倉石隆作品の貝殻

2010年5月4日(火曜日)

この連休中は遅れに遅れていた図録の作成に没頭しています。今日も写真や作品ファイルの整理に忙しく過ごしました。

室内の女性
女性と共に描かれていた貝殻

  ところで収蔵している倉石作品の中に貝殻が描かれているものが二点あります。一点は貝殻そのものを描いたものですが、もう一点女性とともに描かれた作品です。迂闊にも今まで後者のそれが貝とはっきり気がつきませんでした(こんなことばかりでとても恥ずかしいのですが)。

貝殻
単身モチーフとなって。

 ところでその昔、倉石夫人からアトリエに残された貝を頂きました。それをを取り出して絵と比べてみますといずれも頂いた貝殻と同じではないかと思いました。

頂いた貝殻
頂いた貝殻

  孤独な心に思い出の灯りを点させるロマンティックななきがら、、、。私も昔、佐渡の深浦で拾った大きな巻き貝や、青海町で採取した碗足類の瘢痕化石(大変ありきたりなもの)などを後生大事に本棚に入れていました。

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