明け暮れ 我が家 お出かけ
出初め式のはしご乗り。
本日は終日風が吹いたが雪にはならなかった日曜日。
午後近所で木遣りの歌声が聞こえ、出初め式と思われ、
祝儀持参で出てみた。
上越市大潟区内を回り西念寺境内が最後のようだった。
寒風の中、そこで地元消防隊の梯子乗りが披露された。
大勢の人が鉤ではしごを支え、声を掛けて乗り手を励まし
皆で心ひとつにして集中しているのが分かる。
自分が子どもの頃、はしご乗りを見るのがとても好きだった。
高い所の急所に足を掛けたり、ヒザで支えたりして乗る。
あんなところでやるなんて!ひやひやしながら見た。
「オラおっかあ見えたかな!」
「ああ見えた、見えた!」
こんな声が飛び交い、場を和ませていたと思う。
あるおばあさんの家を訪ねるが、
若かりしおじいさんのはしご乗りの写真が飾ってある。
白黒写真のご主人はとてもはつらつとしている。
暖かな正月 突風の海 アルコール。
数ヶ月前の予報通り暖冬となっている。
正月も二日目、やはり暖かい。
いつぞやは正月元旦が晴れて、まだ元気だった母を坂田池の
散歩に誘ったことがあった。
弱りが見えていた母が杖を片手に地面に降り立った途端、
100歩も歩き非常に驚いた。
高齢者にとっていかに戸外が大切か、強く思い知らされた。
正月も二日目、十分な休みをもらっているせいか珍しく日がゆっくり
過ぎる。
昼に柿崎海岸を歩いた。
砂浜の千鳥。
この鳥に出会うと必ず母を思い出す。
どんな人間にも小鳥のような時代があったに違いない。
砂浜を歩いた本日6700ほどの歩数が出ていた。
19エクササイズあり私には十分な(過ぎる?)結果。
風も収まった夕刻、親戚の集まりに出た。
昨年3月、アルコールが自分に極めて強い発癌作用があることが分かり、
以来酒類を口にしない生活をしている。
やはり物足りないし同席の方に申し分けない気がする。
だがタクシーや代行の世話にもならず、無事帰宅しては、
ああこれでいいんだと一人で納得している。
明けましておめでとうございます 外出しなかった元旦の運動。
現在1月1日午前零時30分過ぎ。
拙ブログをご覧頂いている皆様、明けましておめでとうございます。
新たな年の幸せをお祈り申し上げます。
一昨年の作品展に出した油彩「ほおずき」を年賀状に使いました。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて本日元旦は一歩も外出せず仕事場で図録編集や溜まった書類を書いた。
途中何度も机を離れて歩いたり階段昇降をした。
歩行は普通の倍くらいの歩幅で、かつ伸びやひねりを加えて歩き、
階段は足先を使い、しゃがんでは伸びる動作を加えて上る。
元来かなり外股なので、普段両足の内側に重心を乗せて内股気味に歩くようにしている。
本日室内のトータル2158歩は十分ではないかなと思った。
スマホを持ってから歩行や階段昇降が安定して増えた。
大晦日に大物の夢を見た。
今朝、かってない大物の夢をみた。
しかもほんの少し一緒に歌を歌ったのだ。
夢は深層心理が現れるので書き明かすのに躊躇する。
だがもうおじいさんなので気にせず書こう。
さて博物館のような建物を歩いて行くと奥に広い階段があり大きな扉があった。
楽しい気分がして階段を上り扉を開けた。
すると広い部屋の中に真っ白なバスが止まっていた。
キラキラした沢山の美しいグラスがテーブルに並んでいるのが窓から見える。
誰かが出てくる予感とともに、ボンネットを回って来た人こそエルヴィス・プレスリーだった。
咄嗟に何か歌わねばと思い♪Wise men say only fools rush in♪と出だしを歌った。
すると彼は隣に座り笑顔で続きを歌い始めた。
私は何故か鏡を見なければと思い途中で席を立った。
鏡にはすっかり白髪に変わった自分が映っていた。
何故だろうと、髪に手を当てながら戻るとエルヴィスが消えていた。
彼は私の娘のように色白だった。
そういえば今年は娘に会っていなかった。
大晦日にプレスリーになって現れたのか、小柄だが大物の娘らしい。
幸福な感じがして目が覚めた。
ところで私は特別エルヴィスのファンではないが、自分の世代では絶大な人物だ。
数日前、川船でメンフィスにあるエルヴィスの記念館を訪ねるツアーの番組を見ていた。
