司修先生有り難うございました。

2011年11月18日(金曜日)

樹下美術館の年間イベントは限定されている。本業もあってご期待に沿えず申し分けない、といつも思っている。

司修先生お話される司修(つかさおさむ)先生

恵まれた晴れの日の昨日午後、司修先生の講演会「雪国の画家倉石隆」が無事に終わった。充実のひと時だった。

倉石隆は、大らかな優しさによって司さんご本人はじめ、多くの画家達に敬愛され、周りにはいつも人が集まったという。

芸術作品に込められた作家の道程、人間や父母への避けがたい葛藤と思慕。優しさが代償している悲しみなど、倉石隆を通して芸術家を突き動かす原初的事象(私たちにも共通するもの)が日常の言葉で述べられた。

講演はいつしか私たちの深層も触発し、感動の一時間となった。

 

聞き終えて自分自身、倉石隆を飾れる幸運と司氏のえにしをあらためて有り難いと思った。

ご来場の皆様、まことに有り難うございました。

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