食・飲・茶・器

低気圧に見舞われた日 昼食後のイチジク。

2015年10月1日(木曜日)

本日午後まもなく風が出て次第に強くなった一日。

035お隣の敷地にあるハンノキが強い風に煽られている。

悪天候のせいもあって午後から閑散だった美術館。

最近ほぼ毎日昼食は美術館で摂っている。
ホットサンドウイッチかトーストで、パンは大抵普通の半分にしてもらう。
一緒に出るピクルスや果物のほか、妻のお弁当の野菜を一皿もらって食べる。
本日はトーストで、食後先日頂いたイチジクを食べた。

 017イチジクは形態などどこか不思議な感じがする果物。

023皮をむいてフォークで半分に割ったイチジク。
イチジクは無花果と書くが、中心に向かって並ぶ赤と白の果肉状のものが花らしい。
自分たちは実でなく花を食べていることになる。

荒天の本番は今夜から明日にかけということ、その後晴れが続く予報が出ている。
夜間風雨の音を聞いていると、その後の晴れなどにわかに信じ難い。

昨日に続いて爽やかな空 おいしいサツマイモ。 

2015年9月30日(水曜日)

軽やかで様々な雲が見られた一日だった。

雲午後の美術館から見た東の空。

 

サツマイモの煮物先日頂いた立派なサツマイモは皆さんと分け、昨昼はきんとんに、今夕は煮物になった。

今夏の当地方のお天気は順調で作物は本当に良いようだ。
春先に蒲原地方の果樹園を見てその広大さに驚いた。
もう少ししたら訪ね行って果実の実りぶりを是非とも見てみたい。

台風から崩れた低気圧が日本海を北上して発達、明日夕刻から大荒れが予報されている。
爆弾低気圧という話もあり、順調だった作物への影響が心配だ。

爽やかだった日中。

2015年9月29日(火曜日)

日中会う人ごとにお天気の良さ、爽やかさを口にされた。
湿度が低いせいでしょうか、という感想もあった。

午後ようやく表にでることが出来た。
食事の為に寄った美術館のカフェは少し混んでいたのでデッキのベンチで食べた。
年をとっても戸外の食事は遠足気分がして好みに合っている。

その昔父母若かりしころ、自分の生徒時代の晴れた日曜日はよく朝日池のほとりへピクニックに行った。
大抵おにぎりと何かのおかず、それに必ず番茶入りの魔法瓶を持って歩いた。
親戚の子や父の先輩ご夫婦と一緒だったこともあった。
戸外の食事を好んだ父母、それが私にも遺伝しているようだ。

009外はパリパリ中もっちり、美味しいホットサンドウイッチ。
ピクルスと果物におよそ二杯の珈琲また紅茶が付いて950円です。
(来年は申し分けありませんが、1000円になる予定です)

昼下がりの庭のトクサに赤とんぼが止まっている。
ちょっとした気配に飛び立つがおしなべて同じ所に戻りたがる。

止まるとすぐに水平にしていた羽を降ろしてじっとしている。

012

036休んでいるに違いないが、何か拝んでいるようでもある。
時々首をひねるのは雑念が入るのか、可笑しい。

045本日患者さん宅から頂いた立派なイチジク。
上越市大潟区はイチジクが盛んで以前我が家にも樹があった。

今年道すがらに見るイチジク畑はとても好調に見える。
歌代菓子舗さんも忙しいにちがいない。

頂いたおはぎをお客様と食べた。

2015年9月23日(水曜日)

20日の日曜日から始まった思いがけない4連休。
十分な自由時間を取らせて頂いた。

本日来館された知人からおはぎの差し入れがあった。
お客さんたちにも振る舞って喜んで頂いた。

最近新しいお客様がよく来てくださり感謝しています。

おはぎ見栄えも良く美味しかったおはぎ。

蝉の声が遠のきコオロギが盛んに鳴いています。
ススキやコスモスが揺れて秋が深まってきました。
次の日曜日27日は中秋の名月(十五夜)ということで、晴れ渡ればよいのですが。

倅が夕食を作った。

2015年9月21日(月曜日)

東京から帰省している長男が親孝行?と言って夕食を作った。
肉、ワイン、調味料、包丁や調理器などを車で持参していた。

1ローストビーフはアメリカ製の低温調理器で時間をかけて仕込まれていた。

 

2地場野菜のサラダ。

 

3嫁さんのスフレも美味しかった。

 

4柏崎で求めた鯛とサーモンを塩昆布やオレンジでしめたカルパッチョ。
オリーブオイルは厳選したという。

 

