明け暮れ 我が家 お出かけ
大潟区の新年顔合わせ会。
昨年末から上越市大潟区の「新年顔合わせ会」の案内が来ていた。
これまで出席したことがなかったが、机上の書類が気になった。
どんな会も、時に一人くらい面倒なことを言う人がいるのでほかも含めてほとんど出ない。
しかし年取って鈍くなり、今年は出てみようと思った。
午後4時から鵜の浜人魚館で行われた会には、「まちづくり大潟」、「地域協議会」、
「町内会長会」「団体・企業」ほか総合事務所など多くが参加されていた。
来賓は市長さん、地元選出の議員各さんも加わって賑やかだった。
皆さんきちんとした服装で参加され、セーターで来ないで良かった、と思った。
会場は多くの顔見知りがいてフレンドリーで楽しかった。
主催者の挨拶は大声で「実行」を強調された。
まったくその通りだと思う。
世間では実行の前に気遣いや勉強会ばかりに時間を費やし、いつしか課題が時代遅れになることも希ではない。
その点、浜っ子は元気で分かりやすく、皆さんの雰囲気はとても良いと思った。
ただ酒が用意された席は、およそアルコールや血糖値のことで自ら恐縮される人が少なくない。
ちゃんとしたかかりつけ医がいて、一定の気遣いがあればそれで良いのである。
冬の過ごし方 ウインタースポーツ。
本日日曜日午後雪が降った。
その後みぞれに変わったが、夜間が心配される。
庭の水仙を切って部屋に置くと1日で開花し、夜には幾つも咲いてくる。
雪で閉じ込められる越後の冬。本来ならばウインタースポーツこそ最もふさわしい冬の楽しみ方であろう。
私の最後のスキーは娘と妙高パインバレーだった。
彼女が17私は50、,娘は女友達を連れてきて楽しかった。
ところで、ある機関の責任者は職員に、冬はウインタースポーツを十分楽しんでと伝えるという。
確かにその通りである。
アフタースキーもお腹が空いているので一層楽しい。
外の世界は広く豊かだ。
子どもや若者たちのゲームも良いが、時には外へ出てちゃんと贅沢をしてもらいたい。
強風だが雪は降らなかった 美しく透明な関係。
強風の一日、ヒューヒュー、ガタ、ガタと一日中やかましかった。
木曜日の午後の休診、夕刻の空がわずかに明るくなってカメラ片手に海へ行った。
四ツ屋浜から北東方向の海。見えませんが左端が佐渡島方面です。
強風であるが雪は無い。水たまりがわずか明るんだ空を点々と写している。
昨日のことテレビで胸打つドキュメンタリーを見た。
ノルウェーとアメリカの夫婦が中国で養子を求める。
見ず知らずの夫婦が別々にもらった赤ちゃんは双子だったことが分かる。
戸惑う親同士はアドレスを交換して別れ、子供達は文通をするようになる。
アメリカにおいて都市生活を営む一家と、フィヨルド迫る300人足らずのノルウェーの小村の一家は地球の表裏ほど離れている。
しかし家族、とりわけ姉妹の距離は同じ屋根の下にいるが如く近づく。
8年後アメリカの家族はノルウェーを訪ねる。
一瞬見つめ合い、すぐ一心に遊び始める姉妹、鏡の中と外のような二人、、美しい風景、、、、。
やがて来る別れの何と悲しく美しいことだろう。
〝ここは国立公園みたいだ〟
〝子供だけで自転車に乗れるなんて、アメリカでは(危険で)考えられない〟
〝ここの家はみな二階建てで、一階は家族が集まる場所になっている〟
アメリカ人の父親のつぶやきも印象的だった。
事情は劇的だが、美しく透明な一しずくを見る思いだった。
ノルウェーの村の素晴らしいこと。
仕事始めは晴れた 高田のリストランテサトウ 満月。
昨日の仕事始め、余裕をもって投薬していたかかりつけの方は少なかったが、
インフルエンザないしその疑いの方達で外来はかなり混んだ。
そんな夕刻、高田の「リストランテサトウ」さんで食事をした。
入店して分かったことに、オーナーは筆者の近所のご出身だった。
まだ小さなお子さんだったころ、よく診た。
料理は自在で丁寧、お酒はみな口に合い美味しい食事だった
店の後相客のご自宅にお邪魔したが、気がついたら日をまたいで6時間もご一緒していた。
それで昨日のブログはお休みとなってしまった。
昨日は久し振りの晴天で温かく、陽光は眩しかった。
雪の詩情。高田は樋場のリストランテ サトウ。
ああ図録 お雑煮 休み中の運動。
貴重な年末年始の休みが終わる。
休みのあいだ映画を観たがおよそ机で倉石隆と齋藤三郎の「収蔵図録」と取り組んだ。
図録、これが8年過ぎてもまだ出来ない。
昨年の今頃は5月の拙個展か6月の開館記念には出すつもりと書いたはず。
しかし立派な表紙も出来たのに、個展が近づくにつれ絵に追われて図録は放られた。
