居ながらの花見 スミレの好意。

2025年4月12日(土曜日)

暖かく晴れた土曜日。髙田の花見は大賑わいと伝わる。この時期いわゆる会場という所へ行かなくとも周囲で満開になった桜を眺めるだけでほどよく心が弾む。

樹下美術館の一本桜もそれなりに風情良く春の喜びを現していた。

美術館裏手のソメイヨシノ。

裏手のあぜ道のスミレ。
数限りない種類があるスミレ。

山路来てなにやらゆかしすみれ草

草花を見ると名前を知りたくなる。しかし奇しくも松尾芭蕉が詠んだように、このスミレは、“別に詳しく名を知らなくてもいいんです。ただ「なにやらゆかし」ければそれで十分なんです。分からなければわざわざ調べたりなさらず、どうかすみれ草とだけ呼んで春の訪れを喜んで下さい”と言っているのではと想像し、好意に甘えさせてもらった。

農道の一部ではヒメオドリコ草が集まって美術館の桜を眺めながら花見をしていた。


美術館が閉まってからテッポウユリの球根を植え、先日来続けている庭の施肥をした。いつしか明るい月が上っていたので本日分を終わりにした。

本日直江津、長岡、新潟からお見えのクラスメイトの皆さん、坂口記念館の帰り道はお分かりになりましたか。楽しいひと時をご一緒させて頂き有り難うございました。

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