5メインのローストビーフを二種類の自作ソースやわさびで食べる。
二切れも食べた。

 

6家にあったチーズ。

 

7デザートはいま樹下美術館でお出ししているイチジクのタルト。

 

持参したバーベルで筋トレをやり、食事のため?と言って走る。
厨房を厭わず、子どもの相手や寝かしつけなども当然という顔で行うのは今時の人間なんだろう。

濃厚な食事だったが軽々と食べられたのは不思議だった。
本当にごちそうさまでした。

銀座の夜 神田の昼。

2015年9月20日(日曜日)

医局を共にした同級生三人による年一回の会食が、ふとしたことから20数年続いている。
当然三者三様で、何が共通しているのか良く分からないがずっと夫婦で集まっている。
東京の夫婦の出身地は高知県、浜松の男の両親は熊本県、そして私の半分の血は佐賀県。
もしかすると密かな南国の血が懐かしがるのか、、、。

それにしてもみな70才を越えて少なくとも病を一つずつ所有した。
人柄は共に薄味にはなったがそれでも個性のともし火は燃えている。
奥さんたちがそろって元気なのも頼もしいことだ。

昨日の食事は吉野建(ヨシノタテル)氏の店だった。
目にすると絵画、口にすると音楽のような優しい食べ物をゆっくり味わった。

1食事次第に子どもの集まりのような感じになってきた。

 

2挨拶に来られたオーナーシェフ。

 

3ぎんざぼんぼんで銀座シャンソンバー「ボンボン」
月にまつわる特別な日だったようで、元SKD(松竹歌劇団)の皆さんが出演された。
往時のプロフェッションたちが元気な声で楽しませてくれる。

 

5並木通りで 帰路の並木通り。

 

4ガード下の飲食街有楽町のガード下はまるで映画か舞台のセット。
翌日の昼食はここでする予定だったが、早く帰る私の用事で中止になってしまった。

 

6神保町で本日午前に神保町へ行った。
10数年ぶりで寄った古レコード屋さん「フジレコード」で気に入った盤があった。
店が続いているのは本当に貴重なことだと思う。

 東京も、帰って来た上越も晴れて気持ち良い日だった。

活躍する中学生選手たち 今年の雀。

2015年8月26日(水曜日)

昨夜鈴虫の声が聞こえ、蝉たちは夏の終わりを惜しみあっている。
季節は着々と秋の仕度をしている。
気がかりだった台風15号は日本海で消滅してしまって助かった。
雨上がりの庭で、今夜も鈴虫が鳴き始めた。

本日台風一過の爽やかな空を期待したが、曇りがちで朝夕は雨が見られた。

午後、施設出務の帰りに寄った美術館のカフェで、おばあちゃんと一緒の中学生の女子生徒さんにお会いした。
おばあちゃんが当館のお抹茶が美味しかったと話すと、自分も行ってみたいということで実現したらしい。
とても美味しそうにお茶とお菓子を頂く様子だった。

その折り生徒さんが剣道の選手と聞いてびっくりした。
絵本の挿絵のように可愛い女子なのに先日、日本武道館の全国大会に出場し、
別の選手権では新潟県の団体戦で優勝したという。

忙しい夏休みで溜まっていた宿題は三日でさっさと終わらせたらしい。
絵が残っているのでは、と親が心配したところ、
「冬休みのうちに1枚描いておいた」
とちゃっかり顔で答えたという、何という計画性だろう。

近隣に有望なスポーツ選手たちがいることはとても素晴らしい。
小生の母校中学校の女子陸上リレー選手たちは全日本中学選手権に出場して見事に決勝進出を果たした。
また同校の女子テニス選手は先日、全日本ジュニア選手権14才以下ダブルスで優勝している。

私が知らないだけで、当地には大勢の生徒さんがそれぞれの分野で頑張っているにちがいない。
部活、スポーツをする人は学習も能率良くする。
明るい未来に向かってどうか思う存分活躍してください。

 

水田の雀在宅訪問で出会った雀の群。
あちらこちらで見かける群は例年より個体数が多いように見受けられる。
順調な夏だったためだろうか、その通りであればと願っている。

ほくほく線で花を描きに来られるお客様 鉄砲百合 アイスティー。

2015年6月25日(木曜日)

梅雨晴れの一日、木曜午後は定期休診。
カフェに十日町から女性の客様で、ボタニカルアートを描かれる方がいらしてた。

以前からほくほく線で来られ、庭の草花をスケッチされる。
今春はクリスマスローズ、今回はカシワバアジサイだった。
スケッチを終えてお茶を飲まれていた。
画帳を見せて頂いた。

