明け暮れ 我が家 お出かけ

何処へも出かけない連休。

2012年4月28日(土曜日)

本日から連休が始まりました。午前仕事をして、暦通りの連休です。気温もぐっと上がり晴れ渡りました。

 

お陰様でお客様に恵まれました。お二人の介助者に添われたフルリクライニング車椅子の方の訪問を嬉しく思いました。また午後には茶道に通われる若い女性のグループが見えました。中国、英国からのお嬢さんも混じって賑やかでした。

 

メガネ若者のメガネデザインはポップで楽しい。

春のお嬢さん達
活発なお嬢さんたちで美術館の春も加速。

 

連休中は何処へも出かけずゆっくり地域の春に親しみたいと思います。また家では溜まっている書類の処理、齋藤三郎、倉石隆の図録二冊の仕上げ、新潟市の団体機関誌6月号への執筆などに集中するつもりです(頼まれた2年のうち、まず1~5月号までお陰様で何とか終了しさせました)。

ご近所の六地蔵尊祭。

2012年4月24日(火曜日)

春は今頃、家のそばの六地蔵尊でささやかな祭がある。お地蔵様はご近所さんたち地域の人によってずっと世話をされている。

 

六地蔵尊祭
 

花瓶に水仙やチューリップ、椿やコデマリなどが入り、夜は提灯が点る。町内の皆さんが夕食後に三々五々訪れて拝み賽銭を上げる。お参りした人には護符として小さなお菓子の袋が渡される。

 

昼間は太鼓が置かれているので子どもたちはドンドコドンドコと鳴らす。親に手を添えられて赤ちゃんも喜んでドンドコと叩く。その昔私も私の子どもも盛んに叩いた。

 

次は百日紅が散る頃にまたドンドコと太鼓が鳴り灯りが点る。

 

チェロとギターのコンサートバナー

境内の落ち葉焚き 珍重な風情。

2012年4月20日(金曜日)

今年の庭は落ち葉や折れた枯れ枝が多かった。夕刻の出先でお寺の前を通った。広い境内の片隅、お庫裏の前に一すじ落ち葉焚きの煙が上っていた。寺の庭も冬のあと片付けが大変だったのでは。

 

近頃たき火は少々うるさくなった。しかし寺の片隅で行われる焚き火は春秋の珍重な風情ではないだろうか。

いのちの電話チャリティー茶会にお邪魔して。

2012年4月15日(日曜日)

4月桜の時期に毎年行われるいのちの電話チャリティー茶会。もう何度お邪魔しただろう、以前小生も一度だけお点前をさせていただいた。

 

茶券

 

社会福祉法人「新潟いのちの電話後援会上越支部」の主催である。継続は力なり、よく20回も続いている。(株)有沢製作所と大杉屋惣兵衛両者によるご後援の賜物にちがいない。

 

 お花古備前のへたり形花生けに入ったアオモジとコバイモ、春の静けさ。

火入れ齋藤三郎の辛夷の器が火入れに見立てられていた。
盆はミャンマーから伝わった蒟醤(きんま:漆器の一種)。

 

桜

 露地の桜は年によって開き方が様々だが、それがまた良い。今年はまだ蕾ながら赤々と色濃くあと一息で開花。一分咲きの手前なら八寸咲きと呼んみたい趣があった。

 

昨日砂浜を4キロも歩いたら右膝を痛めていた。二席の会だったが、一席でおいとました。お点前は入門1年の知人だった。静かで落ち着いたお点前をされ嬉しかった。

 

茜の霞射す風情の御本茶碗で戴いたお茶。大杉屋さんの口に楽しいお菓子、いずれも美味しかった。

最後のままごと。

2012年4月6日(金曜日)

草木の芽が伸びて、学校では入学式の時期となりました。

数えてみれば58年も前の今頃の話。我が家の庭の一角に畑があり、妹と友達の二人がままごとをしていたようです。セルロイドの皿や茶碗には木の芽や水仙の葉などが盛られていたのでしょう。

 

“ あのねえ、私たちもう小学校でしょ。

うん、

学校へ行ったら、ままごとなんか出来ないんだって。

ほんと?

だって姉ちゃんが言ってたもん。

 どうする?

、、、、止めようか。

うん、止めよう止めよう

これは?

埋めちゃおうか。

うん、埋めよう埋めよう 。”

春の畑を始めた母の傍らで妹たちがこんな会話していたと聞きました。庭などには子どもの可愛い思い出が埋っていることがありそうです。それにしても学校の威力は凄いですね。

 


演奏:エディ・ヒギンズ トリオ
“You Must Believe in Spring”(春を信じて・ミシェル・ルグラン作曲)
かってイタリア軒のエレベーターでエディさんと出会ったことがありました。
背が高く柔和な紳士でした。

。今夜とんでもない暴れん坊が そして甥のチーズケーキ。

2012年4月3日(火曜日)

新潟県上越市の日中、すでにトラックの横転や家屋被害など激しい風の影響が出ていた。当地は台風でもこれほど猛烈な風はめずらしい。

 

 夕刻の中谷内池
夕刻の中谷内池、このころやや静かになった。

 

