医療・保健・福祉・新型コロナウイルス

鳥インフルエンザの感染経路。

2016年12月6日(火曜日)

この度の新潟県における鳥インフルエンザで上
越市と関川村で合計54万羽の鶏が処分された。
具体的な方法は分からないが、炭酸ガスを用
いて死亡させるようだ。
不慣れであっただろう処分に当たった職員は“申
しわけ無いが収束のため涙を飲んで行った”と述
べている。
濃厚なウイルス環境下の不眠不休の作業は、恐
れと疲労の極みだったにちがいない。

ところで一旦始まると直ちに何十何百羽と死亡す
る鳥インフルエンザだが、ウイルスがどのように鶏
舎に侵入したのか不思議である。

ウイルスを保有しながら発症せずに飛来する水
鳥は稀ではないと考えられるが、それらが直接
鶏舎に接触するとは考えにくく、何らかの動物が
媒介している可能性を否定出来ない。

小鳥、カラス、猫、ネズミ、タヌキやイノシシ、昆虫、
人etc。
ところで本日のニュースはいずれの鶏小屋にもス
ズメなどが出入り出来る網のほつれや隙間があっ
たと報じていた。
外部からの小動物は案外容易に鶏舎に出入りで
きたらしい。
それを聞いて今年の4月末に見た、近郷のある鴨
小屋の光景が蘇った。

IMG_9355

IMG_9359
↑16年4月29日、網の隙間から鴨小屋に出入り
する雀。

何十羽のスズメが鴨小屋の網にある隙間から
出入りしていた。
中の餌を求めての事だと思われるが、スズメは
こんな所でも餌をあさっていたのか、と感心して
見た。

そしてこの度の当地養鶏場における鳥インフルエ
ンザ発症。
スズメが?まさかとは思うが、2004年国内で多
発した鳥インフルエンザの際、研究のため多くの
鳥を用いてウイルスを実験的に感染させ、感受性
をみている。
さまざまな鳥のなかでスズメは多く死亡し、鳥イ
ンフルエンザウイルスへの感受性が高い鳥類と
推測されていた。

150233雀の群
2016年2月24日の水溜まりに集まったスズメ。

たまたま今年2月、上掲のように道路の水
溜まりに群がるスズメを見た。
厳しい冬を越せず多くの仲間が亡くなって
いる時期に、この群は強い、あるいは幸運な
個体の集まりだと思い、寒中の水浴びや吸
水に見とれた。

ところで水1000リットルに濃厚感染してい
る鴨類の糞を溶かすと、1ミリリットル中に数
百個のウイルス濃度になるという。
上記の写真の水溜まりにそのような糞があ
れば雀たちに感染が成立する可能性が出て
くる。

ところで感染に弱いスズメのこと、果たしてこ
のたびの出来事で、例年以上に多くの死亡
が確認され、しかもウイルスが分離されてい
るのだろうか、是非知りたいところだ。
一方、以前の鳥インフルエンザの大発生で
ウイルスが分離されたハシブトカラスが多数
死亡していたという知見もある。
カラスもまた養鶏場によく集まることで知られ
ている。

スズメやカラスのほかにもウイルスの媒介
が可能な動物は多く存在しそうである。
私の拙い知識ではもうこの先へ進めない。
冬は留鳥以外に沢山の小鳥が訪れる。
スズメの写真を掲げたが考え方の一例とし
て挙げさせていただいた。
私の大好きな雀に言われ無きことがらが課
せられないことを祈っている。

このたび鶏舎への鳥類や動物の侵入が可能
なことが分かったが、おそらく以前から指摘さ
れていたことだろう。
防疫は重要である。
これで終わりとせず感染経路の詳細な解明
が待たれる。
そして鶏と野鳥と私たちの健康のためにも、
飼育環境が改善されることを願わずにはいられ
ない。

当地でも鳥インフルエンザ。

2016年11月30日(水曜日)

インフルエンザのワクチン接種が垰にさしかかってい
る昨今、新潟県は当地上越市柿崎区の養鶏農場で
鳥インフルエンザが発生した。
二日間で100羽がかたまるように死亡したという。