カシワバアジサイ一昨日のカシワバアジサイ

極めて精密に観察し描画されていて驚いた。
カシワバアジサイは沢山の白い小花が房状に咲き、サイズも大きくスケッチは大変だと思う。
さらに白花をボタニカルアートの白色の画面で目立たせるのはかなり難しい。
花の背景に葉を足して部分的にコントラストを付けてはと、恥ずかしながら助言させて頂いた。
(実は私はこの花を描いたことがありません、、、)

お土産にと、花二房と葉を数枚切り、水を含んだティッシュで切り口を巻きサランラップで包んだ。
本日も4時間ほど熱心に過ごされたとお聞きした。
創作には難しさに対して、果敢に挑戦していく面があります。
(またそんな時ほど力作が生まれるにちがいありません)

どうか頑張って下さい。

百合、アジサイ、シモツケアジサイやシモツケに混じっていよいよ鉄砲百合が咲き始めた。

 

アイスティー&ケーキ除草の後アイスティーを飲みケーキを食べた。

カフェが空いて一時間少々除草をした。
最も草がはびこる時期、庭が好きなので除草はむしろ楽しい作業といえる。

午後次第に蒸し暑くなりカフェのアイスティーは美味しかった。

6月4回の陶齋の器でお寿司を食べる会を終えて 上越市を褒められて。

2015年6月22日(月曜日)

昨日と本日昼のお寿司の会を無事に終えました。
当初の二日は台所の都合で開催が危ぶまれましたが、お陰様で4回開催でき、27名様の参加を頂きました。

多くの作品を残した陶齋ですが、小さな食器にも心を込めました。
お寿司の会では器と都寿司さんの料理が見事に引き立てあいました。

卓上の食器食卓に乗った陶齋の作品
二代陶齋の筒向には滑らかなビジソワーズが入りました。
向付(むこうづけ):和食や懐石料理の膳で中心となる器。
筒向(つつむこう):筒型の向付。※陶芸では紋様を文と称する作家が見られます。

2三皿目のお寿司、最後はいつもの染め付け扇皿。
あぶったゲソ巻き、甘エビの叩き笹巻寿司、白和えとさくらんぼ。

3エビしんじょの吸い物。

花Iさん、お手伝いとお花のご協力有り難うございます。

本日は新潟市から4人、上越市から3人のお客様でした。

新潟市の方達は柿崎インターで国道へ降りると浜線(旧国道)を走られたそうです。
「近くの海がすご^-くきれいだった」と口々に仰います。
「新潟市の海は佐渡が見え、砂浜も広くてきれいではないですか」と言っても、
「いえいえここは海の色がとてもきれいでゴミもなく感激」と増々仰るのです。

そんなにきれいかな、地元として少々びっくりしました。
テトラの多い海岸線ですが、三ツ谷浜か上下浜、あるいは鵜の浜だったのでしょうか。

中下越へ行きますと、上越は文化があり高田公園は非常にきれいだ、とよく言われます。
確かにそうかもしれません、また他所はことさら良く見えることもあるのでしょう。

いずれにしても、良いと言われればいっそう磨きを掛けなければと思うのです。

休館日を止めて一ヶ月 草刈りの季節。

2015年6月9日(火曜日)

樹下美術館はこれまで毎週火曜日が休館日でした。
それを5月から休館日を廃止にしました。
冬期に約80日も閉館すること、火曜日に来られる方達をよくお見受けした事からの実施でした。

急な変更のうえ、告知不足のため来館者さんゼロも覚悟しました。
薄氷を踏むお思いでしたがお陰様でこれまでゼロの日は無く、
本日は10名様が来られたと聞きしました。

その午後のいっとき暇でしたので、皆で除草やガラス拭きをしました。
草刈り機のうなる音が近所のあちらこちらから聞こえ、夏を告げています。
雨上がりの、草丈が真っ直ぐ伸びた日が刈り頃だということです。

二年目の苗今朝、男性スタッフが草刈りをした隣接の雑草地。
2013年秋に植えた松苗が逞しくなってきた。

移した松苗植えた頃の松苗。手を広げた幼子のようだった。

ホットサンド昼食のホットサンドウィッチ。

ピクルスと果物付け合わせのピクルスと果物。
普通はサンドが4枚で950円です。本日私は2枚にしてもらいました。

写真で芝生はきれいに見えますが、かなりムラを生じていて食後に液肥を撒きました。
明朝にかけて雨ということ、芝には恵みとなりそうです。

明日日中は良く晴れる予報で、白い雲なども浮かぶのでしょうか。

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