花鳥・庭・生き物

熊本への配達が一部再開された カシラダカの水浴び。

2016年4月19日(火曜日)

熊本市で福祉施設を営む医療関係者に、不足しているという米
の手配をした。
だが受け手も送り手も、早くと思っているが肝心の運輸が止まっ
ていた。

それが本日、佐川急便、ヤマト運輸、ゆうパックが一部地域を除
き熊本県内への配送を再開に向かったという。

多くの血管が同時に詰まり、重いショックに陥っている現地。
このたびの再開で冷えた体内に少しでも暖かな血液が回り始め
ることを期待したい。

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連日の小鳥です。
以下は本日昼の水場に来たカシラダカという冬鳥です。
一月に群を見たのですが、本日はあどけなくも一羽でした。
まもなく北帰行、もう一度群をつくるのでしょうが、励ましたく
なるような水浴びでした。

 

1
↑雀にやや似ているけれども一回りは大きい。
頭の毛が立っているので頭高(カシラダカ)と名付けられている
ようだ。

2
↑水浴び中

3
↑さっぱりした様子。
大抵の鳥は水浴びをすると可愛らしくなる。
(入浴後の人間も同じかもしれません)。

良い季節が始まっているなか、本日インフルエンザBの
高校生が来院しました。

熊本で米が足りないとは 水盤にメジロやアトリ。

2016年4月18日(月曜日)

学生時代ずっと部活で一緒だった一年上の先輩が熊本市にいる。
当時下宿を訪ねたりしたが、もう50年近くお会いしてない。
躊躇の末今夕お電話した。

電話口の声は昔と変わらず、お元気だったのが嬉しかった。
だが仕事場と家の建物は無事だったものの、室内はめちゃめちゃ
になった、といい、ようやく今日から仕事を再開したところと仰った。

何が不足ですか、とお尋ねした所答えは意外だった。
「米だよ、米が無いんだ」
普段何でもありそうな裕福なイメージの熊本県で米が足りないと
は。
福祉施設も営んでいるため特に深刻らしい。
新潟県民として黙っているわけには行かない、今夜至急60キロ
を手配した。

交通の混乱が想像されるが、どうか一刻も早く着いてほしい。
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嵐が明けた本日昼、美術館の水場でメジロ、ツグミ、アトリを見た。

1
↑実はメジロをみたのは今年初めて。本当に目が可愛い。
目白押しはこの鳥がびっしり群がっている様子から来ているという。

 

2
↑水浴びは大変無邪気に見える。

 

3
↑手前は何度か掲載しているツグミ、向こうはアトリのようだ。

 

4
↑今年1月に見たアトリの群。

以前は鳥のことなどさっぱり分からなかったが、ブログを書くようになって
次第に目が行くようになった。

 

雑木林の草花 ズボンに止まったヒオドシチョウ 荒天のゴルフ。

2016年4月17日(日曜日)

昨秋、近くの雑木林に神社と寺を結ぶ小径を見つけて歩いた。
春に歩こうと考えていたので昨日空いた時間をみて散策した。

路傍の野の花が可憐だった。

 

1
↑新緑の道

2
↑見慣れた花だがカキドオシの名があるらしい。

3
↑アケビの花、秋には実と出会えるだろうか。

4
↑花の写真を撮っていると蝶が来てズボンに止まった。
ヒオドシチョウということ。
羽がぼろぼろなのは越冬したためらしい。。
何処で冬を越すのか、またその間は冬眠するのだろうか。
痛んではいたが、元気よく飛んで行った。

昨年秋は沢山の赤とんぼがズボンに止まったが、今度は蝶とは。
いずれも白ズボンだった、トンボや蝶は白が好きなのか。

6
↑キランソウというらしいが、色が濃くなかなかきれいだ。

7
↑タチツボスミレであろう。

9
↑自生するヤマザクラは柔らかで上品な感じがする。

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さて本日は大荒れの一日。
ゴルフコンペが予定されていたが、集合時、多数決で中止になった。
しかし決行に賛成した四人でラウンドした。
ボールはキュウキュウと曲がったが、嵐の中パートナーシップが爽
やかで、お腹も空いた。

