花鳥・庭・生き物
春陽の海と花 沈みがちな気持を樹下美術館で癒やして。
三月になって最初の日本晴れとなった本日。柿崎海岸を歩いた。
風が収まった海は濃く青く時にエメラルドグリーンに染まっていた。
これは昨日吉川区の溜め池で見たミコアイサ。
白黒が雄、左端の茶の頭は雌。
カモの一種ですが雄はサングラス風の目とヘアスタイルが生意気。
昼の美術館で春陽のなか雪囲いが外され片づけられていました。来週は気温が上がり晴れ間が続くようですから、15日の開館はかなりクリスマスローズの開花が見込めそうです。
このたびだけは遠くで行われている戦争がぐっと身近に感じられます。
コロナと戦争、、、。
沈みがちな気持を樹下美術館で少しでも癒やして頂ければ、と願っています。
新潟日報おとなプラスに当館のクリスマスローズ 近くで出会ったハクガンとマガンの群 政治指導者は精神分析や教養試験を受けるくらいの、、、。
一昨日2月26日の新潟日報の土曜版「おとなプラス」の表紙を樹下美術館のクリスマスローズが飾っていた。
昨秋ライターさんから季節が来たらクリスマスローズ-を取り上げます、その時には樹下美術館の花の写真を使わせてください、とお話があった。
それがこの度の特集「クリスマスローズ-」が近づき、慌てて写真を選んで送った。とてもきれいに出して頂き、感謝に堪えない。
私などと違って前年からの予定をちゃんと完成させ刊行される。さすが新聞の突破力だと感心した。
クリスマスローズ-の一大産地新潟市秋葉区の生産者さんや、大規模に展示する長岡市の越後丘陵公園を丁寧に取材され読み応えある記事にされていた。いつもながらさすがのライターさんだった。
雪が少なかったが花期は少し遅めの予感。3月15日の開館ころからポツポツ始まると思われる。少々恥ずかしいが皆様にも見て頂きたい。
さて本日午後の当地は一時14度にもなり、遠く北から飛来している白鳥や願達には温か過ぎはしないか、と心配だった。
気になって見に行くと、田に雪はなく場所によってすっかり乾いている。少しでも山側に近づくと雪が残っていたり、水が冷たいので鳥たちは気に入るのではないか、と思った。
その山方面に少し向かうと、
かなり道路に近い所にハクガンとマガンの群がいました。
道路の両側の田で稲の根を食べているようでした。
戦争。誰がリーダーになるかで決まってしまう。原始的な欲望、嫉妬、羨望、何かしら深いコンプレックスの反映、、、。特定の人に対してとても愛想が良いが、詳しくみれば罪深い危うさを秘めたままか、それ以上に悪徳を深める。
国は上に行くほどまったく変な具合になっていて、最もなってはいけない人が指導者になることまである。本人、支持者とも権力の甘い感触に触れると、潜んでいた危うさが顕れ、常軌を逸するようになるのであろう。
たとえ仕向けられたにしても、戦争を始めるくらい政治の病理は深い。指導者は選ばれる以前に何重にも精神分析や教養試験を受けてから立候補するくらいの関門をくぐってもらいたい。在任中は適宜それらを受けるのを義務にしてもいい。立場を考えれば決して厳し過ぎることはないと思う。
独裁国家はもうどうしようもないが、奢れる者久しからず、は真理であろう。それにしても迷惑な話である。
東から夜汽車の音や明日晴れる
東風運ぶ夜汽車の音や明日晴れる
下萌えの田に水鳥、ハクガンまで。
中旬以後、寒い寒いと言いながら過ごした。度重なる寒波に見舞われたが、幸い私の所の雪はひどくなかった。
本日午後お休みの日、少々眠かったが晴れそうな空を見て鳥を探しに行った。
出た甲斐あってタゲリ、コハクチョウ、マガン、ヒシクイ、たまたまハクガンまでもいた。
