食・飲・茶・器

明日は「いのちの電話チャリティー茶会」

2014年4月12日(土曜日)

明日は「命の電話チャリティー茶会」。
本日午後およそ2時間(株)有沢製作所のお茶室へ直前の稽古に行った。

宗香先生のお社中の方達がかいがいしく仕度をされている。
終わったお掃除に続いて受け付、待合の掛け物のしつらえ、道具類、水、炭、盥、火消し壺、、、。
6,7人の方が掛かりっきりで仕度をされ、終わるとお稽古だった。

稽古用に炭が入った炉で宗香先生が点前を見てくださる。
不慣れな4畳半台目の薄茶炉点前を丁寧に指導して頂いた。

(株)有澤製作所茶室一足先に茶室を後にさせて頂いたが、お庭の桜が美しい。
昨日掲載したポスターの桜だ。

明日は朝早くから着物の着付けを助けて頂き10時スタートで茶会が始まる。
4,5回のお点前をして、残りは亭主役の予定。
200枚の茶券はすべてさばけていると聞いた。
お点前とともにお客様とのやりとりまで無事に出来るか、直前になって少々自信がない。

「第22回いのちの電話チャリティー茶会」 ポスターの女性。

2014年4月11日(金曜日)

明後日4月13日(日曜日)の有沢製作所茶室に於ける「第22回 命の電話チャリティー茶会」が迫りました。
関係者のご努力で長年継続された由緒のお茶会で小間の席持ちが不肖小生、宗玄。

大層なお道具はありませんが齋藤三郎(陶齋)さんのお茶碗や水指、花生けなどを用い、有澤宗香先生社中のお力をお借りして一日頑張りたいと思っています。

ところで当茶会のポスターに茶室の庭で桜を見上げる二人の女性が写っています。
かっての茶会ののどかなスナップ写真です。

いのちの電話茶会ポオスター

ところが写真の手前の女性は、偶々(たまたま)先日行われた潟町小学校分校同級会に参加された級友でした。
彼女の亡きお母様はその昔裁縫の先生をされ、冬期は東頸城郡などからも生徒さん達が泊まり込みで勉強に来られた、
と聞きました。

そのようなことなどもあって、すらりとした彼女は着物がお似合なのです。
縁あってお茶の稽古も共に亡き渡辺宗好先生の許へ通いました。

茶会が終わったらポスター頂戴、とその人。
上げますとも、短くも貴重な人生ですから。

ラ・ペントラッチャ 落椿。

2014年4月4日(金曜日)

一日中荒れ模様の金曜日。春は突然の嵐が多い(最近一年中これに悩まされるようでもあります)。海辺のとても古い椿が落花していました.(落椿は見所でもありますが)。

今年退官された心理学の教授が東京からワインを持参された。それを身内4人で比較的近くの新鮮で美味しいラ・ペントラッチャの夕食で開けた。
店の白も美味しく、下戸ながら食事と話が良くて精一杯飲んでしまう。

落椿長く親しんでいる上下浜の椿。ヤブツバキ系で色濃く、大きさ程よく、形が美しい。
樹径が30㎝を越える古い椿。もしかしたら江戸時代からあるのでしょうか。

 

ラ・ペントラッチャラ・ペントラッチャの店内の一角。イタリアワイン「カゼッタ」の金文字が雰囲気を作る。

いのちの電話茶会が今月13日に、堀口すみれ子さんの講演会が4月26日に、小生の拙個展が来月15日からと迫った。こんな時の本業はより丁寧を心がけることが大切だ。.

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う。

春が歩みを進めている。

2014年3月27日(木曜日)

数日暖かな日が続いたので美術館の庭も花が咲き始めた。

待ちわびたように急いで咲く姿はけなげで心温まる。
味気ない冬の庭を一変させる鮮やかな花は年とともにいっそう貴重に感じる。

クリスマスローズえんじクリスマスローズ-

クリスマスローズ黄色クリスマスローズ

ヒュウガミズキヒュウガミズキ

014カフェでコーヒーとチーズケーキ。

デッキ薄もやかかる裏手の田んぼとデッキ。
毎春、スタッフの身内がベンチやテーブルを塗装して下さるのでありがたい。

樹下美術館の昼食 合理的なカップルさん。

2014年3月24日(月曜日)

