医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
芍薬の季節 蜘の糸が絡んだカワラヒワ 接種は1回目の半分まで来た。
気持ち良い晴れ間に恵まれた本日、特養の回診を終えて休館日の美術館に寄った。
木々の緑は一段と深い色になり庭の立体感がぐんと増している。それにしても年ごとの樹の成長はとても早く、あちらこちらで青空が狭くなるのを感じる。
この場所のアヤメとスズランが終わり、手前の糸ススキが生え揃ってきた。
西の庭に集めている芍薬が盛りを迎える。
間もなく黄色も咲くことでしょう。
雀のヒナが賑やかに鳴き、親に餌をせがんでいる。
強く鳴き続けながら鳥の命である喉や声が鍛えられる。
庭を出ようと車を走らせると、フワーッとカワラヒワが飛んで来た。
庭に張った白いロープに止まり、しきりに何かしている。
撮ったモニターを見ると、蜘蛛の糸が体に絡んでいるのが見えた。
引っ張ったり振り回したり、懸命に糸を取ろうとしている。
助けようと思うが近づけば飛び去るに違いない。
間もなく取れたらしく、素早く飛び立った(鳥も色々なことがありそうだ)。
さてワクチン接種は10日目を終え、予定360人の1回目目のおよそ半分近くが終わった。一回の接種は短時間であるが、出来るだけ会話をしながらリラックスして頂くようにしている。
全国では意欲的な歯科医師や研修医の参加もあり、接種がいっそう拡大する流れなり良い事だと思う。
接種には厳しい条件があるワクチンの管理と注射液の調整が必要で、これにも神経を使う。
信じられない齟齬も公表されているので、“あわてないでゆっくり仕度して”とスタッフと話している。
来月は自院の注射のほか施設と集団の接種で問診担当が加わるので、当面の山場になりそうだ。
今夜の皆既月食は是非観たかった。ごく短時間上りかけの赤い月を観たが直ぐに見えなくなり大変残念だった。
本日午後の保育園健診 涙と幸せの「Sunrise、Sunset」。
本日午後からお休みの木曜日、午前に10名のワクチンをして午後は近くの保育園で98人の園児の健診をした。
0才児は保母さんが抱っこして、1才児は小さな椅子に座り、それ以上の園児は背が高くなるので立ってもらったままで診た。
髪はサラサラ、小さなマスクをつけ、思い思いの服装をしてみな可愛い。
昼寝の最中だったのか、前髪が汗で濡れている子もいる。
右の小さな椅子は1才児が座った椅子です。
左の椅子に私が座りました。
当地へ戻って46年ずっとここを診ている。本当に早いもので、最初の年長児はすでに50才を過ぎ、孫までいるかもしれない。
以下は2016年4月、ここで挙げたペリーコモの「Sunrise、Sunset」です。
ペリー・コモの「Sunrise, Sunset」
映画や舞台の「屋根の上のバイオリン弾き」における結婚式のシーンの曲。“涙と幸せの歳月は追いかけっこをしながら過ぎる。あのあどけなかった子たちは、いつこんなに大きく美しくなったのか”と歌われています。
以下はUCLAの小学生オーケストラです。
短い演奏ですが、何故かとても良いのです。
雨はいじった庭への恵みですが、余り降るといじることもできません。
ワクチン接種初日 アニーローリー。
色々と書いてきましたワクチン接種がようやく本日始まりました。
午前は外来の方を診ながら10時から30分で5名ずつ2回行い、午後は訪問診療で2名、帰った外来で8名、一日20名を薬液の余りなく終了しました。
始めてみますと、ニュースなどでイヤと言うほど見させられた上腕に直角に打つ痛そうな筋注に、皆様の緊張が良く伝わりました。
しかし打つ際の痛みについて、ほとんどの方は痛くはないと仰います。
但しいま痛くはなくても2,3時間すると痛み始めること、痛みは二三日で楽になることを伝え、出るかも知れない熱の説明も加えました。多くの方はこのあたりのことを知っておられ、ハイハイと返事されますが、いざ痛み始めると思った以上だなと感じるかもしれません。