その後夏が来て秋が過ぎたが、手は付けられなかった。
さぼりのほか色々理由がある中で一番は、内容がごちゃごちゃして気に入らない事。
直すにしても編集に使っていたエクセルが非常に不便で鬱陶しい事などがあった。
それで昨年12月に入るや、1作品だけのページを増やし、
編集は使い慣れた「一太郎・玄」を用いた。
陶齋、倉石隆それぞれ一冊ずつの予定だが、両方で10ページほど増える見込みとなった。
(陶齋79ページ、倉石隆63ページ)
ようやくすっきり気持ち良く見える。
費用はかさむが、替えてはいられない。
何しろ、これが出来たら死んでもいいと、いつしか思うようになってしまったのである。
とはいえ、印刷会社によって2ページに亘る挨拶文の英訳も上手く出来上がり、とても嬉しいのです。
本日の雑煮。「できました」と言われたが机上の作業に切りが付かず餅が伸びてしまった。
(柚子が沈んでタケノコが威張ってます)
暮れに牧区や平丸方面から頂いた物も美味しそうに出ていた。
グラスは義兄から頂いた貴重な現代九谷の器。ガラスと磁器が合わさっていてとても変わっている。
6日間の休みに外出が少なかったので階段を昇降した。合計3600段にはなった。
(上り下りが入りますので合計7200段でしょうか)
また最近軽めのダンベルで筋トレを行っているが、冷え性にも効くとは思わなかった。
閉眼片足立ちの平衡トレーニングは頭の為に良さそうだ。
十重二十重の駅伝見物 近くの「とくっと」で夕食。
年末は妻の母の逝去や急患の用件で慌ただしかった。
新年になったて三日目、ようやく少し落ち着いてきた。
昼間の箱根駅伝の様子を時折見たがいつも通り現地は晴れ上がっている。
沿道の応援も驚くほど多い。
青山学院大学が大幅な時間短縮で優勝した。
上位常連校と言われ、おすましの都会的なイメージだった大学の幅広さを知らされる。
私の学生時代、試しにと言って同大学の学食でカレーを食べたことがあり、広くてびっくりした。
復路の都内。十重二十重の応援で、はたして中に居る人は見えるのであろうか。
中にはスマホ片手にテレビカメラに向かって手を振る人もいる。
選手が見えなくとも、手中の映像と次々変わる現場の雰囲気で特別な臨場感があるのかもしれない。
夕食は亡き母へのご弔問客や片付けで忙しかった妻と近くの「とくっと」へ行った。
ある方のブログを見て行ったのだが、このあたりは雪がほとんどない。
診療の年始休みは明日まで、どうか晴れますように。
なくし物が出てきた 次の午年とは。
いよいよ2014年も押し詰まって来た。
そんな折の4,5日、キーホルダーを紛失したままだった。
車は予備の鍵で運転出来たが家の鍵やセキュリティのスティックに不自由していた。
合い鍵の製作を覚悟した本日昼、自分が座っている椅子の背もたれと座布団の隙間にあった。
鍵を失くしたまま年を越すのは心細かったが、出てきてほっとした。
幸せは(真実の)光を当てればすぐそばにある、、、秋に読んだ「青い鳥」を思い出した。
私は子供時代から失くし物忘れ物が多かった。
小学校でしばしば本やカバンを持たずに登校したり、中高生で週末の下宿からの帰りの汽車で何度も荷物を忘れた。
仕事をするようになり、往診先から忘れた聴診器が届けられたことが二三度はある。
このことは私だけでなく、亡き父も聴診器や往診カバンが届けられていた。
遺伝かなと思っていたところ、長男が小学一年生になった新学期、何かあだなが付いたかと尋ねた。
「忘れ物キング」
驚くと共に気の毒になった。
そんな自分は干支がちゃんと言えない。
昨年まで「ね、うし、とら、う、たつ、み」が限界、今年になって「うま、ひつじ」を覚えた。
今年は私の干支の「うま」だったので覚え、語呂が良いのでひつじまで行った。
しかし再び忘れそうな気がする。
ところで年月のスピードは猛烈に速くなっているのに、次のうま年など気が遠くなるほど先に感じられる。
不思議なことだが、生きているかどうかわからない事。
あるいはそもそも干支に無頓着。
何より、早く来てほしくないという深層心理が正解らしい。
優れた華道教授だった義母の逝去。
長年、華道「古流松應会 深雪支部」を担った義母が去る12月26日夕刻に亡くなった。
幾つか終末の起伏を越えて頑張られた末の清々しい旅立ちだった。
華道教授として、必要なことを即座に答え続けられた優しく立派な方だったと思う。
多くのお弟子さんたちと8人の孫ひ孫、そして丁重な読経に送られた旅立ちだった。
28日夕刻、斎場から帰りのバスで見た南葉山、春日山方面の明るい夕空。
