花鳥・庭・生き物
夏の間楽しませてくれたカシワバアジサイ。
樹下美術館の庭、カフェの正面にカシワバアジサイが植わっています。
施設を作る前から庭にあった花で、10数年は経っていて高さは2メートル以上になりました。
円錐、房状の花は真っ白で始まり、日が経つにつれてベージュから茶へと色が変わります。
大きな花は夏の間堂々と咲き続け数も多く、あたかも女王様のようでした。
6月上旬からの花を、折々撮影しましたので順を追って載せてみました。
6月3日。全体の半分くらいが開き、花火かロケットのようにやや上向き咲きます。
7月5日。咲き始めてほぼ一ヶ月、部分的にベージュ色に着色し下を向き始める。
7月28日、そろそろ二ヶ月、半分くらいにベージュ色が入った。
8月11日お盆のころ、随分色が変わったがとてもしっかりしている。、
8月27日、少しずつ切り始め最後まで残った一房、ほぼ全体が茶色になり真下に向いた。
本日9月7日、数日前に全の花を切りました。
長い間ありがとう、本当にご苦労様でした。
本日の葉。これから重厚な感じの紅葉となり、やはり女王様の貫禄を見せます。
柏葉アジサイは強く、根元から盛んにひこばえが生えます。
4、5年前にこれを取って別の所に植えましたら、もう目の高さくらいに伸びて、今年は沢山咲きました。
さて、秋雨前線がしっかり居座り、台風が東西から日本列島を挟み撃ちにしているようです。
この所なが雨の模様で、時には非常に激しく降ります。
本日の晴れ間、急いで稲刈りをするコンバインが幾つか見られました。
あまり降り過ぎると稲穂に影響が出て、田はぬかるみ稲刈りは難渋するということです。
一日二日、ちゃんとした晴れ間が欲しいところです。
空き地のタカサゴユリ 庭の難しさ。
同じような調子で日中雨が降り続いた日曜日。
住宅団地の空き地にタカサゴユリが咲いていて驚いた。
雨の中、数本の花は周囲の草ととても良く調和していた。
そもそもタカサゴユリは空き地に自生しないと考えられる。
かっての庭のあるじが植えたものが残ったのか。
樹下美術館の庭も色々植えているが、折々に除草し肥料をくべてかなり人工的に育てている。
できればこのように自然な感じにしたい所だが、雑草に負けて消滅しそうなので中々できない。
タカサゴユリの土地の持ち主は花をよくご存知で、夏期の草刈りなどほど良い手入れをされているのかもしれない。
私にとって庭の花と草は難しい課題。
美しいカワラヒワの羽を拾った。
日中の山にむくむくと夏雲が出ていたが、夕刻から曇り空へ夜は雨になった。
昼過ぎ美術館のベンチの近くで鳥の羽を1枚見つけた。
黄色と黒のとても美しい羽だった。
昨今途方もないお金を掛けたプロジェクトのデザインが何かとすっきりしない。
較べて一羽の小鳥の羽の形状が、こんなに素朴で洗練されているとは。
それが空飛ぶ装置の一部とは。
傷みがなく、一本だけだったので襲われたのではなかったかもしれないが、どうしたのだろう。
庭のりズム 当館のホームページやブログをご覧になって来館される方々に感謝
本日お客様と庭の話をして以下のようなことを感じた。
今時は花が少なく休みの庭。
それから燃える秋を挟んで春までは眠る庭。
庭はゆったりした呼吸のようなリズムを有している。
ひと休みしている最近の庭。
それはそれで一種落ち着きが感じられる。
裏手のデッキから見える水田は日ごとに色づいて行く。
田んぼは当館の広大な借景です。
本日午後、新潟市からと埼玉県からのお客様にお会いした。
埼玉県の方は旅先の案内として当館のホームページをご覧になり、
新潟市の方は普段当ブログを見てくださり、このたび初めて訪ねたと仰った。
細々とした当館のホームページや拙ブログをご覧になって来館される方々は大変貴重で、いつも感謝しています。
新潟市のお二人は来館前に二代陶齋(斎藤尚明氏)の工房を訪ねたと仰り、とても幸せそうでした。
活躍する中学生選手たち 今年の雀。
昨夜鈴虫の声が聞こえ、蝉たちは夏の終わりを惜しみあっている。
季節は着々と秋の仕度をしている。
気がかりだった台風15号は日本海で消滅してしまって助かった。
雨上がりの庭で、今夜も鈴虫が鳴き始めた。
本日台風一過の爽やかな空を期待したが、曇りがちで朝夕は雨が見られた。
午後、施設出務の帰りに寄った美術館のカフェで、おばあちゃんと一緒の中学生の女子生徒さんにお会いした。
おばあちゃんが当館のお抹茶が美味しかったと話すと、自分も行ってみたいということで実現したらしい。
とても美味しそうにお茶とお菓子を頂く様子だった。
その折り生徒さんが剣道の選手と聞いてびっくりした。
絵本の挿絵のように可愛い女子なのに先日、日本武道館の全国大会に出場し、
別の選手権では新潟県の団体戦で優勝したという。
忙しい夏休みで溜まっていた宿題は三日でさっさと終わらせたらしい。
絵が残っているのでは、と親が心配したところ、
「冬休みのうちに1枚描いておいた」
とちゃっかり顔で答えたという、何という計画性だろう。
