明け暮れ 我が家 お出かけ
日が短くなって 貴重な立ち話 今年の月。
私の定時在宅回りや往診は午後3時を過ぎて始まる。
この数年、一回2~4軒を訪ねる。
それ以前では3~5軒あるいはそれ以上だった。
夏場の午後3時はまだ強い日射しが残っていたが、今その時間は夕刻の色を帯びる。
少々不思議な事に、この時間帯に道路で立ち話をする女性たち(奥さんたち)を時々見かける。
私たちの出がけにそのような女性がいるとすると、
一通りの往診回診を終えた帰り道、同じ場所で同じ人がまだ話し込んでいることがある。
長い時には30分から小一時間が経っている。
しかも話している人の顔は大抵真剣だ。
「あっ、始まっている」と後ろに乗っている看護師に言うと、
「ほんとですねアハハ」と笑う。
長い立ち話は女として理解できなくもない、とも。
本日もそんな光景を見た。
既に4時に近くであり、あたりは暗くなっている。
よほど大切な話なのだろう、と思ってしまう。
ところで、かって家の近くで母が立ち話をしているのを聞いたことがあった。
「それではまた」
長い話がようやく終わるかに見えたその時、
「ああ、そうそうこの間の○○」と言った途端、そこからまた延々と始まった。
声を出すことは心肺機能が強化されることでもあり、長く話すのはランニングに似てなくもない。
ならばおしゃべりはストレス解消に役立つほか、身体機能の維持強化に繋がっている可能性を否定できない。
これが長生きの一因ならば羨ましいことである。
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今年の秋はスーパームーンやミラクルムーンがあり月と良縁の年だった。
二回とも晴れて幸運といえよう。
今年は旧歴でいえば9月が一回多く、うるう9月は新暦の11月21日まで続く。
こんなことは今世紀中にもう起きないということだ。
私の年午年(うまどし)も残り少なくなったが、色々な意味で変わった年だったことになるのか。
季節風の一日 育つ野菜 ひと安心のバラ。
気温が下がった強風の日、雨が降らない分だけ助かった。
沿岸の空はひゅーひゅーと鳴りゴーという海鳴りが続いた。
気温は下がってきたが、一帯で夏の終わりに除草し耕し肥料を入れ、種を撒いた家庭菜園で野菜が育っている。
白菜。
ニケ月ほどで立派に育った。
腰や膝が痛くても畑に行くと気分がすっきりするので止められない、という皆さんの気持ちが分かる。
明日のお天気は回復に向かうようだ。
中学1年生に高祖父・杉田玄作の話をした。
本日午後、地元の上越市立大潟町中学校で一年生を対象に地域の先人を学ぶグル-プ授業があった。
昌平校に学んだ学者で大肝煎・笠原文右衞門、北海道で鮭・鱒のふ化事業を成功させた小池仁郎、そして小生の高祖父・医師杉田玄作が取り上げられた。
玄作は文政元年1818年生まれの蘭学医。開国~明治維新に向かって騒然としていく時代の人だった。
授業では玄作の時代背景を主に吉村昭著小説・「長英逃亡」と当家に残っていた玄作の「上京日記」を資料にした。
※「長英逃亡」には数ページに亘り玄作が取り調べを受けるくだりがあります。
以下は「上京日記」(縦12,5㎝、横30㎝)の一部です。
「上京日記」表紙、縦横12,5×30,0㎝で25ページ。主に金沢から京都滞在まで書かれている。
福井県今庄から栃の木峠越えの日。
秀吉が陣中に持ち込んだという茶釜と出会い、寸法、状態、文様などを細かに書いている。
以下に京都滞在中に起こった石部宿の天誅事件(文久2年1862年9月23日発生)が記されている。京都粟田口(あわたぐち)刑場に晒された三つの生首の素性が中央赤線(私がコピー後に引きました)に記されている。
殺された三人は京都から江戸へ向かった渡辺某ら京都の与力や同心で、追っていた志士に石部宿で暗殺された。
安政の大獄が引き金であり、左方赤線の長野某ら三人も大獄を断行した井伊直弼の腹心として天誅に遭っている。
※滞在終盤の夜、数人と共に祇園で妓十蝶、小菊らと歌舞を見た、とありほっとさせられる。
最終ページは多種の薬、紙類、土産の巾着などを買い出納を記し、送付の荷造りをしたことが書かれていた。、
長く家にあった日記はざっと見、途中の風景や信長公廟の図などに目が行くばかり。
文字も読めずのどかな旅日記だと思っていた。
このたびのことで急遽文書(もんじょ)に精通した古老に読んで頂いた。
道中の俳句や病人の診察までは良かったが、後段に突然京都の騒乱が記されていてびっくりした。