遺伝子増幅検査(PCR法)によるウイルス同定結果は
本日22時ころに判明するようだが、高病原性型である
こととが予想される。
新潟県では初めて、また日本では佐賀県の発生以来
約2年ぶりだというが、是非とも拡大を食い止めてほし
い。

28日青森県のアヒル農場で1万5600羽、翌日関川村
養鶏場31万羽、本日上越市大潟区養鶏場24万羽など
流行スピードと思ってもみない大規模な施設規模、そし
て具体的な殺処分量などみな驚かされる。
飛び飛びに発生しているのは、病原もとの渡り鳥の飛来
順や辿ったコースに従って次々と発生しているのだろう。

関川では県担当部門が総出で関わっているほか自衛隊
の出動も受けているが作業は慎重かつ膨大、予定の12
月2日の終了がやや危ぶまれている。

加えて本日の上越市の発生である。
寒い現場における連日の対応で担当者の疲労が心配
される。
多くの応援を得て一日でも早く収束されるよう望みたい。

それにしても何万、何十万羽という稠密な養鶏場は一旦
感染が起こればそれ自体ウイルスにとって絶好のイン
キュベーター(増殖場所)となり、ウイルスの増大だけで
なく危険な型への変異にも道を開く。

一方で人工的な飼育環境は動物の免疫力を低めている
事が想像され、感染への抵抗力を弱める事が懸念される。
今後拡大が最小限に食い止められ、また飼育環境の改
善に期待したい。

新潟県の知事は就任早々に大きな出来事に出会う。
前知事は中越地震、この度は連続した鳥インフルエンザ、
医師でもある米山新知事は緊張していることであろう。
分析、鳥→人感染回避、拡大阻止など課題は重い。
健康に留意し、疲労する現場を適切にリードされることを
祈りたい。

案外多い夏太り。

2016年8月25日(木曜日)

この時期、夏特有の飲食が原因で肥満とい
う影響が出やすい。
原因として、
「夏はスタミナ」という観念の過剰。
多くなる清涼涼飲料水やアイスクリーム。
多くなるビール。
美味しい漬け物ですすむご飯。
連日の枝豆、しばしばトウモロコシ。
お中元で頂いた飲食物の過剰。
お盆、納涼会、同級会など集まりが集中。
旅行で増える外食とご馳走。
豊富な果物に夏野菜。

以上のような食の足し算に、暑さによる運動不
足と基礎代謝の低下が加わり、体重増加が生
まれやすい。

その結果、、
糖尿病指標(血糖値、HbA1c)の上昇。
突然の食欲減退ないし下痢症。
安定していた不整脈や狭心症の出現。
トータルで増加した塩分による血圧上昇。
肝機能の悪化。

そこへ血液濃縮と疲労が絡み、脳梗塞、心筋
梗塞、心不全、脱水症、ひいては尿路感染症
や肺炎まで発症が懸念されます。

およそ内蔵や血液はある程度まで黙って過剰
な食生活に耐えますが、限界を越えると突然
疾病を発します。

振り返って過食にブレーキを掛けてやれば、黙
って泣いていた身体は必ず喜びますので、どう
か回復へ向わせてやってください。
身体はとても正直なのです。

ああ先人、佐渡に骨を埋めた都会の女医さん。

2016年7月3日(日曜日)

先日、佐渡へ向かう汽船待ちという東京のご家族が当館にお
寄り
になった。
お孫さんご夫婦と一緒の高齢のご夫婦、93才の老紳士は可
愛い犬を連れ、庭を巡られた奥様には、羨ましいと仰って頂い
た。