一昨日の昼、樹下美術館のカフェでホットサンドイッチを食べた。香りのいいパリパリした暖かなパンと野菜がとても美味しかった。
そして本日お天気が良く、特に午後から樹下美術館は賑わい、カフェではホットサンドとトーストがよく出たそうです。

 

ホットサンドイッチ珈琲はほぼ二杯分のポットで出ます。マイセンのブルーオーキッドで飲みました。
さっぱりしたピックルスとカットフルーツも美味しく、950円です。

グラスシャドウ先日の日射しに出来たアイスウオーターの影。
真ん中に大きなダイアモンド状の影が出ました。

ところで二人で来られケーキセット一つを注文し、カップをもうひとつ下さい、とっしゃるカップルさんが珍しくない、ということです。
セットはおよそ二杯分のコーヒーまた紅茶が入ったポットとケーキが一つ付きます。そのケーキとポットコーヒーを二人で分け合うのです。
カロリーとお金を節約しながら楽しむ、、、とても合理的です。
ちなみにケーキセットは750円です

樹下美術館ではそんなカップルさんも大歓迎,、もう一つカップをお選びいただいています。

案外出来ない日曜日 売るほど樹下美術館にフキノトウ イチゲの鉢。

2014年3月2日(日曜日)

仕事を上手く片付けるには〝予定を時間表にしてみる〟と何かに書いてありました。

そこで昨夜、本日日曜日の予定を以下のように作って休みました。

①10:30~11:00 某フリーペーパーに掲載予定の告知記事の材料を揃える。
②11:00~正午 24個の極小(10×10×3,5㎝)3Dキャンバスに「こぶし」の下絵を描く。
③13:00~15:00「こぶし」」の下絵を完成させて影を描く。
④15:30~16:45 陶齋図録の印刷初稿を修正して手を入れる。
⑤16:45~17:45 4枚のSMキャンバス「ルレクチェ」に加筆する。
⑥18:30~20:00 ホームページ用の今年度催事ファイルを三つ作成する。
⑦20:30~22:00 仕上げに入った34個の極小3Dキャンバス「椿」に手を入れる。
⑧22:30~23:30 ホームページ「カフェの図書」ファイルの改訂作業。

という欲張ったものでした。

しかし、残念ながら家から一歩も出なかったのですが、実行出来たのは、
①②③④と⑥の一部だけ、⑤⑦⑧は手も付けられませんでした。

無力を知りましたが、落胆せずに〝楽しみを残した〟ことにして、
貴重な日曜日の終了となりました。
運動不足に対してを280段ほどの階段昇降と自己流ストレッチをしました。

 

140302フキノトウ午後、妻が樹下美術館の庭から採ってきたフキノトウです。
売るほどとは、このようなことでしょうか。フキノトウコロッケが出来るかもしれません。

イチゲ父親を見舞った妻が友人から頂いてきたキクザキイチゲの鉢。
〝色々なお花を有り難うございます〟

春が訪れようとしている。

2014年2月23日(日曜日)

当地に雪はわずかしかなく、間もなく2月が終わる。
大雪の長期予報が皮肉にも表日本で的中した。
果たしてこのまま冬は終わるのだろうか。

例年2月には気持ちの良い(春よりも輝かしい?)晴れの訪れがあった。
それが、今年は晴れても一時で、冷たい空が続いた。

上下浜昨日の夕刻間近に一時的に晴れた上下浜の空。

京都のお菓子頂いた京都のお菓子は春模様。

ところで上越市の週間天気予報から雪マークが消えている。
来週は心待ちした晴れ間が多く見られるようだ。

今年の開館まであと20日。皆様のおかげで8年目を迎える。
昨年に増して是非とも良い樹下美術館にしたい。

ボクシングの村田諒太が中国・マカオで勝った。
浅田選手にインスパイアーされたと話し、インタビューで「謝謝」と述べた。
下はいつも一生懸命だ。

恵方巻きと兵隊さん。

2014年2月3日(月曜日)