蘭学医の玄作は開国論者だったと考えられ、蛮社の獄(1839年)で入牢6年後に脱獄した医師高野長英の6年に及ぶ逃亡に際し、
幇助の嫌疑で江戸奉行所の使者に厳しい調べを受けている。
また信州の温泉場で薩長の動きや佐久間象山の暗殺などの情報を得て地元へ報告していた。
昔の人はよく歩き、日記などから玄作もよく歩いた人だろうと想像される。
歩いて得た知識や情報は貴重だったに違いない。
生徒さんたちに江戸時代に書かれ、コヨリで閉じたふわふわの日記に触って貰い、
小山作之助の母が玄作の娘だったことなどにも触れ、拙い話だったが真剣に聞いて頂いた。
開府400年の高田へ時間旅行 高田の値打ち。
本日午後の休診日、気がかりな人を午前に往診して午後少々の用事の後高田へ行った。
今年高田は開府400年に当たり多くの行事が進行している。
午後上越総合博物館で開催中の記念特別展「越後の都高田と徳川家康の血族」を見た。
その後日射し傾くころ堀口大學の文学碑「高田に残す」をみて、
高田公園内で岩野勇三のブロンズ10体をみた。
まだ陽が残っていて、長く懸案だった天崇寺で「高田姫と亀姫(寧子様 宝珠院)」の墓所を見た。
特別展図録 発行:上越市・上越市教育委員会 2014年10月4日
豊富な写真と解説の119ページは労作で2000円。
展示で重文の「唐物肩衝茶入 銘初花」のあっさり感は意外だった。
一方貞松院所蔵・古九谷鉢は実に見事であり、天崇寺所蔵の「持蓮華」の仏のあはれを興味深く見た。
美しい堀口大學の詩碑「高田に残す」
樹下美術館の常設展示陶芸家・齋藤三郎も碑建立世話人の一人。
高田公園内の岩野勇三ブロンズコーナー。
台風の後であるが、園内でここが一番よく手入れされ、落ち着いているように見受けられる。
ブロンズコーナーの「おまんた」
小田嶽夫の「高陽草子」によく似た岩野氏のカットがある。
寺町天崇寺にある高田姫とその息女で初代高松宮妃となった亀姫(寧子妃)の墓がある貴重な廟所。
特に亀姫(寧子妃 宝珠院)の墓は地方に於ける宮家御陵として極めて貴重なようだ。
(明治後期であろうか、墓跡再発見と公表についてやはり小田嶽夫「高陽草子」に詳しい。
午後の高田巡りはほんのちょっぴりで、足早な秋の陽と競争だった。
町で人を惹きつけるのはやはり「歴史」と「清々しい場所」ではないだろうか。
いつもながら、高田の町の風情は中心部でなく、本町通り両端に位置する古い地区の景観に旅情を感じる。
公園とそこの桜と蓮の値打ちは言うまでも無く、
あとは長く言われている事だが、何処で茶を飲み何を土産に買うかが宿題かもしれない。
高田は金満でない美しい町の魅力を秘めていると思う。
今年の秋は長い(旧歴の話です)。
今月初めのこと、今年は「旧暦の秋が長い」という記事を読みました。
月周期29,5日を一ヶ月とする旧歴は3年に一度閏月(うるうづき)として一ヶ月分をどこかの月に足して一年を調整しています。
今年の閏月は新暦9月に当たり、旧暦でいう九月は閏を入れて日数29,5日×2=59日もあるようなのです。
旧暦9月は新暦9月24日から始まっていますので、以後閏9月として11月21日まで9月が続くわけです。
文字通り長月です。
とりわけ9月が閏月になるのは今世紀中にはもう無いということ。
詳しくは24節季の「中(寒露や霜降など)」が必ず含まれることが一ヶ月の必須条件ということからそうなるらしいのです。
偶々今年は9月が終わった翌日10月24日~11月21日までの一ヶ月(29日間)の中に「中」の日(霜降)が無いので10月とせず、
閏9月としてひと月を足した(延ばした?)ということになるようです。
考えちがいをしていましたが、昔の秋は7,8,9月でしたね。
確かにキキョウは7月から咲き、仲秋の名月は8月15日です。
昔風に言えば今年は晩秋が延々と続く、という感じになるのでしょう。
普段あまり考えないことを思い浮かべるのは、結構難しいです。
しかし旧歴とはいえ、9月が長い、秋が長い、と言われると、清々しさが長く得をしたように感じられます。
それにしましても、御嶽山の噴火は大変なことになりました。
やってきた息子が便座を変えた 混乱の国でビールを買う。
このたびやって来た息子は文化の違いか、今時の人間らしく料理をはじめ家事や育児に熱心に携わる。私にはとても出来ないことであり、幾分唖然とさせられる。
昨夕の食事前、なにやらをホームセンターから買てきて、工具を貸して、と言う。