別れ際にお会いしただけだったが、ご自分の早稲田中学時代、
會津八一の講義を聴いたことがあると仰った。
カフェに會津八一の本があったことからそんな話になった。

それから一週間ほど経って、思いも掛けず會津八一の本が8
冊送られて来た。

同封のお手紙からご本人は長年地域に尽くされた大正生まれ
の産婦人科医だった。
激変する経済と社会、大陸進出、太平洋戦争、戦後の大混乱。

荒波に翻弄される進学事情、兵役、仕事、家庭の様子が垣間
見られる。

大正生まれの方達は苦労されている、とはかってある僧侶がし
みじみ語った言葉だ。

恵送本
↑我ら新潟県民の誇りの一人、會津八一の関連書物。
幾冊かの本から八一が如何に教え子たちから敬愛されたか、が
分かる。
書物は適時カフェの図書に入れさせて頂くことにしました。

お手紙に、自らの出兵を前に訪ねた奈良薬師寺のことと、八一の
短歌がしたためられていた。

末尾に、時代の波に押される如く昭和15年に東京から佐渡に渡
り、僻地医療に携わり平成14年89才で同地に骨を埋めた女医
である姉の記載が見えた。

この度の佐渡行きは彼女が眠る羽茂の祭と墓参りが目的だったと
いう。
戦時下の医師達は次々軍医として出征したため、地域は極端な医
師不足に見舞われたはずである。
姉君は帰郷の機会を失いながら、無医村化した佐渡で60余年間、
最後まで献身的な医療を遂行、昭和52年に勲五等宝冠章の叙勲
を受けられている。
傍ら手紙主の学費も支え、恩人に値する存在だった。

ハイヒールで颯爽と都会を歩いた女医さんは、羽茂において袴に
下駄の往診姿で納棺されたという。

思いもよらぬ先人の足跡を読み目頭が熱くなった。

本日の学校保健委員会 大潟町小学校のオリジナル朝食本 昔の我が家の食事。

2016年6月23日(木曜日)

本日午後私の小学校母校、大潟町小学校で学校保健委員会
があった。
学校、PTA,区事務所保健師、同管理栄養士、学校医で構成
された22人の委員会だった。

学校、PTA主導でタイムリーなテーマが取り上げられるが、
生活習慣は例年共通する。

前段で健診結果、食生活、体力テストが報告され、後半は朝食
の課題がグループ毎に話し合われた。
食事は何度でも、繰り返すほど意義が深まるテーマだ。

朝の迎え方、メニューのバターン化と工夫、量、前夜の問題まで、
短時間のうち集中してにこまやかに話合われた。

最後に私の総括があったので、夜間(睡眠中)に実は消化と代謝
の活動が極めて活発に行われていること(副交感神経の活動)を
話させてもらい、関連づけて朝食の意義と要点を述べさせても
らった。

以下は本日頂いた今年3月に刊行された同校オリジナルの冊子。


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「大潟町小学校オリジナル 我が家のおすすめ朝ごはんレシピ」
著者・大潟街小学校、協力・同校PTA,同校後援会。
印刷・第一印刷所 全27ページの労作美本。

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朝ごはんはいいこといっぱい! 朝ごはんで、やる気スイッチオン!で
始まり、キャッチも内容もとても良い。

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定番メニューからバリエーションまで15人の提供者のレシピ
をもとに9人の作成協力隊が再現し、教師が撮影、メモや栄養
教諭のアドバイスなどが付く。

伝えたいことを伝えるには、本気か否かが最も肝心であろう。
形だけ整えトライしてみました、では伝わらないし残らない。

よくぞ完成させたと驚かされた冊子から熱心さが伝わり、手に
取ると幸せな気持ちがした。

 

ちなみに同校の潟町村小学校時代、わが家の朝食はカユと菜っ
葉と味噌汁。
昭和20年代、貧しかったせいもあるが、およそ絶対的権力者の
祖母に合わせた食事であり、小学校なかばのころまで、弁当はメ
ザシと漬け物ばかりだった。
私自身、当時の食事を旨いと思った記憶は皆無、食いしん坊の
弟はいつもカンカンだったことを覚えている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日はせいぜい20℃前後で、大変寒かった。

寒かった本日 先日の初ツバメ。

2016年4月11日(月曜日)

急な寒さに見舞われた本日夕刻、数日来気が抜けなかった
方が在宅で亡くなった。
90代半ばの方で、静かな最後だった。

DSC_0070
寒かった本日夕刻の海、この写真を撮って数時間後に看取り
があった。

 

