2025年3月
午後水鳥たちを探しに回ったけれどコハクチョウもガンも小さな群を観ただけだった。私の探索範囲は狭いため何とも言えないがかなりの鳥は北へ帰ったのではなかろうか。
今冬はハクガン、コハクチョウに十分楽しませて貰い、最後は思ったもみなかったシジュウカラガンと二度出会い、カメラにも収めた。後半は思ったよりも厳しい冬だったが鳥に感謝し、来年また沢山来てもらいた。
ほぼ雪が消えている美術館で少しばかり庭仕事。
昨秋に元スタッフのAさん宅から貰っていたタカサゴユリの種を蒔いた。
花殻を割り種を採る。
何千何万?という数の種。
まだ沢山残っている。
かって同じ種を貰って蒔いたがA宅では花が咲き、我が庭はダメだった。多分出た芽を雑草と見て皆取ってしまったらしい。今年こそは慎重に扱い夏の終わりはタカサゴユリの園にしたい。
一旦蕾を付けたクリスマスローズはその後積もった雪の下になっていた。もう大丈夫なのだが随分変形している。寒かったことだろう、ご苦労さまでした。間もなく温かになるので一休みしてください。
2月1日、雪の前の同じクリスマスローズ。多雨、雪、乾燥、寒暖etc、どんな花もコンスタントに維持するのは難しい。
今冬後半の雪により例年に比べてずっと遅くなったが一先ず庭に関わった。長時間ではなかったものの急に始めたので足腰が傷む。
もう少し暖かくなってもらいたい。
コハクチョウの大きな群 タカが舞い野犬がやってくる 再びシジュウカラガン。
降ったり止んだりを繰り返した一帯の雪は止み積雪も僅かとなりつつある。本日は寒かったが日足は春に向かっていることだろう。
記載が遅くなりましたが、去る3月1日土曜日午後、鳥たちを見に出かけた。柿崎、吉川の区が跨がるような場所でコハクチョウの大きな群を見た。200メートルほど帯状に集まり、一部にガンが混っていた。群はこれまで見てきたなかでも最大クラスの大きさだった。
しばらくすると左側の一群が急に飛び立った。普段白鳥は人や車が近くを通っても飛び立たず、せいぜい後ずさりをする程度なのに。
突然群の一部が飛ぶ。
残った群は一斉に首を伸ばし緊張が伝わった。
野犬と思われる大きな犬が
脇の畦を歩いてくる。
見事に揃った白鳥の反応。
犬は群のすぐ近くを歩いたが殆どの白鳥は飛び立たず、一斉に首を伸ばし左を向き犬が通り過ぎるのを待った。彼らには横から後ろの一部が見えているはずで、敢えて犬と視線を合わさず横目で見るのが警戒姿勢のようだった。
犬は襲わず白鳥は動かず、犬の通過から1,2分して全てが元に戻った。
万一犬が襲った場合、見かけによらず攻撃力があるという白鳥は一斉に反撃したかも知れない。
水田に広がり優雅に過ごしているかに思われる白鳥も空と地上からの危険にさらされていることが垣間見られた。
ハクガンはまだ滞在しているかを確かめるのが探鳥の目的だったが、ここでは見当たらず頸城区へと向かった。
頸城の何カ所かでコハクチョウの群を見た。その中の一つにシジュウカラガンが混じっていた。
2月28日の群と同じかも知れない。
やはりさほど人を恐れない印象。
コハクチョウの口元を追ってみた。この時期ぬかるんだ田で稲株の下に首を突っ込み根を食べるのをよく見る。しかし本日はそうせず、雪面や古株をクチバシですくい、落ち穂や二番穂の米を探している風に見えた。餌はそれで十分なのだろうか。
明日からの週末、再度コハクチョウやガンを見てみたい。週が明けると気温が上昇するらしく、今年最後の探鳥機会になるかもしれない。
今年の齋藤三郎は「茶道具展」です。
今年度の齋藤三郎(陶齋)の展示は茶道具です。茶道具には鉄器、竹細工、漆芸、木工など多くの分野の道具が含まれます。三郎の制作には陶芸と書画がありました。
この度はお茶会で用いられる齋藤三郎の陶芸作品を中心におよび床の間に掛けられる書画も併せてご覧頂くようにしました。
倉石隆の絵画とともに年間を通しての展示になります。季節館あふれるさわやかなお茶道具をお楽しみください。