本日節分の日も暖かく、しとしとと春雨のような雨が降った。暦に頼れば明日は立春であり、今冬は表向き暦に沿っているようで非常に珍しいと思う。

さて夕食に太巻き寿司がこっそりと出た。東北東に向かって黙って食べれば恵方巻きということになる。
我が家から東北東は宮城、福島の被災地に当たる。そちらに向かって自らの縁起のためにむしゃむしゃ太巻きを食べるなんてとても出来なかった。

10年くらい前だったろうか、このことをテレビでみた時には変わった習慣だなあ、と思った。
関西の習慣ということだったが、今やあっという間に全国的な行事かつ商戦になっている。

恵方巻きニュース

 

夕刻のニュースは人で混雑する東京タワーの展望台を写していた。そこで大勢の人が黙って同じ方向を向いて立ち、太巻き寿司を咥えていた。
家庭で和やかにするものかと思っていたが、東京タワーで一斉に行われた光景は一種異様だった。

この程度のことで何か言うつもりはなかったが、それでも次のようなことが頭をよぎる。
先の戦争で何十万、いやそれ以上の兵隊さんたちが、食べ物もないまま飢えと病に、そして銃弾に倒れた。遠く故国を離れた若者や父達のひもじさと死は如何ばかりだったろう。

その人たちが本日の東京タワーの光景をみたら、「自分たちはこのような将来のために死んだのか」と、唖然とするにちがいない。

一種奇妙な飽食に出会うたびに、年のせいかこんなことを思ってしまう。

樹下美術館の庭にフキノトウ。

2014年1月29日(水曜日)

本日もほぼ晴天。午後から美術館の近くにある施設、しおさいの里の回診をした。現在インフルエンザや感染性性胃腸炎の発生もなく施設は安定している。
いうまでもなく高齢者施設の集団感染は怖い。多くのマニュアルに従っているが無事を祈らずにはいられない。

巡回を終えて美術館へ寄ると、南側の土手に早くもフキノトウが沢山出ていた。敷地の雪も半分は消えている。

フキノトウ

天ぷらスタッフが摘んでくれたいた分とともに夕食の天プラにして食べた。向こうにホッケのあぶり。

昨年は2月3日にフキノトウを書いていた。当日、例年よりも雪が少ないとある。
今年はさらに少ない。間もな2月、頑張ってお天気。

煮詰まって外食 救急車のことから考えてみた。

2014年1月26日(日曜日)

出すぞだすぞと言い続ける図録とともに5月の作品展が懸案。そのため休日は大事な仕事日になってくる。

本日日曜日、午前10時から始めて夕刻4時近くまで絵を進めた。
拡大鏡を覗きながら描く作業も多く、さすが夕刻は煮詰まった。

一歩も出ていなかったこともあり、外食が浮かんだ。知人に電話をすると急遽なのに是非、と言う返事で近くの「ビストロ サブリーユ」へ行った。
こじんまりした店は大潟区下小船津にある。料理はみな丁寧で優しく、リーズナブルな白ワインも美味しかった。

メインは魚を、ライスは玄米を選んだ。

スープスープ(以下のデザートとも妻のスマホで撮らせてもらいました)。

ところでご一緒した方は先日あることで救急車の世話になった。
さいわい病自体は様子をみるレベルだったらしいが、それにまつわるご近所の様子が興味深かった。

氏はやや田舎の小さな集落の人。そこで救急車を呼ぶと以下のようになるということだった。

まず救急車の音でご近所が一斉に外へ出る(一斉ほどではないが、隣近所ならよくありますが)。
救急車が止まった家が分かれば、日頃のことから誰がどんな病気なのかなど、おおかた予想が可能だという。

幸か不幸か先日の場合は、普段元気な人だったので皆さんはとても驚かれた、という事だった。
また集まった人の中には、心配して涙する人も希ではないと聞いた。

原子力の灯の下で食事し、肌身離さずスマホを携帯する時代。一方、地域でこのように濃密な人間関係が維持されているのは、
貴重だ。

デザートキンカンが入ったデザート。

 そこで無理を承知で自らに問うてみた。
原子力+スマホ。救急に集合+涙。
どちらか選ばなければならない、としたらどちらだろう、と。

私の場合とても簡単で、救急車に集合+涙だった。

オプションとして、当然スマホはOKの設定があってしかるべきでしょう。
ちなみに妻は最近スマホを持ち喜んでいますが、オクテの私は今もって5,6年前の携帯なのです。

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