夕刻には一旦弱まったように見えたが、夜19時半過ぎからは未経験レベルとなった。空と海はゴーゴーと鳴りっぱなしとなり、外の至る所で風切り音が悲鳴をあげる。ドーン、グラグラ、ミシミシッ、ド^-ン、グラグラ。これでもかとばかり、古い木造三階建ての家は攻撃され揺さぶられた。

 

ガタガタ、バタバタ、障子とガラス戸がごちゃごちゃな音を立て、カーテンがふわりと踊る。間もなく2回の停電。こんなに怒り狂う風は初めてだ。災害の気配もしたのでヘルメットを被り、気を取り直して明日のために紹介状を一通書いた。

 

まもなくお花の教授に出ていた妻が「ああ、ひどかった」と言って帰ってきた。ドードーと鳴る家の階段を上がって来ると、私のヘルメットを見てびっくりして転んだ。

 

先回「力強い春の訪れを」と書いたらとんでもない暴れん坊の訪れだった。 

 

実は20時ころ風の中、甥がケーキを届けに来た。風の夜に「こんんばんわ」と言われると少々驚く。風に強弱がではじめた深夜、食べたチーズケーキは超がつくほど絶妙で、一息つけた。

 

甥が作ったケーキ
甥が作ったケーキ

 

明日のニュースが心配される。

あじ、ピアニシモな豚飼いの“いばり仔豚”と“あげ足地鶏”

2012年4月1日(日曜日)

昨日A氏宅の夕食に続いて、ふたたび食事の話になりました。

 

今夜の夕食は昨日頂いた鯵と弟から届いた“いばり仔豚”のフライでした。

 

いばりこぶたに鯵そして奈良のお酒、IMG_0939

芳しい豚肉はどんな野菜とも合う。

宮城県南三陸町、
弟は、その山中で30000㎡の放し飼いと餌の研究によって
イベリコ豚をさらに美味しくしました。

 

福島原発から120キロ遠隔の南三陸町の山中は、放射線とは無縁だったという事です。

 

スペインでの生活経験を活かして美味しい肉のほかウインナー、ベーコンなどの良品を限定生産しています。

昨年末イタリアはフィレンツェ鶏を学び、“あげ足地鶏”としてラインナップに加えたようです。

 

和歌山県で林業に関わっていた甥が昨秋から助っ人として入りましたので、頼もしいかぎりです。

 

ピアニシモな豚飼いフォルテシモな豚飼いに続いて本人が今年出版した「ピアニシモな豚飼い」

 

お肉などご興味の方は、お問い合わせ下されば大喜びすることと思います。 

【エルコルティッホソーナイ(ソーナイ牧場)】 
電話:022-646-5592 杉田 徹 

 

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あじ。

2012年4月1日(日曜日)

昨日とは打って変わって寒い一日、明日も寒くなるらしい。

 

本日午前、同級生から今朝獲れたという鯵を何枚も頂いた。スタッフと分け、今夜は鯵のたたきとフライで決まりだった。

 

アジ
今朝獲れた鯵。

 

聞けば沖合2,5キロ、イルカの群が来ているということで刺し網を上げに行ったら沢山入っていた、という話も興味深かった。 

 

そして午後、樹下美術館へ友人のA氏夫妻が寄って下さった。はからずも夕食をうちで如何ですか、とお声をかけて頂いた。有り難いお声掛け、鯵は新鮮なうちにと言って妻は下ろすと身を持参した。A氏自ら包丁を振るって盛ってくださった。

 

暖炉
薪ストーブは暖かい。
 

ストーブの部屋で奥様手作りのご馳走に時の経つのも忘れ、気がつけば11時だった。

 

似たような年頃で、色々同感となったが、お二人とも「らしさ」は健在。さすがだ、と思って家路についた。

 

土曜深夜に書き始めましたら日付をまたぎました。

お守り。

2012年3月30日(金曜日)

さる3月19日に母の実家があった佐賀県は鹿島市古枝を訪ねた。その折、近くの立派な神社「祐徳稲荷神社」を参った。同社で患者さんたちのおみやげにと女性には赤の、男性には青いお守りを買った。

 

当日、在宅の方たちへと考えて50枚ほど用意したが、帰ってから気が変わり外来の皆様にもお配りした。一日で無くなってしまい電話をして沢山送ってもらった。

 

お守り

 当地における私の37年間は文字通り皆さんのおかげだ。 

 

今日の暖かさは並大抵ではなかった。午後、車が示した外気温は19度もあった。若者は半ソデだったのでは。ここが温帯であることを思い出した一日だった。

 

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日増しの春。

2012年3月29日(木曜日)

慌てて冬のあと始末をするより、のんびりとお天気を楽しみたい一日だった。数日前から軒下に入ったスズメは抱卵を始めたのか。順番を待つような風情で一羽が巣を見上げていた。

巣を気にするスズメ昨日、降り出した雨の中、巣を気にするようなスズメ。

1もくれん
新堀川沿いの木蓮。
2新堀川沿いの桜
新堀川沿いの桜。

今日、樹下美術館の近く、新堀川に沿う桜並木の蕾が膨らんできた。白木蓮は待ちきれないほどだった。


本日午後のカフェ。

4デッキ
午後のデッキ
5クリスマスローズ
一番に開花した庭のクリスマスローズ

寒くはないが、週末のお天気はくずれそう。春の雨は次々と木の芽、草花を目覚めさせていく。

 

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