鳥たちを見たことはもちろん嬉しかったが、それ以上に彼らが下萌えを食んでいたことに少々胸が熱くなった。
2月になって何度か田を回ってみたが姿が無かったハクガン。
もう居なくなったのかと淋しかった所へひょっこり出会った。
1月29日以来だった。
雪の下から現れたわずかな緑。ヒシクイのオレンジの足が映える。
若草というには幼いが明らかに緑色に変わりつつある。
周囲より髙い農道や端の斜面は雪消えも下萌えも早い。
鳥たちは目ざとく見つけて集まってくるにちがいない。まだちょっぴりだが新鮮で美味しかろう。
ずっと繰り返した寒さ。しかし週末から気温が上がり穏やかな空が期待出来そう。
この所の寒さ 骨折→医療から福祉へも相談 開館が迫る 一昨日は柿崎のチドリに遊んでもらった。
この一両日の寒さと風は執拗で、できれば出たくない。
北海道の北東の沖合にある低気圧は台風並みの強さで、道内の吹雪の映像などは凄まじい。
午後の悪天下、訪問先のワクチンが一件に片方の下肢の激しい痛みの往診が一つあった。転倒や打撲がないのに、こちらが下肢を動かそうと触るや悲鳴を上げて痛がられる。
車椅子の高齢者の移乗や移動において、不意のひねりなど外圧により骨折を生ずることがあり、この方はそれが疑われた。
病院の整形外科に予約し救急車の手配をした。付き添う老々世帯のおばあさんが、“以前は何でも世話できたが段々大変になったので切ない”と仰っり、先に福祉相談が必要となった。お年寄りの経過は千差万別だが、介護保険後、研修と実務を重ねて担当部所の相談能力は様変わりしてきた。遠慮せず相談することが大切になる。
さて今年の美術館開館が三週間余に迫った。三ヶ月の冬期休館とはいえ宿題も多く、あっという間に過ぎる。大事な特別展などの告知ファイル作成がまだ終わっていない。
作品撮影は出来たので、今週末中にはホームページやブログにお出しできると思う。どうかもう少しお待ちください。
ところで一昨日午後いっとき風雪が和らいだので柿崎海岸を歩いた。思いもよらずチドリが沢山いた。
貝殻が沢山上がっている日のチドリは
保護色の効果でいっそう見にくくなる。
以下の写真に6羽いますが、分かるでしょうか。
以下矢印が答です。
目立つ一羽の動きにピントを合わせ適当にシャッターを切ると周囲に何羽も写っていました。
次は5羽です。
これまで海岸の散歩に多少の辛さを感じていました。しかしこの日かなり歩いたのですが不思議と楽でした。チドリに遊んでもらったせいでしょう。
チドリも何種かあり柿崎のはシロチドリのようです。このところ一羽二羽と、少ししか見ていなかったのがこの日10羽はいましたので嬉しかったのです。
雪は降らなかった 撒いたエサに雀とヒヨドリおよびシロハラが来た コロナの推移。
一昨日のブログで、沿岸の大潟区の小雪と近づく寒波の事などを書いた。
確かに同夜はいっとき降りしきっていたけれど、大して降らず5~10センチ程度の積雪で済んだ。しかしながらよそで予報を見ている人は、連日並ぶ雪のマークを見て、既に何メートルも積もっていると思うらしい。
それは仕方が無いとして、昨日庭の雪面にバンクズやお菓子の残り、それに古米などを混ぜて播いた。辛い冬期を過ごす野鳥を慰労するためだった。
大抵30分くらいで雀やヒヨドリがやってくる。
集まる雀。
本日この場所の積雪は定規で測ったところ10せンチだった。
自分の縄張りだと思っているヒヨドリが近くで監視している。
この鳥はエサに寄ってくる雀を追い払い自らも食べる。
雀は直ぐまた来るので時には一緒に食べる。
この日は賓客?シロハラが来た。
それが猛烈な争いになった。
大きければ力があるが小さければ小回りが利く。