どんな夢判断をされても構わないが、歴史上の人物と夢の中で一緒に歌うなどめったにない事だろう。
夕刻、ある超高齢の二人暮らしのお宅から電話があった。
昼に数回嘔吐して微熱もあるという。
伺うと症状は治まっていて笑顔さえ見えた。
休暇の始まりにこのような事が時にある。
「海外旅行かもしれない、と思っていました」と仰った。
いえ、残念ながら私は開業して40年一度も海外へは行ったことがないのです。
行って見たい所は沢山ありますが、もうチャンスはないだろう、と思っています。
負け惜しみですが、今朝は大いなる人の夢を見ることが出来ました。
夕刻は不安にさいなまれていたおばあさんの所へも行かれたのです。
12年目に気がついた愛車の車速感知式間欠ワイパー機能。
私の愛車プログレは2003年12月2日に購入したので12年間乗ったことになる。
遠出もしない生活になり走行距離はまだ13万キロ台だ。
4駆の3ナンバーだが小型のため重宝している。
ところで過日の雨の日、ワイパーのちょっとした機能に初めて気がついた。
走行中に普通に動いていたワイパーが、
信号などで停車すると自動的に間歇式に変わったのだ。
走ると再び一定のスピードで動き出す。
調べてみると車速感知式間歇ワイパーと呼ぶらしい。
だが今までなぜ気がつかなかったのだろう、ぼんやりしていただけなのか。
あるいはもともと機能があったのに使わず、
最近たまたまどこかにあったスイッチに触ったために動き出したものなのか。
いずれにしても突然のプレゼントのような出来事だった。
さて本日が今年の御用納め。
スタッフはじめ色々な方に1年間とてもお世話になった。
果たして今冬の雪はどんなだろう、仕事をして40年経ったが毎年同じ心配をする。
2012年2月のブログに掲載した往診時の愛車。
プログレは2007年に廃版になってしまい、今やすっかり未亡人という趣。
それでも故障もせず、酷使に耐えている。
先日すれ違った同車種のドライバーが手を振ってくれた。
初めてのスマホ、高齢者(初心者)に優しくまずほっとした。
日ごと予報が当たり本日は風強く、午後遅く気温が2~3度に下がりみぞれが降った。
そんな日の午後スマホを買った。
ガラケーでも良かったが2年前に買った妻の真似をして最も簡単なドコモのスマホにした。
これまでのケータイは主に診療所と美術館と妻の三つのワンタッチダイヤルを使うだけだった。
このたびのは大きな時計と日付、万歩計が最初の画面に出ている。
私にはなんとも優しく嬉しくなる表示だ。
これから必要最小なことになると思うが機能を覚えて使ってみたい。
「らくらくスマートフォン3F-06F」とこれまでの二つのケータイ。
かって一度もメールを使ったことがなく、まさに豚に真珠だった。
それにしましてもこのたびのスマホの待ち受け画面は本当に気に入りました。
三つの要素は単純ながら生きている喜びを黙って教えてくれ、よく研究されていると思いました。
ケータイのワンタッチダイアルは三つでしたが、今度は9つ。
30年間?同じ会社だったらしく、よく分からない割引がありました。
さて荒天の中、今年最後の訪問ですと仰ったお客様、そしてお年寄りのご両親をお連れされた方ほか皆様本当に有り難うございました。
今年度の樹下美術館は25日(金曜日)までで、あと8日となりました。
来年2016年度は3月15日(火曜日)から開館です。
暖かな12月のベンチで食事 今年も残りわずかとなった。
朝方に霜が降りたという人が多く、午後は予報通りに気温が上がった。
外出時の車の車外気温(ほぼ正常に近い)が15~16度を指したほどだった。
そんな午後、樹下美術館のベンチでくつろぐお客様が見えた。
風もなく15度もあれば初冬のベンチも楽しい。
昼食を持参され珈琲とお抹茶を飲まれたそうです。
目にした私が心なごませて頂きました。
ささやかな樹下美術館ですが,、お好みの過ごし方でお楽しみ頂ければ有り難いのです。
午後休診の夕刻、芝生に土と肥料を撒いたが、もう少し残っている。
昨年の今頃すでに雪が降ってしまい、最後の庭の手入れが出来なかった。
一方雪囲いは男性スタッフのお陰ですっかり終了した。
今年の樹下美術館も残り2週間ほどになった(12月25日金曜日まで開館営業しています)。
白鳥の神聖なインパクト 一生懸命と歳月。
