明け暮れ 我が家 お出かけ
暑さ止まず 花、雲、カラス、ジョロウグモ、稲、コスモス。
●「朝、少しばかりの花に水を遣り、夕方は庭で雲を見ながらカラスの帰りを眺めてます」
暑さの話で一人暮らしのおばあさんが笑いながら言った。
●窓辺に小さなジョロウグモが巣を張っている。彼女らの秋が始まっていた。
●「水は何とかなりましたが、暑さで米が割れないか」と農家の方が稲を心配していた。せめて夜の気温だけでもももう少し下がって欲しいと。
向こう一週間の予報も暑く、最高気温が35度の日もあるようだ。コスモスは互いに細い葉をからませ、風に揺れながら咲いている。しなやかさは生きるための独自の戦略に見える。
父が遺したダークダックスのレコード、そして「道」
クラシック音楽、中でもベートーベンとシューベルトを好んだ父。1950年代後半からLPになるとケンプ、そして何よりカラヤンに夢中だった。カラヤンはしばしばテレビ放映された。父が画面を撮影した苦悩と祈りの表情の何枚ものカラヤンが、忘れられたように残っている。
それらの合間によく聴かれたのはジルベール・ベコーのシャンソンやロシア民謡だった。ロシア民謡は大学の後輩ということでもっぱらダークダックス。大晦日の紅白歌合戦で彼らが「ともしび」を歌うと愛おしむように眼を細めていた。
ダークダックスのロシア民謡25㎝LP。
ぞうさん、げたさん、まんがさん、ぱくさん、みなとても若々しい。
上記のレコードには一時代を風靡した「ともしび」、「カチューシャ」、「トロイカ」等々が入っているが、私は「道」をよく聴いた。
今日は終戦記念日。「道」は大戦の記念歌のようであり、独ソ戦における過酷な戦場と兵士を悼む詩となっている。ダークダックスの「道」がyou tubeになかったので、ディミトリー・ホロストフスキーの朗々と響く歌声を載せました。
母のことばかり書いている当ノート。樹下美術館の基となった齋藤作品を遺して1984年秋に亡くなった父を思い出しながら書かせていただきました。
四日半のお盆休みは今日で終わり。暑さで変調した方の点滴が一回ありましたが、今のところ静かな方だったと思っています。
母が亡くなって一年。
早いもので昨年の8月10日に母が亡くなって一年が経った。法要は暑さを避けて秋に行うことにした。
妻によると昨年の今頃の方が暑かったらしい。しかし喪服を着て動き回り、何かと涙を流していた私は、暑かったのか涼しかったのか、よく覚えていない。
いつしか母の居ない生活に慣れてきたが、気がついて母と呼べる人が居ないのはやはり寂しい。
その昔、昨日通夜があったS先生たちが夏になると我が家の三階部屋に集まった。部屋の戸を開け放つと海が見え風が入る。
踊り場を二つ回り三つの階段を上って、母はせっせとビールとトンカツを運んだ。あんなに旨いビールはなかった、と後々まで先生達に言われて喜んでいた。
厳しい残暑の予報 鵜の浜温泉の花火。
お天気のことばかりで恐縮ですが、最近の天気予報は当たっているような外れているような妙な感じになっている。
昼間降ると言われた雨が夜中に降ったり、地域が少し変わるだけで全く異なったりもする。それも秋に向かって気象が動き始めていることの現れだろう。
今日、気温は下がってしのぎやすく、大小の雲は見応えがあった。上越の来週は相当高温という予報が見られていてる。残暑であり、しかも厳しいようだ。
先週に続いて鵜の浜温泉の花火を見た。懐中電灯を持って、土地勘を便りに真っ暗な砂山へ行って見た。わずか10分間、間近で見る花火は迫力で、しかも良心的かつ手頃だった。8月9日(木)・15日(水)・16日(木)・25(土)とあと4回ある。
花火を待つ間、前回と同じく波音を聴きながら仰向けになって夜空を見るのは少々楽しい。晴れの日は目が慣れるにしたがって多くの星と雲がよく見える。
夏休みは絵に描いたように。
東京から孫が来て昼は田で虫捕り、夕方は鵜の浜温泉の海に付き合った。
親は自らの幼年時代ここで色々な事をして遊んだ。孫も全く同じ事をして喜ぶ。夏休みは遺伝する。
夕暮れの海で車ごはん。
明日は丑の日だから海でうなぎを食べよう、と昨日の妻。
どうかなと思った今夕の海と空は穏やかに暮れていった。今日は鵜の浜温泉のすぐ先、上下浜だった。
ついにうなぎが出てきた。妻は缶ビール一本、私はオールフリー一本。
2010年9月に始まった夕暮れの車ごはん。先日の田んぼを入れて今日は5回目となった。当初はコンビニ弁当だったが、このところ妻が自分で色々と用意し始めた。
外国なんか行かなくてもいい、と沖の佐渡汽船を眺めながらの食事。食器が多くなったので、メラミン板などを加工した二つ折りの専用プレートを作ってもらうことにした。
暑くなってきた。
今日、当地の最高気温は32℃だった。これまで比較的爽やかだっただけに相当暑苦しかった。