途中でもう一羽ヒヨドリが現れ互いは争った。
同じ枝で一緒に休憩。
シロハラとはこうは行かない。離れてにらみ合っていた。
肝心のコロナはかなり身近になっている。学童、園児がメインターゲットなので先生や親御さんは神経を使っておられることだろう。高齢者の感染率と死亡者が増加しているのも怖い。
一見感染者は多いが、それでも当県の人口10万対感染率は全国平均よりもまだかなり低い。しかし三回目のワクチン接種率は全国ワースト3と本日報じらた。もっと進んでいると思っていたので意外だった。
この先6波の推移が気になる。報告漏れを含めた全体の罹患実数はかなり髙いことが想定される。その方たちに生成される抗体とこの先のワクチンにより、一定の社会的免疫が成立するか否かは重要なポイントにちがいない。
一般の抗体保有率を正しく追跡し、数週間先あたりで何か目途が立てばよいが。
やると思った平野歩夢選手 白鳥とタゲリ。
平野歩夢選手が期待に応えて優勝した。中継をみていたが二回目まで二位のところ三回目にほぼ満点を出して覆した。
決勝(三回目?)を前に、
“色々状況が変わるが、どんなでも対応できるようにしている”と述べ、その通りに結果を出した。
マナーは全く異なるけれども、バンクーバ五輪当時、服装と態度を批判されたパイオニア国母和宏選手を先輩として敬愛しているのではないだろうか。
見た所彼らの世界には独特なまとまりが感じられ、ドレッドヘアーなどもとても似合っている。
同選手はいつも落ち着いている。上掲の言葉など、若くして修業を重ねた茶人のようでもある。将来茶道に進めば立派な師範になれそう。
さて本日も日射しが良く、いつもの場所にコハクチョウが居た。嬉しい事に途中からタゲリが来た。かって何度か突然現れたことはあるが、群で素早く飛んでいるものばかり。地上の写真をちゃんと撮れたのは初めてで、不思議な鳥の印象だった。
タ「今日のところ急ぐんで、さよなら」 「僕の飛翔かっこいいでしょう」
白鳥にとってタゲリは特に珍しくはないことでしょう。珍しかったのは私だけでした。
遊びたがるコハクチョウとエサが欲しいタゲリという風にいたずらしました。
二月の晴れの日 樹下美術館の雪 鳥たち 信州の方から。
二月に晴れれば大気は透明で光は強く、下手な三月の雨天よりも「春」が感じられる。
今日はそんな日だった。
テレビによれば、今年になって既に1時間も日が長くなっているということ、納得させられる。
以下本日の近隣と美術館です。
陽光の美術館。雪は20センチほど。
矢印の所、カフェの前に屋根の雪が集中して落ちます。
本日は施設でワクチンがあった。自院の個別も行われているので忙しい。一段落する暇も無く若年層へと進む。
本日は在宅の無い日なのでヒマをみて樹下美術館の周囲を走った。日中ほぼ晴天が続き気持のよい空だった。花粉症の方はすでに辛い最中になっていて、本日私も目がかゆい。
以下は過日の鳥です。
二番穂をついばむのアトリと雀。穂に実は付いているのだろうか。
間もなくノスリがやって来て群は飛び去った。
タカは見栄えが良い。私にしては珍しくちゃんと撮れた。
本日長野県の方から、現在ハクガンはいますか、と電話があった。
ハクガンを検索されてブログをご覧になったと仰った。是非ハクガンを撮ってみたいということ。詳しく回っているわけではないが私自身、1週間ほど姿を見ていない。
県立大潟水と森公園の事務所が詳しそうなのでお尋ねしてみて、とお返事した。安曇野方面の方のようだった。あこがれの地からの問い合わせは嬉しかったが、お役に立てただろうか。
夕刻のツグミとコハクチョウ 「田んぼのカラス」とは Y字路は魅力的 雪の歌句。