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美術館の近くであたりを覆う畑の砂塵。
明日はガラス拭きと庭掃除が大変であろう。

 

窓外の鳥たち チューリップとツツジとヤマザクラの庭へ。

2016年4月14日(木曜日)

花咲き木々は新緑へと鮮やかさを増している。
まだ居る冬鳥に南からの鳥たちが加わり庭は賑やかに
なっている。

暖かな日は、美術館の芝生の南端にある水盤に色々な
鳥が来る。
水浴びなら大きな池へ行けば良い所だが、なぜ小さな水
盤に集まるのだろう。
スタッフが毎日水を替えるので、それが良いのだろうか。

カフェから撮った最近の鳥を以下に掲載しました。
ガラス越しですので色やピントはしっかりしませんが、
ガラス越しゆえ、鳥はリラックスしているようです。

 

1
↑ムクドリのつがいが来たので慌てて逃げるコムクドリのつがい。

2
↑水盤わきのムクゲに止まっているダンディなモズ。

3
↑ツグミの仲間というシロハラらしい鳥。

4
↑豪快に浴びるヒヨドリ。

5
↑カフェの前に来たジョウビタキの♂。

6
↑モズも浴びる。

7
↑ツツジとヤマザクラがともに開き始めた。
庭入り口に沢山植えたチューリップが満開です。

8
↑毎年決まったようにひっそりと花を付ける黄花カタクリ。

本日新堀川の桜をご覧になった高田の方々がお見えになりま
した。
先日記載した拙ブログで知り、観てきたということです。
とてもきれいだった、と仰り、書いている者には嬉しい事でした。

寒かった本日 先日の初ツバメ。

2016年4月11日(月曜日)

急な寒さに見舞われた本日夕刻、数日来気が抜けなかった
方が在宅で亡くなった。
90代半ばの方で、静かな最後だった。

DSC_0070
寒かった本日夕刻の海、この写真を撮って数時間後に看取り
があった。

 

話変わって去る4月5日、美術館の裏手の水田で今年初めて
ツバメが飛ぶのを見た。

IMG_9637

 

IMG_9639
はるばる南国から来たというのにとても元気だ。

まだインフルエンザは収束しているようには見えない。

ゆっくり水浴びしたツグミ。

2016年4月6日(水曜日)

去る4月3日日曜日は上越市高田で25℃の夏日でした。
この日、美術館の水盤で雀や四十雀やヒヨドリが頻繁に水浴びを
しました。
その中に混じってツグミが浴びるのを初めて見ました。

ツグミは秋にシベリアなど北方から飛来する冬の渡り鳥です。
春になると山から里へ移動し、連休のころまでには再び北へ帰る
ということです。

当館で庭仕事を始めた3月上旬からよく見かけていました。
先日の暑さは応えたのでしょう、一羽が熱心に水浴びをしました。

1

2
しぶきを上げて浴びた後気持ちよさそうにしばらくじっとしている。
その後再びバシャバシャ浴びてまだじっとするを繰り返しました。
こんなにゆっくりする鳥は初めてでした。

 

3
↑いつのまにか周囲に二羽のツグミがいました。
順番を待っていたようですが、入浴した鳥が去ると一緒に飛んで行きました。
それにしてもこの鳥は春の背景にとてもうまくカモフラージュ出来ていますね。

雪が少なかったせいか、今年は例年より多かったようです。
沢山餌を採り一風呂浴びて、間もなく旅立ちでしょうか。

強力な春の魔法。

2016年4月5日(火曜日)

 

拙詩)
いつも春の魔法は強力だ
この前モジモジしていると陰口を言ったら
いきなりあっちもこっちも花だらけにした
いまや「参りました」という感じだ

 

