サブリーユの土曜JAZZ.

2014年8月30日(土曜日)

小船津浜は「サブリーユ」で月一回の「土曜JAZZ」の日に夕食をした。
以前から行われているのを聞いていたが、実際は今日が初めて。
しかも今月はついにサブリーユが4回目となった。
当店は食材が新鮮なうえ油、塩、その他しつこくなく飽きない。

満席となった会場で演奏はギター、ピアノ、ベースのトリオ。
こじんまりしたレストランでジャズの生音の中の食事、それだけで十分だ。
アマチュアだが、そこにはアマチュアらしい楽しさやスリルがあってまた良いのである。

一ヶ月前に予約をしてその時生意気にも「Eealy Autum」をリクエストさせて頂いた。
コードがすこし厄介ながらリリカルな曲調は、この時期ピッタリであろう。
実際、期待以上の演奏となり拍手に力が入った。
ほかに「It Could Happen To You」が聞けたのも嬉しかった。

サブリーユにて三者三様の持ち味を活かしてスイング。

さてジャズの楽しさはやりスイング感だ。
これが聴く人の心を揺らし、演奏者同士の、客席の、そして双方で高まりを共にする。

以下はエラ・フィッツジェラルドとダイナ・ショア-のデュエットです。
コアな人はもしかしたらジャズでない、と言うかもしれません。
しかし二人が体現しているのはまさにスイング、そしてジャズのエッセンスではないでしょうか。


歌は.”メンフィス・ブルースから1:57あたりでセントルイス・ブルースへ変わる。
息が合った見事なハーモニー。
次第に盛り上がり、4:15からのドライブ感などさすが大御所同士です。
晴れ晴れと歌ってエンディングのハイトーンを決めます。

スイングはエッセンスですが、一方で不思議なことにジャズメンたちは、一旦バラードやブルースなどスローとなると人が変わったように叙情的な演奏をするのです。

031次回「土曜JAZZ」の告知。

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