私の写真。

2023年7月10日(月曜日)

早いもので「館長の写真展」が明日で終了する。16年間撮りためたものを選び藤野氏にプリント及びパネル貼りを依頼、厚くご協力して頂き心から感謝しています。

あっという間に終わってしまうのは寂しいが、多くの方に観てもらい概ね好評をいただき感謝に堪えない。
館内のメモなどには“こういう写真を初めて観て感激した”“情緒や雰囲気を感じる”という感想が寄せられていた。

また本日水墨画家の笹川春艸さんが来館され、さらに“一枚の中で物語があり会話が聞こえそう““風景を撮られても視点が違う気持ちが分かるような感じがする”というメモをお名刺とともに残して下さった。

コメントの中の「会話」はそれに似たことを自然に行っていて、あらてめて指摘されされたことが嬉しかった。またシャッターを切る瞬間、対象への愛情を強く感じていることが多く、撮り終えた後に二度と無い瞬間への惜別に一抹の寂しさがよぎることも少なくない。
老境にあって、生きた証しとして心打つものに自然と眼が行き、それぞれには、重ねた人生のヒダのようなものが隠れているのかとも思う。
そして奇しくも檀一雄が「火宅の人」で何度か述べ、自分も好きな言葉“天然の旅情”というような心境なども現れているのか。

春艸先生、ご好意あふれるコメント誠に有り難うございました。

その後以下の写真をお求めになる方がいらした。

 

 

 

 

さて今週木曜日13日から、今度は拙絵画展になる。作品はなんとか出来上がるが、諦めたものもある。次回は額装した油彩を掲載してみたい。

さて本日で約二ヶ月続けた高齢者と医療介護歓への6回目のコロナワクチン接種が終了した。この数ヶ月、4つ5つものことが同時進行する毎日で、その1つが終わるので非常ににほっとする。薬液調整、事務処理などの面倒を齟齬なく終了させた三人のスタッフには心から“お疲れ様でした“と言いたい。

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