緊張の初日ですが、即時型反応を見ずに終了しほっとした次第です。しばらくこのペースを続け、そのうち一日30人になる予定です。
小さな施設ですが、二人の事務と一人の看護師が細かな作業を正確にしてくれて、とても助かります。
仕事場を取り巻くように11台の駐車スペースがあるのですが、接種時に増えることが想定され、隣地をお借りしました。地主さんは、お役に立てば嬉しいと仰り、お言葉に甘えさせて頂くことになりました。まずスタッフの駐車場所が確保され感謝に堪えません。
夜半、皆様の腕は痛んでいるころでしょう、とにかく副反応は軽く済むよう祈るばかりです。
さて昨日はアイルランド民謡、本日はスコットランド民謡です。民謡といってもちゃんと作詞作曲者がいて、歌われている美しい女性「アニー・ローリー」も実在したそうです。
名曲アルバムから「アニーローリー」。
このような音楽と映像には癒やされます。
長く楽しませてくれたクリスマスローズの花を取った 叙勲の受章 乗り越えられるかワクチン接種。
樹下美術館の春を彩るクリスマスローズ。開館前の2月中旬から咲き、開館の3月15日には大方咲きそろい,今日まで開いていた。
以上二点は4月上旬の様子。花が立ち上がり後から葉が出て展開する。
まるまる3ヶ月の長きに亘り楽しませてくれた花は随分疲れたことだろう。昨日美術館が終わった後大方切った。
上掲2葉は花を切り落とした株。
これからは夏に向けて茎と葉が太く大きくなっていく。
花後の施肥と真夏の水やりや温度管理がかなり大変だが楽しみ。。
切り花はドライフラワーのようにしっかりしているので、欲しいという方にお分けしたり、館内に飾っている。
さてこのたび4月29日に叙勲の知らせを受けていました。本日上越タイムス紙に写真と記事が載り、痛み入っている次第です。仕事はただ長く続けていれば良いという訳ではありませんが、地域や個人的な事情から続けている次第で、この度の受章はお世話になった様々な皆様に向けられたものと考えています。
コロナによって伝達式などのために上京はできませんし、個人的な会なども致さないつもりです。
それより来週から自院で始まる6週で720回におよぶワクチン接種(私が打つ)、来月中から始まる集団接種会場への出務、さらに介護施設の接種など7月中までワクチン漬けの日が続きます。その後は年令を下げて続行なのでしょう、、、。
ほかに、このところ在宅で重体の方が複数おられ、本日からストレス頭痛に対してデパス(0,5㎎)を飲むようにしました。
叙勲受章はともかく、何よりこの年で、果たして事故無く無事にワクチン接種を乗り切れるでしょうか、一抹以上の不安があります。
庭いじりや、たまのゴルフでリフレッシュ出来ればと心から願っている次第です。
忙しかった午後 グループホームの美しいアメリカハナミズキ。
本日午後、小学校の健康診断があった。
学校は大潟町小学校で私は1954年、同校の卒業生です。当時は潟町村でしたので学校の名は「潟町小学校」、それが昭和の町村合併によって大潟町になると「大潟町小学校」になりました。
やや不思議なことに校名は「大潟小学校」ではなく、“町”が付いていました。
すると平成の大合併で大潟町が上越市の区になってもそのまま校名に町が残り、「大潟町小学校」です。
合併後は前の校名を用いる原則があるなら一応自然ということになりますが、少々奇異な感じを否めません。
そもそも昭和の合併時、何かよほどの因縁があったか、嬉しくて学校の名にも町を付けたのか、その辺を詳しい方に尋ねてみたい所です。
学校の後に3件の在宅訪問のほかグループホームで4人を診て帰るとすぐに午後の外来でした。普段の外来は忙しくありませんが、連休直後で、かなりの人が来られ、珍しく忙しい午後となりました。
真っ白なアメリカハナミズキの花が美しかった本日のグループホーム。
びっしり咲いていた花。
上向きに咲くこの花は二階ホールの窓を覗くように咲いています。
