2025年2月24日

寒波が続く 道路に降りる鳥、海岸に現れるイノシシ。

2025年2月24日(月曜日)

昨日日中一段落したかに見えた雪は夜から断続し積雪は増した。平地の積雪は目測50~60㎝、道路脇の除雪車が積んだ雪は1メートル前後に見受けられる。

すでに10日は降ったり止んだりして続く寒波は当地に平年以上と思われる雪をもたらしている。
以下は上越市大潟区の本日日中の様子です。

R8号線小船津浜からブルボンに上る
高架橋からの眺め(西方)。

同じ場所から東方の眺め。

樹下美術館の庭からの眺め。

今月はじめ上掲写真の右側の土手でフキノトウを採ったのが信じられない。「樹下美術館」は今や「雪中美術館」に様変わり。特にカフェの前には屋根の雪が落ちるのでそこは豪雪の様相です。

近くの屋根に雀が三羽。

雀は道路と屋根を往き来していた。雀のほか一羽のカワラヒワが濡れた道路で餌を探していた。
こうなると多数いた鳥の群はひと組数羽など個体数を減らして多数分散し、乏しい餌でそれぞれが生き延びようとする。

さて我が区の浜沿いの県道に数日前イノシシが出て二人?が噛まれて負傷したニュースが流れた。普通イノシシは突進して人を負傷させるが、今回いずれも噛んだというのだからよほど空腹だったのだろう。

冬眠をしない彼らは餌の無い豪雪の山から下りたは良いが、平地も長期の深雪で野菜も見当たらない。ついに海岸に現れたのは、増えすぎと雪でよほど飢えていたからにちがいない。

この時期、大波が打ち寄せる海岸は雪が無く、強い風波によって魚や海鳥の死骸、ときには野菜が揚がる。
彼らが餌を求めて海を彷徨うのは異常なことだが、そこまで追い込まれたからだろう。ほかの動物、鳥類もひもじい思いをしているに違い無い。

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