近隣に有望なスポーツ選手たちがいることはとても素晴らしい。
小生の母校中学校の女子陸上リレー選手たちは全日本中学選手権に出場して見事に決勝進出を果たした。
また同校の女子テニス選手は先日、全日本ジュニア選手権14才以下ダブルスで優勝している。
私が知らないだけで、当地には大勢の生徒さんがそれぞれの分野で頑張っているにちがいない。
部活、スポーツをする人は学習も能率良くする。
明るい未来に向かってどうか思う存分活躍してください。
在宅訪問で出会った雀の群。
あちらこちらで見かける群は例年より個体数が多いように見受けられる。
順調な夏だったためだろうか、その通りであればと願っている。
晩夏の紅、ミゾハギ。
雲の多い日でした。
このところ予報が微妙にずれ気味のことがあり、秋が近づいている証拠でしょうか。
現在樹下美術館の庭では、昨年二カ所に植えたミゾハギが一カ所だけ育ち、花を咲かせています。
庭はムクゲが終わるころとなり、紅白のカノコユリとこのミゾハギが少々残っているだけ。
夏枯れ、あるいは一休みといった風情で、それも悪くないと観念しています。
沼地へ行きますと何十本とまとまってこの花が咲いています。
お盆の頃に咲きますので「盆花」と昔から聞いていました。
当館ももっと増やしたいと考えています。
暑さ続きで鳥たちが水盤に集まる。
雨降りの日はおろかぱらぱらとした夕立もない毎日。
かって見られていた入道雲も見かけないのは、山まで乾いてしまったのだろうか。
そんな暑さのなか、美術館の庭の水盤に鳥たちが替わる替わる寄っていく。
館内はやや涼しいが、カフェからみる鳥たちの無心な様子には心なごまされる。
水盤に来る鳥たちは、くちばちが黄色味を帯びる今年生まれた若鳥が多いようだ。
若鳥は成鳥よりも幾分人の気配を気にしないためだろうか。
いずれにしても暑さと共に多く来るようになった。
お盆まで雨は降らなくてもよい、と米作り農家の方が仰った。
少なくともあと4,5日~1週間の我慢か。
昨日の同級会は卒後58年にして初めての会だった。
昨日の記事に中学校の同級会の事を書かせて頂いた。
前回は何時だったか判然とせず15年前?と記した。
だが、配られた資料などから卒後58年にして初めての正式なクラス会だったらしい。
15年前?としたものは、学校の創立記念行事の流れで急遽集まった模様だった。
みな忙しかったのか、これが普通なのかよく分からない。
しかしあちこちから集まった中学時代の三年間は、実人生の幻のような始まりとして振り返られる。
厳しい将来の予感の中で、あこがれ楽しんだ特別な月日。
58年経って100余人の中から40人も集まるのには訳があったのだろう。
本日午後、以下の花などを庭で見ました。
今年は珍しく夏夏とした暑さが続いている。
地元の鵜の浜温泉海水浴場も賑わっていると聞いて嬉しい。
本日ご来館の皆様、まことに有り難うございました。
牧区から届いた野菜 ムクゲにベニシジミ。
本日牧区の親戚からずっしりとした箱が届いた。
中からトマト、胡瓜、トウモロコシ、ジャガイモ、ピーマン、茄子、枝豆が次々出てきた。
丹精込められた野菜は雨土の恵みを現してとても美味しそうだった。
美術館の庭をアゲハチョウたちが忙しそうに横切って行った。
ムクゲでゆっくりしていたのはベニシジミ。
本日貴重な更正福祉に携わられるご婦人方が大勢でお寄り下さった。
近くで催された研修の合間、休憩をかねてのご来館だった。
展示、お茶とも喜んで頂き、本当に有り難うございました。
給餌を断ったシジュウカラのヒナ ヒナにも好き嫌いがある?。
せっかく美術館長のブログといいながら、このところ鳥や雲、および庭そして惑星のことなどが続いている。
庭は花、雲は風、星は月になぞらえれば、何とか花鳥風月に触れている、という苦しい言い訳をお許し頂きたい。
さて過日、子育て中のシジュウカラの巣箱にスズメが餌を運んでいたことを書かせて頂いた。
変わった行動は興味深かった。
同じ形の巣箱は診療所の桜にも掛かっている。
コムクドリを期待して掛けたがこちらもシジュウカラが営巣していて、昨日意外な場面を見た。
そもそも巣立ちの近いヒナは絶えず鳴き、大口を開けて餌をねだることが仕事。
だが、昨日のヒナはせっかく親が運んだ餌に見向きもせず、固く口を結んでそれを拒んだ。
空腹が専門のヒナの中に、運ばれる餌に好き嫌いを示すものがいたとは。
写真のヒナはクモを嫌ったようだ。
一瞥もくれずあまつさえ親に甘えるそぶりもないとは何と無頼なことだろう。
一方親鳥も特別気にする様子もなければ、叱る?そ振りも無く淡々としていた。
シジュウカラは多産な鳥で、多ければ10ヶも産卵するらしい。
休むヒマなく全員を巣立たせたい親鳥にしてみれば、好き嫌いを示すヒナを特別構いしていられないのだろう。
間もなくこのヒナも巣立ちを迎える。
厳しい外界へ出ればいずれクモを食べるにちがいない。
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