携帯を持たなかったため二階から写せませんでしが、きれいでした。
ここは元帝国石油の社員寮があったところ。同社社員は秋田県出身者が多く、退職後に園芸店を開いたり、転出時に育てた草花を掘って届けて下さるなど、おしなべて皆さま花を愛されました。本日の花の色が白ということも素晴らしく、抜群のセンスを感じた次第です。
愛宕グループが施設建設に際し、切らずに施工されたことも立派だった、と思います。
野の花、棚の花、畑の花、庭の花 本日二回目のワクチン 五輪は別の道を 理想と憲法。
春の光を浴びたい連休中の日曜日だが、冷たい風が吹き曇り空からポツポツ当たる時間もあった。
午前11時半頃に二回目のコロナワクチン接種を受けた。
連休中、デッサンをする予定なので、注射は右腕を止め前回と同じ左に打ってもらった。痛みや発熱、だるさなどの副反応は2回目のほうが多くみられるといわれる。今の所前回より痛みは軽めに推移している。
但し、一回目に無かった寒気と頭痛がうっすらあり、風邪のひき始めのような感じをおぼえる。
一緒に受けた二人のスタッフはどうだっただろう。わけても前回接種2日目に37,8度の発熱し、カロナールで解熱したたスタッフは本日の予診で接種可能と判断された。明日は状態を尋ねたい。
前回は2Fで、今回は一階で書類チェック、問診、注射、観察が行われた。全てとどこおりなく進み、休日にも拘わらず引き受けている病院に深く敬意を覚えた。
さて一両日目にした花を掲載してみました。
上掲3枚は本日、頸城区の西部児童遊園で見た藤棚。
開花したての色鮮やかな藤。
さてコロナによる抑圧的な日常はまだ続くうえ、ワクチンは接種を受けるのもするのも双方決して楽ではない。収束が見えないどころか、すでに4波。
日本はまだ良い方だ、という気楽さと足りない学習、さらに肝心なところに政治ノイズが深く混入する。神風でも待っているのだろうか。
私見だが、ワクチン接種が進み、ウイルス自身も休息する今夏、感染鈍化が見えたら一気にロックダウンし収束させる道があるのでは。燃え盛るタイミングより遙かに効果があると考えられるが、どうだろう。
引きずっているオリンピックはそろそろ中止を決定し、予算を自前のワクチンと抗ウイルス薬開発に回しては。
選手たちにはコロナ世代の希有なアスリートとして、競技ごとの指導者や専門家、あるいはスポーツドクターやリハビリテーションの専門家として厚遇、育成される道を残し、選択してもらうのは如何だろうか。
追い込まれた状況の中で、人の心を打つのに無理矢理突破しか方法が無いというのも情け無い。
話は変わり、明日は崇高で美しい前文を有する憲法の制定記念日。
負けてもなお維持されるであろう日本人の実直さと美しい心を映す憲法。それはまた累々たる無念の死の上に書かれた。
貴い精神を振り返りこそすれ、書き換える無謀を謹んでもらいたい。
不肖私も一応その有り難みを奥底に労働し、納税し、善良を心がけて生きてきた。
しかるに改憲されれば、あるいはその論議の過程に於いて、
突然に、
「貴様、それでも日本人か!」という乱暴な言葉に出合うような予感がして気が滅入る。
人間は一人では乱暴な言葉を吐かないが、大勢集まると優越意識に駆られて、変わってしまうのである。
何事にも基本として必要なものは理想であり、高く美しいほど、貫くほど価値があることを疑わない。
始まる個別接種に向けて。
私の所は自分のほかスタッフ3名の零細。それがかかりつけの方に限定してコロナワクチンの個別接種に手を挙げていた。
インフルエンザワクチンとちがって、コロナは保存管理や接種方法が厳密。しっかり日時を決めて予約し実施しないと、効果やワクチンに無駄を生じかねない。
接種に関する皆様の関心は想像以上に高く、早く済ませたい、という気持が当初から伝わっていた。集団接種の会場は他区でかなり遠方のため、近くで済ませられるなら助かる、と仰り予約が殺到した。家族から会場へ連れて行ってもらう手間が省けることもあったようだ。