倉石隆の絵画とともに年間を通しての展示になります。齋藤三郎(号・陶齋)の温かく柔らかみのある器と書画をお楽しみください。
今年の倉石隆は「男の肖像展」です。
本日ようやく樹下美術館今年の倉石隆展の告知とポスター、チラシ原稿が出来た。
スタッフたちも材料などを渡せば出来ると考えるが手を付ければ足りない材料、資料が出てくるのでやり取りしなければなない。
それで下手くそでも自分がやるのが早かろうということで今年も自分で作った次第。
今年の倉石隆は「男の肖像展」にしました。わずかな作品を集めてテーマを決めるのですが、作品の持つ雰囲気を繋いで並べ男性の半生をストーリー的に表現してみた。個人的に気に入った展示になろうと期待しています。
ポスターはアピールポイントを決め、ある程度抽象化してインパクトを出すのが大事だと思われます。しかるに出来上がったのは展示作品全てを入れ、技術も無く説明的いわば実用的になってしまいました。子供のころからの性分で抽象化というとどうも頭が回らないのです。
実は収蔵作品に大変大きな男性像が一枚あり、それは恐いほど圧倒的なので、あまりのことにこの度は止めました。
展示には作品の原題や制作年を表示します。しかし結果として上掲のファイルではほぼ制作年に沿って並びました。一般に作品にご自身を投影されたものが多くみられる倉石氏ですから、孤独を愛し、何度も夫人を描いた氏なりの半生が滲む会場になるとに思われます。
ファイルの右下に真っ白なカンバスを立てた画室の隅に奥様がモデルとして立つ絵をいれました。倉石さんは画面のこちら側に居て、さあ描こうかと言っているのでしょう。姿はありませんが、自分が主人公でもある作品ではないでしょうか。
今年は企画展なしで最終の12月15日まで同じ展示をする予定です。
齋藤三郎の「茶道具展」は明後日に掲載させてください。
フカミ美術の懇親会が髙田であった 霧を抜けて三和区の喫茶去へ。
本日終日静かに雨が降った日曜日。髙田は寺町の長養館でフカミ美術主催の懇親会が催された。過日の小山作之助行事に続き挨拶と講話のお鉢が回っていた。
会場は寺町長養館、さすが海辺の大潟と違い髙田は雪が多い。
40人ほどのお茶人が集まる会なのだが教養的な解説話は苦手。ならば2017年4月に新潟市を来訪された裏千家お家元への呈茶の体験談談に決めた。
かってのブログに掲載済みの8年前の前代未聞の出来事。前もって不確かな事を当日同行した妻に尋ねて仕度した。
時間は15分程度と短く、要点を拾って話した。会場にはその日新潟市でお手伝いをして下さったお二人方も参加されていて懐かしい話でしたと仰った。
ブログを読むと8年前の自分がとても若く感じられる。
まあいい、人生いつでもその時々に「何かを始める」事を重ねれば、気持だけでも若くいられるのではと思った。
長養館の行事を終えて三和区にある「喫茶去」へ行った。どういう訳かそこへは寒い季節に行く。本日は道中霧が立ちこめ雪も多く例年とまた違った三和区山高津行きだった。
GACKT氏が来店して10数年が経ったという。
店内はアンティークが一杯。
時計の棚の奥にアール・デコが見える。
私は病院からカフェインを止められているのでデカフェをお願いすると対応して下さった。
プレートにはアイスクリームや天津甘栗などがあり見た目から美味しそう。詳細はとにかく自分への褒美として食べ、夕食はサラダだけにした。
このところ何かと忙しく予定の美術館の告知は来週に回りました。
今年の齋藤三郎は「齋藤三郎の茶道具」、倉石隆は「倉石隆の男性」です。
遅れて本当に申し分けありません、どうか宜しくお願い致します。
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- 石破首相は果たしてトランプ大統領の受容に叶うのか 雪見舞い。
- 寒波の日、A氏のレコードを頂きに、帰路のタカ。
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