花鳥・庭・生き物
トクサの除草。
当館の庭にトクサの一角があります。
涼しげなトクサは、キキョウや百合とともに夏の庭の見所になっています。
ある日の庭の写真。楕円の部分がトクサです。
トクサは表面がガリガリとして固く、節があり中が空洞になっています。
夏草が繁茂してトクサの中まで入って来ました。
本日の午後休診時間を利用して除草を試みました。
遠目にはよく分かりませんが、近くで見ると随分雑草が入っています。
小雨交じりのなかおよそ一時間取りました。
まだ一部ですが、少しきれいになりました。
沢山混じっているリンドウを残しました。
昨夜からの雨降りのため地面が柔らかく除草は楽でした。
多くのリンドウが見つかったのも嬉しい事でした。
除草は掛けた時間の分成果があがりますので、老境には楽しい作業です。
ここはもう2回くらい行いたいと思います。
本日熱心に作品をご覧になりお茶も飲まれた高田のテニスのお仲間さん、ほかの皆様方誠に有り難うございました。。
樹木が大変お好きな方、植物画がお上手な方、楽しいお友達、テニスの方の仲良しぶり羨ましく思いました。
巣箱のシジュウカラ 卯の花音楽祭 カナトコ雲とほくほく線の電車。
昨日見られたシジュウカラの子育てに対する雀の手伝い。
今日気になり見に行ったところ、1時間ほどの間もっぱらシジュウカラが餌を運び、雀の姿は無かった。
ヒナがひょっこり顔を出し、巣立ちが近いことを知った。
用事を済ませて午後から「卯の花音楽祭」を聴きに行った。
大潟女性コーラス、卯の花合唱団(混声)、フルートアンサンブル「オイレン」、そして小学校低学年のコーラスが聴けた。
コーラスのハーモニーは情感深く胸に響く。4部を美しく響かせたのは、よほど熱心に練習されたに違いない。
スケールの大きな「夏は来ぬ」は後藤丹先生の編曲だった。
フルートアンサンブルは心地よい厚みと歯切れの良いリズムで演奏されとても楽しかった。
子ども達は文語体の「夏は来ぬ」を五番までしっかり歌った。
体の正面から明るい声が届いたのは、譜面を持たずに歌ったせいだったのだろうか。
子ども達おそるべしである。
終わって外へ出ると東方にむくむくと積乱雲が湧いていた。
雲を背景にほくほく線の電車を撮ろう考え蜘蛛が池へと向かった。
樹下美術館の巣箱でシジュウカラの子育てに雀が協力?
4月下旬、カフェの前の桜に巣箱を掛けた。
その巣にコムクドリが数回入ったが結局使われることはなかった。
すっかり諦めていた所、7月上旬にシジュウカラが餌を運ぶのを突然のように見た。
以後何度かカフェで、巣箱に出入りするシジュウカラを目にした。
私たちの知らない間に、巣作りをし産卵→ふ化→給餌へと順調な子育てが進んでいたことになる。
ところが本日、雀が餌を咥えて巣箱に入るのが観察された。
かって雀の巣を攻撃するコムクドリを見たし、シジュウカラの巣を攻撃した雀の話などを聞いたことがある。
しかし本日見た限り、雀はシジュウカラの給餌に協力しているようだった。
一体これはどうしたことだろう。
二種類の鳥が同じ巣箱に餌を運ぶ。
まさか中にシジュウカラと雀の巣が二つあるとは考えられない。
7月上旬から餌を運ぶシジュウカラを何度か見ていたので、
本日の雀はシジュウカラの子育てを助けているようにしか見えなかった。
しかも見た目、雀の体毛は明るく(薄色)、嘴に黄色味が見え、表情が幼く、今年年生まれた若鳥に思われた。
かってコムクドリの観察で、若鳥は何かと興味本意の行動をし、ほかの巣へ出入りすることがあった。
しかし餌を運ぶことは全く行わなかった。
ただし雀は、他ののつがいの子育てに給餌などの協力をすることはあると聞いていた。
だが異種の鳥にまで協力をするだろうか。
参考:雀の成鳥(一昨年、診療所の庭で子育てをした雀の親鳥)。
嘴が太く真っ黒で、のど元の模様が黒く大きく、羽の色が濃く、目がお爺さん風で、羽毛も汚れている。
本日の雀の見た目は若かった。
一時的な興味本位?親の模倣行動?あるいは本気?ほかに何か?
仮にシジュウカラのつがいのうち、どちらかが亡くなり、見かねた雀の若鳥が助けている?