10℃へ届いたかという気温だったが、自分は少々暖かく感じた12月1日。
昼、雨模様の水田へ昨日の蜘蛛の糸を見に行ったがみな消失していた。
まことにふわふわ、弱々しい糸なので雨に負けるのだろう。
その田んぼで白鳥の群を見た。
これまで見たのは小さな群だったが、本日6,70羽はいた。
白いというだけで神聖さが感じられる白鳥。
大きくて数が多いと余計にインパクトがある。
(これは群の一部ですが、写真を大きくして見ますと主にコハクチョウのようでした)
いよいよ12月に入り、時間のスピードが上がっている。
ところで今夕、ローカルニュースは全国のお米コンテストで金賞を取った魚沼地方の人の話題を報じていた。
「春に田植えをしたのは昨日の事のようだ」という言葉を述べたのは受賞した30才の農業家だった。
スノーボーダーから実家の農業に転じたイケメン青年だった。
若くとも感じる早い時間実感にやや驚いた。
一生懸命生きれば歳月は早く過ぎてもいいんだ、、、どこかほっとさせられる一言だった。
「明日は気持ち良く晴れるでしょう」
ニュースの後半で若い女性アナウンサーがニコニコしながら言い切った。
大阪のお客様 糸魚川市徳合地区でおそば。
本日日曜日、大阪から小山作之助の足跡を訪ねてある女性が樹下美術館へおより下さった。
妻がお会いし、私は所用のため帰り際でしかお目に掛かれなかったが、美しい方だった。
これから作之助の墓と生家を回ると立たれ、来年の卯の花音楽祭は是非訪ねたいと仰った。
遠くからわざわざのお訪ね、心から感謝いたしてます。
さて午後から念願の糸魚川市徳合地区の「古民家で地そばを味わう会」を訪ねた。
立派な毘沙門堂が迎えてくれる。
機会があれば像を拝観してみたい。
おそばは彦右衞門さんのお宅が会場。
黙々とお給仕される女性の赤いエプロンがお似合い。
おそばが来て、いよいよ食事、山の幸満載のご馳走です。
美味しい天ぷらも付きました。
食後は河岸を変えて景徳庵さんで一服。
いろりに畠春斎の穏やかな茶釜が掛かっている。
沢山の資料と共に樹下美術館の絵はがきコーナーがしつらえてあった(大感謝)。
見事な茅葺きの民家。
徳合が20年前から取り組むしだれ桜が見える。
海岸への道中で見られる豪快な砂岩泥岩互層と呼ばれるダイナミックな地層。
ところどころに細い滝が落ちている。
海が近づき、磯部小学校をぐるりと取り巻く石垣、下方の一部は20段近くある。
本廣寺と筒石郵便局の間の狭い坂道。
狭い坂道には詩情がある。
20年前、100年先を考えてしだれ桜の植栽から始まった糸魚川市徳合地区の地域活動。
適材適所の熱心な人材と何事も相談の年月が手応えをもって実っている。
眺めを良くするために要所の杉などのを伐採したという。
本気でなければこんなことは出来ないし、本当の愛郷精神が伝わる。
本日のおそばは最終組に入れて貰っていたが、美味しかった。
皆様さぞお疲れだったことだろう。
このあとすぐ反省会(慰労会でもあろうが本当に反省もするらしい)を始めるという。
数多い各地の地域おこしだが、いざイベント時の主役は客が相当しよう。
(主役には、ならではの張り合いがあるにしても)
主催者が主役で、はしゃぎ過ぎたり上から目線で来られると入りづらくなる。
本日の徳合は皆様一様に自然体で心安らいだ。
この調和は長く真摯な経験のたま物だろう。
〝回り道〟の控えめな名付けも気持ちが伝わった。
筒石へ出る途中の高い「砂岩泥岩互層」の露頭も非常に見応えがあった。
日本海に迫る山々、注ぐ河川と集落群、特異な地形に地質、密かな白山信仰、海彦山彦文化、歴史の起伏、愛郷精神、自然なもてなし、楽しい発見、、、。
一帯に長い可能性を感じた。
一昨日に始まっためまい。
これまで多くの方のめまいを診てきましたが、一昨日11月18日私自身が強いめまいに襲われました。
体験を記して余計なご心配をお掛けするのは恐縮ですが、出来事として記してみました。
18日早朝、まだ暗い時刻に突然の強いめまいで目ざめました。
目を開けますと緑、赤、青、黄色、などエアコンのランプが反時計回りに激しく回転していました。
つらくて目を開けていられません。
めったにない右向き姿勢だったのをゆっくり仰向けに直すと再び眠りに落ちました。
さて起床時、頭の角度が上下左右30度ほどで途端にぐらぐらします。