当院の規模を考え360人で締め切らせてもらった。一人2回計720回の注射予定になった。
実施に向けた資料が次々届き、リモートなどで説明会に参加、ワクチン配分の実際が決定され、2回のミーティングを行い、皆様個々のスケジュールが決まった。
実施期間中のある日から5人分の注射器が6人分に変わることとなり、一日5または6の倍数予定、三週間後二回目の同時刻設定もあり複雑なスケジュール負荷に悩まされた。
お年寄り達は電話の内容を正確に覚えられるとは限らない。念のため外来された方には日時を書いた予約票をお渡しし、その他の方には電話で調整し、本人またはご家族に窓口で票を手渡しすることが始まった。手間は掛かるが,小さな地域で接種が増えるならば、それにこしたことは無い。
予定日を決めて予約票を用意し、その方達に電話をして取りに来て貰う。
二台の電話を使いスタッフは連絡に忙殺されていた。
特別な日時を設定せず、日常診療の中6週間掛けて全スケジュールを終了する予定。
事故を起こさないこと、ワクチンの残を最小限に留めること、スタッフや私自身過労しないことを配慮し、無事の遂行を心から願っている。
複雑な実施に向け、熟慮しテキパキ動いてくれているスタッフに深く感謝している。
一方全国に拡大する4波は誠に切ない。
前線で日夜奮闘する医療関係者がいる一方、夜間大勢集って酒飲みをする役人さんがいる。この国は何をしたいのか、支離滅裂で分からなくなることがある。
三者三様の説明会参加。
今夕7:00から文化会館で個人機関におけるワクチン接種の説明会があった。
会場近くのAさんが現場へ参加、大潟区の二人は仕事場のPCで、私は自室のタブレットで参加した。このたび仕度した自院のインターネット環境や二か月前に購入した私のタブレットもいわばこの日以後のために用意したようなものだった。
ことコロナに関する情報や事務処理はせかされるようにIT化していく。この対応の準備費用と仕事量について過日不平を述べた。それでも何とか道具を追加し、(株)信越情報のお世話と、キーや頭を叩きながらフォーマットを埋め、幾つかのシステムのログインが可能になった。
私は自室でタブレットのリモート。
三回目目の参加で少し馴れて来た。
ひとり説明会の現場に参加したAさん、遅くまでご苦労様でした。いち早く大切な追加資料を貰うことが出来たようで助かりましたね。月曜日には皆で再度のミーティングをしましょう。
IT環境の無い機関にはペーパーやFAXの対応が許容されるようだが、それもまた今どきの文化のあり方ではないだろうか。どこかの国ではないが、隅々一色にしてしまえば良い、と言う話でもあるまい。
さて先日、しばらく食事写真を休みます、と書いたばかりでしたが、新鮮な魚を頂いた事と、それが美味しかったことで、以下に載せてしまいました。
かっての芝居仲間から頂いた大きなアジ。
差し渡し30㎝は楽にあった。
たたき。
大きくて肉厚なフライはとても美味しかった。
僅かに肌寒かった本日。八重咲きイチリンソウが明るい陽を浴びていた。
もうじき終わる頭上のクリスマスローズと賑やかに話をしているようだ。
強風の日の買い物 高校時代の肺結核治療 駐車場で帽子を追いかける。
昨日の雨降りの空は本日さらに悪化し、終日強風に見舞われた。
昼に外出、ホームセンターでキキョウと用土および芝生の肥料を、帰路のドラッグストアでアリナミンを購入した。
風は午後次第に強まり、ホームセンターでは少し大きめの物が至る所風で倒されていた。起こしてもすぐに倒れるのだろう、所によって通路を塞ぐものまであった。
美術館の花は出来るだけ暇を作らず、次々に何かが印象深く咲いているようするため、色々と補強を試みている。
当初山野草や茶花などをこまごまと植栽していたが、全体の眺めを重視した方が良いと考えるようになり、最近は点に加えて面を意識している。
ホームセンターでは車から下りて歩くと何か顔に不自然な感じを覚えた。マスクを忘れている。慌てて戻りダッシュボードを空けると一枚だけ残っていて助かった。
