山里、里山の幸 庭仕事。

2012年12月29日(土曜日)

寒くなって上越市牧区の縁者からジャガイモや里芋、豆などを頂いた。山間の野菜はやや小振りだが実に美味しい。違うでしょう、と妻の言う通り新鮮かつ濃厚な風味は一口食べれば分かる。

サトイモ
旧牧村の里芋。

豆
同じく赤インゲンと思われる豆。

現在ストーブに掛かっている美味しい黒豆は妙高市の方から毎年頂くもの(頂き物ばかりで本当に恐縮しています)。

先月ある患者さんからのお米は驚くべきものだった。何気なくご飯を口に含むと手が止まった。香り滑らかさ弾力、まじまじと見た米は見事な輝きだった。

どこのお米ですか、と次の診察でお尋ねした。実はあまり知らない人からの頂き物なのです、三和村かもしれません、と謎めいたお返事だった。なるほど三和区には「米と酒の謎倉」という食の施設がある、農家が分かればぜひ取ってみたい。

本当に美味しいものは家の食事、とは妻の哲学。自分でも小さな畑を作っている。“どこか美味しいものを食べに行きましょう”と誘われると困るらしい。

今夕の妙高連山
庭仕事の合間に見た今夕の妙高連山。左から妙高山、火打山、焼山。

さて本日午前で今年の診療を終えた。お天気は雲一つ無い晴天。午後3時15分から5時半まで腐葉土と肥料を混ぜた土を作り庭に撒いた。慣れない仕事で一時右腕が挙がらなくなり、夕食で握った箸の小指が戻らなくなった。

ここへ来て一転、暖冬を思わせる気配。冬本番はこれから、果たしてどうなるだろう。

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