2025年2月11日

オールドメディアに向う生活 鬼平犯科帳 小山作之助記念イベント。

2025年2月11日(火曜日)

近時、新聞やテレビはオールドメディアと下ろされ、ネットやSNSが主要メディアと評されるようになった。一時私もそんな風に思わなくも無かったがこの半年むしろ新聞を爽やかに感じ、テレビのドキュメント(歴史、旅、科学など)をいっそう好むようになった。

そしてドラマはしばしばBSの時代劇にチャンネルを合わる。夕食時の一時間半など必ずどこかで時代劇が流れるので、それを観ながらということになる。
特に鬼平犯科帳をやっていれば必須となった。ちなみに数日前の再放送では常と異なり最後まで事件の謎を解決せず、手を付けられない世界があることを描き、少しく煮え切らない思いにさせられた。

しかし番組中、
“この太平の世に命がけの仕事などめったにあるもんじゃない、男冥利に尽きるではないか”と名台詞を吐いた。これは一家で鬼平犯科帳が大のお気に入で、各自それぞれ登場人物になり切りあるシーンを再現しあうという弟家族が大喜びしそうな場面だった。
ちなみに彼らは新聞とテレビを見ず、ディスクがすり切れるほど鬼平やパイレーツ・オブ・カリビアンなどを観ると聞いていた。

実は鬼平を観ていると、昨年亡くなった弟への供養ではないのかという気持がよぎる。

過日の鬼平犯科帳の場面。雪、番傘、粋な町人、侍、めし屋、そば屋、掘、荷車、物売り、、、いつも満点の江戸情緒。

役者も情景も素晴らしい。

そんなわけで新たにはじまっている大河ドラマ「べらぼう」もどうやら定着し、これからが楽しみになった。


音楽は鬼平犯科帳のエンドテーマ
「インスピレーション」

本日は来たる23日の小山作之助生誕160周年の講演スライドの仕上げに時間を費やした。直せど直せど修正カ所が見つかり際限無かった。当日最初の登壇、特別講演と銘打たれているので格段の緊張を禁じ得ない。

聞くところによると160名入場とうたわれているがすでに満席に近く、抽選になっているらしい。何人かの方から外れたが何とかならないかと問い合わせを受けた。
会場の前の部分に椅子を足せばもう10数人は増やせそうな気がするがそれも一杯なのだろうか。私のはともかく当日のイベント内容が良く、多くの皆さんが関心を寄せて下さるのはとても嬉しいのだが、、、。

一段落だと思った寒波は昨夜からシンシンと雪を降らせた。一日で止んだが新潟市でもかなり降られた。春にかけて沿岸も大雪になることがあるので油断できない。

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