明け暮れ 我が家 お出かけ
涼しかった赤倉。
去る週末、赤倉観光ホテルで一泊してきました。
高速道路を使い、家から一時間少々。新しくなって初めてのホテル。標高1000メートルは涼しく、熱い温泉にもつかり、リフレッシュしてきました。
「玄米・目刺し+野菜炒め」の夕食を続けながら。
去る8月14日から始めた「玄米・目刺し+野菜炒め」の夕食が形を変えながら、基本続いている。
形を変えながら、とは主食がソーメンになったり、他の雑穀になったり、昨日は個人が手打ちしたラーメンだった。
原則、胃に優しくカロリー少なければ、少々形が変わるのは構わない。
また胃への負担が強そうな副食は、歯は比較的良い方なので、しっかり噛むことを心がけたい。
ただ今後も基本「玄米・目刺し+野菜炒め」食にこだわろうと思う。
(目刺しの代わりにししゃもの日があるかもしれない)
玄米を食べ始めたことで、ある方から〝玄米は胚芽を通して農薬が移行していることが考えられる〟と助言を頂いた。
確かに、なるほど、である。
そこで有機米や無農薬米の玄米を検索すると、ぞろぞろ出てきた。
産地、銘柄、色々あったが、価格は結構高い。
高かろう良かろうという期待を入れつつ、私たちは量が少ないので、調べたり聞いたり、楽しみながら選んでみたい。
夏のゴルフで1,5リットルの水分補給 年と共にシンプルな食事。
本日午前7:25スタートでゴルフをした。
場所は車ですぐの米山水源ゴルフ場。スタート時間が早いため涼しく、10時過ぎには半分回ってしまった。
美術館の庭を手伝ってくれる男性スタッフと二人のラウンド。まだ上手くなりたいので熱心に回った。
最高気温が35度近くはあった日、結局水やスポーツドリンクを1,5リットル飲み、それでも足りないと感じた。
時折吹く風が額を冷やし、本当に気持ち良かった。
さて突然何か言い出して妻を困らせるが、数日前「夕食のご飯は玄米、おかずはメザシと野菜炒めにして」とお願いした。
昨日からそのようになり、今夕2日目の食卓は以下のようだった。
私の昼間の食事は朝昼兼用でヨーグルトと果物にビスケット数枚を食べるだけ。
その分夕食はかなりヘビーになっていた。ほかに、夏場、果物を頂くことが増えているので、どこかで調節しなければと思っていたのを実行させてもらった。
年取るに従い、食事は増えるよりも、減ることで体が喜ぶのを自覚する。
何時まで続くか分からないこの食事は、まだ減らすことはあっても増やすことは無いように思われる。
そしてこの食事を食べられる事に感謝して行きたい。
本日ふと気がついた。
目刺し、野菜炒め、漬け物、味噌汁、、、これは学生時代、食堂や家で毎日のように食べた献立ではないのか、と。
器官の能力が低下する老人の体は、多すぎる種類と量の食事処理は明らかに限界を生じる。
そもそも我々の体は、なんでも受け付けるほど強靱ではない。
今後の健康維持には、残存機能を長続きさせること、その一点に絞られる。
浮いた能力で、出来れば続けなければならない仕事や、趣味を維持できれば、と願っているところです。
信州でゴルフ 大人でも何か言ってみたくなる月。
本日は少々遠距離だが、信州は飯縄高原でゴルフをしてきた。
54-54は調子の良し悪しではなく、年と実力通りのスコアであり、楽しく回ってきた。
帰路の黒姫山。
梅雨が開けたからと言って、すぐに顕わにならないところが奥ゆかしい。
今夕の頸城野の月。月齢12,8ということで、満月まであと二日らしい。
長くご無沙汰していた月をみることができるようになった。
♪お月様いくつ 十三七つ まだ年あ若い♪
「銀の匙」で子供達が歌う歌だが、私も子供の頃に姉の真似して歌ったように思う。
板原白秋によれば、この歌は形を変えて各地で歌われ、東京では、
お月さまいくつ。
十三七つ。
まだ年や若いな。
あの子を産んで、
この子を産んで、
だアれに抱かしよ。
お万に抱かしよ。
と歌った後、お万が油を買いに行ってこぼし、それを犬が舐め、犬は太鼓の皮に張られ、どんどこどんと鳴らされている、とある。
同じ節で越後のものとされるものは短くて、以下のように歌われる。
♪ののさまどつち。
いばらのかげで、
ねんねを抱いて、
花つんでござれ♪
ちょっと気の毒な感じ。
本日出かけた信州では、
♪お月様。
観音堂下りて、
飯上がれ。
飯はいやいや。
あんもなら三つくりよ♪
食べ物をからめて歌われたらしい。
各地では、服、食べ物、色、お金、願い事など、さまざまに問いかけ、歌っている。
確かに丸くなったり、細くなったり、赤くなったり黄色になったり、雲に隠れたり現れたり、昼にも出る月。
そのうえいつも黙っている。
月を見ると、大人でも何か言ってみたくなる。
母の出身地の川がテレビに映った 雨降りの昼。
本日も雨が降り続く。