1
樹下美術館の一角で

 

2
裏手の一本桜も大きくなってきた。

 

5
摘み取ったクリスマスローズはカフェのテーブルへ。

 

6
近くの新堀川公園も満開まじか。

 

7
同公園のコブシは圧倒的な白さ。

飛行機雲がよく見えた日 忙しくなった花。

2016年3月31日(木曜日)

暖かかさが続くようになった日、飛行機雲がよく見えた。
飛行機雲は晴れば見えるものではないようだ。
本体は氷の粒であり、上空が冷えその上一定の湿度も
必要らしい。

今日はこんなに、というほど次々と飛行機雲が現れた。

 

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↑定規で引いたように平行な飛行機雲。

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↑くっきり見えるのは3本だが、帯のような雲も元は飛行機雲だった
と思われる。

庭の花はクリスマスローズを追うように忙しく個性的に開き始めた。

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↑ひっそりと咲いているショウジョウバカマ。

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↑洗濯されたように真っ白な若いハクモクレン。

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↑何カ所かで満開のトサミズキ。

愛らしい芽も次々と土中から現れ、つい踏んでしまいそうだ。

ご夫婦のお客様が多かった日の庭仕事 村山陽ご夫妻。

2016年3月21日(月曜日)

春分の日の午後、気温は上がらなかったが陽射しに
恵まれた。
昨年から毎週火曜日の休館を止めたので、集中して
庭仕事が出来る日が無くなった。

開館している時に庭に出るのはかなり気が引ける。
とくにカフェから庭はほぼ丸見えなので、下手をすれ
ば皆様にお尻を向けることになりかねない。

現在買ったままになっている沢山のアヤメや届けら
れたシラネアオイが数株植えられるのを待っている。
大小50株のクリスマスローズに石灰も撒きたい。
意を決してやや遠目の場所で午後から閉館まで作
業をした。

終わる頃、本日最後のお客様ご夫婦と庭でお会い
した。
これまで東京にお住まいで、縁あって一昨年から
高田へ移住されたという。
上越の食べ物は美味しく花の色がみな鮮やか、東
京の花はくすんでいてこんなでなかったと仰った。
このような言葉はやはり嬉しい。

本日はご夫婦の方が多く、画家村山陽さんご夫妻
がお見えになった。
今年の当館の倉石隆作品は「倉石隆の朱色」。
「バーミリオン(朱色)は高価で、しかもほかの色とは
決してうまく混ざらない強い色です、とお聞きした。

倉石氏の「更紗」の前に長く佇まれ、当作品における
倉石氏の思わぬ製作手順を説明してくださった。
画家ならではのイマジネーションがとても新鮮だった。

若かりし日倉石隆氏とお会いした時、自分はいつ画
家に転身すべきかを尋ねたという。
「いますぐ始めなさい」
倉石氏の言葉は厳しくかつ明快だった、と貴重な思い
出を語られた。

村山先生、ご来館有り難うございました。

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こざっぱりとした本日の米山と尾神岳、そして潟川(樹下美術館の近くで)。

 

 

春雨の樹下美術館。

2016年3月19日(土曜日)

日中降り続いた春雨の日。
雨は花のつぼみと木々の芽に優しく注ぎ、つがいとなって
里に下りた雀たちは雨の中で餌を探し巣作りを始めている。

この日、地元の方々のほか新潟市から二組のお客様が
寄ってくださった。

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↑沈丁花が香る一角でトサミズキの黄色い蕾が膨らむ。

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↑雨中カフェの芝生で餌を探す雀はつがいに見えた。
美術館の軒下に出入りする雀もいて、巣作りが始っているようだ。

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ブログをご覧になっていると仰った新潟市のご家族さんの器。
左は裏千家茶道を稽古している小学六年生の男子生徒さん、
真ん中はお父さん、右端はお母さんがそれぞれ選ばれた器。

静かな雨の土曜日、ご来館くださった皆様有り難うございました。

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