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診療所と美術館の忘年会 身から絞り出される血税 超然たる品位の国として。

2012年12月15日(土曜日)

昨日に続いて雪が一段落している本日、診療所と樹下美術館の忘年会があった。忙しければ頑張り、暇なら耐える一年が終わる。

 

お世話になる人、支援して下さる人も参加して18人。抽選会、出し物、歌、センチュリーイカヤさんで三時間を過ごした。

 

シャベル三味線
女性スタッフ持参のシャベル三味線。
彼女の「シャンシャン馬道中」「十日町小唄」は秀逸だった。

 

シャベルが鳴って
ますますシャベルが冴える。

 

診療所も歌う
診療所スタッフが歌い。

 

美術館が歌う
当然美術館も負けなかった。 

 

拙宴会などをお出しして真に恐縮です。恥ずかしながら筆者は星降る街角でした。年に一度精一杯の全員参加、どうかお許し下さい。

 

明日は苦悩の選挙、しかしなんとか投票したい。

 

選ばれた方は大企業ばかりでない、私たちの「文字通りの血税」を震災復興と国民の健康・福祉・教育文化のため一円のムダ無く使っていただきたい。

 

大国の思惑が絡むえげつない近隣の挑発に簡単に乗せられることなく、超然たる品位の国として実直に歩むことを心から望みたい。

やっと晴天 修理されたセーター 昨夜の流星。

2012年12月14日(金曜日)

去る12月9日、突然の早い雪で始まった今年の冬。恨めしい空が本日は風もなく一日中晴れた。

 

昼の長峰池昼の上越市は吉川区長峰池にモチを伸ばしたような雲。

 

その晴の日、大事なセーターが修理を終えて帰ってきた。15年前、イタリアへ行った人からたまたま妻が買ってきた品だ。

 

様々な色の糸で織られているのに、落ち着いている。気に入って着ているうち、肘が透けて見えるようになりついにこの秋、穴が空いた。さよならは辛い。

 

肘当てをしたらどう、突然妻が言った。肘当ては、初めからスタイルとしてジャンバーやジャケットなどで見慣れている。しかしもともとは修理として用いられたはず。

 

なるほど、妻は髙田の洋品店からそれ用の革を二枚買ってきた。自分で試みたがうまくいかなかったようで、専門家に依頼した。それが本日まこと見事に出来上がった。

 

肘当てのセーター
肘当てが施されたセーター。

 このようなことは他に代え難く嬉しい。
こんな品は日本に無い、と修理した方が仰ったそうな。

 

さて昨夜午前0時過ぎ、庭に出ると流星が見えた。文字通り氷るように澄んだ夜空に10数分間で4つ。寒さで家に入り暖まって再び出るとまた4つ。
東を中心に様々な高さでスー、と光っては消える。願い事など浮かぶ暇もないが、星たちが小声で「さよなら」と言っている気がした。

 

背後の枯れ木に満天の星。ちょうどオリオンが天頂近く差しかかり冬の大三角が歴然と輝いている。様々な星で枯れ木が静かなクリスマスイルミネーションと化していた。

 

高校生だったかある深夜、我が家の三階から出て大屋根に寝そべり飽かず流星を見た。昨夜雪がなければ毛布を被り、寝そべることもできたのに。

けなげな寒菊。

2012年12月10日(月曜日)

当地は大雪警報が出されているが、大潟区は今のところ15㎝ほどの積雪で済んでいる。但し今夜も強い雨交じりの風が止まない。

 

午後在宅回りで伺った家の垣根から、小菊がこぼれるように咲き出て、風にあおられていた。寒菊というものであろうか黄色の花がけなげだった。

 

菊雪中の菊。

 

古着

妻がほどいている古着。裏地は春を思わせる色。

 

ところで先週末の上京でアンティークモールへ寄った。奥の着物屋さんで非常に地味な菊の小紋と出会った。ところどころ僅かに明るい紋様が散らしてある。妻の意見を聞くと是非ということ。1万8000円を3000円負けてもらって買った。

 

戦前のものらしいが、なんとも言えない粋な風合いであろう。

12月の上京 撮影と迷子 帰ってみれば吹雪。

2012年12月10日(月曜日)

