検査当日と翌日の退院。

2022年10月24日(月曜日)

検査日の10月20日、15時半近く看護師が迎えに来て検査着に着替えた。スリッパを履き、今や分身となった点滴スタンドを押して看護師とともに検査室まで向かう。

検査着に着替えて記念撮影。
病後一年数ヶ月、意識して7キロは痩せた。
それが心腎の保全にも良かったと思っている。

昨年の救急では真っ暗に感じていた深夜の検査室がとても明るく思われた。施術する主治医医師と担当スタッフに挨拶して十字架に似た細いベッドに両腕を拡げて寝た。前回行った剃毛や導尿カテーテルの挿入はなかった。
検査のためのカテーテルとやワイヤを通す右手親指下の動脈周囲に局麻が打たれる。痛みはこの時だけで検査終了まで何処にも痛みはない。

検査が始まって静かな室内に心電図モニタの心音がピッ、ピッ、ピッと規則的に響く。前回のピピピッ、ピピなどの不整脈とは大きな違いだ。
最後に、検査目的の一つである、ステント設置せず経過を観た狭窄血管について、病変前後の内圧比を調べる検査(FFR)が行われた。医師達がやり取りする数字から機能の回復が想像できた。検査は40分ほどで終了。動脈射入部を止血固定し室内にほっとした空気が流れた。

すぐにモニタ室に呼ばれ検査動画を観ながら待っていた妻とともに主治医の説明を受けた。結果は去る21日のブログの通りだった。

翌日の退院が9時と決まり、妻と別れ再び病棟看護師と一緒に点滴スタンドを押して部屋に戻った。夕刻に少し本を読みぐっすり眠った。

21日退院の朝は晴れ、朝食を摂って部屋を片付けた。9時頃看護師が点滴を抜きに来た。
問題の腎臓を造影剤の悪影響から守る点滴処方をした主治医先生に感謝し、忠実に実施した看護師さんたちにも同じ気持ちだった。繋がれっぱなしの点滴はもう一人の恩人に思われた。

 

退院日、朝の窓外。
配膳に付く食事票に描いた。

 

迎えに来た妻と10時過ぎ病院を後にした。

お世話になった主治医F先生とスタッフの皆さま、そして妻にあらためて深く感謝します。

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