人間ならば息切れするところだが、雨はいっとき休んではまた降るを繰り返している。
洪水が頻発している九州の雨は残酷なほどで、昨日は母の出身地である佐賀県鹿島市の映像がテレビに出た。
母の昔話に出てきた川が氾濫しそうだった。
母はよくこの川で泳いだという。
ある日泳いで帰ると、いつもは穏やかな母が烈火の如く怒り、お前の背中に石をくくって沈める、と言ったという。
子ども時代ならまだしも、もう娘になるのだからはしたない、ということだったらしい。
近隣の水田。
雨を降り残した雲がもやもやと米山にけむっている。
本日昼のいっとき美術館はお客様で賑わっていた。多くの人がカフェを使われるが、今年は特に初めての方々が熱心に展示をご覧になり有り難い。
私がいた時に、俳句の皆様が寄ってくださり、庭を見ながら発句をされていた。
また車椅子でご老人をお連れした女性の静かな甲斐甲斐しさは印象的だった。
あるご夫婦は毎年結婚記念日に当館を尋ねてお茶を飲み、玄関で記念写真を撮ると仰った。例年スタッフがシャッターを押すらしいのだが、今年は私が押させてもらった。
持ち寄り食事会の後と仰る四人の女性は、カフェがいっぱいで陶芸室のテーブルにすわって頂いた。陶齋の作品に囲まれ、ここもいいですね、と仰った。
雨降るお昼のひととき、皆様有り難うございました。
ケータイメール・ライン無経験者の4枚目の机上メモが始まる。
私は一応スマホを持っている。
しかし汎用出来ず電話メインで、時々ほくほく線の時刻表を見るか、外出で地図を見る程度しか使わない(使えない)。
その上恥ずかしながら一度もケータイやスマホでメールというものを打ったり貰ったことがない。パソコンのEメールは使うが、まず仕事か買い物関連に限定される。
小さな道具のひらがな入力が苦手なのが原因といえば原因。ほかにアナログ頭なのと、親密な人間関係を有さないこと、あまり暇がないことなどで、電話以外ほとんどスマホをいじらないし、メールもラインも過去現在皆無なのである。
それでも生きているので、良い悪いの問題ではなさそうだ。年のせいかなと思ってみるが長年のことなので何とも言えない。
一方、ニュースを見たりブログを書いたり、写真を扱ったり、調べ物や品物を探すなど、パソコンには頻繁に接する。
それで問題なしと諦めてはいるが、目の前の人が、あっちょっと待って、とスマホを取り出したり、即座に検索したりするのを見ると少々羨ましく写る。
話変わってそのアナログ者(もの)の骨頂、机上の一枚メモです。
PCのキーボードの手前に広げて使っています。
昨年8月から始まった大きな一枚メモが3枚目を終了、本日新しいのを敷いた。
仕事用、ブログ用、学習、予定などに手書きで使う。
今回終わったのは今年2月18日に替えたもので、4ヶ月半使ったことになった。
※手帖は医師会の仕事をしている時に必携でしたが、止めると使わなくなりました。
このたび終了した縦39センチ横42センチの紙はカレンダーの裏。
角などはボロボロになってくる。
2月18日のブログに「新型コロナの件が好転するような断片が現れることを期待している」と記している。
近づいて撮ってみました。
ボールペンの記載の上にマーカーなどを使って更に書いている。
新型コロナウイルスに関連したメモが多くみられる。
コロナの事情が好転したとは言えず残念。
本日4枚目となる紙を敷きました。
取り替えると、明日へのささやかな希望を感じます。
便利と言っていますが、結局横着が正解なのでしょう。
さて、スマホ苦手、いろは入力苦手でしたが、検索だけでも出来ればと考え、昨日就寝前のベッドで、スマホを手に例文を打つ練習をしました。
はたして少しは使うようになるでしょうか。
何十年ぶりに一人で午後のゴルフをした。
日中ずっと曇り空だったお天気は夕刻からポツリポツリと始まり、間もなく本降りなった。
カラ梅雨気味の空が続いたので恵みの雨である。
そんな日の午後のお天気は曇り空。仕事休みだったので近くのゴルフ場に電話をして、一人で半ラウンド出来るか尋ねてみた。すぐにでも出来ます、と言う返事で1時30分からスタートさせてもらった。
午後のハーフを一人で回るのは何十年ぶりであり、こんな贅沢をしてもいいものか、と少々気が引けた。
薄暮料金という設定があり、ビジターで4650円は昔よりも随分安くなっていた。およそ1時間半、広い場所で気兼ねなく過ごせたのは幸運だった。
仕事場から10分も掛からずに着いてしまう米山水源ゴルフ場。運営会社に変遷はあったが、50年以上前の開業当初から長く親しんだ。
ここにゴルフ場ができると、それまでテニスをしていた父やその友人たちは一斉にゴルフを始めた。今みな故人になったが、熱中振りは大変なものだった。
ただ今23時を過ぎた。
雨は力強い音を立てて降っている。森羅万象、この先の豪雨に洪水、さらに先の酷暑についてはどうか手加減をしてもらいたい。ましてコロナに於いておや。