すでに日の入りがわずか遅くなり、日が長くなり始めている。
手厚くして頂きました全ての関係者の皆様に心から御礼申し上げます。
古流松應会「深雪支部」の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
キューバと米国 大人の国へ 暖かなルーベン・ゴンザレスのルンバ。
雨交じりのみぞれの一日、美術館の周囲で20㎝、診療所では10㎝ほどの積雪で推移している。
しかるに現在夜8時半すぎ、数回昼間のような稲妻がカーテンを染めて大音響が響き渡った。
過日農産物を届けて下さった方の山間地区は一時2メートル近く積もったという。
雪に阻まれ帰宅できなくなった身内のために、家族が除雪機を乗せて救出に向かったとも聞いた。
さほど遠隔でなくても、地勢によって雪の状況は非常に大きな違いがある。
さて寒気の真っ最中、キューバとアメリカ合衆国が国交正常化に向けて動き出した。
反米の社会主義国と米国フロリダ南端とは、わずか150キロ足らずの距離だ。
近くの者同士を敵対させるような悲しい政治では本当に困るのである。
胸傷むニュースばかりの中、このたび両国が恩讐を越えて関係改善に向かうことになった。
これには米国の部分的な寛容さもあろうが、カストロ政権の(フィデル→ラウル)洗練さが、ものをいっているのではないだろうか。
当事者には複雑な要素もあるようだが何とか粘って上手く行ってほしい。
そもそもキューバは偶像やモニュメントなど指導者の美化崇拝を避け、貧しいながら医療に全力投球をしてきた。
そして野球や音楽が大好きなうえ親日国家である。
このたびのことは突然始まったことではなく、おそらく長く忍耐強い外交交渉が生み出した成果ではないのか。
好き嫌いの感情論のあげく、力を頼りに必死に固まるばかりのどこかの国々と違って、大人(おとな)だなあと感じるのである。
キューバのピアニスト、ルーベン・ゴンザレスの「Melodía del rio」。
川のメロディーという意味でしょうか。
明日は火曜日、定期休館日ですが、祝日ですので開館いたしてます。
上越市沿岸の雪 円安どきに孫の海外土産。
昨日に続く強力な低気圧と寒波で東京と静岡県から雪見舞の電話を頂く。
ところが幸いなことに、上越市頸城区の樹下美術館で積雪15㎝、診療所の大潟区はほぼゼロなのです。
丸一日の強風と雨は、沿岸に消雪作用をもたらしました。
しかし今夜、風が止めばシンシンと積もることが考えられます。
今夕、仕事場の駐車場。屋根も地面も雪は見られません。
小さな駐車場が三カ所ありますので、雪はいつも心配です。
スポーツイベントで出かけた高2の孫のニュージーランド土産。
サクサクとしたクッキーは美味しかったが、$15が目に止まった。
超円安の時節、気遣いが心に沁みる。
- 花頭窓、二十三夜塔、庚申塔、社寺
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 木村茶道美術館の貴重、庭園の紅葉ライトアップと駐車料金。
- 木村茶道美術館の寒月茶席に伺った 素晴らしい本阿弥光甫のお茶碗。
- ゴルフ場でトマトジュースの汚れを口を使って落としてみた。
- 晩秋、驚くほど当たる天気予報のゴルフ 朝日池のコハクチョウ。
- かって認知症だった人、晩年の「ありがとう」は「すき」と書かれた。
- 妙高市はいもり池の近く「ギャラリー峨々」を訪ねた。樹下美術館も紅葉。
- 再び良寛椿の苗。
- 1本の木にキンカンとカラタチの実が。
- 秋晴れの日のゴルフ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その3。
- 本日ジョケラさん初日。
- 明日からジョケラさんの展示会 高宮あけみ展のご来館有り難うございました。
- 別れ。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その2。
- 講演会「良寛さんに学ぶ」が無事終了した。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その1。
- 来たる11月7日からラッセル・ジョケラさんの展示会 晩秋の花 近隣のコハクチョウ
- 先週末の種々。
- 高田高等学校創立150周年の秋 いたくら桜園 近隣の秋。
- 「ラッセル・ジョケラ木工展」 可愛いお子さんとおじいちゃん。
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