これで買い物が出来た貴重なマスク。
ドラッグストアではアリナミンEXプラスというのを購入した。今の食事で何一つ不足は無いと考えられるが、足腰の疲れなどに対し、ふとしてアリナミンを飲む。
アリナミンとの付き合いは、高校二年生の春から始まった。その年の健診で肺結核が見つかったのがきっかけだった。
結核が告げられた日のことは鮮明に思い出すことが出来る。
担任のY先生に職員室に呼ばれ、レントゲン健診の結果で肺結核の疑いがあることを告げられた。その場で薄い茶封筒に入った小さなフィルムを渡された。フイルムをポケットに入れ、一人汽車を待った駅のホームが浮かぶ。家で父にフィルムを見せると、ああ、と父は落胆した。
直ちに週2回のストレプトマイシンの筋注(1回は父が下宿を訪ね、1回は日曜日に家に帰って打つ)、およびパスとヒドラの服用が始まった。同時に補助的にアリナミンの服用と一定量の生バターを摂るように言われた。
不思議なもので、健常から一気に病者に変わったにも拘わらず、直ぐ治療を受け入れたように思う。但しある時期を過ぎると大して症状の無い病気よりも治療の鬱陶しさに嫌気を覚えるようになった。
注射は痛い、薬でお腹は空かない、引き出しのバターはまずいなど、いつ終わるとも知らされず続いたためだった。
ほかに映画館は駄目、体育ほか諸行事は見学で生活全体が晴れ晴れしない。ただ一緒に見学となった何人かの級友とは他の生徒に無い強い親しみを覚え、子の無い下宿の主夫婦はより親切に接してくれるようになった。
高校三年生の9月に手術も考慮して父の母校たる都内の大学病院を受診した。その結果注射をストレプトマイシンからカナマイシンに変更すること、残りの学期を休学して治療に専念することになり、がらりと生活が変わった。注射のため尻をだすのだが、ある日、随分肉がついてきたな、と父が嬉しそうに言ったのを覚えている。
かくして高校3年生をもう1回やり直し、翌年春に晴れて全快した。注射は内耳性難聴の副作用があり、最後の方では注射後耳がぼーんとする感じや軽いめまいを覚えるようになったが、症状が固定する前に離脱できたのは幸いだった。
但し後年血清クレアチニン値が1.0~1,2レベルと正常値を超えて推移しているのは、足かけ3年打ち続けた注射の腎毒性によるものかと考えている。
闘病というほど濃厚ではないが、貴重な青春の陽光は精々早春か晩秋の明るさでしか無かった。ただ姉に勧められてドイツの小説を読んだのと、休学中の朝な夕な近隣の自然に深く親しめたのは得がたいことだった。
さらに病癒えた大学で亡き級友Sに勧められ、テニスと音楽の部活に夢中になったのはリハビリだったかもしれない。加えるに今でも何か失ったものを何処かで取り戻そうとしているような感覚がよぎることがある。時の価値、密かではあるが青春というのはそれだけ貴重だったのかとあらためて思う。
さてアリナミンはサイアミンプロピルダイサルファイドという化学名だった。役立つわけではないが当時暇つぶしに、パスはパラアミノサリチル酸カルシウム、ヒドラはイソニコチン酸ヒドラジッド、と薬効書を読んで覚えた。大学時代そのことを話すと、何でそんなことを知っているのか、といぶかしがられた。
そんな訳で、近時足腰や目に疲れや痛みを感じると思い出したようにアリナミンを飲んでみている次第で、本当のところあまり深い訳はありません。
本日購入したアリナミンEXPLUS.。
本日買い物を済ませたドラッグストアの駐車場の風はひどく、帽子を飛ばされた。駐車場の端まで飛ばされ、危うく国道に出る寸前で捕まえた。青春の闘病も鬱陶しいが、老人が広い駐車場で帽子を追いかけるのも切ない。
松山選手の偉業 私達のワクチン副反応と接種の前進。
松山英樹が今年のマスターズゴルフでチャンピオンに輝いた。怪物のごときスーパースターが争うメジャー大会は完璧が求められ、運不運さえも克服しなければ優勝に届かない。松山選手の達成は偉業としかいいようがない。