工具を渡すとトイレの一つにこもりっきりになった。
あれこれやって、ホースなどが取り付けられ今風のものに変わった。
お客さんのために変えた方が良いでしょう、ということだった。
夕食後、二人で話をした。システムとしての政治・経済さらに宗教。おもにそれらの建前と本音、あるいは手法やシステムに内包されるリスクが論点だった。彼は私の質問に逐一歴史的、地政学的事例を示して説明した。
話題は多岐に亘ったが、いずれも個人の欲望と社会・国家システムの軋轢(ストレス)と緩衝の方法論へ繋がる。それらの失敗例における共通課題などは、時に掘り下げあるいは広角的に語られた。
最後にこの国の投票率の低さを心配した。
いま小児科医の彼は1999年大学を卒業すると、国家試験も受けずに中国から出発して東南アジア、インド、中近東、近東など大陸を横断し欧州まで単身バックパッカーとなって旅している。
特にイラクは湾岸戦争後の混乱が続いていて心配した。
旅のエピソードとしてアラビア半島某国において禁じられているアルコールを買う話が出た。
酒を買うには時計・宝石商を訪ねるのだという。
行くと店主は用件の表裏を尋ね、ドルの所有を確認後、夜の広場の一角で指定の時間に待つように言われた。
その通りにすると、やってきた車に乗せられ郊外の荒れ地で降ろされ、車は行ってしまう。
待つことしばし、別の車がやって来て男がビールを二瓶取り出すなり、「ドル!ドル!」と催促。
支払うと男は慌てて立ち去り、間もなく最初の車が現れて広場へ戻された。
斯く曲折の後、宿に戻ったが肝心の栓抜きが無い。
机の角でガツンガツンとやってようやくぬるいビールを飲んだ、いう。
息子は来るたびにクーラーボックスと共に、シャンパンやワインを持参するがいずれも値段は安い。
その酒が美味しいのは、吟味されていることと話の内容次第であるように思われる。
かように何でも行う人間には体のことを心配してしまう。
彼の健康と幸福を願わずにはいられない。
映像と音楽 こころ旅の貴重。
テレビで流れる美しい映像や似た場面を私たちも実際目にする事がある。
街や村、山々、海岸、流れなどの自然や風景、あるいは美術・工芸品、建築物などの作品である。
多くの場合映像、中でも旅や美術の特番では音楽とともに映し出される。
海にも仏像にも朝霧の森にも間髪を入れず音楽が入り、荘厳、壮大さあるいは緊張感まで付加される。
しかるに実際、美術館の作品や華々しい夕焼けを見る時、そこに美しい音楽は無い。
美術館なら靴音やさざめきが聞こえ、海には風や波音あるいは足音などだけである。
そんなせいもあって、美術館で作品を目の前にすると、ただポツンとしてあり、拍子抜けして見えることがある。
また音楽無しの絶景も、どこか違うと感じることがあるのではないだろうか。
「とうちゃこ」した海辺で霧のため見えない利尻島の方角を眺める火野正平。
昼食からその後の時間、火野正平の「にっぽん縦断 こころ旅」が再放映されていて、よく見る。
視聴者の思い出の地を自転車で訪ねるのだが、移動中も現地「とうちゃこ」においても音楽は限定的、極めて控えめにしか用いられない。
車輪と地面の音、息づかい、風、雑踏、すれちがう自動車、、、聞こえるのは私たちが日常耳にしている音だ。
場面に現実感が漂い、視聴者のエピソードと日野氏の個性があいまって「旅情」が伝わる。
2012年早春、九州の母の故郷を尋ねた際、番組で放映された所と出会った。
他者の思い出と我が胸中が重なって感慨深かった。
効果音に関して、送り手側としてはわずかなサイズの画面で、美や壮大さ、時に侘びさびなど雰囲気を伝えるのに相応(過剰?)な音が必要なのは分かる。
しかし一方音楽なしの大自然や大都会の迫力、あるいは社寺仏閣や村落の静謐の実像は音楽付きのテレビ映像を異次元的に凌駕しよう。
これらを考えると過剰とも思われる音楽付き映像の伝え方は功罪なかばしているように思われる。
割り切ればそれでいい話であるが、敢えて言うならやかまし過ぎるのでは、と感じるのである。
さほどTVを見なくなると、ふとした現実の風景や場面に対して感動が深くなることも希ではない。
「こころ旅」の日野氏には体をいたわっていただき貴重な番組を続けてもらいたい。
欅の枝切り 頼んで良かった業者さん。
診療所のケヤキがひどく繁茂して、道路や隣家の庭まで覆い始めていた。
そこで先日ある事業所に依頼して枝の伐採をしてもらった。