終日絵を描いて過ごした。はかどっているような後戻りしているような妙な具合。何事も為した分だけ意味があるとして納得した。
座ってばかりもいられず、夕刻4時過ぎに車を温めてから近隣を走った。
鳥の影が動いたので車を止めた。雑木林の低地に大きな水溜まりがあり、数羽のツグミがいた。
一両日新雪が足されて餌に不自由していることが考えらたが、戯れたり吸水するなど元気に見えた。
雪降る田んぼにコハクチョウの群がいた。
あちらこちらでカラスが群に混じっている。
白鳥は稲の根をあさるが、カラスはここで何を食べるのだろう。
「田んぼのカラス」。
かってある方が、仕事の出先で成果を上げない部下の様子を「田んぼのカラス」と形容するのを聞いた。出たは良いが何かいいことあるかなと、ぼんやり過ごしすことを指すらしい。
本当にカラスは田んぼでぼんやりしているのだろうか。以来、田でカラスを目にするたび、どうなのか見てみた。
すると全てではないが、熱心に餌を探すわけでもなく戯れるわけでもない。大きな群でも多くのカラスは漠然と「そこに居るだけ」という、手持ちぶさたな雰囲気を漂わていることがよくあった。
この言葉を日常耳にすることはまずない。多分造語だろう。さすがT氏の洞察と感心した。
雪中ひと休みするコハクチョウの若鳥。
若鳥たちは見た目親より気品がある。
帰路の大潟区。
どこであれY字路を見ると、いいなあ、と思う。
明日から高齢者の三回目コロナワクチン接種が三週目に入る。あまり降られると駐車に不自由を生じるのでどうかほどほどにしてもらいたい。
降る雪に鴉の声のくぐもれり
くぐもれる鴉の声に降る雪の深さ思ひて日は暮れにけり
田のハクガン ほくほく線とコハクチョウ 早春鍋?。
時折小雪がちらちら降った曇の土曜日。
ハクガンを見るため(撮るため)午後近隣へ出かけた。最近は居場所が大体分かり、本日四カ所目で出会った。このところ数十羽のグループを見てきたが本日は百羽はいたと思う。
今年撮ったのは飛翔ばかり。本日は田の食餌に出会った。
ヒシクイが守るように囲んでいる。
双方ともカモ科マガン属。
鳥たちの間で自分より希少な種を守ろうという意識?が
働くのだろうか。
以下Wikipediaにある環境省レッドリスト分類です。
環境省のレッドリスト分類
時たま近隣にコウノトリが飛来する。ハクガンと同じくレッドブックでCR(Critically Endangered)に分類されている。是非見たいが出会わない。上越市稲田で最近中学生によって撮影された写真が新聞に掲載されていたが、羨ましい。
雪が少なくなり、髙田のお堀から当地へ戻ったのか、
数が増えているように見受けられる。
夕食は南三陸町の弟から届いた寒ダラ、豚肉、ワカメに地元の豆腐などの鍋。
弟の助言でタレに美術館で採ったフキノトウを刻んで足した。氏によれば「早春なべ」と言うことだった。
抹茶やゴーヤなど苦みが好きなので
一緒に口にすると確かに美味しかった。
ほかにホタテとカキが送られているが、カロリーとコレステロールが高いので明日に回すらしい。
樹下美術館にフキノトウとクリスマスローズの蕾 白菜料理。
予報に雪のマークがついていた本日木曜日。予報が外れ?柔らかな日射しがよく射した。
美術館裏手の土手で雪が消え、妻とフキノトウを探した。
私は五つくらい採り
妻は沢山採った。
まだ降るだろうが、雪の下では春が仕度をしている。
夕食のおかず。
梅干しと塩昆布のダシにゴマをあしらった白菜の炒め物。
白菜がこんなに美味しいとは。
NHKのレシピらしい。
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