いずれにしても本日見たものは、野性動物の「寛容」としてあり得ることなのか。
今後どうなることだろう。
観察、撮影はカフェのガラス窓越しです、甘いピントなどご勘弁ください。
夏の水盤。
本日風が涼しく往診や在宅周りは比較的楽だった。
暑さは三日目となり、美術館の水盤に鳥が頻繁にやって来る。
本日昼休みに見た鳥たちはいずれも幼かった。
このシジュウカラも幼く見えた。
鳥たちはみなそっとした仕草で水を飲む。決してガブガブと飲まず品が良い。
今頃の若鳥は恐らく二番子であろう。夏子は餌に不自由無いと思われるが暑さは厳しかろう。
夏は短く、秋の独り立ちに向けて急いで成長しなければならない。
カラスの行水。
昨日からよく晴れ暑くなり、本日は30度をしっかり超えた。
さっと簡単に入浴を済ます事を、カラスの行水と言います。
ほかの小鳥たちは上がってはまた浴びることを何度か繰り返しますが、カラスは確かに一回ぽっきりです。
ただし、しばらくすると再びやって来ることもありました。
鳥たちの水浴びは、空中のスマートさと異なり、少々無茶苦茶(一心不乱)ですが愛嬌があります。
これからさらに暑くなりますと、鳥も口を開けて息をするのを見かけますね。
台風は去ったようですが、しばらく厳しい暑さが続くようです。
庭の西側の奥は野の風情。
樹下美術館の庭は四季折々に風情を変え、当館の見所の一つと考えています。
「きつい作りを控えて大らかに見えるように手入れする」
こんな気持ちで管理しています。
現在、テッポウユリとカシワバアジサイが要所をもり立て、
ススキとトクサが涼を演出してくれています。
そんな庭の西側の奥は、この土地にもとからあった雑木林の趣をそのまま残しています(一種の手抜きですね)。
土も作らず殆ど肥料もやらない砂地なのです。
ここにも何種類か花を植えましたが、随所に雑木林時代からの花が咲きます。
その中から以下に最近のホタルブクロとネジバナを載せました。
いつもはカワラナデシコも混じるのですが、この数年いつしかほかの場所に移動して咲いています。
さて金星と木星の大接近は本日も雲で、私は目視できませんでした。
雲間や晴れ間から見ることが出来た方を羨ましく思いますし、明日の晴れ間と接近ぶりに期待しています。
カフェの芝生にハクセキレイの若鳥。
樹下美術館の水盤に鳥たちが来たり、木立に巣をかけたり、当館は鳥にも好かれています。
カフェの前の芝生に最もよく来るのがハクセキレイです。
本日、巣立ったばかりという風な若鳥がやって来ました。
カフェとはガラス一枚隔てているだけですが、こちらが見えないのでしょう、すぐそばまで来ます。
可愛い表情でした。
三日前に現れた成鳥のハクセキレイ。本日の鳥の親かもしれない。
鳥が風雨や寒さに耐えて成長している姿を見るとすごいな、と感心させられる。
ほくほく線で花を描きに来られるお客様 鉄砲百合 アイスティー。
梅雨晴れの一日、木曜午後は定期休診。
カフェに十日町から女性の客様で、ボタニカルアートを描かれる方がいらしてた。
以前からほくほく線で来られ、庭の草花をスケッチされる。
今春はクリスマスローズ、今回はカシワバアジサイだった。
スケッチを終えてお茶を飲まれていた。
画帳を見せて頂いた。
極めて精密に観察し描画されていて驚いた。
カシワバアジサイは沢山の白い小花が房状に咲き、サイズも大きくスケッチは大変だと思う。
さらに白花をボタニカルアートの白色の画面で目立たせるのはかなり難しい。
花の背景に葉を足して部分的にコントラストを付けてはと、恥ずかしながら助言させて頂いた。
(実は私はこの花を描いたことがありません、、、)
お土産にと、花二房と葉を数枚切り、水を含んだティッシュで切り口を巻きサランラップで包んだ。
本日も4時間ほど熱心に過ごされたとお聞きした。
創作には難しさに対して、果敢に挑戦していく面があります。
(またそんな時ほど力作が生まれるにちがいありません)
どうか頑張って下さい。
カフェが空いて一時間少々除草をした。
最も草がはびこる時期、庭が好きなので除草はむしろ楽しい作業といえる。
午後次第に蒸し暑くなりカフェのアイスティーは美味しかった。
アジサイは梅雨の宝石 ヤマアジサイ「紅(くれない)」。
昨日のお寿司を食べる会で新潟から参加された方々。
展示作品やお寿司にお抹茶席、そして海まで色々良かったと仰って頂いた。
ほかに当庭のアジサイ「紅(くれない)」を大変気に入ってくださり、
お帰りの後、妻あてに花のことで電話とメールがあったという。
いずれのアジサイも日ごとの変化は盛りを中心に見応えがある。
特に額アジサイ、わけてもヤマアジサイは魅力的だ。
以前この花の事を当ブログで書かせて頂いていた。
2009年6月の記載ではまだ「紅」の名を知らずにいたが、鮮やかな変化は印象的だった。
以後ネットの園芸屋さんから購入し数株を植え足した。
念のためですが、小さな苗なら1000円前後から楽天などに出ていると思います。
「ヤマアジサイ 紅」などで検索なさってみて下さい。
沢山褒められた妻はいっぱい挿し芽をしたい、と言っています。
頸南地方の流れと草花そして蝶 ある医師への冥福。
発熱をする方が高齢者を中心にみられている。
さて一昨日当地の頸南地方に向かって石垣を見に行った。
本日は、その折りに撮った路傍の写真を掲載させて頂きました。
林道からゆっくり舞い降りたヒョウモンチョウ。
本日亡くなられた医師の使いだったのか。
本日、ある医師が60代の若さで亡くなった。
私より5才若かったが、小生の当地医師会長時代を確固として支え下さった。
いつも覚悟のようなものを身につけ、「やりましょう、先生」と何度も助けられた。
私も身を削ったが彼は私以上だったかもしれない。
本当に残念です、衷心よりご冥福をお祈りいたします。
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