こどもの日は胎内市の村松浜へ。
去る連休の5月5日こどもの日は、午後遅く夕刻の胎内市の村松浜を目指した。
これまで三度同地を訪ねた。いずれも海水浴シーズンを外していたためか広い海岸に人気は無かった。
あそこなら大丈夫ということで、夕焼けを期待して妻とともに向かった。
思ったような夕焼けにならずに暮れた。
風があって写真を撮っていると手かかじかむほど冷たくなった。
砂浜の小さな駐車場の車中でお弁当を食べてお茶を飲んだ。
この先もっと年取ったら、こんな風にのんびり旅するのも良いかな、と思った。
級友を亡くす、「Stormy Weather」と「Again」。
不合格だったある大学受験の試験場で、言葉を交わした関東の名門校の生徒。次の学校の二次面接でまた出会い、順番が私の前だった。今度は共に合格したが、卒業までの6年間、イニシャルが同じだったため教室では最後まで前後の席で過ごした。
運動能力が高く体育の時間に野球をした時、次々と長打を放った。軽く振っても遠くへ飛ぶのである。何故か気が合い、卒業まで軟式テニスと音学部を一緒、互いの家や下宿を訪ね合い、冬はこちらへ来てスキーをした。
多くで彼に叶わなかったが、組織や病理のスケッチなどは私が少し上。しかし二人の間でそんなことは一つも話題にならなかった。
卒業後は別々の科に入り進路が別れた。専門分野でよく勉強し働き、人望厚かったらしい。
たまに同級会や部活OB会で会うだけになったが、遠く離れた地域で同じ時期にそれぞれ医師会長を引き受けていたのには、やはり不思議な縁を感じた。
今冬その彼から部のOB会開催の知らせを受けた。
それが一昨日、密かに進行していたという病で亡くなったと知らされた。
早口の声がまざまざと耳に残る生き生きしていた人間がなぜ?
どうしても納得できない。
ただ悲しく涙が出た。
レナ・ホーンの「Stormy Weather」
互いの家の行き来で彼はギター、私はウクレレを手にスタンダード曲のソングブックを開きながら歌った。
ある日、突然私の知らない「Stormy Weather」を歌い出して驚いた。だが途中から形式などもややこしくなり、あれこれやった後あきらめたのを覚えている。
上の動画をみると、難しいどころか長すぎて手に負えないのがよく分かる。諦めて正解だった。
頭の回転が良く、いつも読みが正しい。多才で運動神経抜群。女性にモテ、毒が無く人間らしい人物だった。
次の易しいコードの「Again」を聴いてくれると嬉しい。
ゴードン・ジェンキンスのオーケストラで「Again」
万一あの世で会えたならまた同じクラスにしてもらいたい。
「アハハ、待っていたんだぞ」と言いそうな気がする。
シジュウカラが庭の灯りに営巣 カワラヒワとスズメ 蕗を採った妻。
温暖だった木曜日、運動不足の解消にと午後、美術館の庭に出た。するとシジュウカラがしきりに警戒音を発している。近くに巣があるのではと思った。
ツーピー、ジュジュジュジュッ、ジュジュジュジュッと激しく鳴く。
付近に巣がありそうな場所が二カ所あった。その一つが庭灯だ。以前のブログを見ると2016年4月24日に、庭の西側の灯りに空いた穴で営巣したシジュウカラの記事がある。
今居る場所は家のアプローチで、脇に同じ形の灯りがある。今年はこれを使うのかと想像し、離れて腰を下ろしてカメラを向けた。
するとやってきた。
以前の営巣はヘビやネズミがいるかもしれない雑木林の地上近く。当時何故ここにと非常に不思議だった。この度は道路から家に出入りするアプローチのすぐ横で、公道も近い。
人の気配がある分、こちらの方が卵やヒナを襲う動物を避けられそうだ。過日テレビで、思わぬ所に巣を作るシジュウカラのことを放映していた。郵便受けや伏せた植木鉢での子育てに驚いた。
本日餌が運ばれても巣からヒナの鳴き声は聞こえなかった。生まれたばかりか、あるいは抱卵している親鳥に餌を運ぶようなこともあるのか、巣は静かだった。これからはそーっと通り、いずれチーチーと聞こえるであろうヒナの声を楽しみに、沢山の巣立ちを期待したい。
シジュウカラを待っている間、カワラヒワが近くの枝にやって来た。
今冬は雪が無く暖かったため、早くからモグラが庭で大騒ぎしている。お陰で沢山植えたチューリップの球根が9割がた食べられ、哀れにも枯れてしまった。茎を引っ張ると球根が無く、スポッと抜けるのである。こんなことは初めてであり、とても驚いている。芝生にも入っているらしく、軟らかそうな場所を踏みつけ、全体に撒水した。
いつも学童の自然観察日記風な記事ばかりで、美術館館長らしくないブログだなあ、と思っています。どうかお許し下さい。
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