雨のち晴れ週末の上京 食事 酒場・ルパン 二つの展覧会。

2012年6月17日(日曜日)

先週末午後から上京した。同夜古い友人の快気祝の食事をし、晴れた翌日の日曜日に展覧会を二つ見た。

 

1群馬県北部の田んぼ 土曜日午後の新幹線車中から、群馬県北部は雨の水田。

 

2六本木のカフェ
都内のオープンカフェも雨降り。かすかな蚊取り線香が雨をすっきり感じさせていた。

 

3マンゴービネガー
最後の最後に出たマンゴービネガー。

4ルパン
ついに行ってみた酒場・ルパン

 

土曜日の食事はル・マノワール・ダスティンで五十嵐安雄シェフの料理を堪能した。すみずみまで氏の真心が込められたアラカルトから夏トリュフの前菜と魚料理を二品選んだ、その後チーズ、デザート、珈琲と進み最後に口直しのマンゴービネガーがママレードと一緒に出されて終わった。4時間が経っていた。

   

五十嵐シェフと一緒に
五十嵐シェフ(後列左から二人目)とともに。
およそ年一回、もう20年近く食事会を続けた仲間で会うのは刻一刻貴重になっていく。

 

 

遅かったが、前々から行ってみようというバー・ルパンへ寄った。文士名士たちが愛しに愛した店。ここのカウンター奥で撮られた太宰治の写真はあまりに有名。今でもその席に座ってみる客は引きも切らないという。当夜20席ほどの店内は満員で、若い男性たちが太宰の席を喜んでいた。

 

大騒ぎしなくとも昭和の遺産というべきバーが残り、流行っている。さすが東京、文化の力だ。

  

5紅型展 沖縄復帰40周年記念 紅型 展図録 サントリー美術館 

サントリー美術館の紅型(びんがた)展は独特な沖縄の美を印象づけられる。親しさとともにあるエキゾチズム。明瞭な色と形。多くの国宝があり、衣服として実用された染色芸術は保存状態が良く素晴らしかった。幸せな旅情へ誘われる第一級の展覧会だった。

 

6大エルミタージュ美術館展IMG_9640大エルミタージュ美術館展 新国立美術館 図録
日本テレビ放送網©2012

 

ロシア350年におよぶロマノフ王朝が蒐集した代表絵画作品展。16世紀・人間の世紀、17世紀・黄金の世紀、18世紀・革命の世紀、19世紀・進化する世紀、そして20世紀=アヴァンギャルドの世紀、流れ沿って展示は一見の価値ある。

 

それにしてもまる一日半見ていないコムクドリはどうしただろうか。

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