大がかりな手間になると思っていたが、作業は一人で非常にスムースに行われた。
ハーネスを装着し、ロープを枝に掛け巧みにチェーンソーを操る。
以前のこと、庭木の伐採と剪定のためにあるシルバーの派遣を依頼したことがあった。
二人で来て午前中から始まったが、昼休みまで作業はさしてはかどっていなかった。
午後しばし眺めてみた。
一人が枝を一本切ると一人がそれを5メートルほど先に運ぶ。
まだ若々しい人たちなのに動作は緩慢だ。。
よく見るとほんの小さな枝切れでも、一本ごとにぶら下げて歩くのである。
二人で切り、脇に積んだのをまとめて片づければいいのに、、、。
二人とも動いているので一見仕事に見えるが、つくづく馬鹿にされていると思った。
そのうち友達だろうか、ほかの男性が来て立ち話が始まった。
たまらず出て行って、意味のない動きや立ち話を注意し、派遣元に報告すると伝えた。
すると二人はせっせと動きはじめ、たちまち仕事がが片付いた。
時給で費用が発生するような作業を依頼した場合、とんでも無いことが起こることを知った。
ではどうすればいいだろうか。
一つはその方面に詳しい信頼できる人に業者さんを探してもらう。
一つは具体的な作業内容を伝えて貰い、しっかりした見積もりを出してもらう。
悪口は言いたくないが、シルバーさんといえども気を付けなければならならないという事になるのか。
このたびは挙げた一番目を満たした業者さんだったが、自らきちんとした見積もりも出された。
作業は迅速で事故もなく費用は大変リーズナブルだった。
ちなみにこのケヤキは貴重な緑陰を提供するが、繁茂と落葉でかなり手こずらされる。
しかし一度だけもっと若木の頃、めざましい自力を発揮したことがあったらしい。
1964年の新潟地震の時、家から飛び出した近所の人たちが安全だからとこの木に集まったという。
生前、そのことを何度か母から聞かされた。
お盆休みの上京 ジャポニズム展 豊島園 武相荘。
15日16日と上京した。幸い東京は降らず昨日はかなり強い陽がさした。
15日は午前にほくほく線に乗り東京駅から渋谷経由で世田谷美術館へ。
同館は9月15日までの予定で「ボストン美術館 華麗なる ジャポニズム展」が開催されている。
19世紀後半から20世紀前半にかけて日本美術は欧米を文字通り席巻した。
広重と北斎の浮世絵を筆頭に漆器、工芸品、着物、武具、庭園に至るまで広く熱狂的な芸術潮流を引き起こした。
その影響は印象派の絵画から英国のアーツアンドクラフトまで及ぶ。
思いも寄らぬ構図、鮮やかな色彩、モチーフの動きや情愛、粋と洒脱のフィーリング、自然へのこまやかな視点、そして全体、、、ことごとく受け手側のショックが伝わる。
当時の我が国に於いてこれら文化は一部の階層だけでなく、
様々な形で人々の好みとして広く親しまれていたに違いない。
それらは現在言われるクールジャパンやカワイイなど比較にならない深度と地平を有していたと思われる。
入場券は当展の象徴的な大作、クロード・モネの「ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)」
展覧会は大変な人気。若い人が多、く非常に頼もしかった。
見終えて出た広い庭、欅の木漏れ日の下でかき氷を食べた。
小さなジャポニズムが刺さっている。
ジャポニズムの展覧会がとてもお似合だった来館者さん。
名刺をお出しして撮影させて頂いた。
〝有り難うございました。〟
展示された広重の版画は早くから美術館収蔵されていただけに新鮮さと美しさは抜群だった。
私たちにとってジャポニズムは芸術の逆輸入であり、あらためて江戸時代の美とは、日本の美とは、を考えさせられる。
この度の上京は忙しい。用賀のジャポニズム展の後は阿佐ヶ谷で一年生の孫と待ち合わせて「豊島園」へ。
念願の夕刻のメリーゴーラウンドを見ることが出来た。
豊島園のシンボル、メリーゴーラウンドは「カルーセルエルドラド」。
当メリーゴーラウンドは現存する日本最古の遊戯器械であり、世界的に見ても最古クラスのものだと言われる。
1900年代初めにドイツで制作され、1911年にはアメリカに渡りさらに1971年に豊島園に来たという100年前の貴重なものだ。
このたび私はもっぱら写真を撮る側だった。
メリーゴーラウンドは幼年時代からの密かな憧れ。
来年は是非とも乗ってみたい。
以下は翌16日に訪ねた小田急線は鶴川駅下車の「武相荘」。
-
若き白洲次郎氏の愛車
-
木製の一輪車?
