、ディミトリー・ホロストフスキーの朗々と響く歌声を載せました。
母のことばかり書いている当ノート。樹下美術館の基となった齋藤作品を遺して1984年秋に亡くなった父を思い出しながら書かせていただきました。
四日半のお盆休みは今日で終わり。暑さで変調した方の点滴が一回ありましたが、今のところ静かな方だったと思っています。
母が亡くなって一年。
早いもので昨年の8月10日に母が亡くなって一年が経った。法要は暑さを避けて秋に行うことにした。
妻によると昨年の今頃の方が暑かったらしい。しかし喪服を着て動き回り、何かと涙を流していた私は、暑かったのか涼しかったのか、よく覚えていない。
いつしか母の居ない生活に慣れてきたが、気がついて母と呼べる人が居ないのはやはり寂しい。
その昔、昨日通夜があったS先生たちが夏になると我が家の三階部屋に集まった。部屋の戸を開け放つと海が見え風が入る。
踊り場を二つ回り三つの階段を上って、母はせっせとビールとトンカツを運んだ。あんなに旨いビールはなかった、と後々まで先生達に言われて喜んでいた。
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- 年末旅行3日目は吹屋のベンガラ色の街と吹屋小学校へ。
- 年末旅行3日目の備中高梁(びっちゅうたかはし)駅周辺。
- 12月29日午後は岡山市池田動物園へ。
- 12月28日滋賀のご夫婦と夕食、翌日は青蓮院と長楽館。
- 新たな年が明けました。
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