無念の休館中 直江津の五智公園を歩いた。

2020年4月12日(日曜日)

3月15日予定の開館日から間もなく一ヶ月が過ぎようとしている。広がる新興感染症をみるにつけ、残念だったが休みにして良かったと思っている。

詳細を把握している訳ではないが、首都をはじめ国内の美術館、博物館の少なからず数は休館になっている。
延期後の再開を4月中とした所はまず無理ではないだろうか。8月31日までを設定している所があり、この方が無難なのかと思案する。

公立や大企業と異なり、樹下美術館は三ちゃん経営も及ばぬ弱小で基盤は弱い。開館していたなら、ニュースに一喜一憂し、心安まる暇はなかったにちがいないと振り返っている。

それにしても齋藤三郎倉石隆とも今年の展示は面白く仕上がっていたはずと自負していた。無雪のおかげで庭はいつもより念入りに仕上がり、カフェはシェリーとマイセンセンを買い足し、妻は新たなメニューを考案して備えた。さらに新機軸の月1回の呈茶の準備は張り合いだった。

現在、暖かな日などは皆様のお顔を思い浮かべながら無念を噛みしめている。

昨11日(土)および本日日曜の週末は五智公園と頸城区の大池憩いの森公園を歩いた。上越市の現状なら健康のため外気と適度な運動は意義あろうと考えている次第。

以下昨日午後の五智公園散策から写真を掲載いたしました。

五智国分寺の三重の塔。

 

展望台へ向かう道での写真です。

 

傷みやすいユキツバキが一輪、しゃんと咲いていた。

 

オヤマボクチの枯れ花。
秋は女王様のように咲いているが、春の姿は過剰なほど悲劇的。

 

二メートル間隔どころか、どんどん先を行く妻。

 

どこを見てもイワカガミが眼に入る。

 

はじめて撮ったアカゲラ。

 

展望台から直江津と向こうに尾神岳を望む。

 

野山は下草、低木から緑が始まる。
大きな木立はまず彼らに日光を与えてから新緑を展開するつもり?

広大な公園は路傍の手入れが行き届き、陽を浴びた草花が情緒良く咲いている。

 

美術館へ帰ると餌台にスズメが沢山きている。
今冬は極めて温暖だった。
それで鳥たちは例年より数を減らさずに済んだのではないだろうか。

大池憩いの森の分は明日掲載させてください。

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