不快で警戒を要する暑さ。

2023年8月8日(火曜日)

毎日決まったように35度前後の熱波が続く。この先の天気予報も似たようなマークと気温が並び傘マークは現れない。最後の雨はいつだったかもう思い出せなくなった。

熱心に畑に行っていた人が「茄子くらいなものでほかは全て諦めました」と仰った。今夕のニュースで上越市大潟で38,6度と伝えた。家も仕事場とも冷房が効くのは部屋だけなので廊下や玄関などの熱気は凄まじく、外出時の車は焼けている。

歩いて通学、通勤、買い物などをする都会の街頭インタビューは本当に辛そうで、甲子園の様子はこの世のものとは思われない。外来で聞くととんでもない熱気の職場を余儀なくされている人もいて、夏の気象は限界にきているのではと案じられる。

一昨日の訪問診療で虹が掛かっていた。そこには雨らしいものが降っていたはずだが雲が見当たらず、不吉な感じさえした。

この時期は祭や野球など戸外スポーツ、野外イベント、海水浴ほか夏観光のハイシーズンでもある。近年の異常な高温から熱中症の発生が多発し予報に際して湿度や熱条件などを加味した暑さ指数(WBGT)が発表される。
21未満は「ほぼ安全」、21~25は「注意」、25~28「警戒」、28~31[「厳重警戒」、31以上「危険」とされている。ちなみに本日の上越市髙田で26,9、大潟で26,2の「警戒」レベル。明日も同程度らしく熱中症アラートが発せられていた。

過日の石川県に於ける夏の甲子園大会予選で最高指数31の「危険」レベルを越える日があったという。本来なら試合は中止すべき気象条件で、議論になった模様。サッカーはこのレベルを中止と定めているようだが甲子園の高校野球も朝夕二部制、一部ドーム球場の採用などが課題に上っているらしい。

かって夏の気象に関して不快指数が日常的に伝えられた。もう使われなくなったのかと思っていた所、ググってみると現在も発表されている。通年の指数だが夏の蒸し暑さ(不快)の指数として85以上は殆どの人が不快とされている。ちなみに明日の新潟県は87と出ていた。

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