話変わって去る4月5日、美術館の裏手の水田で今年初めて
ツバメが飛ぶのを見た。

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IMG_9639
はるばる南国から来たというのにとても元気だ。

まだインフルエンザは収束しているようには見えない。

しおさいの里のスタッフ歓迎親睦会。

2016年4月8日(金曜日)

普段週一回、特別養護老人ホームの医療担当の一人として近
所の「しおさいの里」に出向いている。
同施設は介護保険制度のスタートとともに開所し、満15年が経
った。

開園に当たって配置医師を探してと行政から要請され、近隣一
般よりやや多い3人の医師で身障者施設を含め85人の利用者
さんを診る形で始まった。
スタッフは熱心で、転倒や感染症など独特な問題があるたび
に集まり、対策を考えた。

一時嘱託を離れ、7年ほどのブランクの後4年前より再度通うよ
うになった。
この間に親身な接遇、生活リハ、感染症対策、認知症や重症者
への取り組みなど全体がさらにこまやかになっていた。

わけても看取りへの対応がよりスムーズに行われていることに
驚きを禁じ得なかった。
入所段階から看取りについて親族と確認しあい、容態悪化の際
はコミュニケーションをいっそう密にする。
その上で介護、看護、医療、相談、管理部門が協力しあっている。

ところで時にこの世界では「預かってやっている」という上から目
線や冷ややかな対応など残念な話を耳にする。
だがしおさいの里は幾分古い建物に属するものの、マンパワー
の質に於いては良く磨かれていると思う。
決して十分とは言えない環境だが、忙しくも暖かなスタッフに見
守られて暮らす皆さんは穏やかに見える。

介護福祉の世界は本人と家族、そして社会を下から支える場所。
そのことを世間がもっと理解し、仕事の厳しさと不十分な報酬制
度に強い光が当てられることを望みたい。

 

歓迎会
↑今夕行われた施設職員の慎ましい歓迎親睦会。
家庭や職場の用を済ませて夜7時半から始まる。
日頃ご苦労されいる皆さんには、どこか突き抜けたような明るさを
感じる。

健診と目標、春が来ている。

2016年3月10日(木曜日)

5年前から今頃になると夫婦してドッグ健診
を受けるようになり、本日午後上越医師会
館へ行った。

身体計測でBMR20、2、体脂肪率18、6%
は昨年とほぼ同じだった。
5年前、BMRが22代、体脂肪率21%代で
一応標準範囲だったものの血液などに問題
があった。

体型だけでも30代へと食事と運動につとめ、
体重は平均57→52キロ代になった。

心身の指標の詳細は個人個人かなり異な
る。
環境とともに、遺伝的特性も大きい。
私の場合、一定以上を過食すると血糖値、
肝機能、脂質、さらに腎機能から心電図ま
で敏感に反応することが分かった。
基本的に虚弱なのであろう。
(小中時代、少々荒れた海で何時間も泳げ
たのに)。

それで筋力を保ちつつエネルギーを減らす
事にした。
腎に余力がないのでタンパク質摂取はぎりぎ
りを狙わなければならない。
加齢による基礎代謝の低下を考慮して実質
10から15%のエネルギー摂取を減した。

その結果、3年前から現在の体重に近づき、
数値がおよそ30才代の平均に入ると、上記
5つのカテゴリのうち4項目が正常化して安定
した。

一般に健康指標の平均値などは極めておお
ざっぱな目安であり、健康の取り組みは文字
通り一人一人で異なる。
内蔵や血液はある程度の異常まで紳士的に
黙っているが、先に厳しい限界が待っている。
また比較的小さな異常でも、積算されて突然
疾病を発症することも少なくない。

