多くの雀が水盤に。

2024年9月7日(土曜日)

田は刈り取りが進み半数以上が終えているように見える。
農家に悪いが晩夏から初秋にかけてスズメたちはお腹いっぱいお米を食べ、やがて来る厳しい季節に備えた事だろう。
スズメについては害益両方の意見がある。稲を食するのは害だが稲虫などの害虫を食べるので益する面も指摘される。
いずれにしても十年十五年前に比べ半減と言っても良いくらい数を減らし続けるスズメは可哀想な生きものとして映る。

また彼らの寿命は2年前後と言われることもあり、スズメを見ると「がんばれ」と心で叫んでいる。

本日午後、樹下美術館にいると近頃珍しく十羽ほどの群が水盤に来ていた。殆どが嘴の根元が黄白色で今年生まれの若鳥だ。不思議に思うのだが親鳥たちはこの時期どこにいるのだろう。

また二年前後の寿命であれば春に生まれた個体と盛夏に生まれたものとでは、人間にすると30~40才ほどの年令差があることになり、同じ0才児でもオジサンと坊やが混じり合っていることにもなる。

 

 

 

スズメの愛らしさは丸い頭と
地味な羽色と頬の黒い斑点。
そして小鳥共通の細い足。

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