特に用事の多い下向きで症状が誘発されるのです。
靴下などは出来るだけ下を見ないようにして履きました。
仕事も頭を動かさないよう、カルテなどはやや遠くに置いて書きました。
インフルエンザワクチンの方も多く忙しかったのですが、かろうじて午前の診療を終えるとベッドに横たわりました。
問題は午後からでした。
近隣の特養ホームのワクチン接種日。
なんとかなるだろうと出かけ、看護師さんたちにめまいがしていることを告げました。
立って行うベッドや車椅子の方の注射jは下向きが必要です。
始めるとまもなく辛くなりましたので、途中からひざまづくようして、前向きを心がけました。
予診票のサインは机上を避け、壁に紙を付けて行いました。
しかし後半に入るとゆっくり壁が回り出し、足もとが不安定になりました。
最後の方に注射をし終わると猛烈な回転が始まりました。
真っ直ぐになっていることが出来ず、しゃがみ込み必死にベッド柵につかまり目をつむりました。
体が右に飛ばされる感じがして、恐怖を伴い冷や汗がでて気が遠くなりそうでした。
看護師さんたちが集まり車椅子に乗せてくれました。
ひごろ出来れば皆さんを励ましたい自分が真っ青になり瞑目して車椅子で運ばれる。
まだこれはいつか来る日ではないだろう、と思いつつ辛さに耐えるだけでした。
運ばれて寝かされたのは霊安室。
そこは亡くなられた方を安置する部屋兼相談室で、半分ほどにご家族が休む畳が敷かれています。
そっと目を開けますと、法隆寺の夢殿観音と思われる仏像のプリントが見えました。
一瞬ですがいいなあ、と思いました。
部屋で何度も吐き気に襲われました。
一角ににシンクがあり、ペーパータオルが置かれていました。
伝わって近づきタオルを出してビニールカバーの中に吐きました。
間もなくやって来た妻は真っ青な私に驚きましたが、彼女の運転で帰宅しました。
家で我が方の看護師が点滴を刺し抗めまい薬も服用しましたが、めまいと嘔吐は続きました。
わずか5度前後しか頭の位置を変えることができません。
それをこらえて少しずつゆっくり振り幅を増やしてみました。
帰宅して7時間、ようやく左右45度ずつほど向けるようになり眠りにつきました。
昨日と本日はかなり改善され、きつい向きを避ければ仕事も往診も出来ました。
おそらく良性めまい(身体の傾き感覚を司る内耳の三半規管に、隣接する前後左右の加速度測定器官内にある細かな耳石が誤って流入しておこる平衡異常)。
本日一定の頭重感があり午後、念のため病院の脳外科を受診しました。
初めてのMRIで20分間、頭の周りでドードー、ガーガー、ポッポッという音を聞きました。
脳外科に紹介した患者さん達はみなこのような音を我慢して聞いていたのですね。
旧知の脳外科医の診察でした。
お陰様で出血や腫瘍はありませんでした。
ついでながら、目立った皮質の萎縮も無く、認知症にかかわる海馬はまあまあ充実、4年前のドック健診で動脈硬化が予想された左内頸動脈も順調な交通だということが分かりました。
おぼつかない自分の脳でしたが、形態的にひとまず維持されている様子に救いを覚えました。
ひと安心でしたが、もしかしたら伏線に前日の庭仕事があったかもしれない、と勝手に想像しています。
慣れない上向きの剪定作業のあと、強い下向き動作を繰り返し、朽ち木の根っ子をシャベルで掘ったのです。
ぐるぐる周りながらジャンプしてシャベルに飛び乗る。
もしかしたらこんな動作で耳石がずれ、明け方珍しく右向きの姿勢になった時に三半規管に流入したのかもしれません。
様々な方達が経験される激しいめまい。
今回その辛さがよくわかりました。
近時理学療法的な治療やリハビリもあり、治療の様相も変わったやにみえます。
にもかかわらず同じ人が繰り返される事も少なくありません。
最後に、多くの方にお大事に、無理をしないように、と仰って頂きました。
いたわりとして嬉しく思い深く感謝しています。
現在左右とも90度は大丈夫、上下もまあまあになっています。
生活を急に変えるわけにも行きませんが、庭仕事は当面加減し再発しないよう気を付けたいと思っています。
お世話になった皆様本当に有り難うございました。。
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