去る12月8日(土曜日)午後から上京し、翌日夜帰郷した。往復切符を用意していたが、往き8日は強風のためほくほく線の特急はくたか号は運休となった。

 

それで急遽車を飛ばして長岡駅から上越新幹線に乗車した。毎年続いている学友夫婦三組の食事会の上京だった。

 

同夜銀座を歩いたがウィンドウや通りのディスプレイは綺麗である種夢のようだった。

 

 

翌9日日曜日は東京都美術館でメトロポリタン美術館展を見て、根津美術館の柴田是真の漆工・漆絵・絵画も見た。根津美術館は人気で、若者も多く目を見張らされた。

 

夕食は長男夫婦と食事の予定だったが、時間があるので東京湾の短時間クルーズに乗船した。デッキで船上結婚式が行われているほど好天だった。

 

ああ、それなのに夕食を終えた帰りの上越新幹線は新潟県内の雪で出発からすでに遅れた。新潟県に入ると窓外は思ってもみない激しい吹雪だった。

 

家に着くと深夜0時45分。雪はつらい、しかしその分越後の人はみな優しいではないか。

 

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改装なった東京駅。
 

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好天の東京。

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夜の東京スカイツリー。
 
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雪を被った愛車が待っていた長岡市の駐車場。

 

写真に夢中になっていると、混み合う銀座で迷子になった。しばらくすると携帯が鳴り皆と合流できた。私はメールをしないが、迷子に携帯は便利だ。

健診を生かす はくたかに虹 クリスマスリース作り レス・ポールの虹の彼方に。

2012年12月4日(火曜日)

本日午後、ある工場の健診結果に対する個人面談があった。過食、偏食、アルコール、喫煙、塩分過多、運動不足、そしてストレス。これら七つは何処でも変わらない課題だ。

生活上のほどよい節度なしに薬だけに頼るのは問題の解決にはならない。健康な人生、健康な老後を考えれば自ら納得してぜひ望ましい生活習慣に向かってほしい。
本日の事業所は長いお付き合いもあって、工場長以下担当者の意識は高く、個人面談の理解や反応はもとてもいい。

さてこの時期の悪天候は虹と遭遇しやすい。本日も事業所の帰りに見事な虹と出遭った。

はくたかと虹

虹を背景にほくほく線の特急はくたか号。強風のためのろのろと走っていたので写せた。

 

 

リース家を覗くと妻の友人たちやスタッフが、知人の奥様からクリスマスリース作りを習っていた。一段落して隣室でお茶だった。女の人達はよく集まり、よく話す。

女性は存在価値を確認するために和(輪)を広げる。

存在価値がよく分からない残念な男たちは、敵を求めて人迷惑なことをする。


名ギターの生みの親で名プレーヤーの故レス・ポールがお爺さんになって「Over The Rainbow」を弾いていた。

エンディングは華やかなカデンツァから穏やかなルートに戻って終わった。

点滴 小林よしのり氏の本。

2012年12月3日(月曜日)

先週末からだるくて胃が辛かった1日半食事を取れなかったので昨夜は点滴をした。

 

自ら採血するのは何度か行っているが、自分に点滴をするのは初めて。痛みの少ない肘の部分を選びなんとかセットした。

 

点滴
一本を終えてかなり楽になったが、翌日の仕事を考え二本目を始めた。

 

マンガを読む雑なセッティングだが仕方ない。二本目中頃から尿が出てきて楽になり、起きてこばやしよしのり氏の脱原発論を読んだ。コミック形式の本は大人になって初めて。362Pは中々読み応えがある。

 

お陰様で本日月曜日はすっきりした。晴れとなりお天気は機嫌を直したようだ。

上越市大潟区の初雪の日  アルビレックスが勝ってリーダー論。

2012年12月1日(土曜日)

ご近所の屋根

 ご近所の屋根の雪。

 

本日午後、上越市大潟区でたぶん初雪であろう降雪があった。一時かなり激しく降りその後止んでいる。冬将軍が名刺を置いて行ったような降り方だった。

 