ならば薬ということになる。
しかし薬への一方的な依存は原因の改善を
遅らせ、疾病の進行と薬剤追加という望まし
くない循環に陥りやすい。

反省も込めて、身体の改善は何より摂取物
の改善が肝要でかつ日々実行可能な運動
が推奨される。

こんなことから世の中が進み、市中にも身近
な栄養士が居てコミュニケーションが取れる
日が待たれる。

ストレスは風の如く日常にあり、
人生後半のある日から身体は想像以上の逆
風に見舞われる。
近時90才、100才以上のスーパー老人が取
り上げられる。
だが彼らは厳しく選ばれた一種遺伝的エリート
でかつ健康努力を続けた希な人達ではないだ
ろうか。

明日のことは分からずとも、目標だけは持って
いたいと思う。

 

160310
健診の後ホームセンターで草花の種を買い、
スターバックスでお茶と食事をした。

一階の奥に飾られた桜とお城の絵に目を奪われた。
絵の前の椅子にリクルートスーツの若い女性が二人
座った。
春らしい眺めだった。

樹下美術館の開館が近づいた。
(悪い癖でとても長くなりました。)

2月生まれ 全国トップになった新潟県のインフルエンザ 冬鳥。 

2016年2月4日(木曜日)

仕事場の上越市大潟区は一帯でも例年雪が少ない
地域。
今年は少し降っては止み、解けてまた降るを繰り返し、
周辺より多いという話も聞く。

最高4,5℃、最低は-2℃前後でやはり2月は厳しい。
自分は満州の奉天(現瀋陽)でこの月に生まれている。
この時期、寒かったであろう満州のもうもうたる湯気の
産湯を時に想像してみている。

さて当地でインフルエンザが猛威を振るい始めた。
直近の国立感染症研究所の発表で新潟県が
全国トップの届け出率になった。
当院でも高校生~大人を中心に増えている。

インフルエンザでよく耳にするのは、かかったら
十分栄養を摂って、のフレーズ。

だが発熱中は食欲が減退するし、無理に食べると胃腸に
負担をかけ、嘔吐や下痢による体力消耗のリスクを負う。
速やかな回復の為にはむしろ湯茶を飲み軽めの食事が
推奨される。

アトリの群1

アトリの群2
上掲の2枚は先日樹下美術館の近くで見たアトリ(のようです)の群。
シベリア方面から渡ってくるらしいが、
みな元気そうであり、厳冬に大きな群を支える食べ物があるとは不思
議だ。

介護に関心を持たざるを得なかった40年が過ぎて 暖かいマウス。

2016年1月15日(金曜日)

地域包括支援センター主催の会に参加した記事は同夜遅く記載した。
気がつけば日付が変わり本日15日版になっていた。

いつしか過ぎた町医者の40年。
単純ながら当初2才のお子さんは今42才。
15才の中学生は55才。

また、45才だった方は85才で、55才の方は95才になられる。
なにより33だった自分は73才になった。

開業当初から高齢者が多く、仕事は治すことと共に看取りも多かった。
最近は随分減ったがこれまで4,5百人の方を看取っているかもしれない。

しかし人生の最後にかかわる立場にいながら何を得たかは難しい。
ただある時期から「終わり良ければ全て良し」を思うようになった。

薬の代わりに昔の事を尋ね、今の季節や今日の天気を伝え、
時には触るだけが仕事の事もあった。

そんな中で、介護保険は過去の辛酸の克服に一定の成果を上げた。
だが今日長いベッド生活の深刻な側面を生んでいる。
これはすべての人の課題であろう。

如何に介護するか、それ以上に「如何に長く健康でいるか」が
古くも新たな問題だ。

最近では、備えはこども時代から始まっていると言われる。
望むなら「少しでも早いほうがいい」が正解であろう。
成果は「終わり良ければ全て良し」へと繋がると考えられる。
反省を含めて言わせて頂ければ、
およそ体作りの概念は人生の半ばから一新させる必要があるようだ。

話変わって本日暖かいマウスが届いた。
近頃マウスを扱っていると手が冷たく感じるようになった。
もしやと思い暖かいマウスを検索したら幾つかのタイプが本当にあった。

018
「USBであったかいマウス」(1980円)。
普通より大きく、クリック操作は少々固いが、暖かくてほっとする。
温度は二段階切り替わり、お尻に熱源があり青い光がきれいだ。

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