一昨年の全英における渋野選手といい、続けてゴルフに光が当たったのでとても嬉しい。
ことゴルフだけは、どのような形であれ、名門霞ヶ関CCにおけるオリンピックをテレビで観てみたいと思う。
優勝が決まってスタンディングオベーション。
長い影が長時間の熱戦を物語っている。
米国で肩身の狭い思いをするアジア人が歓声とスタンディングオベーションに包まれる。ゴルフのジェントルマンシップとは言え、偏狭なナショナリズムが少しでも薄まればと心から願われる。
さて11日午前遅く受けたコロナワクチン。接種直後我が二人のスタッフは全く痛くなかった、と言った。ところが二人とも当日夕刻になると急に注射部位が痛み出したという。
さらに翌12日の午後遅く、一人が37.8℃に発熱した。私の直後からの痛みは物理的なものであろうが、スタッフの数時間後の痛みと発熱は免疫生成に関わる反応と理解することが出来、熱には少しためらったが高熱移行を危惧してアセトアミノフェンを一錠服用してもらった。
するとその晩遅くの電話で、すっかり解熱し気分が良いという返事があり、ほっとした。
私の直後からの痛み、女性スタッフ二人の数時間後の痛み、そして女性一人の2日目の発熱。三者三様の反応を経て三日目を終える。
この先の遅延反応と3週間後の2回目の接種での課題は残るが、現在痕跡的な痛み以外そろって常態に戻った事に安堵している。
報道で知らされる通り、インフルエンザワクチンなどより多めの副反応は、抗体産生機序を明瞭に反映するものと考えられ、その点でも効果が期待される。
ささやかな日常ながら感染リスクは何処にあるか分からない。また掛かりつけの方に限定して必要なPCR検査を始めているので、ワクチン接種を何とか全うしたい。
昨日、矢継ぎ早に来る検査や接種におけるICTの使いづらさを嘆いた。すると願いが通じたのか、今朝医師会から個別で行う接種予定数をカレンダー付きのFAXで訊いて来た。
さすが医師会、現在この方法が最も明解で実用性が高い。
あとは安全、円滑を期して慎重に臨みたいと、昨日とは打って変わり前向きな気持になれた。
ここへきて経験則が通用しそうもなく、先行きは不透明だが、今夏が正念場ではないだろうか。
ワクチンが前線病院の負担を和らげ、広く住民の安全に寄与することを願って止まない。
本日夕食の鯛かぶら。
カブは鯛のダシが滲みて美味しかった。
先日のソーメンに続いて本日も鯛。アラは200円程度で買えるらしい。
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- ゴルフ場でトマトジュースの汚れを口を使って落としてみた。
- 晩秋、驚くほど当たる天気予報のゴルフ 朝日池のコハクチョウ。
- かって認知症だった人、晩年の「ありがとう」は「すき」と書かれた。
- 妙高市はいもり池の近く「ギャラリー峨々」を訪ねた。樹下美術館も紅葉。
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- 1本の木にキンカンとカラタチの実が。
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- 別れ。
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- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その1。
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- 先週末の種々。
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- 今夜のコンサート カッチーニの「アヴェ・マリア」。
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