午後、新潟アルビレックスの最終試合を前半2点を先取したところでテレビを離れた。同じく行われている上位の神戸そしてG大阪の結果でJ1残留の可否が決まる。

 

後で知った結果は新潟が後半2点追加し4-1で大勝していた。神戸とG大阪がともに勝たなかったので紙一重で残留が決まった。
決して恵まれているとは言いがたい新潟アルビレックスが神戸と大阪にまさる。チームの努力と幸運の結果に心からお目出度うと言いたい。

 

それにしても前試合の抗議にペナルティが科せられ、本日ベンチ入り出来なかった柳下監督のコメントが興味深かった。“監督がベンチにいないと、こんないいプレーをするのか”と話したらしい。

 

現場に出るよりも、「人を育てること」、「戦略を立てること」の二つがリーダーのエッセンスなのか。希な出来事だったかもかもしれないが、少々考えさせられた。

牧田由起さんと経麻朗さんのコンサート 妙高山の無事。

2012年11月25日(日曜日)

良く晴れた日曜日の本日午後、髙田で用事を終えた妻を乗せて清里区コミュニティプラザの音楽会に行った。

 

知人から誘って戴いたコンサートはヴァイオリニスト牧田由起さんがジャズギターの経麻朗(きょうまろう)さんと共演された。

 

演奏会案内牧田さんは経麻朗さんのジャージーなコード演奏やメロディアスなオブリガートを生かして楽しくかつロマンティックに奏でられた。シチリアーノ、チャールダッシュ、星に願いを、などうっとりさせられた。

 

すべて指弾きをされる経麻朗さんのサウンドは、ボサノバリズムを主体にこまやかに牧田さんをバックアップされる。それにフォーヴァースでソロのやりとり、ギターの低音弦によるランニングベースなどジャズの楽しさも随所にみられた。
経麻朗さんのオリジナル「星の踊り」、アンコールの「A列車で行こう」は息ピッタリで新鮮だった。

 

1940年代作曲のA列車は、ジャンゴ・ラインハルトステファン・グラッペリロマ的なアンサンブルを彷彿とさせ(もちろん現代的でしたが)、スリリングでした。

 

公園カフェ清里へ、通りがかった髙田公園でカサハラさんの熱いココアを飲んだ。

 

妙高山母の生前、板倉さくら園の行き帰りに見た大きな妙高と久しぶりに対面。
妙高山さえ無事であれば私たちは生きていける、時節がらそんな感じがした。

引きこもりの一日 秋野菜の新鮮。

2012年11月23日(金曜日)

本日勤労感謝の祝日、残念なことに一歩も外へ出なかった。風邪でも引かない限りこんな日はまずない。

 

身体障害や施設入所の申請書類、介護保険意見書、会社の健診サマリー等々作成しなければならない書類は引きも切らない。

 

新潟市の月刊茶道雑誌「石州」への寄稿「樹下美術館だより」は一年にして頂き、12月号で終了となった。幾分身軽になったが、予定通りであれば文芸たかだ来年1,3,5月号の表紙を依頼されている。描いては直していた1月号を本日なんとか仕上げた。

 

白菜
新鮮な白菜。

 

たまたま台所にあった白菜の新鮮さに目を奪われる。ある方が作ったもので、引きこもりの日にあって心洗われた。一緒の大根も輝くばかりだったということ、妻は感心しきりだった。

 

 野菜を作られた方は、かつて歯を食いしばって舅・姑さんの介護と看取りをされました。介護や看取りは人生の一大事業に匹敵しましょう。それぞれの立場立場で完遂された方々には、他に得がたい芯のような徳が背中を通っているのを感じます。

いま野菜作りに勤しむ人。頂いたものの清々しさから、磨かれた心が伝わるようでした。

 

本日は外出の代わりに、スクワットとバランスを組み合わせた自分流の体操を繰り返した。

新たな出発。

2012年11月12日(月曜日)

本日、ある人が強大な権力による執拗で不当ないわれからひとまず解放された。上告によってさらに暗黒を重ねるなど無きことを心から願っています。

 

 今日の日本海
今日の日本海、荒海と日差し。

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