お天気愚痴 高齢者向け見守りモニター。 

2024年12月17日(火曜日)

本日も午後のいっときを除いてびしゃびしゃ冷たい雨が降った。
過日、上京した後、“冬の関東は晴れ渡る。あまりに晴れるとピンとこなくなる。曇ったり降ったりしているほうが違和感がない”と書いた。しかし連日の冷たい雨に感想が変わってしまい、悪天候への愚痴が多くなった。

本日は在宅回診時、わずかに晴れ間が見えた。だが雲が多く、感じの悪い空だね、とナースに話した。

在宅回り後の西の空。
しばらくすると風雨になった。

意地悪な空に比べ、以下の様に人の営みのほうが心温まることがある。
ある80なかばの方が独居をされている。家の前の小さな畑はちゃんと手が入り、目立った認知症も無いが玄関と自室に小さなモニターが置かれている。
それには、はるか遠隔の娘さんとこちらとが一緒に写るようになっていてお互いの声もよく聞こえる。

過日のワクチンでは
「あ,問診票、問診票」とおばあちゃんが言えば画面の娘さんが、
「ほら後ろの椅子にあるでしょ」
「あったあった」となり、
支払いの段では
「おサイフは膝の上だよ」と娘さんの声。
前もって必要なことを娘さんが確認されているのだろう。まるで同居しているような雰囲気だった。

システムは娘さんが帰郷された時に設置されたという。私達がマスクをして訪ねるので画面の娘さんが慌てたようにマスクを着けられたのが微笑ましかった。
普段は可愛いひお孫さんが待ち受け画面に出ている。先日の帰りぎわ、今年のおばあちゃんは全く問題がありませんでした、良いお年を、と二人に告げた。

いよいよ明日は厳しい寒波の予報。

2024年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

▲ このページのTOPへ