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レストランの前庭を飛び続けていたルリタテハ
この蝶はもとの主(あるじ)か武相荘武相荘の旧主・白洲次郎氏のおよそは知っていたしTVドラマにもなった。また骨董を通した青山次郎氏との壮絶な交流など正子夫人のこともよく書物で目にした。
本日の訪問で、内部でもう少々お二人の体温や居住まいが伝わればと感じた。一方予約して食べたカレーはとても丁寧で、家具や農具、あるいは小径などが親しめた。
武相荘からの帰路、暑さの中を歩いていると小田急バスがやってきて飛び乗った。
- 鶴川から新宿までは早い電車の乗り換えもせず、各駅停車で20数駅をずっと座った。
- いつしか近年希なのんびりした気持ちに包まれた。
- 電車の中で妻が、
「東京の人が都会の生活が楽だというのが分かるような気がする」と漏らした。
一泊の上京だったが色々な電車に乗り、可愛い孫にも会い長旅をしたように感じた。 東京駅のホームに出ていた新たな北陸新幹線の大きな看板。
ビストロ「サブリーユ」。
今夕、東京から高田に来ている義理の兄と三人で夕食。
客人は食通だが遠路を協力してもらい、大潟区はカジュアルフレンチのサブリーユで一緒した。
●サブリーユTEL:025-534-3684
上越市大潟区下小船津浜1165-4(国道8号線沿い)
ランチ 11:00-14:00L.O.
ディナー 18:00-20:30L.O.
年と共にもっぱら近くが良くなり、最近は何かと同店に行くようになった。
店は良心的で美味しく、今夕も3時間半はゆっくり話をしながら過ごした。
こじんまりした店内で以下順不同ですがピンぼけも交え沢山写真を撮りました。
写真に相客のメニューも入れました。
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昨日、夏場の血糖値上昇の要因について色々書かせて頂きました。その舌の根も乾かないうちに今夜は「客」と「外食」の2つファクターが入ったことになります。
それで日中は果物とコーヒーしか摂らずに調整を試み、明日はあっさり三食(二食かもしれません)でコントロールするつもりです。
それにしても赤、白を美味しく飲み、良心的な内容で食べ、コーヒー、デザートで一人4000円台は、
会食にお勧めではないかと思いました。
今月はいつしかあと二回ここで食事の予定となってしまいました。
そのうちの一回は、11月予定の「SP盤を聴く会」をサポートしてくれる友人と打ち合わせを兼ねて食べる予定です。
その間きちんとあっさり食にして、かつ一定のエクササイズは励行しなくてはなりません。
夏だからでしょうか、私が読ませて頂いているブログは食事や運動のカテゴリが多く、興味深く拝見しています。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 庭と遊ぶ落花 楽しい事には心配が尽きない。
- 春の庭、よく名を尋ねられる花三種。
- 今年も咲いたカラタチの花。
- のどかな山桜、足許のすみれ草。
- 三冊の図書。
- 強風の日。
- 庭仕事と読書は似ている 新堀川の自然な桜。
- 雨の今夜は満月だった 明日は晴れるので施肥。
- 居ながらの花見 スミレの好意。
- 良いご一家の話。
- 近隣の花自庭の花 赤い動物のオルゴール。
- 吉川区の長峰城址 トランプショックに時代劇。
- 頸城野にようやくの春 メダカの学校。
- いま四月馬鹿はどうなっているのだろう メギスの旬。
- 3月30日の徳川美術館と豊田市美術館 そして富士山。
- 週末は名古屋と豊田市へ 本日は名古屋の分です。
- 自然の末席で。
- 三月にして真夏日 初ゴルフ アイスクリーム 啓翁桜 雪割草 内山雅子さんのCD。
- 春の公園、過日の大潟水と森公園と本日の大池いこいの森公園 その付近でクジャクチョウ。
- 大好きな濱谷浩作「ホンヤラ洞で歌う子供たち」とその絵はがき。
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