写真展の展示作業が終わった。

2023年6月14日(水曜日)

本日6月14日は明日から始まる杉田玄写真展の展示作業を皆で行った。陶芸用の展示台からアクリルの被いなどを取り去り写真立てを並べ、壁に6枚有孔ボードを掛け、題名キャプショを付けて展示した。台、ボードとも23枚ずつ、合計46点の写真が並んだ。

 

壁際の台を中央に出して壁面との間に通路を作りました。上掲2枚は壁のボードに照明が当たる前の場内です。

 

 

有孔ボードはA4サイズの組写真としました。タイトルは「タゲリとコハクチョウ(4点)」「孤独なコブハクチョウ(4点」「柿崎海岸の夕暮れ(4点)」「海に残す(3点)」「朝日池のオオハクチョウ(4点)」「大潟区に飛来したトキ(4点)」です。

作意も演出も無い近隣中心のスナップです。被写体の動きや旅情、自然の力や美しさに惹かれて撮りました。

ブログ開設の頃から始めた写真。発表など考えたこともありませんでしたが、近年何人かのお勧めで初めての試みとなりました。大変恥ずかしいのですが、自然への憧憬や何かしらの和みを感じて頂ければ嬉しい限りです。

ところでポスターなどですでにトキの写真をご覧になった方から、あんな近くでどうやって撮ったのですか、と聞かれました。
トキ撮影のいきさつを述べますと、2018年2月3日午後、区内のある田んぼを走行中、うす赤い大きな鳥が車の前を飛んで横切り近くの雪の田に降りました。
まさかトキ?車を止め半信半疑でコンパクトデジカメを向けながら近づきました。逃げる様子も無く探餌をしている鳥は確かにトキでした。人工孵化後、放鳥された個体のうち本土に渡ったメスだと、後に分かりました。
放鳥当初いつか佐渡の自然の中でトキを撮りたいと念願していましたが、10年経って本人の方から目の前に現れたのには、本当にびっくりしました。

「大潟区に飛来したトキ」のうちの1枚。

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