湿度が気になるところだが、上越市Yahoo!天気の湿度は15時に75%で平均的。明日21時は90%という、どうせならひと雨降ってもらいたい。
明後日から一週間の予報はズラリ晴れマーク。そんな折り、干していた田では稲の穂(花)が出るのに合わせていよいよ水を入れるようだ。水の管理は大変重要で、お米の出来が左右されるほどだと聞いた(患者さんからの耳学問です)。
大雪だった冬、そのうえ夏が水不足だったら辛いところだ。何とか無事乗り切れますように。
一時間の夕暮れピクニック 電車を見ながら夏の田んぼで食事。
爽やかに晴れ上がり、気温も30度を越えて梅雨開けを思わせる一日。何処へも出かけなかった連休最後の夕食は、雲が良かったので妻が用意した食事を持って車に乗った。
上越市大潟区は海辺の町で砂丘の丘陵地。周囲もフラットなので、雲や夕焼けがよく見える場所が色々ある。
今日は夕映えのほくほく線を見ながらの食事のつもりで、田んぼへ向かった。海だと思っていた妻は怪訝な表情。
バスケットは冷やし中華にピータンと枝豆(大潟ナショナルカントリ-産)。
妻はビール、私はサントリーのオールフリー(ノンアルコール)。
中谷内の池から米山と尾神岳を見る。 |
蜘蛛ケ池の田んぼで上り電車を見て。
岩野の水田から妙高方面。
潟川を渡る。
当所のほくほく線は、田んぼの中をほぼ4キロに亘って高架橋と一部盛り土が続く。遮壁もないのでその間、電車の往き来がまるまる眺められる。灯りだけ小さく見えた電車がみるみる近づいては去る。ドキドキするが、はくたかのシャーッと言う音とスピードは元気がでる。
およそ一時間の近郊ドライブ。夏の田んぼで手軽な旅情を楽しんだ。
名茄子 拙茄子。
京都の知人から今年も水茄子の漬け物を頂いた。大阪は泉州の名産、皮やわらかく水分たっぷり。農家の人は作業中、これで喉を潤すと聞いた。名茄子であろう。
※泉州:旧和泉国(いずみのくに)にあたり、大阪府の南部、堺市から和歌山県に至る一帯とのこと。
昼食に大変さっぱりの漬け物。見た目も涼しい。
皮が柔らかいので手で縦にちぎって食べるのが流儀らしい。
妻の畑で野菜が採れ始めた。茄子と獅子唐、ピーマン、パプリカ、トマト、サヤインゲン、バジルなどを作っている。
母が残した畑の一部を掘り返して使っているが、土と場所が良いとかでうまくいっているようだ。
母の故郷の古枝小学校から。
今年3月の連休に九州を旅行し、佐賀県鹿島市の古枝小学校を訪ねた。校長、教頭の両先生にお目に掛かり、ささやかな図書費の寄付をさせていただいた。
このたび礼状とともに30冊の購入リストとその展示写真を橋口校長から届けていただいた。良い本が選ばれていて嬉しく思い、かつ大変丁寧にしていただいたことに恐縮と感謝を禁じ得なかった。
幼少に父を亡くした母を支えてくれた佐賀県の田園、古枝と古枝小学校の話は、母の晩年によく聞いた。この春、いつかその地を訪ねたい念願が叶った。学校の校庭で遊ぶ児童の姿に、幼少の母が交じっている錯覚を覚え忘れ難い。
個人的な経験からしても、子どもを支え教育する学校は本当に貴重な場所だと思う。母を介した九州の、とある小学校とのささやかな縁を喜びたい。
- 花頭窓、二十三夜塔、庚申塔、社寺
- 樹下だより
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- こども
- 館長の作品。
- 柏崎、上越、晩秋の野道 斎京まさ子さんの本。
- 木村茶道美術館の貴重、庭園の紅葉ライトアップと駐車料金。
- 木村茶道美術館の寒月茶席に伺った 素晴らしい本阿弥光甫のお茶碗。
- ゴルフ場でトマトジュースの汚れを口を使って落としてみた。
- 晩秋、驚くほど当たる天気予報のゴルフ 朝日池のコハクチョウ。
- かって認知症だった人、晩年の「ありがとう」は「すき」と書かれた。
- 妙高市はいもり池の近く「ギャラリー峨々」を訪ねた。樹下美術館も紅葉。
- 再び良寛椿の苗。
- 1本の木にキンカンとカラタチの実が。
- 秋晴れの日のゴルフ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その3。
- 本日ジョケラさん初日。
- 明日からジョケラさんの展示会 高宮あけみ展のご来館有り難うございました。
- 別れ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その2。
- 講演会「良寛さんに学ぶ」が無事終了した。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その1。
- 来たる11月7日からラッセル・ジョケラさんの展示会 晩秋の花 近隣のコハクチョウ
- 先週末の種々。
- 高田高等学校創立150周年の秋 いたくら桜園 近隣の秋。
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