蔵に描かれていた兎 ほくほく線超快速は「スノーラビット」号。

2015年1月16日(金曜日)

在宅回りで訪れた上越市大潟区の集落の蔵にうさぎの絵があった。
黒い地に白く浮き出る兎はリズムや動きがあってとても良かった。

兎の意匠にされた持ち主にどんな意図があったのだろう。
兎は古来神の使い、多産のために豊穣、山と里を往来する超越性など様々な意味があるようだ。

また脱兎の如くなど俊敏さを表象している。

蔵の兎竹ぐみは庭木を雪から守るための「雪囲い」です。

ところで来る3月15日に北陸新幹線が東京ー金沢で間もなく開業する。
これに伴って従来ほくほく線で越後湯沢-金沢を結んでいた特急「はくたか」が無くなる。

代わって同線に直江津-越後湯沢を「はくたか」に準ずる時間で結ぶ超快速列車が走る。
その愛称が募集されていたが、先日「スノーラビット」に決まった。

私も幾つか応募したが、スノーラビットは思い付かなかった。
日本語でいえば「ゆきうさぎ」。
俊敏、越後の雪、山里の往来、神の使いや豊穣などで「はくたか」に負けない名だ。

そして愛らしい。

外観デザインを工夫して夢あるものにして頂ければさらに良いと思う。

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